プロフィール

profile
栄村復興への歩み
2011年3月に震度6強の地震で被災した長野県栄村で暮らす松尾真のレポートを更新しています。

カテゴリー

categories

サイト内検索

Search

カレンダー

calender
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
<< October 2020 >>

最近の記事

selected entries

最近のトラックバック

recent trackback

月別アーカイブ

archives

栄村関連リンク

links

携帯用QRコード

mobile
qrcode

ブックマーク & RSS

Bookmark&RSS

栄村復興への歩みNo.388(7月8日付)

 

 五宝木にて7月7日朝、撮影。赤い屋根は山田政治さん宅。


下高井農林高校を存続させよう

 

 7月17日、飯山市の文化交流館「なちゅら」で、高校再編に関する「住民説明会」が開催されます。主催者は県教育委員会です。(午後3時と午後6時の2回開催)
 3月24日に公表された高校の「再編・整備計画【一次】」(案)では、岳北地区については、「今後の学校配置」の項では「当面の間、現状の高校配置を維持する」としながら、その後(うし)ろに「今後の検討が必要な計画」として「将来的に学校規模の縮小や再編基準への該当により2校の存続が困難になった場合は、下高井農林高校を飯山高校の地域キャンパスとする」と書き込んでいます。これは、下高井農林高校の地域キャンパス化(=分校化)に反対し、その存続を求めた栄村議会、木島平村議会、野沢温泉村議会の意見書を無視し、踏みにじるものです。県教委の暴挙・暴走と言わざるをえません。
 県教委の暴走をとめるためにも、17日の説明会への参加を呼びかけたいと思います。


● 「高校再編の基準」と岳北地域の現状
 県教委は「再編に関する基準等について」というものを決めています。それによれば、中山間地の高校(「中山間地存立校」と呼ばれる)の場合、
  ・ 募集定員は120人以上が望ましい
  ・ 在籍生徒数が120人以下の場合、
   もしくは、在籍生徒数が160人以下かつ卒業生の半数以上が

   当該高校へ入学している中学校がない状態が2年以上続いた

   場合には、再編対象とする
  ・ 再編方策は、‖捷擦箸療合、地域キャンパス化(分校化)、

   「中山間地存立特定校」の指定、な臀個篁漾△里い困譴と

   する
とされています。
 岳北地域(旧第1通学区)には、現在、飯山高校と下高井農林高校の2つの高校があります。
 飯山高校は、現在、募集定員200名で、クラス編成は普通科2、探究科2、スポーツ科学科1の計5クラス。R元年度在籍生徒数は621名です。下高井農林高校は募集定員80名、クラス編成はグリーンデザイン科、アグリサービス科の2クラス。R元年度在籍生徒数193名、県教委は、「1クラス40名」をクラス編成の基準としています。
 下高井農林高校の場合、昨年後半期に新聞報道等で「分校化」の懸念が伝えられたためか、今年度の入学者が55人に減少し、心配されています。

 

● 「2035年(R17年)の中学校卒業予定者数の予測」を前面に押し出す県教委
 県教委が「高校再編」の議論で前面に押し出すのが「中学校卒業予定者数の予測(2017年〜2035年)」というものです。
 それによれば、岳北地区(旧第1通学区)は、
    2017年(H29年) 320人(A)
    2020年(R2年) 265人
    2035年(R17年) 156人(B)
と予測されていて、(B)−(A)=マイナス164人、(B)/(A)=49%であるとして、
    飯山高校、下高井農林高校の2校で4クラス(156÷40は4弱)

    の維持すら困難になるので、2つの高校は維持できない。再

    編の対象となる
と結論づけています。
 まったく数字のみの判断で、それぞれの高校の存立意義や歴史、地域の想いなど、まったく思慮に入れられていません。
 また、そもそも、「中学校卒業予定者数の予測(2017年〜2035年)」ですが、私たちの地域の村づくり、地域づくりの努力をまったく否定するものです。
 わが栄村でも「少子高齢化」と人口減少が進んではいますが、ちょうど「2035年の中学校予定者」に該当するH31年4月2日〜R2年4月1日の間に誕生したお子さんが現在8人おられます(村での誕生者と転出入を合算)。近年の栄村ではとても多いといえます。そして、ご両親の双方あるいはいずれかがIターン者であるケースが過半以上を占めています。これから、栄村、さらに他の3市村が移住・定住の促進=地域づくりを進めていった場合、「2035年の中学校卒業予定者」が大きく増える可能性を否定できないのです。
 ましてや、コロナ禍の中で、東京でのアンケートで、「東京在住は無理」とし、とくに若い世代に「地方への移住を望む人が多いという結果が出ています。“テレワーク”というものが普遍化し、東京への移動時間が短い(3時間以内)我が地域への若者(世帯)の移住が展望できる時代になってきているのです。

 


農林高校の新聞(役場ロビーで入手できます)

 

 今回は、高校再編をめぐる現状、とくに生徒数をめぐる問題を紹介しました。数字のみを偏重した拙速(せっそく)な結論(決定)は避けるべきです。
 高校問題への関心を高め、地域での議論を広げて、県教委の独走・暴走にストップをかけましょう。7月17日の「説明会」に是非、ご参加ください。
参加は予約制です。メール(kokoshitsu-info@pref.nagano.lg.jp)または電話(026?235?7452)で、参加日時・氏名・市町村名を伝えて前日までに申し込み。

 


お気に入りの景観(田んぼ・畑)

 「お気に入りの景観(田んぼ・畑)」というタイトルをつけました。最近、「栄村の農業の将来像」ということを考えています。担い手の確保など、考えなければならない課題が多々ありますが、「栄村らしい村の姿・形は?」ということを考えることが大事だと思うに至りました。そういう意味で、いくつかの写真を紹介する次第です。
 

 

横倉集落の田んぼ。左端には飯山線の線路も見えます。(7月3日撮影)

 

 

極野集落の奥山にむかう途中にある田んぼです。法面がかなり高く、草刈りが大変だと思います。水路の維持も大変です。(6月21日撮影)

 

 


手前にせっつぇもん畑、そして右奥には小さな田んぼ(モチ米を栽培)。月岡集落での一枚。
いかにも“栄村らしい”様子です。「栄村らしい姿・形」を考えるうえで欠かせない要素だと思います。

 

 

 

以前にも紹介したことがある月岡集落後川原の棚田。
 昨年の台風19号千曲川氾濫で大きな被害を受けました。上の写真では見えていない川縁は、下の写真に見えるように、千曲川によって不断に浸食されています。
 でも、栄村を訪れる人たちのお気に入りの場所で、小滝にむかう道路の日隠橋付近で絵を描く人の姿を見かけることもあります。
 維持が大変な田んぼですが、「栄村の姿・形」には欠かせない存在だと思います。
 

 


千曲川の治水について、さらに研究と議論を深めましょう

 熊本県など九州で大規模な豪雨被害が発生しています。
 昨年の台風19号災害、その前年の西日本豪雨災害、さらに前々年の九州北部豪雨災害と、大規模豪雨災害が毎年発生するようになっています。背景にあるのは気候変動(地球温暖化)ですね。
 台風19号災害の復旧もまだまだという中で、梅雨後期の大雨期の次には台風シーズンが控えています。川の氾濫、土砂災害、さまざまな災害に備えなければなりません。
 本号では、7月初旬の千曲川の月岡集落付近の様子を観察し、考えてみました。

 


 何処を撮ったものか、お分かりいただけるでしょうか。
 写真左上の家並みがヒントになるかもしれません。日隠橋(村道月岡小滝線)の上から百合居橋方向を撮影したものです(7月5日)。
 千曲川はここで流れの方向を東に変えるのですが、スムーズに曲がって流れるのではありません。一度、日隠橋の下の断崖にドーンとぶつかるのです。上の写真はその様子を撮影したものです。
 このため、千曲川の流れは「いったん止まる」と表現しても間違いではなく、大水時の水のスムーズな流下を妨げます。

 県建設事務所は先月、村議会の治水対策要望の1項目「月岡工区下流部での千曲川の氾濫について、河川管理者が災害の実情について調査し、氾濫に対する対処方針を明らかにすること」への回答の中で、「河川災害復旧助成事業に係り築堤計画策定時において検討」とすると共に、「令和2年度は応急対策として、マレットゴルフ場対岸(小滝地区)での河道掘削を実施します」としています。
 上の写真で示した箇所の流れをスムーズにするために、たしかに必要なことだと思います。と同時に、それだけでは不十分だと思います。3枚の写真を示します。

 


 まず、左写真は千曲川が東方向に流れを変えた先の様子です。写真左端に見える砂地は台風19号で護岸が崩れた跡です。川の様子が写真中央よりやや上のところで変わっています。左岸側が浅くなっています。ここから先の流れがもっとスムーズになるようにする必要があるのではないでしょうか。

 


 写真はマレットゴルフ場先の被災箇所。大水が来たら、また抉(えぐ)られること必至です、

 

 

 その手前の左岸。ここは護岸措置が施されていません。「河川災害復旧助成事業に係り築堤計画策定」に際しては、この箇所も対策してもらわないと、箕作・月岡地区の災害防止を実現することができないと思います。

 


新型コロナ感染症対策、今、考えること(7月8日付)

 東京都を中心に新たな感染者の確認が増えています。
 これが「第二波」なのか、「第一波が未終息」なのか、私にはよくわかりませんが、最大級の警戒が必要です。

 

● 新たな気持で、手洗い・手指消毒や三密回避などをきっちりやりきる
 「もう日常的に当たり前のことになった」という人もおられるかと思います。でも、村にやって来る県外車も増え、緊急事態宣言下とは異なる状況・雰囲気が広がる中で、もう一度、「しっかりと手洗い」等ができているか、チェックすることが必要だと思います。手指消毒の場合、やってはいるが、消毒液のとり方が少なくて、手指全体を消毒しきれていないケースがあります。もう一度、正しい消毒のしかたをしっかり確認して、励行しましょう。

 

● 県の対策条例について
7月3日、長野県新型コロナウイルス感染症等対策条例が県議会で可決され、成立しました。種々の批判がありますが、国が緊急事態宣言を発していなくても、県が独自に観光施設等に休業検討の「協力の求め」をできる法的根拠を定めたという点で、私は意義があるものと考えます。
 そのうえで、私は、感染症対策における県と市町村の連携について、もっと踏み込んだ対応を県に求めたいと考えています。その旨の意見を県にも提出しました。具体的には、「感染者が確認された場合、県は感染者が居住する市町村(長)と緊密に連絡をとり、感染者情報等を共有し、市町村が地域において必要な措置をとれるように協力する」旨を明確にすべきだと考えます。


栄村復興への歩みNo.393(9月26日付)

災害に備える

 

 

 天地集落での1枚です(9月4日撮影)。
 写真右に堀のようなものが見えます。じつは雨が降ると水が流れます。川なのです。大雨災害の1つのポイントはこういう場所にあります。実際、昨秋の台風19号ではここに大量の水が流れ、道路の路肩が崩れました。
 当初、木杭を打ち込んで土止めをしましたが、冬の雪でだめになってしまいました。そのため、役場産業建設課の直営班が石積みをしました。元の石を削っていませんので、表面が不揃いですが、直営班の技術レベルの高さ、「小さな災害箇所」への対応力の高さを示しています。
 

 

 村道天代坪野線の天代集落内路肩崩壊箇所の復旧工事が完成した姿です。
 台風19号道路・河川災害での本格復旧工事では完成第1号だと思われます。写真撮影は9月6日ですが、工事が出来上がったのは8月31日でした。
 既報のとおり、7月15〜16日の大雨では天代川が増水し、この現場でも重機が置かれた工事用仮設道路が大水で削られるなど、困難な条件を克服しての工事でした。

 心配された台風12号は東寄りにコースを変え、栄村にはほとんど影響がなくてホッとしましたが、昨秋の台風19号は10月12〜13日。これからが台風シーズン本番です。


● 箕作の千曲川河岸2ヶ所に大型土嚢を設置

 

 

 写真は8月14日に箕作のお宮のそばで撮影したものです。
 ここは堤防では十分にカバーされていなくて、千曲川が増水した場合に箕作集落に水が入る箇所です。村が今秋の台風シーズンに備えて県に大型土嚢の設置を要請しましたが、「県の今年度予算はもうない」とのことで村が村単独予算で設置したものです。この場所の他、百合居橋近くにも設置されています。
 昨秋の台風19号災害を総括したうえでの村の水害対策の前進を、ほんのわずかではありますが、感じ取ることができます。
 また、県も「予算がもうない」というつれない対応だけで終わっているわけではないようです。7月8日深夜から9日にかけての千曲川増水で月岡集落後川原の水田の被害をめぐっては、県北信建設事務所が被害現場の現認に来てくれました。これまでは農政系列で「農地被害」と認識されるだけでしたが、河川による水害としての認識が初めてなされたのです。これも小さな前進ですが、しかし、その意義は大きいと思います。

 


「ハンマー&ダンス」では栄村は守れないと思います

 「ハンマー&ダンス」、あまり聞き慣れない言葉かもしれません。東京都の小池知事が9月10日の記者会見で使った言葉です。コロナ対策に従事する医療関係者などの中では聞き慣れている言葉だそうですが。
 下の写真にあるように、「コロナ感染者が増えたら、休業要請などをし、減ったら制限を緩和する」というコロナ対処法です。

 


 9月19〜22日の4連休の様子を見ていると、まさに「ダンス」ですね。村内を見ても、国道117号は県外車が大変増えました。道の駅も満杯でした。
 しかし、私は高齢者が圧倒的に多い栄村では「ハンマー&ダンス」は通用しないと考えます。栄村はいわゆる高齢化率が50%に達していますが、さらに深刻なのは、75歳以上のいわゆる「後期高齢者」が圧倒的に多く、しかも「基礎疾患」を有する人が多いという現実です。「感染者が少々増えても、重症化率を低く抑えれば大丈夫」という国がいまスタンダードとしている対応策が栄村では通用しないからです。

 

● 栄村ルール(対策)の明確化を
 「栄村を新型コロナ感染症から守る」――このことを改めて徹底的に明確化することが必要だと思います。その意味で、TVでも新聞でもコロナ関係のニュースが少なく、小さくなっている中で、9月23日、24日、朝と夜の村内告知放送で「役場保健師からのお願い」が流されたことは高く評価すべきことだと思います。
 それに加えて、私は村に2つのことを求めたいと思います。
 1つは、村外からの観光客に対応しなければならない道の駅等の観光施設のスタッフが定期的にPCR検査を受けられる態勢を是非、整備していただきたい。県や医師会、さらには津南町等のご協力を仰がなければならないと思います。
 もう1つは、住民福利施策の1つとして実施されている村民の温泉入浴の利用者が村外から(とくに東京圏)の観光客と絶対に接触することがないようにする措置をしっかりととることです。10月1日から東京がGO-TOトラベルの対象に入る中で、この点を明確にすることは村にとって死活問題だと思います。村及び関係機関の明確な対応措置の表明を強く求めたいと思います。栄村のコロナ感染対策は正念場を迎えていると思います。
 期間は来年3月末までが一つの目安ではないかと思います。インフルエンザとの同時流行が心配されている期間です。9月19〜22日の4連休を見ていると、「もう感染拡大の心配は低い」という議論が出てくるのかなと見ていましたが、4連休の後、厚生省の専門家組織は「減少傾向が鈍化」と注意を喚起し、東京都のモニタリング会議でも「感染再拡大」への警戒を求めています。また、長野県は現在でも東京都を「往来の必要性を改めて検討」の対象としています。今こそ、新型コロナ対策の強化が求められています。

 


秋の景色

 

 栄村のお隣・松之山の棚田です。津南駅近くから国道405号の山道を進むと、峠の上から見えます。今春初めて見て感動し、黄金色になった9月12日に再訪しました。

 

 

 2枚目は旧大島村菖蒲地区の棚田です。
 関田山脈の(栄村から見て)裏側に行くと、このような棚田がたくさん見られます。農作業はかなり大変だろうなと思います。
ただ、「昔のまま」というのではなく、「等高線区画」型の圃場整備が行われたのではないかと推察しています。一度、地元の人の話しを伺いに行きたいと思っています。

 

 

 9月15日の稲刈りの様子です。
 写真奥、遠くの山が見えます。じつは深坂峠です(写真中央よりやや右寄り)。
 撮影場所は大巌寺高原の近く、中原というわずか2世帯の戦後開拓集落です。

 

 

 9月12日朝、深坂峠にて。
 手前のススキを取り込むように撮影しました。空が高く、澄み切っていることを感じ取っていただければ幸いです。

 

 

 何の変哲もない1枚に思われるかもしれません。スキー場内の村道の途中、青倉集落の野々海用水取入れ口付近で撮影したものです。
 初夏にはコシジシモツケソウが咲きます。8月下旬〜9月初めは、(写真手前にまだ見えますが、)ツリフネソウが満開。そして9月下旬になると白い花が満開。キク科のゴマナではないかと思うのですが・・・。

 

 

 9月16日、県道の野田沢付近での夕景です。

 


中間産直払制度第5期、集落協定の申請状況

 中山間地域等直接支払制度の第5期(2020〜2024年)の集落協定申請が8月31日で締め切られました。

 

● 栄村の集計値
 役場に問い合わせたところ、各集落協定からの申請の集計値は以下のとおりです。

 

 

 

 第4期と比較すると、集落協定数に変化はありません。また、集落協定の枠組みにも変化はありません。高齢化のいっそうの進展等の厳しい環境の中で、集落協定数に変化がなかった(減少しなかった)ことは1つの成果と言えます。と同時に、第5期当初段階では集落協定間の広域連携等には踏み込めなかったことも意味していることはおさえておく必要があるでしょう。
 第5期の1つの大きな特徴は、全国的に「第4期の面積維持は困難ではないか」という予想もあった中で、栄村では25万2,472屐福疚25.2町歩)の増加が見られたことです。

 

● より詳しく見る
 協定面積が増えた集落協定は9、減った集落協定は6、増減がなかった集落協定は5です。
 急傾斜の面積は10,692峺困蝓緩傾斜が274,464崛えています。これは地形が変化し、実際の緩傾斜地が増えたということではありません。後に述べる原向集落協定の創意工夫が関係しています。そこで、原向を除いて試算すると、急傾斜地は94,874屬料、緩傾斜地は84,723屬慮困任后しかし、これまた地形の変化で急傾斜地が増えた、あるいは急傾斜地の田んぼが復活したということではありません。月岡集落協定に代表されますが、「一団の農用地」の定義を正当に解釈することによって、第4期までは緩傾斜地と扱われてきたものが急傾斜地として扱われた結果です。

 

● 原向集落協定の取り組みの意義は大きい
 原向集落協定では、第5期、急傾斜地がゼロになっています。非常に珍しいことです。他方、緩傾斜地は47,817屬ら407,004屬悗359,187屬發梁臧な増加となっています。そして、協定参加面積は253,351屐¬25町歩の増加となっています。

 


 この写真は、原向の県道から分かれて圃場の真ん中を走る農道から天代坂方向を撮影したものです。農道は写真に見える部分の先端で右斜めに進みます。この農道の左側は比較的平坦です。このため、従来(第4期まで)は中山間直払制度の対象外とされていたのです。
 しかし、原向全体で農地や水路の管理に共同で取り組もうとすると困難が生じます。非常に簡略化して言えば、中山間直払を受けている人とそうでない人の間で個々人の費用負担に大きな差が出るのです。この問題は、担い手の減少・高齢化等の問題がより深刻になる中で、共同作業を強化していくうえで大きな支障となります。
 そこで、原向の関係者は2つの工夫をしました。1つは、中山間直払の対象となる「団地」の概念について、従来の栄村(役場)の理解=「団地は水路を同じくするもの」の不正確さを正し、「集落協定に基づく農用地の保全に向けた共同取組活動が行われる複数の団地の合計面積が1ha以上のもの」(国の実施要領)を明確にして、原向一帯の農地すべてを集落協定の対象とできるようにしたことです。2つは、原向一体を1つの団地として傾斜度を測ると、従来は対象とならなかった農地が対象に入れられる一方で、従来は急傾斜と判定されてきたところが緩傾斜となることへの対応です。急傾斜が緩傾斜となる農地の耕作者たちが、「原向全体を中山間直払の対象とする」ということで、緩傾斜判定となること(=交付金が減ります)を受け入れたのです。
 じつに画期的なことです。
 しかも、原向の農地での耕作に関わるのは原向集落の人だけでなく、長瀬をはじめ多くの集落にまたがるだけに、この合意形成は凄いことだと思います。
 これからの栄村農業の持続化、集落営農の強化・発展、集落をまたぐ広域的な取り組みの強化の先駆けだと評価してよいのではないかと思います。


八ツ頭の花

 

 9月下旬のある日の朝のこと、青倉の人から「八ツ頭の花、見たことあります?」というお電話をいただきました。見たことがありません。早速、畑に行って撮影したのがこの1枚。ミズバショウなどと同じく苞(ほう)に包まれています。お話を伺うと、「毎年咲くものではない」とのこと。赤い茎も見えています。これを調理する「ずいき」は頻繁に食べますが、こんな花がつくとは知りませんでした。

 


秋晴れ

 

午前9時20分過ぎ。泉平での配達の帰路に撮影。広い大地に3枚だけ耕作されている田んぼで稲刈り。

 

 

道路の反対側にはソバ畑。間に濃い黄色の畑。オミナエシの栽培地ではないか。


最初の2枚の撮影場所は奥志賀公園栄線が泉平集落の近くを通るところ。

 

 

 

 

 

十日町市南鐙塚にて。正面やや右に鳥甲山が見える。田んぼは1枚40a。

 


南鐙塚の稲刈りが終わった田んぼと秋晴れの空。

 

 右腕の調子が悪く、投稿を休んでいたが、投稿で記録を残さないと、せっかくの写真が私のPCの中で眠ってしまう。
今日29日の午前の空はまさに秋晴れ。明け方はずいぶんと気温が下がったが、午前8時頃からはとても気持ちよかった。