プロフィール

profile
栄村復興への歩み
2011年3月に震度6強の地震で被災した長野県栄村で暮らす松尾真のレポートを更新しています。

カテゴリー

categories

サイト内検索

Search

カレンダー

calender
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< May 2018 >>

最近の記事

selected entries

最近のトラックバック

recent trackback

月別アーカイブ

archives

栄村関連リンク

links

携帯用QRコード

mobile
qrcode

ブックマーク & RSS

Bookmark&RSS

雪ん子まつりの雪像

 

 3月17日に開催された雪ん子まつりのメインステージを飾った雪像です。
 今年の雪ん子まつりは好天に恵まれ、驚くほどの人出でした。スキー場に至る坂道にずらっと車が連なって駐車しているなんて状況、これまで見たことがありません。
 昔は雪像づくりの競い合いがあったと聞いていますが、いまはメインステージのみ。ずっと月岡集落の人たちが造って下さっています。16日夜、制作中の様子を拝見しました。

 

 

 13日夜から4夜連続の作業で、本当に頭が下がる思いです。
 雪ん子まつりの村づくりにとっての意味、最も適切な主催形式のあり方など、じっくり議論しなければいけないなあと思います。

 

雪ん子まつりアルバム

 

北信保育園児のダンス。
「ひょっこりひょうたん島」のテーマソングにのってのダンスでした。

 

「ストラックアウト」で少年がボードを射抜いた瞬間。

 

信州プロレスのリングアナウンサー。名実況です。本職

はシステムエンジニアだそうです。

 


雪上リングの熱戦の一コマ。背中が真っ赤でした。


山田武雄さん(和山)が“川の名人”に認定されましたーー《聞き書き甲子園》をみなさん、ご存知ですか?

 和山集落の山田武雄さん、ご存知の方も多いと思います。
 その武雄さんが下写真に見られるように、“川の名人”に認定されました。

 


 イワナのテンカラ釣りの名手で、テンカラ釣りに使用する毛鉤作りの名手でもある。さらに、イワナの「永久原種保存区」として雑魚川・魚野川を守る活動に従事してこられました。長年にわたるそうした活動が評価され、“川の名人”として認定されたのです。

 

● “聞き書き甲子園”という大会
 山田武雄さんが“川の名人”に認定されたという話、マスコミ等では報道されていません。私がこのことを知るに至ったきっかけは昨秋9月20日の昼すぎ、和山の公民館近くで下写真の女子高校生に出会ったことでした。

 


 近くに「群馬県立利根実業高校」と書かれた車が停まっていました。たった3人の姿しか見えないので不思議に思いながら、先生と思われる男性に声をかけてみました。「何か研修で来られたのですか?」、「ええ、《聞き書き甲子園》というので“川の名人”に話を聞きに来たのです」、「へえ〜、“川の名人”って、どなたですか?」、「山田武雄さんという方です。お家、分かりますでしょうか」、「あぁ、あそこのお家ですよ」。
 《聞き書き甲子園》という大会、私はじつは知っていました。関係者が8〜9年前に栄村に来られたことがあるからです。
この《聞き書き甲子園》の結果がずっと気になっていました。

 

● 2月27日、そして3月3日、山田武雄さんから詳しいお話をお聞きしました
 2月下旬、山田武雄さんから「『復興への歩み』の購読料を渡したいので来てくれませんか」というお電話をいただき、2月27日午後、お宅を尋ねました。そして、
   「武雄さん、あの話、どうなりましたか? 《聞き書き甲子園》で

    来た女子高校生です。」
   「ああ、認定証が来たよ。ほら、そこに掛けてある。」
   「あっ、これですか。生徒が書いた《聞き書き》は出来たのです

    か?」
   「届いているよ。これだよ。」

 

 

 上写真が、生徒さんが書いた《聞き書き》の冊子の表紙です。
 女高生は高山七星さんというお名前のようですが、9月20日と11月15日の2回にわたって山田さんにインタビューし、武雄さんのお話をすべて書き留められたようです。標準語に直して書き留めるのではなく、武雄さんの言葉のままに書き留めるのです。そして、それを最終的には5千字のレポートにまとまられました。
 読ませていただきましたが、武雄さんのこれまでの人生の歩み、そして原種イワナを守る活動の全貌とその苦労がよくわかる優れた作品です。

 

● 武雄さんの思いを引き継げる秋山郷にしたい!
 高山さんのレポートの最後には、武雄さんの思いが凝縮して記されています。引用させていただきます。
    「秋山郷で生きてきて、過去を振り返ってみるとイワナの

     原種保存が一番大事だと思う。それをテーマに俺は一生

     懸命やってきたんだ。
     秋山郷毛鉤を守るのは無理だね。……若いもんは皆出て

     行っちゃうからね。後継者がいないっていうのが現状だ。

     『俺たちが伝えたくても、受け継いでくれる人がいない』

     ってことだ。でも、若い人が出ていくのも仕方がないなあ。

     だって、仕事が秋山郷にはねえんだもん。どうしたら若い

     人が来るか、……なかなか難しいねえ。」
 武雄さんの熱い思いと苦渋がひしひしと伝わってきますねえ。

 

高山さんのレポートの一節。写真は武雄さんと高山さん


 前号で書いた「栄村のブランド再建」の記事とつながりますが、村民みんなの知恵と力をまとめあげていけば、〈秋山郷に仕事をつくる、若者が秋山郷で働き、伝統の技を引
き継ぐ〉ということは可能だと思います。

 

● テンカラ釣りを秋山郷体験型観光の目玉商品の1つに
 〈宿は“山の宿”として雄川閣、テンカラ釣りの話と毛鉤作りの手ほどきは武雄さん、渓流釣りのガイドは相澤博文さんと秋山郷の若者一人(候補はいます)。〉
 こんな体験型ツアー、絶対に人が集まります。
 後継者確保までには少なくとも10年ほどかかるかと思いますが、観光活性化(温泉宿泊施設の客数増加)とワンセットで秋山郷を元気にすること間違いないです。
 これを皮切りに、秋山郷の古老たちがいろいろと語り始め、いろんな体験型ツアー、後継者確保への動きがにぎやかに始動していく。
 夢が膨らみます。
 これが栄村のブランド再建の具体的な道筋だと思います。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
栄村復興への歩みNo.330 2018年3月26日発行 (1部100円)
編集・発行人 松尾真 連絡先:電話080−2029−0236、 mail;aokura@sakaemura.net
購読料 月額200円(半年1,200円、1年2,400円)
お申込みはお電話で上記番号までご連絡ください。
口座:ゆうちょ銀行 11100−1361481 栄村復興への歩み協賛寄金
ながの農協栄出張所 普通0009390 栄村復興への歩み発行協賛金松尾眞


松尾まことの議員活動報告第25号(3月15日付)

“正念場”突破へなんとか一歩踏み出しました
           3月定例会の報告

 

 2月21日発行の「議員活動報告」第24号では、3月定例議会を「栄村の正念場」と位置づけ、みなさんに傍聴して下さるよう、お願いしました。
 定例会は5日に開会し、13日に閉会しました。その評価を一言で言うと、どうなるか? 注目されるところですが、私は次のように考えています。

 

   “正念場”を突破することはとても大変なことであり、実際、

   本定例会は連日夕刻5時まで議論が続くなど厳しい展開が続

   きましたが、“正念場”を突破していく第一歩を踏み出すこと

   はできたのではないか。

 

 「第一歩を踏み出せた」と評価するメルクマール(指標)は3つあります。
 第1は、議案審議、とくに新年度予算の審議において、予算・施策が村民の思いを充分に反映したものとなっているか、予算は充分に精査されているか(無駄な支出を削ること等)を議員が具体的かつ徹底的に解明していったことです。
 第2は、振興公社をめぐって、職員(村民)が気持ちよく仕事に取り組め、地域住民の元気の源となる振興公社の実現にむけて、経営体制の刷新の大きな一歩を築いたことです。高橋規夫公社理事長は3月12日付で辞任しました。
 第3は、議員が本会議・委員会、さらに全員協議会で徹底論議し、村民目線での議会意思の形成へ不断に努めたことです。
 もちろん、まだ始まりにしかすぎません。少しでも気を緩めれば、後退しかねません。村民のみなさんに3月定例会の結果をしっかり報告し、みなさんのご意見を募り、それを基にさらに研鑽を深め、村の予算執行へのチェック能力、さらに政策形成能力を高めていかなければなりません。みなさんの一層の注目とご意見をお願いする次第です。

 


◎ 振興公社が新しい道を踏み出します。住民の支援・協力で支え、応援していきましょう。

 村の4施設を指定管理で栄村振興公社に託する5ヶ年契約が3月31日で期限切れとなります。そのため、3月定例会には、村と振興公社の新契約が村から提出されました。
 議会は3月5日の指定管理関係議案の審議に高橋公社理事長(当時)を参考人として招致するなどして、徹底審議を行いました。
 その結果、高橋理事長に退いていただき、新しい体制で振興公社の事業を展開していく方向性を確立することで議会全員の一致をみ、さらに村にも同意してもらい、近日中に臨時議会を開催して、村と公社の新契約を議決するとの結論に達しました。

 

● 職員がやる気を発揮できる環境の整備――公社立て直しの最重要テーマ
 「議員活動報告」前号で報告したとおり、振興公社の赤字は限りなく膨らんでおり、3月定例会に提出された今後5年の収支計画書はさらにひどい予測を示していました。
 私たちは、2月16日に行った公社理事会との懇談会、26日開催の公社職員との懇談会で聴取したことなどをベースに問題点を検討した結果、「理事長と職員の間に深い溝が出来ている。問題は理事長側にあり、そこにメスを入れて、職員が気持ちよく働ける環境を取り戻すことが公社立て直しに不可欠」という判断に達しました。
 7日の本会議終了後、議会全員協議会(議員のみでの議論)を開催し、議員が一人残らず全員自分の意見を述べて、高橋規夫氏の理事長辞任を求めることを確認し、その結論を村と公社の双方に申し入れました。
 3月12日、振興公社の評議員会(理事の任免権を有する)が開催され、高橋規夫氏が3月12日付の辞表を提出、評議員会はこれを受理しました。
 これによって、議会最終日には、新体制の公社との間での指定管理契約が議決されるはずでしたが、「辞任した理事長がなお当面の間、公社を統括する」というまったくおかしな動きがあったため、3月定例会会期中の決着とはせず、1週間ほどの期間をおいて、誰もが納得できる新契約書を整えてもらうということで、村側の新議案提出−審議・議決を臨時議会に先送りしました。

 

● 公社職員と地元住民の協力が重要に
 新体制の構築に踏み出した振興公社ですが、難題が山積しています。職員の絶対的な不足、経営監理体制の不備、赤字を解消できるだけの誘客の方策をまだ編み出せていないこと、等々です。これからの1年間でいっきに再建を実現することは難しいと思われます。〈再建への礎を築く1年〉と考えるのが妥当でしょう。
 そのために取り組まなければならない課題は多々ありますが、いちばん大事なことは公社職員と住民の連携・協力関係を創り出していくことだと思います。村の宿泊温泉施設というものは、純民間企業がただ利益をあげることだけを目的に経営するものとは異なります。やはり、〈村民みんなが気持ちよく利用できる〉ことがベースにあって、職員と住民が力を合わせていくことによってこそ、外からの観光客のみなさんを温かく出迎え、よりよいサービスを提供することができます。
 そういう考えにたって振興公社を再建すべく、議会は村が関連議案を出してきた時だけ議論するという域を脱し、平素から公社の経営・運営をチェックし、よりよい運営のために知恵を絞るように努めていきたいと思います。
(なお、振興公社の再建にむけてのアイディアの一端は私が編集・発行する「栄村復興への歩み」No.329で提案したいと思います。)

 


◎ 新年度予算について

 3月定例会は別名「予算議会」。議会は村長が提出した一般会計総額37億1千万円と特別会計(10本の特別会計がある)総額12億4,542万7千円の平成30年度予算を可決しました。
この予算を執行する形で、4月1日から1年間の村の行政が展開されていきます。
(なお、一般会計と特別会計を合わせると49億5,542万7千円になりますが、この金額が栄村の年間財政規模を表すわけではありません。というのは、一般会計から特別会計に繰入れられたものがあり、その金額が一般会計と特別会計で二重にカウントされているからです。その分を差し引くと、栄村の平成30年度財政規模は約46億5,700万円程度になります。)

 

● 予算案はどのように審議されたか
 予算案は、5日の本会議で村長から提案されました。その後、8日の本会議で総務課長が補足説明をした後、議会が予算特別委員会(議員全員が委員となる)を設置し、同委員会で総務費、民生費等々の費目順に2日間にわたって審査しました。
 予算特別委員会では、議員が「質問の必要がある」と判断した予算の項目を指摘し、村長や課長の答弁を求めます。さまざまな問題点が指摘されますが、村長や課長は予算を正当化する立場から答弁します。
 予算特別委員会ではこういう質疑を一般会計、各特別会計のすべてについて行いました。そして、定例会最終日13日の本会議では予算案に対する反対、賛成の討論を行い、その後、採決が行われました。討論では反対討論はなく、保坂良徳議員が賛成討論を行いました。ただし、保坂議員の討論は「予算案に諸手(もろて)を挙(あ)げて賛成」(=無条件に賛成)ということではなく、むしろ予算案の種々の問題点を指摘し、予算執行に際してその点に留意することを村長に厳しく求めるというものでした。
 採決は起立方式で行われ、議長を除く9議員全員起立の全会一致でした。

 

● 予算案可決の意味
 「賛成討論」について「諸手を挙げての賛成ではない」と書きましたが、私を含めて多数の議員がそういう思いです。
 では、なぜ「反対」し、否決しなかったのか。新年度が間近に迫り、3月定例会で予算が成立しない場合、4月1日からの村行政がストップするからです。国レベルでは、3月31日までに新年度予算が成立しない場合、当面する行政執行に必要な経常経費のみを計上した暫定予算を編成しますが、村レベルではそういう暫定予算の編成には困難があります。
 否決を選択するのは、4月1日からの行政機能のマヒを覚悟してでも否決しなければならないほどの大問題がある場合に限られます。
 残された対応策として「一部修正」を議員が提案するという方法がありますが、削るべき費目を削るというだけでは修正案として認められません。予算の歳入・歳出の全体について整合性がつくように修正することが求められ、かなりの時間と専門知識を要する作業となります。議会開会1週間前に初めて予算書を渡された議員が議会開会中にそこまでの修正作業をすることは限りなく不可能に近いことです。
 したがって、私たちは予算の成立を認めた上で、今後の予算執行段階で無駄な支出をしないことや補正予算での実質修正を村側に求めていくという道を選択しました。

 

● 村民の暮らしに直結する事項
 新年度予算で村民の暮らしに直結する事項を紹介します。
 1つは、介護保険料の値上げです。
 予算と同時に3月定例会に提案された「栄村介護保険条例の一部を改正する条例」が賛成多数で可決されました。この結果、65歳以上の1号被保険者の支払額は基準額で月300円(年間3,600円)引き上げとなりました。年金のみで生計をたてている人にとっては非常に大きな打撃となります。
 2つは、保育園の保育料の引き下げです。
 少子化対策の重要性が叫ばれる中、子育て家庭の負担が軽減されること自体はいいことだと思いますが、今回の予算での保育関係施策は、保育園父母のみなさんが村に要望されている最優先事項(保育士体制の充実など保育環境の整備・充実)に充分に応えるものにはなっていないと思います。
 3つは、秋山の交通対策です。
 朝と夕の秋山・和山行きの路線バスが無くなったことに代替するデマンド交通を津南町と共同で運行する予算(総額1千万円、津南町と折半)が一般会計に計上されました。

 

● 無駄な支出、疑問のある支出・経費算出について
 先に書いたように、新年度予算は全面賛成できるものではありません。とくに問題があるものについて(紙幅が許す範囲ということで)4点に限って指摘します。
 第1は、村民の思いが予算に反映されていないものがあることです。典型が消防団の待遇改善をめぐる問題です。3月定例会には消防団の待遇に関する条例の改定案が出され、予算もそれに合わせる形になっています。ところが、総務省基準では消防団員への報酬が3万6,500円であるのに対して、村ではわずか1万4千円(月額ではなく年額です)。背景には村の財政事情もありますが、いちばんの問題は消防団の活動に対する思い(評価)が村側から伝わってこないことです。
 第2は、無駄な支出、練られていない支出があることです。前者の典型は「食の高付加価値化プロジェクト」(約128万円)。予算の77%が村外アドバイザーへの謝金や委託料に充てられ、村民はタダ働き同然の扱いになっています。また、物産館食堂・厨房改修費として4,950万円も計上されていますが、「道の駅」と物産館をどんな施設にしていくかの全体像がまったく練られていません。
 第3は、この1年間の議会での村長答弁が守られていないことです。たとえば、12月定例会で村長は私の質問に答えて、「若者定住マイホーム支援事業」と「住宅リフォーム支援事業」を抜本的に見直すとしたにもかかわらず、新予算に前年とまったく同じ予算をつけてきました。しかも、3月補正予算でこれらの費目のほとんどが使い切れないで減額する修正をしているにもかかわらずです。
 第4は、不明瞭な金額があることです。簡易水道の水源地・配水池の買収が予算計上されていますが、計12か所で総額は約127万円。1崚たり283〜319円になります。ところが昨年、切明の水道源泉地の買収は1崚たり1,500円。まったく納得し難いことです。

 

 以上、新年度予算に関する報告です。今後の予算執行状況をしっかりチェックしていきたいと思います。

 


◎ 森川村長の不適切発言について

 すでにご存じの方も多いことと思いますが、3月6日の一般質問への答弁において、村長森川浩市氏が、私・松尾眞の名を挙げて、まったく根拠なき誹謗中傷を延々と行うという前代未聞の事態が起こりました。私の名誉を毀損(きそん)するものであり、議会の秩序と規律を破壊する暴挙です。
 議会は8日に議会全員協議会を開催し、この事態について協議し、全会一致で森川氏に撤回と謝罪を求めることを決めました。そして、翌9日、森川氏に〈撤回・謝罪〉をするように申し入れました。しかし、森川氏は拒否。事態は暗礁に乗り上げました。
 12日、私は公式的なルートで、村長が発言を撤回すること、それに対して私が冷静に対処することを求める打診を受け、了解しました。しかし、議会最終日の13日になると、森川氏は「撤回を撤回」、すなわち撤回も謝罪もしないというのです。これにはもう呆れ果てるしかありません。

 

● 刑法230条違反が明々白々な誹謗中傷
 森川氏の発言は、刑法230条が犯罪と規定する「公然と事実を摘示し、人の名誉を毀し、損した」ものです。森川氏は、私が議員という公職の地位にあることから、同条の例外規定に該当し、森川氏は罰せられないと強弁しているようです。しかし、その例外規定は、「真実であることの証明があったとき」に適用されるものです。いま現に松尾が「中核派と関係がある」とか、「村民を脅している」というような荒唐無稽なでっち上げ話が「真実である証明」など出来ません。森川氏の発言が刑法230条に違反するものであることは誰の目にもあきらかです。

 

● 議会の秩序と規律を破壊する暴挙
 森川氏の暴言は私・松尾を誹謗中傷するにとどまらず、議会の秩序と規律を破壊するものであり、議会への攻撃でもあります。
 地方自治法や議会会議規則は、議員が他の議員を個人攻撃することを固く禁じ、そのような行為は懲罰の対象とすることを規定しています。最も厳しい懲罰処分は議会からの除名、すなわち議員資格のはく奪です。しかし、行政の首長がそのような行為を行うことは想定しておらず、議会の懲罰権は首長には及びません。
 そこで、議会は全員協議会を開催し、徹底議論の結論として、森川氏に発言の撤回と謝罪を求めたのです。森川氏がこれを拒否したことは、議会の意思をまったく無視することを意味します。

 

● 法的手段を用意しつつ、事態に冷静に対処していきます
 議会には森川氏に〈発言撤回・謝罪〉を強制する権限がありません。同時に、〈撤回・謝罪〉を求める姿勢を堅持しています。9日の全員協議会でそのことが確認されました。
 私・松尾は誹謗中傷を受けた被害者本人です。
 村民の方々から、また近隣市町村の方々から「攻撃に負けないで」という励ましの声をたくさんいただいています。有難うございます。
 私は、栄村議会の議員(議会の一員)として、議会の意思に基づいて行動します。すなわち、森川氏に〈撤回・謝罪〉を求めるということです。
 同時に、被害者当人として、身を守るために必要なことはせねばなりません。すなわち、法的手段に訴えることです。私はすでにその用意を整えていますが、究極の目的は議会の秩序と規律の回復にあります。そのことを肝に銘じ、議会のみなさんと緊密に連携しながら、冷静かつ慎重に対応していく考えです。
 村民のみなさまのご理解とご支援をお願い申し上げる次第です。

 

 

◎ 議会と議員の役割について思うこと

 今回の3月定例会を終えて、私は予算議会を2回経験したことになり、早いもので議員になって満2年を迎えようとしています。
 昨年の村議選で初当選された議員の方々からは、「1年生議員だが、今度の議会では1期4年分くらいの勉強をさせてもらった」という感想をお聞きしています。私自身もたいへん学ぶことの多い議会でした。3点ほど、思うところを記したいと思います。

 

 第1点は、時間をかけた調査・勉強・話し合いが大事だということです。
 予算議会に臨むにあたっては議員仲間で勉強する機会もありましたし、また、議会全員協議会で時間をかけて議論し、議会の意思を形成することも多くありました。今後、審議すべき内容が量的にも質的にも膨大なものとなる予算議会などでは会期以前の段階で議会全員協議会をフルに活用し、役場の説明を求め、議会としての意思形成を進めていくことが望ましいと思います。
 第2点は、〈チェック機能〉の発揮が新しい政策・政治をきりひらいていくということです。
 「この予算はどういうことを実現しようとしているのか」――ここをしっかりと把握すると、村民の願いを反映する施策の実現にむけて、役場と詰めた議論をすることができます。平素から行政担当者に実務的なことをしっかり聞き取ることを不断に行っていけば、自(おの)ずと〈チェック能力〉が高まり、より良い施策に実現にむけて提案することもできるようになります。
 第3点は、報告活動を中心として日常活動をいっそう強めていかなければならないということです。
 3月議会には多くの村民の方々が傍聴に来てくださいました。が、「傍聴者への資料配布がないため、議場の質疑が理解しづらい」という声をたくさんいただきました。議員が平素から村の施策等についての報告をしっかりやっていけば、議会の質疑を理解する土台が形成されるのではないかと思います。それには、私自身がもっともっと勉強しないと充分な報告ができません。改めて、議員としての責務の大きさをしっかりと受け止め直し、日常活動のいっそうの強化に愚直に取り組んで参りたいと思います。
 今後とも、様々なご意見、ご指導をいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

 


栄村復興への歩みNo.329(3月16日付)

  • -
  • 2018.03.26 Monday

 

 10日午後、中条川に架かる貝立橋を越えてすぐのところで撮影したものです。
 バックにはまだ白い雪がたくさん残っていますが、フキノトウが力強く姿を現し、花が咲いているものもあります。
 私がこの付近でフキノトウの姿を今季初めて見たのは2月26日(下写真)。それから2日後、3日後、相次いでフキノトウの天ぷらをいただく機会がありました。また、上の写真を撮った2日後だったでしょうか、国道117号線白鳥大橋を渡ったあたりで、道端にかがみ込む女性の姿。車を停めて、「フキノトウ、出ていますか?」とお尋ねすると、にこやかな表情でフキノトウが入った袋をかかげて下さいました。

 


 地域によってはまだフキノトウを採れないところもあるかと思いますが、もう春ですね!
 春らしく、元気いっぱいに頑張っていきましょう。


村民みんなの参加で振興公社を立て直しましょう

● 振興公社は栄村のみんなにとって大事な存在
 振興公社の「興」という字は「興(おこ)す」という意味です。つまり、振興公社は、その名の通り、栄村の村おこしの中心となる存在です。
 村民の多くのみなさんが「振興公社はどうなるのか?」と心配されています。
 みんなが自分の思いを声にし、その声と公社職員の気持ち・働きとが結びつけば、振興公社は必ずよくなると私は確信しています。私は議員としての仕事もそういう気持ちでやらせていただいています。
 懸命に働く職員の士気を挫くような振る舞いをする方にはご退場願って、一日も早く“明るい振興公社”を取り戻したいものです。村民みんなが力をあわせて、そういう振興公社を取り戻していきましょう。

 

● たくさんのお客さんを迎え入れるには、どうしたらよいか
 振興公社を村民みんなの力で盛り上げていく取り組みはこれまでにも見られます。「トマトの国」の温泉に通う村民は、自分の畑でとれた野菜を宿泊客の人たちに食べてもらおうと無料で届けています。
 その野菜や山菜、「トマトの国」の料理に使われ、宿泊客のみなさんから好評を得ています。「農家が届ける新鮮野菜モリモリ料理」、こんなメニューを打ち出せば、「トマトの国」の有名料理、ブランド商品になるでしょう。

 

東京の中高生が書いた寄せ書き(一昨年8月)


 「トマトの国」を利用する客層の重要な核は、栄村に農村体験や農村調査にやって来る学生団体です。1団体がかなりの人数になります。「トマトの国」の従業員は現在3名。この3名だけではとても対応しきれません。正規職員を少なくとも5名体制に拡充するとともに、たとえば朝食時の人出不足を埋めるために地元(中条、青倉、森)の人に1〜2時間のお手伝いをお願いする。無償ボランティアか有償かは、振興公社の財務状況を見ながら判断すればよいですが、赤字が大きい現状から脱却するためには無償ボランティアを買って出るよという人も数多くおられるようです。
 また、「トマトの国」そのものを体験学習や調査学習の場にすることも有効でしょう。
 村の歴史・伝統や食について、かあちゃんやとうちゃんの話を聞ける場にするのです。一人暮らしの人にとっては、自宅に学生さんたちを迎え入れるよりも、「トマトの国」で話をするほうが負担も軽くてよいのではないでしょうか。温泉に一緒に浸かりながら、いろんな話をする・聴くというのもよいと思います。

 

● 村の人たちがのんびり温泉と昼食を楽しむ機会を増やす
 最近、こういう声をよく聞きます。「先週、仲間のかあちゃんたちと十日町の温泉に行ってきたんだよ。お昼も食べてね。まあ、そんなに贅沢もできないけれど。でもさ、村に温泉があるのに、なんで十日町までいかなきゃなんねえのかな」。
 「トマトの国」の日帰り入浴の時間が「午前11時〜」から「午後2時〜」に短縮されたこと、昼食営業がなくなったことが原因です。
 人手不足の「トマトの国」では従業員が大変なことはよくわかります。
 ひとまず、月2〜3回、あるいは週1日に限定して、〈お昼にのんびり温泉入浴〉の日を作ってみてはどうでしょうか。さすがに農繁期には〈昼からのんびり温泉〉という人は少ないでしょうから、田植えの後とか、農閑期に限定した取り組みでもいい
と思います。

 

森集落の人たちの「トマト」での昼の集まり(昨年12月)

平素の昼入浴はもっと簡素な昼食で充分ですが


 お昼の食事は何千円もする宴会料理ではなく、せいぜい千円までのものを2〜3種用意できればいいと思います。やって来る人たちは車を運転できない人が多いですから、送迎付きにする必要があります。そして、これも「俺が送迎してやるよ」というボランティアの人を組み込んだ送迎システムにできるといいなあと思います。

 

● 地元の施設運営協力会と公社の協働のしくみを
 野菜の提供やボランティアの話が出てきましたが、振興公社というものは純営利企業ではなく、地域の振興をめざす公的性格を有しています。
 ですから、その事業運営は公社の社員だけでやるのではなく、地元の人たちと意見交換をしながら運営するのがベストだと思います。
 「トマトの国」には「愛湯会」というものがあり、年に数回、「トマトの国」で懇親会をやっています。3月15日にも開催されました。「愛湯会」はあくまでも温泉を愛好する人びとの集まりですので、「愛湯会」をそのまま施設運営協力会にスライドさせることはできません。しかし、「施設運営協力会」的なものをつくる素地は存在していると言えるでしょう。もう一歩、前に進めることは充分に可能だと思われます。北野天満温泉でもそういう地域の人たちがおられるようですし、秋山の人たちは秋山郷の2施設に思い入れがあると思います。
 


震災から7年、《栄村》というブランドの再建を

「3・12 栄村」が浮かび上がった灯明祭

 

 あの大地震から満7年。当然、「あれから満7年、栄村はどう変わった?」、「これからの栄村はどうなるのか?」と考えます。
 私の場合は、今年の「3・12」を迎える日々が、栄村振興公社の経営状況を示す種々の数字とにらめっこする日々と重なりました。気持ちは暗くなり、悶々(もんもん)と考え込む日々もありました。
 いちばん気になったのは、振興公社指定管理4施設の宿泊者数が年々減少していることでした。
 その数字は、しかし、秋の秋山郷を数日に一度の頻度で廻り、観光客の動きを見ている私の実感とは大きく異なっています。事実は〈観光客は来ている。なのに、宿泊客は減っている〉のです。どうしてだろう?

 

3月3日に秋山郷・上野原で出会った人たち

秋山郷を訪れるようになって6年目、冬は3年連続という東京や岐阜の写真愛好家グループ
 

 考えに考え抜いて、ひとまずの答えを導き出しました。答えは2つです。
 第1の答え、そして最重要の答えは、人びとに「栄村へ行ってみよう!」と思わせる《栄村》というブランド力の低下です。
 私が栄村を初めて訪れたのは今か ら13年前の2005(平成17)年です。きっかけは、「合併しない。自立の村」、「田直し・道直し、下駄履きヘルパー」で全国に知られる村であったことです。
 栄村に移り住んで以降、全国各地の自治体の議員らが栄村を視察に訪れる姿を頻繁に目にしました。視察者が宿泊したのは近隣市町村の宿だったかもしれませんが、そういう議員さんの数を数倍、数十倍する〈栄村ファン〉の人たちが栄村を訪れ、宿泊しました。
 以上が、2000年代に入って最初の8〜10年の栄村です。
 2008年5月、高橋彦芳さんが村長を引退されました。すると、次第に視察も減りました。
栄村の最初の危機が迫って来ていたのですが、そこに2011年3月12日、大地震が発生しました。栄村の大試練です。
 でも、意外な結果が出ました。栄村単独で10億円以上の義援金が寄せられたのです。日本赤十字などを通じてではなく、自治体そのものに10億円を超える義援金が寄せられたというのは東北の市町村でも見られなかったことです。
 そして、復旧支援、復興支援にボランティア、視察、さらに「観光」の人たちが次から次へとやって来てくれました。また、復旧・復興に係る交付金がたくさん入り、工事関係者が村中に溢れました。宿泊施設の泊り客等について、「経済」の言葉で言えば、「震災特需」、「復興特需」が発生したのです。それは、全国に名を知られた高橋村政の存在による誘客力の後退をカバーして余りあるものであったとすら言えます。
 しかし、「特需」というものは2〜3年しか続かないものです。2014(平成26)年頃から徐々に厳しさが増してきました。それと重なるのが2013(平成25)年に一般財団法人に衣替えした栄村振興公社の急坂を転げ落ちるような赤字の増大です。2013〜15年はいわゆる「3億円事業」で真の赤字額が隠されていましたが。
 そんな時に現れたのが森川村政であり、振興公社の高橋規夫理事長体制でした。
 振興公社理事長が高橋規夫氏に替わってほぼ2年。理事長就任から半年経つか経たないかの一昨年9月、まず、「トマトジュースの仕入代が支払えない」という問題が浮上、そして昨年1月、5千万円の出捐金の問題が村を揺るがしました。
 それから1年、振興公社の2017(平成29)年度決算は赤字が4,600万円を超え、村から入った指定管理料(1,850万円)、出捐金5千万円を喰い尽くしました。その一方で、理事長らは総額400万円を超える報酬を手にしていると言われています。
 経営に責任をもてない人が「舵取り役」では、《栄村》というブランドが衰退するのも当然と言わねばならないでしょう。
 《栄村》という、本来は輝かしいブランドを村民みんなの力で取り戻し、再建するべき時が来ていると思います。みなさん、いかがですか。

 

 先に「答えは2つ」と書きました。その「2つめの答え」に話を移しましょう。
 栄村の資源を活かす総合企画力、総合プロデュース力が必要だということです。
 秋山郷、〈来る人が減った〉のではありません。人はたくさん来ています。でも、せいぜい長くて2〜3時間で〈通過〉していきます。なぜでしょう?
 〈見どころ〉の案内(交通案内の標識等)がないから、国道405〜秋山林道〜奥志賀公園栄線を素敵な風景を見ながらドライブし、途中、中間点の切明でひと休憩する。これだけだと2〜3時間で充分で、〈通過客〉で終わってしまうのです。
 日本アルプスに匹敵する、いや、距離感の近さから言えば、日本アルプス以上の迫力を有する鳥甲山の絶景。それを真正面から眺められる「のよさの里」、「天池」。この「のよさの里」や「天池」を訪れる人が秋山郷を訪れる人の何割ぐらいか、ご存知でしょうか。

 

国道405を屋敷から上野原・切明方面に向かう時、真正面に鳥甲山連峰の白沢が眼前に大き

く広がります。

 

 405を走ってきて、「のよさ」や「天池」がある上野原集落の入口に入っていく車は多く見積もっても10台中3台がせいぜいではないでしょうか。でも、人びとに関心がないのではありません。
 観光地であれば、たとえば5km手前に「この先5km、絶景・鳥甲山眺望地、天池」といった看板が国道脇に設置されています。4キロ先、3キロ先、2キロ先にも看板。そして、1キロ先、500m先になれば、「この先1km左折、天池」と大書された看板があるはずです。
 さらに、そうして辿り着いた天池、ただ景色だけでは物足りないですね。やはり、秋山郷の暮らしぶりにも及ぶような地元の人との会話のチャンスが広がれば最高です。もちろん、人それぞれの暮らしがありますから、観光客の都合に合わせる暮らしは無理です。そこで活躍するのが案内人であり、観光プロデューサーです。そんな人材はいるのか? います!ひとまずは、秋山の地域おこし協力隊メンバーの活躍が期待されます。
 そういうことの積み重ねから職業的ガイドや総合プロデューサーが生まれてくると思います。

 

 いま、栄村は苦しい局面です。明るい話題よりも暗い話題が多い感じがします。
 その局面を転換する時が〈震災満7年〉の今なのではないでしょうか。村のイニシアティブを村民の手に取り戻しましょう。


明石大橋橋脚工事、今期工事は中断・撤収に

 残念なニュースがあります。平滝の千曲川で行われている明石大橋の橋脚工事ですが、今期の工事が中断、そして撤収という判断に至りました。
 3月9日(金)から雪融け水・雨水で川の水位が急上昇し、ヤードが水没、工事用道路も破損するなどの事態になり、これ以上の工事続行は危険と判断されたためです。

 

3月10日の様子。工事用ヤードの大部分が水没し、工事用道路の先

端が水流で破壊されています。


 施工を担当されている北野建設の現場代理人さんにお聞きしたところ、本年秋〜来年春の工期で今期の残り分と来期分を合わせていっきに完成させる方針だということで、そのために川の水位と工事用ヤードの作り 方を再検討するとのことです。
 県道箕作・飯山線の2020年全線開通のスケジュールに変更はないようです。

 

 

<後記>
 No.329は「3・12」前、3日頃に発行したいと思っていましたが、3月議会にむけての準備に忙殺され、結局、16日発行となってしまいました。申し訳ありません。
 3月はもう1号発行したいと思っています。出番を待っている記事原稿も溜まっています。
 よろしくお願いいたします。


松尾まことの議員活動報告第24号(2月21日付)

 

3月議会(5日〜13日)は栄村の正念場
傍聴に是非お越しください

 

 3月議会は新年度予算を決める定例会で、年間で最も重要な議会です。さらに今年は、森川村政の動向と振興公社の4,600万円強にものぼる大赤字への対応をめぐって、重要度が高まっています。栄村の正念場と言って過言ではありません。
 第1に、森川浩一村長の施政方針の提示をめぐる状況です。3月定例会では冒頭に村長が「施政方針」を述べることになっており、演説草稿を事前に議会側に示すことが慣例となっています(一般質問の準備の関係での措置です)。しかし、今回は事前提示がなく、3月5日にぶっつけ本番の演説になるそうです。森川氏は年初来、「4年任期の折り返し点。公約実行へ大胆な予算措置をとる」とさまざまなところで発言しています。なのに、施政方針の草稿が当日まで出来ないというのは理解し難いことです。率直に言って、「森川氏は何を考えているのか?」、「栄村をどこに導こうとしているのか?」、さっぱりわからない状況だと言わざるをえません。
 第2に、栄村振興公社の深刻な経営状況です。村は昨年1月と3月に計5千万円にのぼる出捐金を振興公社に出しました。ところが、今年度3月末決算の見通しはじつに4,600万円の大赤字だというのです。3月末に公社に残る財産はわずかに300万円余。1年余で5千万円を喰い尽くしたわけです。
 こんな中で、村の4つの温泉宿泊施設の指定管理の5年契約が3月31日で切れます。経営能力が無いことが露呈した現理事長体制の公社と新たな指定管理契約を結んでよいのか? 重大な判断が迫られています。
 第3に、保育園児父母たちの保育士増強の願い、国保や介護保険での個人負担の増大への不安など、村民みんなの暮らしを守り育てていくのに不可欠な政策課題に森川村政はどう応えるのか。予算審議、そして一般質問での質疑は真剣勝負です。

 

 

◎ 振興公社の大赤字と今後について
 議会では、2月16日に振興公社理事会との懇談会を開催し、さらに2月20日、議会全員協議会(村長提出)で「栄村振興公社の経営状況について」の村の説明を聞き、協議しました。ここでは、全協での協議内容を報告します。

 

● 出捐金5千万円がわずか1年間で喰い尽くされた!!
 20日の全協で村から示された「公社の経営状況」のデータによれば、3月末収支見通しは(a)4,666万9,923円の赤字、指定管理料1,850万円でその一部を相殺しても(b)2,816万9923円の赤字です。
 これはどういう金額なのか?
 前年度(H28年度)との比較では、前年度の赤字(a)2,941万5,011円、(b)1,881万5,011円よりも増大しており、また、公社理事会が昨年2月に示した「再建5ヶ年計画」のH29年度収支計画での(a)赤字3,658万1,904円、(b)赤字1,808万1,904円を大きく上回っています。
 この結果、期末正味財産(3月末に公社の手にある資産)はH28年末の3,118万4,989円が、1桁少ない301万5,066円に減少することになります。1ヶ月分の運転資金にも満たないような額です。
 昨年1月と3月に投入された計5千万円の出捐金との関係でいえば、1月投入の2,100万円はH28年度ののりきりに使われ、3月投入の2,900万円は、当初の「運転資金確保のための金融機関からの借入金の担保にする」というのではなく、H29年度赤字の穴埋めのためにほぼ使い尽くされるということです。

 

● いちばん大きな問題――中間期決算もせず(出来ず)、赤字の雪だるま式増大を招いた理事長の経営責任の自覚と能力の無さ
 20日の全協では、「悪天候の連続による宿泊客のキャンセルの続出」などを赤字理由として挙げられていましたが、そこに膨大な赤字の原因があるのではありません。悪天候の影響を最も大きく受ける山岳観光を担う苗場山観光蝓並爾了慊蟯浜委託先)は本年度収支トントンでの決算を見通しているとのことです。
 では、何が問題なのか?
 私は、村の観光センター長という立場で全協に出席した斉藤賢一氏に、「公社のH29年度赤字が深刻になってきていると気づいたのはいつ頃か」、「一般の企業では年度の上半期を振り返り、9月末の中間決算を出すが、公社の9月末中間決算は出ているのか」と問いました。
 斉藤氏の回答は、「事態の悪化は秋口頃に感じとった」、「中間決算の提出を求めたが、年を越えて、最近になってようやく出て来たのが今日示した数字だ」というものでした。
 つまり、公社の経営陣(=理事長・理事会)は、中間決算もやらず(出来ず)、何の手も打たないままにズルズル今日まで無為無策できたということです。
 しかも、理事長は少なくとも月額15万円の報酬を受け取り、赤字深刻化の中でも「2割カット」と称して少なくとも月額12万円の報酬を受け取り続けているようです。民間企業ならば「報酬全額返上」が当たり前なのではないでしょうか。
 経営責任感も経営能力も共に無いと言わざるをえません。

 

● 3月議会に出る村(長)の方針は「毎年5千万円投入」になりかねない危険なもの
 20日の全協で示された村(長)の対処方針は以下のとおりです。
    イ) H30年度当初予算では、前年と同じ額の指定管理料

      1,850万円を計上する。
    ロ) その金額では足らないので、6月定例会に追加資金

      入のお願いを出すことになる。
    ハ) 4施設の指定管理の契約が3月31日で切れるが、これ

      まで通り4施設とも振興公社に指定管理を委託する5

      年契約を結ぶこととし、3月議会で承認を求める。
 ロの項が示していることは、村が3〜5千万円の追加資金投入をするということです。
 森川村長は、昨年、5千万円の出捐金を提案した際、「出捐金や補助金は金輪際出さない」と明言しています。その発言との整合性をどう確保するのでしょうか。
 たしかに森川村長も苦しいところでしょう。
 しかし、行政の長たるもの、曖昧なことは許されません。振興公社問題の核心に自ら雌を入れるべきです。

 

● 事態打開の鍵は、公社理事会の抜本的刷新、そして村民の公社運営参加
 私はこの間、毎日のように公社関係の書類を見つめ続け、考えに考えています。
 振興公社の経営は栄村の観光(産業)のあり方と一体の関係にあり、栄村の観光の展望を明確にしていかないかぎり、公社の黒字経営の展望も開けてこないという問題があります。
 しかし、振興公社の経営問題の最も深刻なことは、その点にあるのではありません。
 最も深刻なことは、経営判断をするために当然存在して然るべき書類(数字)が存在していないことなのです。収入についても支出についても、黒字・赤字を判断する指標となるまともな予算書や決算諸書類が充分にはなく、たとえば月々の結果が出た時に「今月はヤバイ。来月は支出のこの項を削る、あるいは支出を先送りにする。収入面では、ここに営業をかけて、いくらの収入増を実現しよう」というような議論ができないのです。
 いいかえれば、経営陣が経営者としての仕事をしていないということです。
 現在の経営陣=理事会、とくに理事長には退陣していただくしかありません。これが事態打開の鍵です。
 そして、村民の運営参加を実現していくことです。村民のみなさんは振興公社と公社が管理する4つの施設を“なくてはならないもの”と思っています。そして、その存続と発展のために知恵と力を提供したいという気持ちを強く持っておられます。
 理事会(さらには評議員会)を一新し、村民が心を一つにして守り、発展させる振興公社に変えていこうではありませんか。いまこそ、栄村村民の底力を発揮するときです。
 3月議会ではそのために全身全霊を尽くして頑張りたいと決意しています。

 


◎ 飯山警察署が捜査に乗り出しました
  ――誹謗文書の長瀬団地ロビーへの貼付け事件
 2月7日午後2時、飯山警察署生活安全刑事課の捜査員が、村役場所管課長の立ち会いの下、村の長瀬団地1階ロビーに立ち入り、本事件の現場検証を行いました。私も被害者として現場に立ち会いました。
 現場の写真撮影等が行われ、誹謗文書貼付けのガムテープの痕跡も明確に確認されたようです。
 また、飯山警察署が書類を作成し、私が署名・捺印して正式の被害届が受理されました。こうして、刑法231条(侮辱罪)違反での捜査が正式に開始されました。
 村ではこれまでにも同種の事件がありながら、正式捜査にまで行かずに曖昧なまま終わっていたことがあるようですが、今回は徹底的に追及し、この種の犯罪を根絶します。

 


私・松尾に対する「質問」にお答えします

 

● 2月1日、村長から「質問状」を手渡されました
 私は2月1日、県道笹原〜長瀬間の通行止め問題に関して斉藤康夫議員(産社副委員長)とともに役場で産業建設課長と話をしていましたが、その話の終わりかけた頃、誰かが私の斜め後ろから近づき、私の手に押し込むような感じで封筒を渡すのに気づきました。振り向いて見ると、森川村長でした。役場の封筒に入り、担当課欄には「村長」と手書きされていました。宛先は「松尾眞議員」ではなく、「栄村森 松尾眞様」でした(下写真参照)。

 

文書には「下水内 役場印」の割印があり、公文書です


 産建課長との話を終えてロビーに出た後、開封すると、「女性の皆さんと語る会」の席上で村長に手渡された私に関する質問状(原文は手書き)を村長がワープロで打ち直したので、それに答えられる限り答えてほしいというものでした。「質問状」は2つあり、一つは主に私の学歴について詐称ではないかと問うもの(+京都精華大学勤務の職歴も詐称ではないか)、もう一つは昨年6月に逮捕された大阪正明被告の逃亡に私・松尾が関わっていたのではないかという趣旨のものでした。
 村長(行政の長)は議員の資格等を所管する役職ではないし、また、村民個々人の学歴等について問い合わせに答える職責・立場にあるわけではありません。したがって、私が森川村長にお答えするような問題ではないと考えます。
 他方、私は選挙で選出された議員ですので、村民の方々の中に私の経歴等について疑問を持つ方がおられたら、いつでもお答えする用意があります。今回は、残念ながら、質問者の名前は知らされていませんので、直接にお答えすることができません。そこで、基本的に村内全世帯にお配りさせていただいているこの「議員活動報告」に書くのが妥当だと判断し、以下を記すものです。


● 京都大学が私の在籍を証明する書類を交付
 私は若い頃、新聞・テレビ等でしばしば「京大生 松尾真」として紹介されてきましたので、いまさら証明書など不要だと思っていましたが、今回の「質問状」では「証明書をもって本人から証明がなければ……経歴詐称または学歴詐称になる」とまで書かれていますので、京都大学に証明書の発行を求めました。その証明書は写真で掲載するとおりです。念のため、この証明書を栄村選挙管理委員会に提出いたします。

 

 

 なお、この「質問状」を書かれた方は、「除籍になれば在籍の事実が消える」と誤解されているようですが、京都大学はそのような扱いをしていないことを申し添えます。


● 私は民事訴訟で京都精華大学を訴え、「京都精華大学は原告(松尾)に対して解決金を支払う義務を負う」とする裁判所の和解調停で決着しました
 私の学歴を問われた方は、私と京都精華大学の関係をめぐっても、「懲戒解雇以上に大学側は松尾眞が准教授として存在していたこと自体を無くすということで示談しているのではないでしょうか。これが本当ならば、これもまた職歴詐称に当たりますよね」と書かれています。
 私が京都精華大学で懲戒解雇処分を受けたことは事実ですが、それはまったく不当な処分であり、私は処分直後(2012年秋)に京都地方裁判所で「処分取り消し」を求める訴訟を起こしました。
 その結果、2015年、京都地方裁判所において、大学側が原告たる私に対して解決金を支払う義務を負うとした裁判所の和解勧告に原告・被告双方が同意するという決着をみました。専門家からは私の実質勝訴という評価をいただいています。
 以上のことから「職歴詐称」云々が当たらないことは明白です。一言申し添えるならば、「准教授として存在していたこと自体を無くす」というような処分が日本社会において法的にあり得るのでしょうか。「質問者」の方に逆にお尋ねしたい心境です。

 

● 満11年に及ぶ私の村での暮らしぶりは皆さんがご存知です
 もう一つの「質問状」は、私を直接に名指すのではなく、「渋谷暴動事件で委員長として命令した人が栄村の議員」、「この議員と大阪正明の関係(過去〜現在)と、逃亡についての関係を村民全員に報告して下さい」と書いています。しかし、この「議員」というのは私・松尾を指していることはどなたでもお分かりになると思います。だからこそ、森川村長も私にこの「質問状」を渡されたのでしょう。
 「議員活動報告」第20号でも書きましたように、私が破防法事件で逮捕・起訴されたこと、学生運動をしていたことは事実です。ただし、大昔のことです。私は2007年4月から栄村で暮らしています。今年で満11年です。その間の暮らしぶりは多くの村民がご存知です。「大阪正明の逃亡との関係は」などと問うこと自体が愚かであり、ひいては私の名誉を毀損しかねないものです。
 申し添えますが、渋谷暴動事件当時、私は破防法事件で警視庁に留置中であり、「命令」など出来ようがありません。また、新聞報道によれば、今回の大阪正明被告の起訴にあたって、警視庁は渋谷暴動事件関係者全員に対して再事情聴取をしたそうですが、私はそのような事情聴取を受けていません。「関係者」ではないということです。

 

●「質問状」の不可解さ
 以上、私は議員という公職に就いている者として、あえて個人のプライバシーも曝け出して、 “疑問”にお答えしました。
 そのうえで、私は森川村長から渡された「質問状」について、不可解に思う点がありますので、最後にそのことについても書かせていただきます。
 「質問状」が森川村長に渡されたのは「女性の皆さんと語る会」の席上だということですが、その「会」が開催されたのは昨秋の4回、うち最後の会が12月9日(東部地区)でした。なのに、なぜ、2月1日までその「質問状」を村長が放置されていたのか、ということです。
 それに関連して、一つめの「質問状」に添付されていた文書に非常に不可解な点があります。一つめの「質問状」は計3枚で構成され、1枚目が「質問」本文、2〜3枚目はインターネット記事を印刷したものです。その印刷物にはネット記事を印刷した日付が入っています。それは「2017/12/23」という日付です(下写真参照)。2月20日に森川村長にお尋ねしたところ、その2枚は「女性と語る会」の席上で渡された「質問状」に付けられていたものだということです。しかし、「女性を語る会」の最終回は2017年12月9日です。なぜ、12月9日までに村長に渡された文書の中に「2017年12月23日」に印刷されたものが入っているのでしょうか。非常に不思議です。

 

黒塗りは村長側が行ったものです

 

 以上です。私は今後も、必要なことはきちんとお答えする姿勢ですが、疑問のある方は私に直接お尋ねいただくか、公職選挙法上で問われる経歴等については栄村選挙管理委員会にお尋ねいただくようにお願いいたします。村長という行政の長は議員の経歴や言動について所管する立場にはないことをご理解いただきたいと思います。

 


栄村復興への歩みNo.328(2月23日付)

 

 2月19日午後1時半頃、秋山の切明〜和山間を和山方向に走っている時に撮影した1枚です。
 17、18日は村内で吹雪くところもかなり多くありましたが、19日は青空が広がるところも多くありました。そんな中、運転席から真正面に見えたこの景色、とても感動したのです。春が近づくと、樹々の芽がどんどん赤みを増していき、山全体が赤っぽくなってきます。そのことを強く感じさせてくれる景色でした。
 まだまだ雪が降る日はあるでしょうし、雪が消えるのにはまだ2ヶ月近くの時間を要するでしょう。でも、晴れると、“春”の近づきを感じます。
 春の到来の喜びは雪国だからこそのものです。
 前号で「山菜採りの後継者を育てよう」と提案しましたが、みなさん、そろそろ山菜採りの計画をたててみませんか。歳が高くなってくると、山に入るのにも危険度が増してきます。でも、仲間と一緒であれば安心ですし、若者と一緒に行けば安全の確保と後継者づくりの一石二鳥です。「一緒に行ってくれる若者を紹介してほしい」という方は是非、私に声をおかけください。
 


駒沢大学地理学科から今年度ぼ報告書が届きました

 

 これは2月初めに私の手許に届けられた駒沢大学文学部地理学科のみなさんの報告書の表紙です。学生さんたちの調査にご協力下さった村民の方にも届けられていますので、ご覧になった方もおられるかと思います。

 

● 6つのテーマ
 今年度、駒沢大学の学生さんが調査されたテーマは、
   ・ 自然災害から地域を守る
   ・ 栄村役場および小滝集落の地域活性化への取
    り組み
   ・ 長野県栄村の広域連携
   ・ 新潟県津南町の廃校利用の特徴と課題
   ・ 長野県栄村および秋山郷における伝統的食文
    化
   ・ 栄村における農産物直売所かたくりの役割
の6つです。
 報告書は計63頁あり、拙さがあるものもありますが、一所懸命に書かれた力作集だと思います。

 

● もう9年も続いている栄村での調査合宿
 駒沢大学地理学科の栄村訪問、もう9年も続いています。2009(平成21)年からです。震災の年も、地震発生からわずか3ヶ月足らずの6月1日〜5日の5日間、村を訪れて下さいました。今回、その時の写真を探し出しました。次頁掲載の集合写真を見ると、指導者の高橋健太郎先生(写真後列左端)の他、学生さん18名の参加です。地震直後の調査旅行、他大学では父母の反対で中止になる事例もあった中で、「さすが駒沢大学地理学科だ」と思ったものです。

 


 この集合写真は6月3日に青倉の田んぼで田植え体験をした直後に撮ったものですが、その田んぼは一昨年の圃場整備で今はもう姿を変えてしまっています。
 参加学生数は年によって多い時、少ない時、さまざまですが、今年もまた6月に来て下さる予定です。


● 学生さんは卒業後も栄村を何度も訪れるようになります
 こういう大学の調査合宿の重要な特徴は、調査で訪れる個々の学生さんは毎年変わりますが、栄村体験者が大学卒業後もくりかえし栄村を訪れるようになることです。
 本紙No.322(昨年12月22日付)で紹介した秋山郷の苗場荘さんを訪れた青年6名(北海道、千葉、東京等から)はまさにこの駒沢大学地理学科のOBです。
 〈栄村には調査に値する自然や伝統、文化、そして人がいる〉→〈学生時代に栄村を調査で訪れる〉→〈卒業後、観光客として、あるいは“第二の故郷への帰省”として栄村を何度も訪れる〉。こういう好循環が生まれているのです。
 こういう事例は駒沢大学に限りません。
 私がかつて勤めていた京都精華大学、栄村を調査旅行で訪れた学生さんの数は200名を下らないでしょう。その中から栄村に移り住む人も生まれましたし、たとえば昨年2月には「栄村同窓会」と銘打って10数名が子ども連れで栄村にやって来てくれました。

 

● 調査や体験の合宿は一朝一夕で出来るものではありません
 最近、栄村の観光の活性化策に関連して、役場や振興公社の関係者の口から、「合宿の呼び込み」ということが頻繁に出てくるようになりました。数年後から小学校で「体験授業」が必須カリキュラムになるので、そういう需要が増えると見込んでの話のようです。
 しかし、そんなに甘いものではありません。
 〈大学生や小中学生が栄村を訪れたら、どんな体験や調査が出来るのか〉――この点で村側がどれだけ豊かなメニューを準備・仕込み、提案・プロモーションできるか。
 私の経験から言えば、こういうことに熱心に取り組んでくれる職員がいる一方で、役場全体あるいは振興公社・観光協会全体では関心度が低い、問題意識が薄いというのが現状です。私自身の10年以上に及ぶ経験から言うのですから、この問題は相当に根深く、その根本的打開にはかなりのエネルギーと努力を要するものと思われます。
 でも、やりぬかなくてはなりません。

 2月21〜23日には「トマトの国」−スキー場に東京・駒場の保育所の園児のみなさんが栄村プログラムの冬バージョン(雪遊び)で来ていました。春バージョンは田植え、秋バージョンは稲刈りです。この保育所は月岡の保坂直子さんがかつて勤務されていたところ。また、青倉米の定期購入のつながりもあります。

 

震災の年、青倉集落の中を巡る駒沢大学の学生さんたち

懐かしい広瀬豊八さんの家が見えます(この後、解体されました)


 また、夏には東京から渋谷教育学園という中等教育学校(中学校+高校の6年制)のボランティア部の生徒さんたちがもう5〜6年、栄村に来て下さっています。そのルーツは村の人がよくご存知の「緑のふるさと協力隊」にあります。
 今後、こういう何年も続いている合宿での栄村来訪のケースをもっと詳しく紹介し、栄村に人を呼び込むための仕掛けづくり、私たち村民側で用意すべきことは何かについて提案し、みなさんの積極的なご協力をいただけるよう、呼びかけをしていきたいと思っています。ご協力、是非、よろしくお願いします。