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栄村復興への歩み
2011年3月に震度6強の地震で被災した長野県栄村で暮らす松尾真のレポートを更新しています。

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栄村復興への歩みNo.305

飯山線を走るラッピング車両(4月30日夕、森宮野原駅付近)

*関連記事は「飯山線のお客さまを森宮野原駅でお出迎えしましょう!」

 

 

村議選の結果をどう受けとめるか
 本紙を発行し続けてきた私・松尾真は4月23日投開票の村議会議員選挙に立候補し、当選しました。村議選の結果について、ある人のインタビューに答える形で、私の受けとめを以下あきらかにします。

 

139票、第5位当選という結果をどう受けとめていますか?
―― 率直に嬉しいです。
 開票作業が予想よりも時間がかかり、「ダメか」と覚悟を決めた時間帯もあったので、「139票」という数字を聞いた時は驚きました。そして、村内放送で「第5位」ということがわかり、「勝利したんだ」と安堵しました。
 「“ギリギリすべりこみ”でいい、とにかく当選しなければ」と思っていたので、第5位という結果には本当に驚いています。その意味は非常に大きいと受けとめています。
何が勝因だと思いますか?
―― 私は京都生まれの京都育ち。まったく縁戚関係がないので圧倒的に不利でした。そういう中で、私が暮らす森集落の人が選対をかって出てくださったこと、森集落のかなり多くの人たちが支持してくださったことが第一ですね。
 もう一つは、2013年末から「栄村復興への歩み」を自分で村内全世帯にお届けしてきたことで、村の人たちに私のことを知っていただいたことが大きいと思います。
選挙戦を通じて印象的なこととして、どんなことがありますか。
―― 昨年4月の補選で議員になってから発行してきた「松尾まことの議員活動報告」への反応の大きさですね。とくに若い人から、「あれが面白い。政治のことがわかるようになった」と言っていただいたことがとても印象的です。
 また、選挙戦期間中は天候が悪く、寒い日も多かったのですが、わざわざ外に出て、手を握って下さる人がたくさんおられて、感激しました。
これからの議員活動の抱負について聞かせてください。
―― 選挙の洗礼を受けたことで、いよいよ本物の議員としての活動ができると思います。とくに、「松尾まことの議員活動報告」について、これまで村長などからあれこれ言われることがありましたが、私は「私の報告活動については村民の審判にゆだねる」と言ってきました。村民の審判結果が出されたわけですから、村民のみなさんの期待と負託にこたえられるよう、いっそう研鑽(けんさん)を重ねて、よりよい「議員活動報告」をお届けしていきたいと思います。
現在の村政について、どのように見ていますか。
―― 一言でいえば、「森川氏の村政運営への不安感が村民の中に広がっている」と言えます。
 私は、「森川反対派」でも「森川与党」でもありません。自治体は二元代表制(村長、村議会議員のいずれもが住民の直接投票で選ばれる)ですから、「与党」「野党」という発想法そものが間違いです。議員と議会はまず第一の仕事として行政に対するチェック機能をしっかり果たしていかねばならないと考えています。もっともっと勉強して、不明朗なことがないようにしていきます。チェック機能をしっかり果たせば、自(おの)ずからあるべき村政のあり方を提示していくことにもなると思います。
選挙公報で「〈女性の視点〉に学ぶ」と書かれていましたが…
―― はい、新議会は女性議員が不在で、由々しき問題です。10名くらいの女性にアドバイザーをお願いし、女性のいろんな意見から学ぶようにします。
 また、女性や若者との懇談会を積み重ねていきたいと考えています。


復興へ、本年度のメイン事業は森上水道工事!

 

 写真は、中条川上流の1号崩壊地のすぐそばで、森上水道水源予定地から流れ落ちる雪融け水の様子です。4月30日に撮影しました。水量は非常に豊富! 手ですくって飲んでみましたが、とても美味しかったです。

 懸案の森水道の復旧工事、4月24日に入札が行われ、地元の廣瀬建設が落札しました。水源地への道はすでに開通しており、所定の手続きを経て、今月の早い時期に工事が始まるものと思われます。
 この森水道工事は、震災復興へ、今年度の村のメイン事業です。ご注目ください。

 

 この水源の様子をもう少しご紹介しましょう。
 下の写真が水が湧き出てくるところ。地中を下へ掘り進むと湧き出てくるというのではなく、斜面のある箇所から流れ出てくるのです。こういう箇所が複数あります。地元では昔から、「水が欲しければ、縦に掘るのではなく、横向けに掘れ」という言い伝えがあるそうです。

 


 水道工事については昨年度、詳細設計が行われていて、不安はありません。着実な工事の遂行を待つばかりです。


 そのうえで、水源地がある1号崩壊地の状況を少し報告します。写真を3枚ご覧ください。

 

 

 


 3枚のうち、上段の写真は水源地の上方の様子。この箇所は6年前の地震での崩落に対する対策措置が行われていません。水源地を守るために、この一帯の安定性を確保する措置が必要ではないかと思われます。
 中段の写真は昨年度に実施された崩壊斜面のモルタル吹付箇所の現在の様子。やはり雪との関係で傷みがかなり見られます。これは工事に問題があったということではなく、この崩壊斜面を抑え込むことの困難性を示していると思います。森水道と開田用水の導水路がこの斜面直下に埋設されますので、対策措置の恒久化を県(国)に求めていくことが必要です。
 下段の写真は崩壊斜面の下方が大きく崩れている箇所。
 こういうアングルの写真は初めての撮影です。下流方面も一緒に写っていて、事態の深刻性がよくわかると思います。
 この箇所は今年度に対策工事が予定されていますが、中条川上流の山腹崩壊問題に常に注意を払い、村として県(国)に的確な対策を求め続けていくことは村政の重要課題です。


クマの出没期になりました。ご注意ください。

 

 上写真は、4月27日夕刻6時すぎ、「トマトの国」の中条川対岸の崖面を移動するクマです。かなり大きなものです。
温泉に入りに行き、鳥甲山があまりに美しいのでカメラを構えていると、すぐ近くで「ズドーン」という大きな音。振り返ると、人だかりが…。
 クマの目撃情報があり、猟友会の人が二人出動して、対岸から何発か、撃ちました。しかし、クマは崖をどんどん登り、鉄砲は届きませんでした。
 役場の担当者も来ていましたが、すでに目撃情報が数件入っているとのこと。雪が消え、クマがあちこちに出没する季節になったのですね。

 

赤線で囲ったところが上の写真の箇所。その後矢印方向に逃げた


 山菜とりで山に入る機会も多くなると思います。
 音を出すなど、充分な対策をとるようにしてください。また、目撃した場合はすぐに役場に知らせるようにしてください。
役場の担当部署は産業建設課です。
 さらに、畑の周りでの電気柵の設置、電気柵周囲の草刈りなどの対策措置を積極的に進めていきたいものです。


飯山線のお客さまを森宮野原駅でお出迎えしましょう!

 

 4月30日午前11時2分、森宮野原駅に到着した「おいこっと」の乗客の人たちが記念写真を撮っておられるところです。
 私は、ホームでお出迎えをし、「春の栄村のご紹介」という手作りの写真集パンフレットをお配りしました。1月28日の冬のおいこっと特別列車の時に続き、2度目です。今後、都合がつくかぎり、土日の「おいこっと」到着時にお出迎えに出たいと思っています。「一緒にお出迎しますよ」という人を求めています。一人でも、二人でも、とにかく毎回出ることが大切だと考えています。
 30日はいつもと違って満席ではなかったのですが、乗客の中のカップルは私が「秋山郷では7月半ば頃まで雪渓に触れ合えますよ」と紹介すると、「あっ、切明温泉というのがありますよね。車で来た時に行きましたよ」と教えて下さいました。あきらかに信越自然郷?栄村のリピーターです。こういう方々との触れ合い・コミュニケーションが栄村の観光力を高めます。

 

 

飯山線SL定期運行要望の署名にご協力ください
 本紙302号でお願いしたSL定期運行要望の署名、すでに約500名の署名をいただいています。村議選の関係で中断していましたが、再開します。これまでにご署名いただいた約500名の半数以上は村を訪れた村外の方々によるもの。村民全員署名へ、さらにご協力をお願いしていきますので、是非、よろしくお願いします。


春の写真集

今春初めて撮影したミズバショウ。4月25日午後、月岡の山です。

 

鳥甲山連峰の白沢。秋山林道を進み、白沢の直下から撮影しました。4月28日お昼前です。

 

 選挙戦の5日間はまったく写真を撮れませんでしたが、23日以降、いろんなところで撮っています。18日以前もいい写真があるのですが、ちょっと時期がずれたので、そちらは別の形で紹介します。あと3枚ご覧ください。

 


秋山林道で昼食を楽しむ埼玉からのご家族(28日)

 

道の駅の賑わい(30日午後)

 

「トマトの国」の前から(4月23日昼)

 

 

<後記>
 村議選の関係で配達を休んでいました。選挙前にNo.304を配達した地域もありますが、ほとんどの地域では4月14日発行のNo.304とともに配達させていただきます。定期発行体制を回復させていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。


今年初めてのミズバショウ


 25日午後、月岡の山に行ってみた。
 「行きたい!」と思いながら、選挙戦で行けず、「遅めかな」と心配していたが、見頃になり始めたところだった。

 

 

 

 まだ結構雪がある。

 

 

 清らかな水の流れ。ミズバショウの生命線だ。

 近くにはユキツバキの蕾が…。

 

 

 

 

 山では芽吹きが始まっている。

 

 

 群落地への上り口。残雪があるからこそ近づくことができる。

 


栄村に春がやって来た!

 

 今日23日午前10時半すぎ、「トマトの国」前での撮影です。
 一昨日から村の各所で桜の開花が見られるようになってきました。一昨日、昨日は写真を撮る暇(いとま)がなかったのですが、今日は朝からいろんなところに撮影に出かけました。
 「トマトの国」の前では“雪上の桜”が実現しました。
 この時間はまだ雲があって、鳥甲山の全体像が見えませんが、昼すぎには次頁写真のような、いちだんと素晴らしい景色になりました。

 

 

 

午後の青倉集落では、苗間にする田んぼを耕起する人の姿も見られました。

 

作業されているのは島田与八さん。

 

朝8時頃と午後2時台の2回、平滝から野々海池に上がる道に行ってきました。
道路除雪が完了しているのは標高900〜950mあたりまで。

 

この先はまだ1m近い雪があるようです(午前8時撮影)。

 

 晴れ上がった午後、3月29日につぎの景色を見たところに行ってきました。

 

 

 今日の様子は次の写真です。

 

 

 道路脇にまだ残雪がありますが、3月29日にはカチカチの雪が2m近くあったのが嘘のような春の景色です。
 先に紹介した、まだ道割りが終わっていない地点の近くでも、雪の壁から突き出た桜の枝のつぼみが膨らんでいました。自然の力って凄いなあと思います。

 

 

 

 

 最後にお見せしたい写真がもう1枚。

 

 

 鳥甲牧場です。見えている山は高倉山。
 午前9時50分頃の撮影。
 まだ1mほどの積雪がある雪原を15分ほど歩き廻って撮ってきました。まだ晴れていなかったのが残念ですが…。

 ある所ではまだ冬、しかし村のかなりのところに春が訪れた栄村です。

 


まだまだ雪がいっぱいの鳥甲牧場

 

 今日4月13日、朝7時50分すぎ、鳥甲牧場に行ってきました。

 夏から秋にかけて、ソバ、五宝木大根、人参が育つ畑はまだ一面の雪です。

 いちばん高い山が鳥甲山。

 

 昨夜の天気予報では「朝は雨」となっていましたが、朝、起きてみると快晴。予定を変更して、鳥甲牧場ー五宝木に向かいました。期待通りの絶景。

 さらに3枚、ご覧ください。

 

 牛が実際に飼われていた時代のサイロが見えます。その後ろの山は布岩山。

 

 1枚目の写真の右方向を撮影したもの。

 

 苗場山方向。

 

 この撮影の後、五宝木集落に下りましたが、道路は凍っていてツルツル。カーブを曲がり切れず、雪の壁に一度ぶつかってしまいました。

 

 さらに屋敷集落に向かい、屋敷での配達を終えて、小赤沢集落に向かうと、天候が悪くなって降雪。寒かったですね。

 

 小赤沢の後は、和山、切明、上の原を廻り、最後に林道を通って白沢へ。

 405号線で津南町に下りたのは午後3時半頃でした。

 

 


VOITURE AMITIE’ 飯山線を走る


 

 「ヴワテュール アミニティエ」と読み、「友情の列車」という意味。
 昨3月31日午後、飯山線平滝駅〜白鳥駅間で上り列車を偶然に見かけ、追いかけて西大滝トンネル手前の境川踏切にて撮影しました。
 調べると、今年7〜9月開催の「信州デスティネーションキャンペーン」のプレ企画として、3月10日からキハ110系車両1両がこのような色どりに姿を変えて走っているそうです。
 私には初めて見るものですが、1991年から1997年にかけて飯山線を走っていた車両デザインを復刻したものだそうです。3月23日からは「飯山線の四季」をデザインしたラッピング車両も走っているそうで、出会いを楽しみにしています。
 あと3枚の写真を裏面でご覧ください。

 

 

これは白鳥踏切での一枚。

 

西大滝トンネルをぬける同車両。
踏切遮断機が上がった後に踏切上から撮影。

 


まさか今日見られるとは思っていなかった

 

 今春初めてのカタクリ、一輪だけの開花です。
 30日、31日の両日、北野天満温泉と平滝でつぼみを確認。昨日、今日(4月1日)は曇り空で気温も低いため、開花は3日頃かと思っていたのですが、北野天満温泉で雪の斜面を上っていくと、一輪だけ開花しているのを発見!
 撮影地点が開花場所から遠かったので、周りの枯葉や枝木を取り除くことができず、撮影角度も限られていて、満足のいく撮影はできなかったのですが、まさか今日見られるとは思っていなかったので、撮れただけで幸せです。
 昨春は雪が少なかったので3月末でかなり咲き乱れている状況でしたが、今年は意外と雪消えが遅くなっているので10日頃の開花かなと思っていました。午前中の陽光が当たる斜面に雪が消えた部分が見られたことから30日から毎日チェックを始めていてよかったです。
 撮影地点の全景およびつぼみの写真は次頁をご覧ください。

 

撮影地点の全景。
開花は赤マークのあたり。青●のところまで上って撮影。

 

 

 

 気温がグンと上がった29、30日に雪消えがかなり進みましたが、原向(はらむき)集落や野田沢(のたざわ)集落などはまだまだ多いですね。原向の中村正文さん宅前の積雪計は30日午後、「110cm」を示していました。

 

 

 また、カタクリの開花を見た後、東部谷を下り、切欠(きりかけ)集落まで来ると、田んぼの雪を飛ばす人の姿がありました。

 

 

 

「まず咲く」→マンサクの花
 栄村で春に真っ先に咲く花として親しまれているのがマンサク。
 まだ車では近づけない山の上でも咲いている場所があるだろうと思われますが、日常目に触れる場所で比較的早く開花するのが日隠(ひかくし)橋(月岡集落大巻から小滝集落に上がる村道に架かる)のすぐそばの木。
 道端の残雪の上を上って木に近づいて、完全に咲いたものからつぼみまで各種の姿を撮りました。