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栄村復興への歩み
2011年3月に震度6強の地震で被災した長野県栄村で暮らす松尾真のレポートを更新しています。

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畜産業をなんとか再興させたい


 小滝の集いの中に肉牛を飼う畜産を営んできた中沢謙吾さんの姿もありました。

 牛舎が崩壊し、牛に水をやることも、給餌することもできなくなり、地震翌日の3月13日に約200頭の牛をすべて搬出し、手放しました。ご本人はなんとかして再び畜産の仕事をやりたいと考えておられますが、再建の見通しはまったく立っていません。
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中条川土砂堆積と景観

 ここ数日、村を訪れた人を案内して、連日のように中条川の土砂堆積現場に足を運んでいます。
 雪融けの進行で堆積した土砂の中にできた流路を流れる水の勢いがどんどん強くなっています。写真では比較しづらいかもしれませんが、18日と今日の写真を示します。

 
今日24日
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JR飯山線の復旧工事、完了に近づく


 地震で線路の路盤が消えてしまったJR飯山線。24時間ぶっ通しの復旧工事が進められ、ほぼ完了に近づいています。

 これは青倉集落の中条橋(橋の両端に大きな段差ができ、通行止め)の上から、国道117号線栄大橋の下を通る飯山線の線路を写したものです。ここに写っているあたりが路盤が消えた箇所の1つです。土盛りがされ、新しい線路が引かれているのが確認できます。線路の向こうは千曲川です。雪融け水で流量が増えています
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4月24日レポート 後記

  • -
  • 2011.04.25 Monday
 今日は仮設住宅問題‐住宅復興問題を取り上げていませんが、今日も悲しくなるような話をいくつも耳にしました。人口わずか2300人余りの小さな村です。しかも、住宅をめぐって深刻な状況に追い込まれている住民はせいぜい100世帯です。その一人ひとりの実情に耳を傾け、丁寧な対策をたてることはまったく可能なはずです。そういうことをしないのは「村から出ていってくれ」と言うに等しいことだと思います。

 困っている人たちの声を一つにまとめていくことが必要でしょう。微力ですが、そのために頑張りたいと思います。  

箕作でスジ蒔き始まる

  箕作営農組合が今日からスジ蒔き(稲の種を蒔く)作業を始めました。

 
スジ蒔き機でスジの上に土を被せて出てきたところ
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今日も飯山へ行ってきましたーー飯山仮入居者の仮設入居の実現を

 夕刻、飯山の雇用促進住宅に仮入居されている方のお住まいをお訪ねしました。Kさんご一家のお住まいで、若いご夫婦にお子さんが4人。たいへん賑やかで明るいご一家です。

 テレビ局の取材依頼で、知人からKさん一家を紹介していただき、ご一家と取材者のつなぎ役として訪問させていただいたものです。

 私もお宅にお邪魔させていただき、インタビューの様子を拝見し、途中からは子どもたちの遊びに引っ張り込まれ、何年かぶりでトランプの「ババ抜き」をしました。
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田んぼの復旧事業はどのように進むのか


 すでに田んぼの被害状況について何回か報告をしていますが、日毎に雪消えが進み、被害の様相がさらにはっきりしてきています。

 前頁の写真は「新たに判明した田んぼの被害と、農業復興ビジョンの方向性」の写真6に写っている小滝集落の田んぼです。雪がかなり減り、田んぼの表面の様子がはっきりわかるようになっていました。かなり激しく陥没し、段差ができている箇所がありますが、それだけでなく、田んぼ全体が波打っています。田んぼは平らであってこそ米作りが可能です。少なくともこの田んぼは全面的な修復が必要です。
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「支援」ではなく、〈復興の主体〉として

 今日来村された方とお話していて、非常に重要な示唆をいただきました。
 その方のお話というのは、「被災地にもともとNPOが存在していたというのは大きいですね。東北でも一部の都市的地域ではその地のNPOがあるが、多くの町村では外部から支援に入るNPOしかなく、そういうNPOでは地域のことがなかなかわからない」というものです。

 このお話から、当たり前のことといえば当たり前のことなのですが、栄村ネットワークは「支援」の団体ではなく、地域のNPOたる者として〈復興の主体〉としてもっともっと力を発揮しなければならないのだということを改めて強く自覚させられたのです。

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罹災証明、各家庭に届く

 今日、多くの家庭に役場から罹災証明が届きました。納得できる認定を受け取れた人もいますが、「どうしてわが家が半壊にすぎないのか」と納得できない人もおられます。

 全体では、一昨日の報告よりも増えて、全壊33棟、大規模半壊18棟、半壊130棟で半壊以上は181棟にのぼっています。調査対象住宅は約700棟の中で半壊以上が181頭というのはやはり凄まじい被害です。

 ここから重要なことはまず3つです。
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仮設住宅についての不安解消のための提案

 「全壊」「半壊」等の被害認定は出ました。
 他方で、仮設住宅について、村は、戸数40戸、応募期間4月20日〜27日、入居者決定5月16日、選考基準「被災の状況、危険、被害の程度及び住宅の困窮状態等を総合的に勘案」ということを発表しています。
 では、住民はなぜ、不安に陥るのか。

 戸数に40戸という制約がある一方で、上に引用した選考基準に「住宅の困窮状態」という、どのようにでも解釈できる抽象的な文言があるからです。
 不安を解消するには、村がもっと具体的に住民のおかれている状況を把握し、仮設入居を(追加建設分も含めて)保障する具体的な基準をあきらかにすることです。

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