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栄村復興への歩み
2011年3月に震度6強の地震で被災した長野県栄村で暮らす松尾真のレポートを更新しています。

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スキー場の頂上はいま

 「復興への歩み」の中で言及したことがあると記憶していますが、私は昨夏、スキー場の頂上に6〜7回通い、草刈りをしました。カタクリの群生地をより良い状態にするためです。
 今春、その成果がどう出るか、早く見たいという思いで、19日と23日にスキー場の頂上まで行きました。まだ雪があり、19日は残雪のゲレンデを30分ほどかけて上りました。23日は頂上まで歩いて5分程度のところまで軽トラで行けました。
 カタクリは、23日午前、まだ1〜2分咲きという状況ですが、草刈りの成果なのか、群生の範囲が広がっています。
カタクリの様子はもう少し開花が進んでから紹介したいと思いますが、23日の頂上行きの最大の成果はイワウチワとの出会いでした。写真は頁を開いて次のページをご覧ください。まだ雪に覆われている林の中を進んでの出会いでしたので、すごく感動しました。

 


 ここで見られるイワウチワは葉がかなり大きいです。葉の基部の形も心形に見えますので、「オオイワウチワ」というものではないかと思われます。花に詳しい方がおられたら、是非、ご意見をお聞かせください。
 「イワウチワ」(岩団扇)という名前につながっているのでしょうが、岩場や断崖に咲いていることが多いです。
スキー場頂上の林の場合、カタクリ群生地になっている平らな地に近い部分にはイワカガミが群生し、イワウチワは崖っぷちに近いところに咲いています。
 4月20日には、秋山林道沿いの断崖の林道から見上げるような岩場にイワウチワが咲いているのを見ました。下写真の赤いマークをしたところです。凄いところに咲いているものです!

 


 これも栄村の自然の豊かさを物語るもの。
 スキー場頂上の草刈りを今年も続けることをはじめとして、栄村の自生植物の環境を保全する取り組みを拡げていきたいと思っています。(写真に見える滝はたびたび紹介している不動滝です)
 


鳥甲山眺望の絶好地点での耕作放棄地再開墾の取り組み

 

 

 鳥甲山(連峰)の素晴らしい眺めです。
 国道405号線の上野原〜栃川橋間からも眺望できますが、「じっくり眺めたいなあ」という場合、車のスピードを落としたり、停めたりでは、あまりゆっくり眺めていられません。
 道路からちょっと下って、じっくり眺められるといいですね。でも、道路の下はこれから草が繁茂すると、とても下りていけません。もともとは田んぼだったところなのですが。
 そこで相澤博文さんが地主さんの了承を得て、4月17〜19日の3日間、田んぼに生えて大きくなったヤナギやハンノキの木を伐採されました。(写真手前に見える木はその伐採木です。)
相澤さんは今回の伐採地のすぐそばで田んぼ2枚分を再開墾し、すでに2年間、ソバを栽培されています。
 「観光のあり方研究会」では、「この地を再水田化しては」という意見も出ているそうですが、問題は担い手です。上野原集落の高齢化を考えると、水田耕作の復活・持続には困難があります。当面、ソバ畑を拡大していくという相澤さんの実践が最も現実的だと、私も思います。この場で撮影した写真のアルバムをご覧ください。

 

 

 ブルーシートがかけられた農機が見えますが、そこがすでに2年間、ソバが栽培されたところ。

 


          山人参

 

       シシウドの若芽

 

 相澤さんが経営されているヒュッテひだまりで食させていただきました。

 

 3枚上写真の中央から左下にむかって道が見えます。和山までのバスがまだ無かった頃、相澤さんはこの道を歩いて、和山の仁成館まで行かれたそうです。その道沿いにあるのが庚申塔。

 

 

 

 

 今回、ヤナギなどの木を伐採されたところ。405号線から下りやすいところです。伐採したハンノキはきのこの原木栽培に使われます。

 

 


サクラのアルバム

 

箕作平滝大橋から。
平滝公民館周辺のサクラが鮮やか(14日撮影)

 

 

 

柳在家から東部パイロットに入る道の脇にて。
県道を走っていて、このサクラに気づき、電柱が入らないように撮影するのに苦心しました。道路の反対側に「十二神」の石碑があるのにも気づきました。17日撮影。

 

 

 

 

国道405「清水河原第一スノーシェッド」上のヤマザクラ。20日撮影。

 


後記

  • -
  • 2018.04.26 Thursday

 今号は春の栄村の豊かな自然を紹介する記事が主となりました。ただ、現在の栄村が、それに酔いしれていられるような状況にないこともあきらかです。本号でいろんな自然の様子などを紹介したのも、村づくりを考えてのことです(今回の記事が関係する分野は観光、耕作放棄地対策など)。そのうえで、もっとシリアスな(=深刻な)議論も必要です。
 さまざまな人たちが声をかけてくださり、栄村の現状と進むべき方向性について、いろんなご意見を聴かせて下さいます。震災以来、「復興への歩み」をタイトルとして本紙を発行し続けてきた者として、みなさんのご意見をうけて、もう一歩も二歩も踏み込んだ議論をしなければならないと思っています。
 「時は金なり」という格言があります。これはお金儲けを称揚する言葉ではありません。「時間を空費するな」ということです。村の将来を考える場合にも念頭におかなければならなりません。農繁期を迎えていますが、その中で同時に、村の将来についての議論を詰めていきたいと思います。

 

 

道の駅、直売所の賑わい(22日昼)


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栄村復興への歩みNo.333 2018年4月23日発行
編集・発行人 松尾真 連絡先:電話080−2029−0236、 mail;aokura@sakaemura.net
ゆうちょ銀行 11100−1361481 栄村復興への歩み協賛寄金 ながの農協栄出張所 普通0009390 栄村復興への歩み発行協賛金松尾眞


栄村復興への歩みNo.333(4月23日付)

 

 21日、22日と、栄村も日中は25℃を超える暑さとなりましたが、その21日の午前に訪れた野々海はまだ真っ白な雪の世界でした。
 上の写真は「季節外れ」と思われるかもしれませんが、三叉路からキャンプ場に向かう中間点で野々海池の様子を撮影したものです。深坂峠に歩いて向かった時はまだ1m以上の雪の上を歩きましたが、野々海池を覆う雪はかなり薄くなっている感じがします。 池の周りのブナの木の先端も芽が赤くなっています。昨年は5月上旬でも芽が赤くなっている様子すらありませんでした。今年はGW期間中に池の水が見えるようになるのではないでしょうか。

 


 2枚目の写真は深坂峠近くのミズバショウ群生地。写真左手下に雪がないところが見えますが、そこにはミズバショウの芽が5〜6本。GWにはきれいなミズバショウが見られると思います。


 


栄村復興への歩みNo.332(4月13日付)

 

秋山郷の春景色が素晴らしい!

 10日、「復興への歩み」の配達で秋山郷へ。数日ぶりにポカポカ陽気。しかも、真っ青な空が広がる快晴。いろんなところで道草し、いろんな風景を写真に収めました。
 上の1枚は、10時19分に秋山林道の屋敷〜白沢間(まだ通行止めです*)で撮ったもの。
 真正面に見えるのは残雪がまだまだ多い白(しろくら)の頭(かしら)。手前の樹々は芽吹き始めています。今号ではこの日の秋山の写真を多数紹介したいと思いますが、とにかく「素晴らしい!」の一語に尽きる景色に数々出会いました。4月20日過ぎからは最高の春の行楽シーズンになると思います。村のみなさんも是非、訪れてみてください。
  *まだ落石等が多く、一般車両の通行は危険です。


振興公社をどうすればよいか 〜現場で働く仲間を大事にし、お客さまとのつながりをより深く〜

 3月29日に村と振興公社の間の指定管理契約が議会で議決され、4月1日には新年度がスタートしました。1頁で紹介したように、素晴らしい春の訪れの中で、栄村・秋山郷を訪ねたいというお客さまからの予約問い合わせも入ってきているようです。
 しかし、残念なことに、振興公社の現場は満身創痍の状況で、もがき苦しんでいます。現場でお客さまをもてなす職員スタッフが絶対的に不足しています。また、浴室に不具合が発生して温泉営業を停止している北野天満温泉をめぐっては、村の対策検討の会議が4月13日に開催されるという対応の遅さで、現場は困惑しています。
 どうすればよいのか。現場を廻り、スタッフの声を聞く、また、村民のみなさんの意見や、栄村を訪れ公社施設を利用してきた村外の人たちの声も聞いてきました。
 以下、現時点で大事だと思うことを私なりに提案していきたいと思います。

 

● 経験を積み重ねてきた職員の確保がいちばん大事
 秋山郷には公社指定管理の施設が雄川閣、「のよさの里」の2つあります。
 4月1日スタートの新年度の体制では2施設合わせて職員の配置はわずか4名。しかも、秋山郷の施設での経験があるのは雄川閣の板前さん1名のみ。この体制には2つの大きな問題があります。
 1つは、「2施設で4名」ではとても管理運営できないということ。2つは、板前さん1名を除いて他の3名は秋山未経験というのでは施設の管理ポイントもよくわからないし、お客さまに秋山郷についてご案内することも充分にはできないことです。

(以下、この記事で掲載する写真は本文内容と直接には関係しないものを含みます)

 

のよさの里での雪囲い外し作業

本家と分家を結ぶ渡り廊下の雪囲いを外すには3日間かかるそうです。

設置の時は1週間かかります。10日午後撮影。

 

■ やる気でいてくれる経験者がいます
 まず、2つめの点が取り上げます。
 じつは、秋山郷の2施設で経験豊かな人材が不足しているのは、過去2年間の高橋(前)理事長体制下で不本意ながら退職に追い込まれた職員が複数名いるからです。施設の運営をめぐって「理事長」からの指示がクルクル変わる、それに物申すと最終的には仕事から外される等のことがあり、経験豊かな職員が辞めざるをえなくなったのです。
 これらの人は「秋山郷の施設を守りたい」という気持ちを今も持ち続けてくれているようです。まず、これらの人たちに振興公社に復帰していただくことが事態打開の大きなカギだと思います。
 もちろん、これらの人たちが超優秀で、何の欠点もないとは言いません。これまでの経験とあわせて、もっともっと研鑽と工夫を重ねてもらわなければならないと思いますが、それもまずは現場に復帰してもらって初めて言えることです。

 

白沢からの眺望

右奥は苗場山。その手前には上野原集落。

 

■ 「人手の確保が先か、営業収入の増大確保が先か」という問題
 つぎに、「2施設あわせて職員わずか4名」という問題を考えます。
 これも前理事長が「経費削減による赤字削減」という主張で、どんどん人員カットを重ねてきた結果です。「職員を切る一方で、理事報酬を得ているのはおかしい」という問題も指摘されていますが、ここでは「人手」「職員数」について考えます。
 人手を充分に確保することは人件費の増大を意味します。公社の現状からいえば、赤字額のさらなる増大の危険性を生み出しかねない要因です。
 しかし、人手が足らないことによって、どんな事態が生まれているかを直視しなければなりません。
 公社理事会の「新年度営業方針」では、雄川閣の宿泊受け入れは金・土とGWや秋の繁忙期のみ。のよさの里はコッテージ貸出(素泊まり営業)のみです。
 先日、偶々ですが、訪ねた先の公社施設で、職員が予約電話に対応しているところに出くわしました。「申し訳ありません。その日は営業しておりません」。予約申し込みが金・土以外の日だったのです。
 しかし、いま、観光客の主流のひとつは60〜70歳代のリタイア組です。平日か土日か、関係ありません。いや、むしろ、混雑を避けて平日をお選びになるでしょう。
 「金・土以外は宿泊営業しない」ことによって、せっかくのお客さまを逃してしまっているのです。
 たしかに、金・土以外の日に宿泊客を1組確保したからといって、全日営業するのに充分な人数の職員の人件費を稼げるわけではありません。しかし、「だから、職員数を減らして、金・土のみ宿泊営業」という方針にすることが正しいでしょうか。否、ですね。
 やはり、充分な職員を配置し、徹底的な営業で連日の宿泊客を獲得し、人件費をカバーして余りある営業収入を得る方を選択すべきだと私は考えます。

 

清冽な雪融け水とワサビ葉

撮影場所は下の写真のところ。秋山林道沿いの

不動滝の近くです。

 

 

● 営業拡大に求められること
 「徹底的な営業で連日の宿泊客を獲得…」と書きましたが、これが最重要の課題ですね。
 この課題の打開にむけて色んなことを考えなければならないと思いますが、〈人は何を求めて旅をするのか〉を考えてみましょう。
 自分自身にひきつけて考えれば、〈素敵な景色、美味しい食べもの、人との出会い〉、これが3大要素ではないでしょうか。
 栄村には、このうち少なくとも2つはありますね。素敵な景色と美味しい食べものです。ただし、私たち村民、とくに観光営業に携わる村の人に、その認識が十分にあるかといえば、「?」マークがつきます。

 

■ 素敵な景色への意識性
 「のよさの里」から見える鳥甲山の雄姿については、振興公社の職員も「素晴らしいですよ」と自慢しますが、「トマトの国」の前面に広がる素晴らしい景色については職員にそういう意識はあまりないようです。4月12日午後に撮った写真を掲載します。素晴らしいですよね。

 


 最近、公社のスタッフとそんな話をしましたが、「あまり見慣れていて、格別には意識しない」というのが直接的な原因のようです。しかし、観光の仕事に携わる者としては、それではダメです。「素敵な景色を売り込もう」という目的意識を抱いて、つねにフレッシュな目線で村のあちこちを見つめる。そういう意識性が求められます。
 12日午後、西大滝のサクラの様子を見に行った時、観光協会のスタッフと出会いました。「サクラの開花状況を見に来た」と言い、写真を撮っておられましたが、そういう動きを公社や観光協会等々が一体となってガンガンやっていくことが大事ですね。
 「トマトの国」の前面に広がる素晴らしい景色に話を戻すと、ひんご遺跡の発掘調査で「トマトの国」に宿泊されていた県埋蔵文化センターの人が、「朝、出かける前に『トマトの国』からの景色を眺めて鋭気を養い、現場に向かう」と言っておられたことを思い出します。

 

■ お客さまに声をかけ、お話をしてもてなす
   ――〈人との出会い〉の鍵

 

 今回は詳しくは書きませんが、〈美味しい食べもの〉も栄村にはたくさんあります。
 いちばんの課題は、〈人との出会い〉にあるのではないでしょうか。
 「むらのばあちゃんとお茶のみして楽しかった」というようなことがどんどん実現されれば、それに越したことはありませんが、観光の営業の拡大にとって真っ先に求められる〈人との出会い〉はそれではないと思います。観光に訪れた人たちにとっての〈人との出会い〉の最前線に立つのは旅館等の宿泊施設のスタッフです。
 その点をめぐって公社が運営する宿泊施設の現状はどうか?と言えば、課題は多いと言わねばならないのではないでしょうか。ネット上での「口コミ評価」を見ると、雄川閣への高い評価が見られますが、今号で取り上げたスタッフの異動の中で、高い評価を維持できるかどうか、心配です。
 〈お客さまに満足していただける人との出会い〉を実現していくには、2つの課題の打開が必要だと思います。
 1つは、スタッフ数を十分に確保し、スタッフがお客さまとお話したりする時間を確保できるようにすることです。たとえば、今回記しているように雄川閣へのスタッフの配置が2名程度にとどまるならば、スタッフ自身にはどんなに意欲があっても、お客さまと話す時間を確保できません。
 2つは、スタッフがお客さまへの関心を高め、お客さまの気持ちや関心を知ることと、それに応える話のネタを豊富に用意しておくことです。これには個々のスタッフの意識性が求められると同時に、スタッフの間でのミーティングやお客さまおもてなしに関するワークショップなどを頻繁に行うことが大事だと思われます。

 

何の花でしょうか?

秋山林道・不動滝のそばに賑やかに咲き誇って

いました。そばにマンサクの花も咲いていまし

たが、それとは異なるものです。

 

 

 〈振興公社をどうすればよいか〉というテーマで書いてきましたが、ここで議論してきたことは、振興公社関係者にどういう取り組みが求められているかということに尽きることではありません。私たち村民全体がどういう問題意識を持ち、公社の職員スタッフと共に力を合わせて、こういうことに取り込んでいこう!という呼びかけです。是非、みんなで考えてみましょう。

 

白沢から白瑤瞭を望む

 

 

 


西大滝のサクラ

 

 12日午後の西大滝のサクラの様子です。「14、15日に見ごろになるかな」と思っていたのですが、天気が悪いようですね。16日からの週の前半、お花見日和になるでしょう。

 

 

購読拡大にお力をお貸しください

 

 ご承知のとおり、2月中旬から有料定期購読制にさせていただきました。

 配達で出会った読者の方から、「〇〇さん、『わざわざ振込に行くのは大変だけど、読みたいの』と言っていたよ」というお話をお聞きすることが最近よくあります。お知り合いの人に、「復興への歩み、配ってもらっている?」と声をおかけいただき、購読のご意思のある方が分かりましたら、是非、私にご連絡いただけないでしょうか。ご連絡いただいたら、できるだけ早く、私がそのお宅を訪ねさせていただきます。

 


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栄村復興への歩みNo.332 2018年4月13日発行
編集・発行人 松尾真 連絡先:電話080−2029−0236、 mail;aokura@sakaemura.net
ゆうちょ銀行 11100−1361481 栄村復興への歩み協賛寄金 ながの農協栄出張所 普通0009390 栄村復興への歩み発行協賛金松尾眞


栄村復興への歩みNo.331(4月7日付)

 

 

発想法を大転換して、栄村の力強い成長へ

 最近、「日本一不安な村」なんて言葉が聞こえてきます。とても残念なことですが、不適切発言をしながら、撤回もせず、村民に不安感を与える人がいるのだから、やむを得ないかもしれません。
ここらで、村民が主役となって、新しい動きを進めていくことが必要だと思います。そこで大事になるのが発想法の大転換。
 〈栄村は痩せ細っていく一方〉というイメージ(高齢化、子どもの減少、人口の際限なき減少などから出てくるイメージ)がありますが、これを払拭し、〈栄村が夢のある村へ、力強く成長する可能性〉という確信を広げていくことです。
 まだ充分には取材できていませんが、今後、そういう発想法で記事を編成していきたいと思います。

 

(本頁の写真は森集落開田上の旧村営グラウンド先です。4月2日撮影)


保温力抜群の温泉、カタクリとヒトリシズカ、そして食事 ――「トマトの国」の新たな活性化を実現したいですね

 

 

 カタクリがわーッと咲いている様子は4頁で紹介しますが、上写真のカタクリは「トマトの国」の近くで咲き始めたばかりのものです。6日撮影です。
 カタクリが咲くのは「トマトの国」の建物が写っている下写真の手前あたり。丸山という小山の麓です。写真左下隅に小さいですが、カタクリが見えます。今年は4月半ばあたりに雪が消えて、満開になるでしょう。

 


 この場所はカタクリだけではありません。カタクリの花が消える頃、同じ場所に今度はヒトリシズカという花が一斉に咲きます(下写真)。

 


 「トマトの国」の前からの眺めも最高です。苗場山、高倉山、鳥甲山、三ツ山、毛無山(野沢温泉スキー場がある)が一望できますし、これからの時期、その手前の一帯の芽吹きも鮮やかです。

 

● トマトの温泉で体がポカポカになる秘密は?
 「トマトの国」の温泉、お風呂から上がっても長い時間、体がポカポカし続けます。近辺の他の温泉では体験できないものです。
 その秘密は温泉中に含まれる鉄分。鉄分には保温効果があるそうです。有名な有馬温泉(兵庫県)と同じです。鉄分は空気に触れると赤く変色します。それも「トマトの国」のお湯の特徴ですが、その特徴が同時に保温効果をもたらすのですね。村外からも人気があります。

 

● お昼営業で、村の人たちが集い、温泉と昼食・おしゃべりを楽しむ ―― そんな企画いいですね!
 いま、北野天満温泉が故障のため日帰り入浴中止で、その代替措置として「トマトの国」が午前11時から入れるようになっています。でも、一昨年秋から昼営業が廃止になって、不便を感じている村民や村外客の方が大勢おられますね。
 そんな中、特定日限定ですが、送迎バス付で「温泉+昼食」の営業がいま検討されているそうです。いいですね!そういう企画から得られる売上は大した金額ではないでしょうが、「トマトの国」ー公社施設が変わる第一歩として大きい意味があると思います。

 

● 村民みんなと職員でつくる楽しい施設へ
 振興公社の赤字問題。もう嫌ッと言うほどに聞かされてきました。赤字額だけをワーワー言っていても、よくなりません。
 上に紹介した新しい企画を村民みんなで盛り上げるとか、2頁で紹介したカタクリやヒトリシズカを楽しみにみなさんが出かける。さらに、新しい企画もみんなでどんどん創り出していく。そういう中から、「赤字を減らす」という消極的な考えではなく、栄村の新しい活気と経済活動の活発化を生み出していく
 そういう新しい局面を切り拓いていくことが、これからのテーマだと思います。

 

写真は昨年4月23日撮影。今年は4月8日〜14日の週の後半に見られるのではないでしょか。