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栄村復興への歩み
2011年3月に震度6強の地震で被災した長野県栄村で暮らす松尾真のレポートを更新しています。

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春の写真

一斉に花開いたカタクリ。4月2日、北野天満温泉。

 

 

キクザキイチゲがニョキニョキ顔を出す。

 


4日撮影。昨秋、大規模に草刈りをした耕作放棄地に群生しています。花が半ば以上開いたものは下写真。

 


 アズマイチゲと同じイチゲ(一華あるいは一花と書きます)ですが、葉の切れ込みが深く、花は淡紫色であることが多いですね。

 

 

 まだ4月にもならない3月31日、雪道を片道30分歩いて、ミズバショウの群生地へ。
山からの水が流れるところだけ雪が消え、ミズバショウが早々と顔を出していました。この日からすでに1週間、ミズバショウもずいぶん大きくなっていることと思います。

 

 

 


 4月3日は配達で秋山郷へ。
 天池を覆っていた雪が消え始めていました。鳥甲山も春の雪崩をおこしているようです。

 

 

自生の福寿草とアズマイチゲ


季節の変化

  

 

 生命力が溢れ、様々な山菜を食べられるようになるのがとても嬉しい春ですが、同時に待ち遠しくなるのが総一郎さんのアスパラ。
 その畑、春から秋はよく訪ねますが、雪が山のように積もる冬は遠くから眺めるだけで行ったことがありません。上1枚目写真は3月28日。「今年は雪消えが早いとはいえ、まだまだ多いな」と思いましたが、それからわずか1週間、4月4日に訪れるともう畑の法面がほとんど見えます。雪の上を歩いて畑まで行ってみました。
 もみ殻を敷き詰めた畑が見える箇所も(下写真)。さすがに「地中からアスパラがニョキニョキ」ということはありませんでしたが…。でも、今年は平年よりも2週間くらい早くに食べられるかもしれませんね。

 


 季節の変化ということでもう一つ、驚いたことがあります。
 4月3日に秋山郷に行った時のこと。屋敷から白沢まで秋山林道の道割りが終わっていたので(一般通行はまだ不可です)、不動滝と白沢の様子を撮影してきました。

 


 いつもは真っ白な水が落ちているのですが、この日は茶色く濁った水。不動滝は赤(あかくら)の頭(かしら)の方から下ってくる水が落ちるところですが、きっと山の上の方で雪崩が土をまき込んでおきているのでしょう。


 春の訪れとともに、人の営みも大きく変わりますね。
 渓流釣りが楽しみという人もおられます。そんな人のひとり、大庭光一(てるかず)さんが毛鉤(けばり)作りをされているところに出会いました。

 

 


 毛鉤をつくるための道具(写真に見えるものでクルクル回ります)も手作りで、じつに器用な方です。
 さて、岩魚の渓流釣りにはいつ出かけられるのでしょうか。

 


直売所かたくりから

 

 「ふきのとうがんもどき」。刻まれたふきのとうが入っています。1年半ほど前から長瀬にお住まいの稲見朋子さんの手作り。

 

 

 こちらはは阿部栄子さんの「大葉みそおにぎり」。

 7日の私の昼食はこの二つでした。

 

 直売所かたくりは、平成29年度も4千万円以上の売上を実現し、新年度は売上5千万円をめざして新たな飛躍へ。その中で、厨房を活用した企画も増えるようです。

 


 レジでは、こんな「ミニミニマガジン」もいただきました。秋山の地域おこし協力隊の杉森奈那子さん制作の作品。秋山の方言をそのまま記録したお話のページや山菜レシピなどがあり、とても楽しいものです。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
栄村復興への歩みNo.331 2018年4月7日発行 (1部100円)
編集・発行人 松尾真 連絡先:電話080−2029−0236、 mail;aokura@sakaemura.net
購読ご希望の方は上記番号までお電話ください。


栄村でもサクラが開花

 

 昨夜から今朝にかけて標高の高いところでは雪が降った栄村ですが、日中は晴れて、午後、私の住まいの隣りのお家のサクラが開花しているのに気づきました。
 まだほんの一部の開花ですが、桜の木のすぐ下の田んぼにはわずかながら雪が残っています。

 


 この2枚を撮ったのが午後2時すぎ。すぐに、この間ずっと蕾の膨らみ具合を観察している西大滝ダムの桜の様子を見るべく、車を走らせました。
 数日前にいまにも開花せんばかりに蕾が膨らんでいた木を見ると、1輪、花が開いていました。そして、目が慣れるにしたがって、いくつもの木で数輪ずつ開花しているのが目に入ってきました。平年よりも3週間ほど早いですね。
 午前中は野々海への道に行って、昨夜〜今朝の新雪をわずかながら見、また、スノーモービルを楽しもうという人たちにたくさん出会ったのですが、その日の午後にサクラの開花を見るなんて、驚きです。


 以下、今日のアルバムをご覧ください。

 

 

昨日あたりから、ブナの芽吹きが見られるようになりました。
午前9時すぎ、森集落の国道117から。

 

 

平滝から野々海への道に上がり始めて間もなく、枯葉の上に新雪を確認。

 

 

芽吹きの始まりとまだまだ白い関田山脈

 

コブシ

 

 

 

 スノーモービルに来ている車は10台を超えていました。子ども連れの姿も。
 スノーモービルのために首都圏方面から来る人たちにどう対応するのか、真剣に考える必要がありますね。

 

 

 

 

芽吹きの様子

 

 

野々海への道では随所でこんな景色が見られます。

 

 

写真下方に見えるのは平滝の千曲川沿いの田んぼ。

 

 

 

西大滝で最初に見た一輪。

 

 

まるでほとんどが開花しているかに見えるほど、樹全体がピンク色になっています。

 

 

ソメイヨシノではない種類なのでしょう。西大滝ダムの近くでもう5分咲き以上になっているものが1本ありました。

 

 

 

 

 西大滝からの帰り、西大滝と白鳥集落の境のところに早く咲く山桜があるのを思い出し、車を停めて撮影。山桜の近くにはユキツバキも。

 

 

 

 

 大急ぎで整理したので、編集になんの工夫もありませんが、以上です。

 


松尾まことの議員活動報告第26号(4月1日付)

               北野天満温泉前のカタクリ

 

臨時議会(29日)で指定管理契約を議決

 

春爛漫にふさわしい新年度のスタートを切りましょう!

 

 3月29日午前、栄村議会の臨時会が開催されました。
 議題は、3月定例会から持ち越しとなった「栄村観光レクリエーション施設の指定管理者について」。傍聴席では多くの村民のみなさんが審議の成り行きに注目しました。
 栄村振興公社の高橋規夫理事長の辞任と指定管理契約期間の暫定1年化という2つの条件を満たした村と公社の契約書が提出されました。
 現在の指定管理期間が3月31日で満了という切羽詰まった状況の中で、また、“2つの条件”が満たされたからといって、しかし、いわゆるシャンシャンで議決されたわけではありません。
 いま、栄村振興公社で最も重大な問題は、現場で奮闘する職員と理事会の間に深い溝があることです。また、北野天満温泉の入浴設備に問題が発生し、日帰り入浴が中止になっているのに、村の対応方針が明示されていないことも大問題。
 議会では、これらの問題点について慎重に審議し、現場職員と施設地元住民が力を合わせて施設運営を進めていくことを中心とする今後の方向性を明確にしたうえで
、1年間の指定管理契約を可決しました。
 率直に言って、振興公社は絶対的な職員不足の現状にあり、その補充が早急に求められています。しかも、ただ人数を揃えれば事足りるということではありません。施設を熟知している人、不本意に公社を去らねばならなかった人、そういう人たちの力を得ていくことが大事です。また、「理事会、評議員会とは何なのか?」ということを明確にし、それにふさわしい体制を築いていくことが必要でしょう。
 振興公社を再建軌道にのせることができるかどうか。栄村の今後がかかっています。施設地元の住民のみなさんが施設運営に積極的に関わることを中軸にして、村民の振興公社への関わりを強め、新しいスタートを切っていきたいものです。

 

 

◎ 北野天満温泉の浴室不具合について
 北野天満温泉の日帰り入浴が、2月下旬から中止になっています。浴室の天井が垂れ下がり、危険になったためです。
 議会は2月26日に現場視察を行なうなどして、早急な対応を求めてきましたが、3月26日になって、当初計画された応急復旧工事では対応できないことが判明しました。
 このため、3月29日の臨時議会終了後、森川村長が議会に対して、村の対応方針についての説明を行いました。ポイントは2つです。
 1つは、天井裏の鉄骨から新しい天井を吊り下げる応急対応を追求したが、鉄骨そのものの腐食が激しく、この応急対応が出来ないことが判明したこと(3月26日に判明)。
 2つは、北野天満温泉の浴室は全面建て直しを基本とし、その建て直しが完成するまでの間、仮設浴室の設置も検討すること。
 議員からはさまざまな意見が出ましたが、私は浴室の全面建て直しに全力を注ぎ、それを最大限短期で実現することを基本方針とすべきだと考えます。
 全面建て直しを急ぐとともに、北野天満温泉を指定管理で運営する振興公社の赤字増大の要因とならないよう、経営上の検討・判断をしっかりと行って、当面の運営方針を決める必要があります。北野天満温泉周辺の住民のみなさんのご理解、ご支援をいただくことも欠かせないものです。ご意見を北野天満温泉支配人や議員にお寄せいただくことが大事だと思います。

 

 

◎ 県道笹原〜長瀬間の全面通行止め解除をめぐって
 3月23日午後、県道笹原〜長瀬間の全面通行止めがようやく解除されました。1月25日の全面通行止めから約2ヶ月ぶりのことです。
 通行止め解除後、私もすでに何度も通行しましたが、北野・極野などの地区との往き来がスムーズにできて、本当に嬉しいです。

 

● 本格復旧工事が間もなく始まります
 今後、昨秋10月23日の台風21号で土砂崩落した箇所の復旧、雪崩予防柵の設置や土留めの本格復旧工事が始まります。
 すでに工事入札が終わり、竹花組が落札して、工事の準備を進めています。4月1日からの新年度開始に伴い、早々に現場での作業が始まるものと思います。工期は11月までで、予定通りに進めば、次の冬の前に完成します。

 

● 災害から今日までの事態について、しっかり総括・反省が必要です
 一日も早い復旧完成を望むものですが、しかし、そのためにも昨秋の災害発生以降の県建設事務所や村の対応の問題点は曖昧にせず、きちんと総括・反省しておくことが必要だと思います。
 私が考える問題点を3つ、指摘します。
 第1点は、災害直後(10月23日〜11月一杯)の問題です。
 笹原〜長瀬間の災害箇所での流出土砂や倒木の撤去には約1ヶ月もかかり、また、地元住民への説明会が初めて開催されたのは災害から1ヶ月余を経てからでした。
 11月28日の説明会での建設事務所の話などを総合すると、「崩落斜面にかなり多くの土砂等が残っていて、二次災害の発生を防ぐために、土砂・倒木の撤去より前に地盤調査等を先行させる必要があった」ということのようです。たしかにその通りだったのだろうと思います。
 しかし、そうであればこそ、もっと早い時期に地元説明会を開催する必要がありました。「いま、二次災害の危険があるので、こういう調査をしています」という説明会をまず開くべきなのです。この点、しっかり反省して、今後の災害対応に活かしていってもらいたいと思います。
 第2点は、1月25日〜3月23日の全面通行止めに関してです。
 雪崩の危険に対応しての措置でしたが、私は頻繁に現場を訪れ、積雪の様子を観察しました。私は素人ですので、雪崩の危険の有無について確たることは言えませんが、どう見ても建設事務所の現場観察の頻度は低く、状況把握が不十分だったとしか思えません。また、2月26日の議会の現場視察の際、本格復旧工事担当の職員からは雪崩発生危険の観察・判断ポイントについて説得力のある説明が聞けましたが、道路管理担当からはただ天気予測の話ばかりで納得のいく説明が聞けませんでした。長野県は栄村などの一部地域を除くとじつは豪雪県ではなく、雪・雪崩への対応力が充分でないと思わざるをえません。改善を望みたいと思います。
 第3点は、村の対応です。
 県道の道路管理者は県であり、村独自の判断での対応ができないことはよく承知しています。しかし、もっと村が主張すべきを主張し、県を動かしていくという対応があって然るべきだったと多くの人が思っています。
 「日本一安心安全な村」という村長のスローガンに恥じない村であってほしいという思いは村民共通のものでしょう。村長に村長らしい仕事の遂行を求めたいと思う次第です。

 

 

 「議員活動報告」は第25号を3月15付で発行したばかりで、全戸配達もまだあまり進んでいませんが、29日の臨時議会があったことから、第26号を4頁版で急遽発行することにしました。そのため、次号(27号)はよほどの緊急事態がないかぎり、しばらく時間をおいて5月になります。ご了承ください。

 


今日は秋山郷

 

 今日は、北信保育園の入園式に出席した後、秋山地区の配達へ。
 秋山林道の屋敷〜切明間の白沢近くの不動滝。撮影は午後2時半で逆光。
 滝の下にはまだ大量の積雪があるので、滝にかなり近づいての1枚。奥には赤瑤瞭が見えています。撮影場所の様子は下写真。

 

 

 私の身長以上の積雪ですが、写真場面よりも右手にある積雪の低い所から上がりました。
 振り返ると、上野原地区と苗場山が真正面に見えます。

 

 

 

 白沢にも行きましたが、逆光であまりいいものが撮れず。林道の切明方向の景色が素敵だったので、そちらを紹介します。

 

 

 

 天池からの風景を2枚。時刻は正午すぎ。もう逆光になっていますが、なんとか撮れました。下段のものは飛行機雲を撮ることを狙ったもの。写真真ん中を右斜め方向へのびる飛行機雲は次頁の旅客機が残したものです。

 

 

 

 

 

 最後は、和山集落からの鳥甲山。電線が邪魔なように思われるかもしれませんが、樹々の芽吹きの近づきを告げる色づきを撮りたかったものです。

 


お花見と雪遊び

 

 “お花見”と言えばサクラがさっと頭に浮かぶでしょうが、雪消えと共に姿を見せる花たちを見るのはもっと素敵だと思う。
 3月29日と4月1日にアップしたカタクリ、ミズバショウに続き「お花見」第3弾です。
 TOP写真は今日(2日)のお昼頃の北野天満温泉です。下も北野でのクローズアップ。

 


 北野天満温泉はカタクリが咲くゾーンのすべてで満開というわけではありませんが、 すべての場所が一斉に満開になるというわけではありませんので、今週の晴れの日が見ごろだと思います。(場所案内写真は3頁)
 今日は、石沢進先生の大学での教え子だという人が訪ねて来られていました。

 

 


 ミズバショウは、4月1日に紹介したものとは別の場所のもの。森集落の開田の上です。
 車で進めるところまで行って、ミズバショウが咲くはずの場所の方を眺めると、次の写真。「どうしようかな。行くか、行かないか」。かなり迷った挙句に歩を進めました。

 


 写真に見える雪原の真ん中はじつは野々海からの水を溜める堤。もう積雪は薄くなっているので、その上に踏み込むと水没するでしょう。写真右手の道路が走っているはずの箇所を慎重に進みました。

 

 

 雪原を進むと、一段低くなったところに雪融け水が流れ、ミズバショウが咲いているのです。
 歩いてみれば5分程度なのですが、先に書いたとおり、堤に落ちるとまずいので、随分と緊張していて、この地点に着いて、ミズバショウを見た時は本当に嬉しかった!

 

 

 

 

 

 北野天満温泉のカタクリ満開ゾーンの案内写真。
 写真手前の少し積雪が残るところから写真左手に見える〈犬走り〉の小道を歩いてどんどん進みます。犬走りが切れる地点から先にTOP写真の様子が見られます。

 

 

 

 こちらは昨1日午前、スキー場横の今泉地区で知り合いのご家族4組が雪遊びされている様子。

 

 最後は天代集落で今日出会ったスイセンです。

 


雪道を30分歩いたら、ミズバショウが待っていてくれた

 

 気温が高い日が続き、カタクリの開花も見たので、「次はミズバショウだね」という思いが浮かんできます。
 30日、ミズバショウ群生地に近づく山道が開いているのを確認したので、31日午前10時半頃、知人を誘って山の雪道を進んでみました。
 見られるかどうか。賭けのようなもの。「2〜30分はかかるなあ」と思い、道を進むと、ちょうど30分。
 雪融け水が流れる中にミズバショウの芽が出ているのが目に入り、さらに目を凝らしながら雪の上を進んで見つけたのが上の写真のミズバショウ。
 これまでにこの場所で最も早く見た時期よりも半月ほど早いのではないかと思います。
 1週間ほど後には、かなりいい感じになるのではないでしょうか。
 場所は「知る人ぞ知る」ところで、あえて地名は記しません。
 ミズバショウを育んでいる雪融け水の流れの全体像は次に。

 

 

 

 

 ミズバショウ群生地に向かい始めて間もなく、後ろを振り返ると、八海山、越後駒ケ岳と思われる山並みが美しい姿を見せてくれました。

 

 

 タラの芽がわずかに出ていました。

 

 

 


 帰り道、前方に1本だけ、薄緑色に輝く木が目に入りました。クローズアップが右。ヤナギ科のもののようです。

 

 夕刻、温泉に行って、トマトの国から眺めた景色、夕陽に映えて、「芽吹きが近いなあ」と感じさせるものでした。その感じを写真で伝えることができるか、ちょっと心許ないですが、つぎのものです。

 

 


カタクリがワーッと咲いている!

 

 

 

 

 

 3月26日に清水川原スノーシェッド近くで一番開花を確認したカタクリ。27日に北野天満温泉のカタクリ群生地をよく観察してみたら、大きな木の根元付近に30〜40輪、ワーッと咲いていました。26日に行った時には確認できなかったのですが…。
 栄村での暮らしの中では、桜の開花以上に嬉しい、春の訪れの象徴です。
 北野天満温泉、浴室棟のトラブルで日帰り入浴が中止になっていますが、県道笹原〜長瀬間の全面通行止めが解消され、アクセスが楽になりました。カタクリが咲くのは、ご覧のような斜面で、鑑賞するには少し苦労が必要ですが、それでも行って、観る価値があります。
 


栄村復興への歩みNo.330(3月26日付)

生命力の爆発

 

 

 

 TOP写真は26日午前に貝立橋付近で撮影したアズマイチゲです。そして、2枚目はカタクリ。今春一番咲きのものです。26日午前に見に行った時はまだ蕾。「咲いてはいないだろう」と思いつつも、午後2時半すぎに再訪したところ、5輪ほど開花していました。清水川原のスノーシェッドの近く、水工場の向かい側の斜面です。
 雪が融け、地中から草花がニョキニョキと芽を出し、いっきに花を咲かせる。《生命力の爆発》と言う表現がピッタリではないでしょうか。
 次頁はそのアルバムです。

 

アズマイチゲが花を開くと早速やって来たミツバチ。

 

マンサクの花のクローズアップ(25日撮影、場所は後述)。

 

ワサビの花、森宮野原駅裏の湧水・ワサビ群生地で26日午後撮影です。


 つぎに、みなさんにとってはお馴染みの風景だと思いますが、下の写真に見られるような変化にも生命の躍動を感じ、心を動かされます。

 

 

 

 2枚の写真は私が暮らす家の裏手の様子です。上は3月17日、下は26日です。
 この法面には毎春、フキノトウがいっぱい顔を出すのですが、17日段階では数えるほど。「今年はあまり出ないのかな」と不安に思ったりしていました。しかし、26日はどんどんフキノトウが顔を出してきています。

 


 長い冬の間、雪の下の土の中には、じっと我慢し、出番を待つ生命が宿っているのですね。その生命がどっと溢れ出てくる姿との出会い。これは豪雪の地でしか味わえない歓び、自然のダイナミズムだと思います。
 そんなことを思いながら最近の日々を過ごしていますが、25日午後はある作業を終えた後、野々海への道に行ってきました。スノーモービルを積んだ車などがかなりの台数みられましたが、《雪+春》の素晴らしい景色に出会いました。先のマンサクはここで撮影したものです。場所は野々海に向かう道路と平滝の堤への道との分岐点から少し進んだ地点です。