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栄村復興への歩み
2011年3月に震度6強の地震で被災した長野県栄村で暮らす松尾真のレポートを更新しています。

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この夕空は記憶に残しておきたい

 

 今日30日、午後3時から1時間ほど、激しい雨が降った。午後6時40分頃、温泉に向かうと絶景が目に飛び込んできた。
 残念ながら、カメラを家に置いてきていた。慌てて戻り、カメラを持って、もう一度温泉に向かった。景色は最初に見たものとやや変わっているように思ったが、中条・白山神社前、「トマトの国」の展望台から撮ってみた。
 1枚目は白山神社前からのもの。

 

 

 

 これは「トマトの国」の展望台から。

 

 約30分後、温泉から出ると、夕焼けは消え、夜空に変わりつつあった。

 

 


 雲海が見える景色への私の傾倒は、いまから遡ること約50年、高校3年生になる直前の春休みに友人二人と愛媛の奥道後温泉を訪れた時に雲海を見た時に始まる。
 この好みは死ぬまで変わることがないだろう。


四季が揃いました

 

 四季が揃いました
 切欠集落とその田んぼの写真。夏(7月)、春(5月)、秋(9月)、冬(12月)
の四枚が揃いました。

 

 

 

 

 夏バージョンは2016年7月12日(午後4時頃)、春バージョンは2016年5月13日(午前11時半頃)、秋バージョンは2015年9月22日(午前9時すぎ)、冬バージョンは2015年12月28日(午前9時すぎ)の撮影。

 最初に撮った秋バージョンは偶然の産物。長瀬集落から原向にむかって県道を進んでいて、「あっ、綺麗だな」と思い、車を停めた。冬も機会そのものは配達との関係での偶然のもの。春と夏のバージョンは、「同じ景色の四季それぞれを撮ろう」と意識してのもの。今回は配達はない日で、午後、別のところを走っていて、結構晴れていたので、「チャンスかな」と思い、わざわざ現場に出向いた。もっと青空であれば、さらに素晴らしかったが、梅雨の合間のこと、あまりチャンスはないと思った。
 5月の春バージョンは田植えが始まる直前のものだが、その後、「田植え直後」も狙ってみたが、苗が小さく、この距離では「田植えされた」という感じをうまく捉えられなかった。
 このように同じ景色の四季を揃えるというのは、簡単そうで、じつは容易ではない。景色のいいところは雪の季節は近づけない場合が多い。逆に、雪の季節でも近づけて、雪景色が綺麗なところが、雪のない季節はさほどの景観ではないというケースもある。
 景色を撮るためだけに出歩く余裕はさほどないが、写真データを振り返る中で、よさそうな候補地があれば、チャレンジしてみたい気持ちもある。


6月の写真から

 久しぶりの「栄村復興への歩み」の発行です。同時発行のNo.287が文章ばかりのものになりましたので、こちらの号は文章中心の記事もありますが、できるだけたくさんの写真を紹介したいと思います。

 

エゾアジサイ(22日、平滝〜野々海間にて)

 

森集落の山の上の不動滝(29日夕)

 

コシジシモツケソウ(18日、スキー場内村道脇)

 

今年はチョウが多い(18日、貝立山〜野々海間にて)

 


阿部家住宅の裏の田んぼ。田直しを終えて2年ぶりに田植えされた(7日撮影)。

 

漬けまるきゅうり。今年は作付が少し遅れたが、そろそろ出荷か。(29日撮影)

 


野々海池の水番。斜樋(しゃひ)の水栓の開閉で水路に流す水の量を調整。水番は月岡英男さん(22日)。

 

ひんご遺跡から出土したクリの実(17日)。

 


「高原シャトル便」初便が雄川閣前に到着(25日)。


今夕の写真から

 

午後7時半すぎ、「トマトの国」の温泉から出た時に目に入ってきた景色。
中央やや右寄りに山頂がくっきり見えるのは三ツ山。法師山を挟んで、やや左寄りに山頂が雲に隠れているのが鳥甲山。

 

 

 

 

午後5時すぎ、工事の様子を取材するために入った中条川上流山腹崩壊の1号崩壊地にて。
ヨツバヒヨドリあるいはサワヒヨドリ。今季は初見。

 

 

 

ホタルブクロ。1輪は萎れているのが残念だが、咲いていたのはこんな厳しい環境の中。

 

 

中条川上流の2号崩壊地です。


夕陽、5月24日



 夕刻6時、野田沢集落から県道に出たところで、きれいな夕陽が見えた。
 この写真でも見えてはいるが、さらにクローズアップすると、先日、定植を終えた宮川頼之さんのトマト畑がよく見える。



 見えている屋根は妹木の牛舎。

五月晴れ18日の景色8点



11:08。野々海から平滝に下る時、ケンノキと呼ばれる辺りで眼前にこの景色が現れた。北アルプスが見えるのだ。
昨秋に調べたことからすると、真っ白な右の山は火打山。左のより大きく見えるのが妙高山。
このようにきれいに見えるのは今日の五月晴れが本当に大気の澄みきったものであることの証左。




9:50。野々海のキャンプ場から野々海峠方向に進んで最初の大曲がりの右手のミズバショウ群生地にて。
ここは特筆すべき群生地。後日、「野々海のミズバショウ群生地」に関するレポートで詳しく紹介したいと思っている。



9:56。2枚目の写真と同じ群生地にて。




10:55。野々海の三叉路の池。ミズバショウは池の東南の奥に見える。




11:04。野々海池から平滝・横倉にむかって下る水路。




11:57。平滝〜箕作間の架橋工事現場。
千曲川の流れが激しかった。昨日の雨の影響だろう。
架橋工事は、明日あたりから橋桁の送り出し作業が始まるようだ。




15:51。宮川頼之・春美さんご夫婦のジュース加工用トマトの定植作業。菅沢農場にて。




18:05。家の窓から撮った1枚。二人のおかあさんが補植作業(むらの人は「植えなおし」とも言う)。上の田んぼに見えるおかあさんは昼間の勤めから帰宅した後の作業。昨日は歩行型田植え機で田植えされていた。すごいズクだ。







 

5月13日の景色 続編

スタンバイ



 斉藤幸一さん(北野)のキュウリ畑。12:02。
 苗植えの準備がもうすっかり整っている。苗植えは5月20日過ぎだろうか。畑の大半には普通のキュウリが作付されるが、昨年、直売所で大人気だった「漬けまる」君が私は楽しみ。




 「5月13日の景色」の最後にソバ畑の様子を紹介したが、そこに至る道はこんなところ。

 この少し先で、こんな素敵な木の花の下を通る。12:10。





 ソバ畑のそばの木々もきれい。

 
 この後、東部パイロットの真ん中の道路に出て、天地−菅沢に向かったが、その途中で「新発見」。12:21。



 正面に鳥甲山が見えている。これはいつものことだが、鳥甲山の頂上に左側、じつは白瑤瞭と幾筋かの雪渓が見えていることに気づいた。クローズアップしてみる。



 いままで鳥甲連峰の裏側が見えているのだと思っていたが、違うのだ。上の原から見える鳥甲山を「正面」とするならば、ここからは鳥甲山の裏側ではなく、側面を見ていることになるわけだ。
 鳥甲山〜カミソリ岩〜白瑤瞭は南北に連なっているのではなく、南東方向に連なっているから、北から見ると、こんな感じになるわけだ。これが「新発見」。

津南の河岸段丘を眺望



 鳥甲山を見たのと同じ地点で、目線をぶっと北東に振ると、津南町の河岸段丘が見える。
 どのあたりが見えているのか、クローズアップ写真も撮ったので、並ぶ家々の特徴をおさえて、今度、河岸段丘上に行き、場所を確かめてみよう。
 この1枚からも、太古においては、栄村の東部パイロット、原向のあたりと津南町の河岸段丘が地続きのものであったことがわかる。


 この後、菅沢農場を通り抜け、程久保集落へ。配達の後、滝沢総一郎さんのアスパラ畑を訪ねた。12時半すぎ。



 アスパラの生長はどうやら本番に入ってきたようだ。




 「今朝、収穫されたのかな?」と思われる切り口が見え、そのそばには1〜2日でLサイズに成長しそうなものが見える。


 この後、昼食、平滝の架橋工事現場を経て、横倉で28軒の配達を終えて、家に向かう途中の1枚。14:10。



 「田んぼのむこうのサクラがきれい」と言えば、「うん、なるほど」と思ってくださる方もおられるだろうか。
 じつはサクラではない。桐の花だ。
 栄村を初めて訪れた頃、「桐の花って、サクラよりも綺麗だ」と思ったことを思い出した。




 この写真を撮っているとき、頭上では「ピーヒョロロー」という鳴き声。トンビですね。
 連写で何枚か撮ってみました。



 人間が飛行機をどうやって思いついたかがよくわかりますね。



 どうやら、つがいで飛んでいます。

 Webで調べて見ると
   「よく耳にする「ピーヒョロ〜」という鳴き声は自分の縄張りを知らせる
    もので、他の鳶が近づくと「ピーピピピピッ!」と鳴いて警告します。
    二羽で旋回していたのなら、お察しのとおり求愛飛行だと思われます。」
とある。

 最後にもう1枚。


5月13日の景色



家の裏手の田んぼとスキー場の山(9:25)


フジの花(+桐の花)と鳥甲山(栄大橋上から、10:01)


桐の花。栄村の「村の木」です。(森大橋横、10:04)




 早くもノボリフジが咲いている。今年亡くなった桑原健さんを思い出した。隣りのばあちゃん・チヱさんはどうしているだろうかと思ったら、家の裏の畑で草取り。カメラを向けると、私の存在に気づき、「そこにちょっと座っていきな」ということで、畑の端で腰かけておしゃべり。健さんが亡くなったし、反対側の隣りのばあちゃんは調子が悪いそうだ。一人作業は寂しくて、やや辛そう。ときどき、こうして畑端で話すのがよさそう。(10時20分すぎから20分間ほど)






 五月の節句はもう終わったが、鯉のぼりは5月いっぱいくらい、揚げておくのだろう。
そこそこの風はあったが、きれいにたなびく姿を撮るのに苦労した。2分強、99枚を連写した。もう一昨年になるのだろうか、双子ちゃんが生まれたお家にて。(10;48頃)


 この次に撮った写真は、見開きページで、別の季節のものと対比させたいので、先に11:30以降撮影の写真を。


長瀬から原向に上がりきる直前。前面に空がワーッと広がる。


八重桜の落花が盛んになり、こんな立派な絨毯が…。
景色の全体像はこんな感じ。


11時50分頃、野口にて。



原向の上る道から切欠集落を望む。


2015年9月22日


2015年12月28日



野口〜天地間で東部パイロットへの山道に入り、ソバ畑を見てきた。下は昨年9月4日の同じ場所。



 今日の写真はまだあるが、ひとまずここまで。

 

素晴らしい風景

 前号では素敵な風景の写真をほとんど掲載できなかったので、いろんな写真が紹介できないままになっています。今号では、かなりのスペースをとっていろんな写真を紹介します。




 秋山郷・屋敷橋近くの滝とヤマザクラ。
 4月23日朝撮影。
 秋山の人に滝の名前を尋ねても、「名前を聞いたことはない」とのことですが、とても素敵なところです。何回も通って、とうとう桜の満開時を撮ることができました。



 サクラつながりで、こちらは原向集落の開田記念碑の桜。4月26日撮影。
 原向では、「この桜が満開になったらスジ(種籾)播き」という言い伝えがあるそうです。
 桜のすぐそばに白木蓮の木があり、その白い花、緑の葉と桜のピンク色のコントラストが素敵です。



 カタクリがびっしりと群生。その密度は凄い!
 スキー場頂上です。4月30日撮影。
 平年よりも約半月早い開花。たくさんの人が訪れるようにしたいですね。「スキー場のグリーンシーズン活用」の最有力候補です。





 大きな木の根元に群生するイワカガミ。右はイワカガミの花のクローズアップ。5月4日、スキー場頂上カタクリ群生地の奥の林の中にて。

 春夏秋冬、どの季節にも素晴らしい景色を随所で見られるのが栄村。厳しい豪雪の冬があるからこそ、豊かな自然に恵まれているのだと思います。
 

野々海のミズバショウ、スキー場のイワカガミ・カタクリ



 5月4日、野々海のミズバショウです。
 4月26日にわずかに開花しているのを確認しましたが、今日は開花数がかなり増えていました。
 3月末の月岡の山での開花の始まりを先駆けとして、いろんなところのミズバショウを見ていますが、今年は全般的に花が小さいようです。津南町でミズバショウの世話をしているという方も、先日、そんな話をされていました。
 この場所の全体像は次頁で紹介しますが、三叉路の湿地はまだ雪が消えつつある過程、東窓湿地もまだわずかですが積雪があります。
 上の写真の場所(深坂峠手前、道路の左側が広がっている箇所の斜面下)は、来週あたりがピークではないでしょうか。
 なお、平滝から野々海に上がる場合、「通行止」の看板が出ていますが、それを無視して、多くの人が入っています。道路の除雪は終わっています。昨年、野々海で出会った人から、今日、「9日、10日に訪れたい」ということで、問い合わせのお電話をいただきましたので、現在の状況を率直にお伝えしました。野々海池や沢で危険な行為をしなければ、格段の危険はないと思いますので、私は野々海の状況を積極的に公表することを選択しました。


 冒頭掲載写真撮影場所の全体像。


 野々海池の様子(4日)



 湖面の雪はもうほとんど融けています。ただし、表面は融ける寸前になっている箇所でも、水中にはまだ20cmほどの雪があるようです(下写真)。
 池正面の芽吹きはここ1〜2日に始まったばかりです。




 次は三叉路の湿地の様子。これは昨3日撮影のものです。



 今日4日はもう少し雪消えが進んでいました。今後の気温にもよりますが、来週半ばには部分的にミズバショウが見られるかもしれませんね。

 東窓湿地は4月26日に撮った写真しかありませんが、昨3日、しっかり見た時もまだ全体に積雪がありました。ただし、26日の撮影時も木道があるあたりは雪が薄く感じられましたので、ここも来週後半には部分的にミズバショウが見られるようになるかもしれませんね。



 写真中央に横一直線で積雪が薄く見えるところが木道が通っているところです。
 この東窓の横を通り抜けて野々海峠に行く林道がありますが、栄村の責任で除雪されたのは野々海峠手前の信越トレイル出入口のところまで。26日の時点では、道路脇の積雪量は多く、道路に木の枝が突き出ている箇所が多数あり、普通車で通ると、車に傷がつく可能性大の状況でした。
 その林道脇で、東窓からそんなに離れていないところにミズバショウの群生地がありますが、26日の段階で開花寸前の状態のものを見ましたので、もう開花しているものと思われます。

 なお、ミズバショウの群生地では、積雪の上や木道からの鑑賞・撮影にとどめ、湿地内に足を踏み入れないようにご注意願います。

 また、栄村・野々海に詳しい方にお伝えします。
 スキー場内の村道は通行可能で、さらに野々海に通じる山の中の道ももう雪はありません(周辺の山や沢には結構の雪を見ることができますが)。しかし、野々海の三叉路に出るところに除雪ブルが停められていて、三叉路に出ることはできません。ご注意願います。

 ミズバショウの関係で、もう1枚、紹介しておきます。こういう写真を撮ったのは初めてです。



 ミズバショウの根の発達がどんなにすごいかを初めてしっかりと見ました。
 今日、この場所に案内した友達が、「水がきれい。根がすごい」と言ってくれたおかげで、こんな写真を撮ることができました。感謝!!




 イワカガミです。
 下向きに花を咲かせます。
 スキー場リフト終点のカタクリ群生地の奥の林の中で咲いています。かなりの群生地で、開花は始まったばかり。木の根元に咲いているものが多いですね。



 是非、ご覧いただきたいのですが、初めての人がこの林に入ると、戻る時に「道」に迷うことがあります。また、調子にのってドンドン進んで行くと、突然、断崖絶壁になり、滑落する危険があります。地元の人にガイドしてもらうのが賢明だと思います。


 リフト終点のカタクリ群生地も凄いです。
 群生地全体を写真でうまく表現することは私の技術ではできません。昨3日撮影のものを紹介します。



 「無限に」カタクリが群生する様子を感じとっていただけるでしょうか。
 もう1枚は、「カタクリと鳥甲山」です。群生地の南正面に鳥甲山が見えます。こちらは4月30日撮影。




 今日はここまでです。