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栄村復興への歩み
2011年3月に震度6強の地震で被災した長野県栄村で暮らす松尾真のレポートを更新しています。

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阿部県知事が視察

13日午後、阿部守一県知事が栄村に視察に入りました。
国道の損壊個所、青倉集落を視察した後、役場を訪れ、
島田村長の要望を聞きました。

村は、道路の復旧、水道の復旧、仮設住宅などを要望しました。
その後、役場内の避難所で村民に話しかけるなどしました。

―栄村ネットワーク関係者 現地からのメール記事

14日(月)いっぱい、建物診断

13日は、長野県の専門家による各家の診断が、森、横倉、泉田平、箕作(半分)で行われました。
 
「赤」(危険)、「黄」(要注意)、「緑」(調査済)のいずれかの紙が貼られていきます。

 診断士の話によれば、これは余震が続く状態での危険度の判定だそうです。「赤」と判定されたからといって、自動的に取り壊さざるをえないと決まったわけではありません。しかし、「赤」や「黄」と判定された方たちの気持ちは重いものです。

14日(月)は、箕作の残り、月岡、小滝、野田沢、大久保などの集落での診断が行われます。この診断の終了と、余震状況を見ながら、村役場が一時帰宅や避難所からの帰宅などについて判断するものと見られます。

―栄村ネットワーク関係者 現地からのメール記事

「栄村役場」に避難している方の状況


全7箇所の避難所のうち、「栄村役場」に避難している方の状況です。(3月13日現在)
 
水道は止まっているものの、道は通じているため、周辺市町村からの給水車によって水は支給されている。ガスは地元の業者さんがいたので、LPガスを使っている状況。

自宅は栄村の中でも被害の大きい青倉・横倉集落なので、住める状況ではない。すでに建物調査もはじまってて、自宅にも赤紙・黄紙・青紙などが貼られていると思う。

「もの」はいろいろ届きつつある。役場で一括してうけている状況。支援としては、同じものばかり重複して届いても大変なので、義援金として受け取れるとありがたい。

避難している方と一緒に「勝手に連合体」略して「勝手連」を作って、炊き出しをしている。給水車の水と、火はLPガスを利用。野菜は自給自足で村から調達しているが、もっとあればと感じている。

記:WEB更新担当 現地で避難している方への電話聞き取りより。

これからを見据えて

明日、13日からが第2段階
12日本日は衝撃と興奮のうちに1日が経ったといえます。
明日からは、可能なところでは片付けも始めなければならない。
辛さが身に沁みてくるであろう。
気力を充実させて臨むしかない。
応援もほしいとは思うが、受け入れられる態勢がまだない。
現段階だと、車での野宿を覚悟、食料持参でないと、応援にならないと思います。
12日本日、通行止めになっていた国道117はおそらく通行可能になると思いますが。

第3段階をみすえて
家の再建等、長期戦になります。
栄村以上に大きな地震が起こっている状況の中で、栄村がどのように再建の途につくか。
村再建のしっかりした希望とビジョンが必要になってきます。
「栄村をみんなの力で守る!」――そういうお気持でご支援ください。

全地区が7ヶ所に避難

12日午前11時に秋山を除く全村に避難指示が出され、家を離れて避難所に集合することになった。

地区 避難所
豊栄地区(白鳥、平滝) 特養施設
「フランセーズ悠さかえ」
箕作   箕作集落センター
水内地区(森、青倉) 栄村役場
(文化センター)
百合居地区 
(横倉、月岡、小滝、泉平)
北信小学校
中央地区 (天地、大久保、野田沢) 栄中学校ランチルーム
北野校区 (極野、中野、北野、
坪野、天代、当部)
北野温泉
志久見・長瀬校区  東部小学校

青倉集落、横倉集落の被害がとくにひどい
被害の概要がわかってくるにしたがって、青倉、横倉の被害がとくに激しいことがはっきりしてきた。青倉の集落公民館は全壊。「もう、あの家には住めない」という人が多数である。JR飯山線の線路が宙づりになっているのも青倉地区でのこと。
また、隣の横倉では1戸が全壊。
平滝から百合居橋にむかって入る県道のスノーセットが崩壊した。

その他、「トマトの国」にむかって左手の山が大きく崩れ、中条川を埋めている。「トマトの国」の温泉に来られたことのある人は、左手に断崖絶壁が見え、そ の下が中条川に沢になっているのをご存じでしょうが、そこがすべて埋まり、「トマトの国」の駐車場とあまり高さの変わらなくなっている。
また、小滝集落は雪崩で集落への道が塞がったので、ヘリでの避難となった。
小滝の牛舎をご存じの方も多いと思いますが、ほぼ全壊に近いようです。

未明の大地震(3月12日未明)

「ドーン ガタン、ガタン、ガタン、ガタン」という衝撃と音で瞬時に目を覚ましました。
「宮城の地震の大きな余震がきたのか」と思いながら、揺れがひとまず収まって、電気をつけると、ふすまは外れて、倒れている、本棚も倒れ、足の踏み場もな いほどに本などが散乱している。初めて「大地震だ」と実感し、着替えて、部屋の外に出ると、ゼミナール館の壁などが落ちている。

「田舎で働き隊」のメンバーの安全を確認したうえで、車で村役場へ。外はまだ真っ暗で、国道117号線の森大橋にかかったところで、車が大きくバウンド。道路と橋の接続部に大きな段差ができていることに気づいた。

役場にはまだ当直の職員しかいなくて、しばらく役場で被害状況の掌握等に協力。
夜明け後、青倉集落の役場職員を出迎えに行くと、青倉集落入口の中条橋に大きな段差が生じて車が通れない。国道117に戻り、青倉トンネル手前から集落に入ることにしたが、117の栄大橋あたりは段差、亀裂が生じていた。

その後、役場職員と共に、東部谷地域の被害状況の確認へ。
家の損傷は外から見る限り、青倉のような状況はほとんど見られず。志久見川沿いの県道の路肩が大きく崩落している箇所が1ヶ所。また、北野天満温泉近くで 崖というか、山というか、崩れて、北野川を埋めている。河川敷が広いところなので、水はせき止められることはなく、土砂の上を流れていた。

テストです。

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