プロフィール

profile
栄村復興への歩み
2011年3月に震度6強の地震で被災した長野県栄村で暮らす松尾真のレポートを更新しています。

カテゴリー

categories

サイト内検索

Search

カレンダー

calender
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< May 2018 >>

最近の記事

selected entries

最近のトラックバック

recent trackback

月別アーカイブ

archives

栄村関連リンク

links

携帯用QRコード

mobile
qrcode

ブックマーク & RSS

Bookmark&RSS

鳥甲線で出逢ったニホンカモシカ〜9月27日の記録

 ちょっとした遊び心からですが、9月27日朝、極野から鳥甲線で秋山郷に向かった時にニホンカモシカと出逢った時、何枚かの連続写真が撮れていますので、紹介します。
 撮影時刻は午前8時59分。
 軽トラの運転席からの撮影です。もちろん停止しています。
 日出山線で秋山郷に向かう時、屋敷集落の手前あたりでよく出逢うので、記憶では今回もその辺りだったように思い込んでいたのですが、写真データでその前後に撮った風景写真を見ると、鳥甲線のいちばん標高が高い地点の近くだったようです。標高は750mくらいの地点です。地図並びに前後の風景をカモシカの写真の後に掲載します。
 カモシカは人間や車に出逢っても、しばらくはじっとこちらを見つめているケースが多いです。歩いていて、5〜10mくらいの距離で出逢うことも珍しくありません。
 でも、最近、「カモシカもけっこう凶暴だよ」という話を聞きましたので、今後は慎重に対処しようと思っています。今回は、車から降りていたのではシャッターチャンスを失うので運転席から、というのが本当のところですが。
 昨30日は、野々海に上る途中、標高900mくらいの地点で、二ホンジカ2頭が道路を横切るのに出くわしました。こちらは瞬時のことで、シカは立ち止まることもなく、すぐに山の中に姿を消したので、写真撮影はかないませんでした。
 栄村に住んで10年、日出山線ではシカに出合った経験が一度だけありますが、水内地区では初めて。もともとはいなかったものです。クマもそうですが、生態系の変化を感じずにはおられません。
 これからやって来る雪の季節には、シカを対象とする狩猟に同行撮影する機会が得られるかもしれません。
 撮影の対象が増えれば増えるほど、時間と体はきつくなりますが、栄村の自然と文化、暮らしを記録し、伝えるために、いろいろと挑戦していきたいと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 上のの2枚の写真に注目。カモシカは正面から見ると、鈍重な感じが、この2枚に見える脚を見ると、岩場などを凄い速さで走る脚力が理解できます。

 

 

 

 以上7枚の写真すべて、撮影時刻は8:59になっています。ほんの一瞬の出逢いなのです。
 姿が見えなくなったので車を出し、車の中からカモシカが入っていった藪の中を凝視しましたが、姿は見えませんでした。しかし、昨年の経験からすると、遠くに行ってしまったのではなく、すぐ近くに潜んでいるのだと思われます。
 8:58という時刻が記録されている風景が下の写真。

 


 最後に掲載する地図で道路を赤く塗ったあたりです。
 また、9:05に次の写真を撮っていますが、これは地図に「B」と書き込んだ地点です。

 


 この写真に見えるカーブを曲がったところが、法面の災害復旧工事が予算不足で中断になっている箇所。
 綺麗な景色と自然災害は不即不離の関係にるというのが震災以降の実感です。

 

 

 

 赤く塗った地点は極野〜五宝木間を3分の1くらい進んだ地点です。

 

 


8月、最後の日の景色7点

 

 今朝はかなり気温が下がった。
 目覚めた5時少し前はまだ暗く、着替える時、長袖のシャツを選択した。

 1枚目は荏胡麻の畑にて。手前に見えるのが荏胡麻の葉っぱ。
 栄中学校のすぐ近くにあるが、赤トンボが群れていた。午前10時50分撮影。

右が荏胡麻の花。 

 

 

 

 時間は一挙に飛んで、午後4時48分。
 森集落の開田、広瀬敏男さんの田んぼにて。
 太陽にピントをあわせたので、田んぼがやや暗く見える。
 西陽が猛烈に暑い。
 開田で35分間くらい、田んぼの写真を撮っていたが、さほど歩いたわけでもないのに、汗がどっと出てきた。
 「西陽が暑いと思わないかい? 以前は、西陽って、そんなに暑いものではなかったように思うんだけど。」 今夕、温泉である人が言ったこと。同感だ。


 午後、ちょっと午睡して、4時すぎに夕方の配達に出ようとしたとき、あまりにも空が青く、きれいだったので、大家さんが「あの田んぼの景色は最高だろう」と常々言っておられる田んぼを撮ろうと出かけた次第。
 つぎに、その田んぼからの風景を2枚。

 


真正面に鳥甲山。

 

 

 1枚前の写真の真ん中に見える田んぼからの眺め。さらに、その田んぼでこんな1枚も。

 


暑い!! でも、気持ちのいい一日でした

 

 25日にまたもやギックリ腰を発症し、ここ数日おとなしくしているが、今日は最小限の用件を済ますために少し外出。
午後2時頃には役場付近の気温表示で35℃。昨日との気温差はなんと16℃! 暑い!! しかし、べとつき感はない。非常に爽やかな大気。
 1枚目の写真は12時40分頃、野口から天地にむかう道から。最近、天気のいい日にここを通るたびに、「なんと贅沢な景色なんだろう」と思う。3mの積雪がある時でも、晴れた日は素晴らしいところ。
 天気のいい日の夕刻に、いちど、運転を誰かに代わってもらって、ビデオを撮ってみたいな、と思っている。

 


 時刻を遡り、時間順に今日、目にした風景、光景を紹介したい。

 

 隣りの家のおとうさん。11:49。
 森集落は昨日、今日が健森田神社の祭礼。お孫さんがやって来て、お散歩。
 「もう2回目だぜ。暑い!」と。でも、おとうさんの顔がいつもよりも若々しい。

 


 11:50。里の田んぼにも赤トンボが群れるようになった。

 

 12:28、極野集落。この季節、私が最も好きな光景の1つ。小豆や雪割豆を乾す。作業しているのは藤木みちさん。

 

 敷かれている莚(むしろ)も素敵だ。

 

 


 13:47。ジュース用トマトの収穫作業、菅沢農場にて。
 真っ赤になった完熟したものだけが選ばれる。


栄村復興への歩みNo.291

2枚の写真が語りかけてくる

 

 

 「すごい景色ですね。この世のものとは思えない風情があります」。東京の人が寄せられた感想です。
写真は7月31日夕、「トマトの国」からの撮影

 

 

 

 「秋山郷は、秋や、晴れてる日だけじゃないんです。雨の日だって、綺麗なんです」。右の写真を撮った都丸俊幸さん(森在住、雄川閣勤務)の言葉です。

 

 いずれも、毎日のように続いた雷雨、激しい夕立の後のほんのつかの間の景色です。
 写真がみなさんに語りかけてきています。
 栄村の“日常”の中に見られる、日本中の多くの人にとっての“非日常”。それをいかに切り取り、情報発信していくのか。栄村にとって最も大切な課題ではないでしょうか。


今日も夕刻近くは雷雨、その置き土産は・・・

 

 上の写真は17時9分、自宅の窓から撮影したもの。
 大粒の雨粒がはっきり写るほどに激しい雨。
 雷が落ちる音に一瞬、身が縮む。
 告知放送で大音声の警報が流れたのは午後4時すぎ。その直後に気象庁のHPで見たレーダー情報が下のもの。

 


 本当に局地的。昨30日の場合、栄村で激しく雨が降っていた時、飯山市ではまったく降っていなかったそうだ。レーダー図で見るかぎり、今日もそうなのではないだろうか。
 私は激しい雨の中、人と会いに外出した。傘をさしたが、車に乗る瞬間にかなり濡れた。
 森宮野原駅近くで1時間ほど話し込んで外に出ると、雨はピタッとやんでいる。しかし、水路からは真っ茶色の水が溢れだしていた。
 その後、中条川の様子を撮影に行こうかと思って貝立橋まで行ったが、さほどの水量ではない。今夕も雲海が生じ始めていたが、昨夕と同じところで撮っても面白くない。そうして思いついたのがスキー場に上ってみること。
 

 次のものは午後6時51分、スキー場に上り始めて間もないもの。

 

 

 虹が出ているとはまったく想像もしなかった。
 虹にピントを合わせたので、山や雲の様子はぼやけた感じだが、…

 

 

 こちらは6時54分。もう中腹に近づいたとき。まだ虹が残っていて、その下端にはひときわ明るい茜雲。

 


 6時58分。中腹の眺望点にて。
 ある意味で「定番」的な構図なのだが、夕刻の雲海が浮かぶ様子をここから撮ったのは初めて。
 我ながら、素敵だなあ!と思う。
 ところで、画面左右で空の色に微妙な違いがあること、確認できるでしょうか。写真左が東(ないし東北東)になるが、まだ雲が厚い。十日町市あたりはまだ降っているのではないだろうか。

 目を南から西へと向けると、どうだろうか。

 


 左に見えるいちばん高い山が毛無山(野沢温泉スキー場がある)、右手が飯山市方向だが晴れていて、空は青い。
 「飯山市は今日も降っていないのでは…」という予想は当たっていたのではないだろうか。

 

 

 1時間くらいの激しい雨の間、さほど風が強かったわけではないが、こういう天候の後、山道を走ると、木の枝が道に落ちていることが多い。

 

 

 これはスキー場内のブナ林で出会ったもの。帰路に撮影したものだが、往復共に軽トラで突破した。

 危険に思えるかもしれない。事実、危ない。降雨量などを考慮に入れて、何処までは行っても大丈夫かを考えながら行動している。


この夕空は記憶に残しておきたい

 

 今日30日、午後3時から1時間ほど、激しい雨が降った。午後6時40分頃、温泉に向かうと絶景が目に飛び込んできた。
 残念ながら、カメラを家に置いてきていた。慌てて戻り、カメラを持って、もう一度温泉に向かった。景色は最初に見たものとやや変わっているように思ったが、中条・白山神社前、「トマトの国」の展望台から撮ってみた。
 1枚目は白山神社前からのもの。

 

 

 

 これは「トマトの国」の展望台から。

 

 約30分後、温泉から出ると、夕焼けは消え、夜空に変わりつつあった。

 

 


 雲海が見える景色への私の傾倒は、いまから遡ること約50年、高校3年生になる直前の春休みに友人二人と愛媛の奥道後温泉を訪れた時に雲海を見た時に始まる。
 この好みは死ぬまで変わることがないだろう。


四季が揃いました

 

 四季が揃いました
 切欠集落とその田んぼの写真。夏(7月)、春(5月)、秋(9月)、冬(12月)
の四枚が揃いました。

 

 

 

 

 夏バージョンは2016年7月12日(午後4時頃)、春バージョンは2016年5月13日(午前11時半頃)、秋バージョンは2015年9月22日(午前9時すぎ)、冬バージョンは2015年12月28日(午前9時すぎ)の撮影。

 最初に撮った秋バージョンは偶然の産物。長瀬集落から原向にむかって県道を進んでいて、「あっ、綺麗だな」と思い、車を停めた。冬も機会そのものは配達との関係での偶然のもの。春と夏のバージョンは、「同じ景色の四季それぞれを撮ろう」と意識してのもの。今回は配達はない日で、午後、別のところを走っていて、結構晴れていたので、「チャンスかな」と思い、わざわざ現場に出向いた。もっと青空であれば、さらに素晴らしかったが、梅雨の合間のこと、あまりチャンスはないと思った。
 5月の春バージョンは田植えが始まる直前のものだが、その後、「田植え直後」も狙ってみたが、苗が小さく、この距離では「田植えされた」という感じをうまく捉えられなかった。
 このように同じ景色の四季を揃えるというのは、簡単そうで、じつは容易ではない。景色のいいところは雪の季節は近づけない場合が多い。逆に、雪の季節でも近づけて、雪景色が綺麗なところが、雪のない季節はさほどの景観ではないというケースもある。
 景色を撮るためだけに出歩く余裕はさほどないが、写真データを振り返る中で、よさそうな候補地があれば、チャレンジしてみたい気持ちもある。


6月の写真から

 久しぶりの「栄村復興への歩み」の発行です。同時発行のNo.287が文章ばかりのものになりましたので、こちらの号は文章中心の記事もありますが、できるだけたくさんの写真を紹介したいと思います。

 

エゾアジサイ(22日、平滝〜野々海間にて)

 

森集落の山の上の不動滝(29日夕)

 

コシジシモツケソウ(18日、スキー場内村道脇)

 

今年はチョウが多い(18日、貝立山〜野々海間にて)

 


阿部家住宅の裏の田んぼ。田直しを終えて2年ぶりに田植えされた(7日撮影)。

 

漬けまるきゅうり。今年は作付が少し遅れたが、そろそろ出荷か。(29日撮影)

 


野々海池の水番。斜樋(しゃひ)の水栓の開閉で水路に流す水の量を調整。水番は月岡英男さん(22日)。

 

ひんご遺跡から出土したクリの実(17日)。

 


「高原シャトル便」初便が雄川閣前に到着(25日)。


今夕の写真から

 

午後7時半すぎ、「トマトの国」の温泉から出た時に目に入ってきた景色。
中央やや右寄りに山頂がくっきり見えるのは三ツ山。法師山を挟んで、やや左寄りに山頂が雲に隠れているのが鳥甲山。

 

 

 

 

午後5時すぎ、工事の様子を取材するために入った中条川上流山腹崩壊の1号崩壊地にて。
ヨツバヒヨドリあるいはサワヒヨドリ。今季は初見。

 

 

 

ホタルブクロ。1輪は萎れているのが残念だが、咲いていたのはこんな厳しい環境の中。

 

 

中条川上流の2号崩壊地です。


夕陽、5月24日



 夕刻6時、野田沢集落から県道に出たところで、きれいな夕陽が見えた。
 この写真でも見えてはいるが、さらにクローズアップすると、先日、定植を終えた宮川頼之さんのトマト畑がよく見える。



 見えている屋根は妹木の牛舎。