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栄村復興への歩み
2011年3月に震度6強の地震で被災した長野県栄村で暮らす松尾真のレポートを更新しています。

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極野〜五宝木間の道路に行ってみました

 私は昨年の地震以降、村内のさまざまな所の状況を見て廻ってきましたが、唯一、一度も様子を見に行っていない所がありました。
 極野から五宝木に向かう道路です。
 鳥甲牧場から五宝木に入り、五宝木から極野方向に少し進んだ所まで行ったことは2〜3度ありましたが、地震による道路損壊箇所を見たことはなかったのです。
 15日朝、極野から入り、車で進める所まで行ってきました。極野から入ってすぐの所から道路が傷んでいる箇所は多々ありましたが、大規模な損壊が発生し、現在、復旧工事が行われている箇所は下の写真のところです。この先にも大きな損壊箇所があるのではないかと思いますが、この日は時間が限られていたので、これより先へ歩いて行くことは断念しました。看板によると、工事期間は「12月20日まで」とされていて、極野〜五宝木間が通行可能になるのは実質的には来春のことになるのかと思われます。


写真A 15日に行けた範囲で最も大規模な工事箇所
 

写真B Aの箇所から下方を見る        


写真C 左の写真Bで下方に見えた箇所
 この写真Aの箇所とCの箇所は、写真Aの右手の山が写真Cの箇所まで崩れたのだと思われます。

 なお、この地点から集落方向を眺めた景色はたいへん美しいものでした。写真をご覧ください。


現在、野々海には行けません

  ここまで報告してきたように、あらゆる所で復旧工事が進んでいますが、スキー場から野々海につながる道路も7月9日から本格復旧工事が始まっています。看板の表示によると8月中旬までの予定です。
 他方、平滝から野々海に上がる道路も本格復旧工事が進められています。こちらは10月31日までの工期になっています。
 いずれも道路を全面舗装する等の工事ですので、工事が行われている間、通行はまったく不可能です。


スキー場から上がる道の舗装工事箇所       


平滝から上がる道路の路肩修復箇所

滝見線で復旧工事が始まっています


 「村道滝見線」と言っても、村民の方ですら、志久見と小滝の人たちを除けば、知らない・行ったことがないという人の方が多いかと思います。
 志久見集落と小滝集落を結ぶ道路で、元々は林道としてつくられたものです。
 被害はひどく、私は滝見線の復旧工事はかなり遅くなるのではと思っていたのですが、6月末に「もう工事が始まった」と聞き、5日朝、現場に出かけてみました。村内のどの工事現場でも作業員の人たちの出勤は早いですが、8時過ぎに現場に着いたところ、もう工事が始まっていました。「何時ころに来られるのですか?」と尋ねたところ、「ついさっき、着いたばかり」とのことでした。
 では、写真の紹介です。
 まず、小滝から奈免沢川にむかって走り、その間の距離の5分の4ほどを進むと、大きな段差が生じていました。それが現在は、ひとまず工事車両が通行できるように砂利が入れられ、段差がなくなっています。

昨年5月3日撮影             
   

今年7月5日撮影

 この段差のあったところから、歩いて数分進むと、古道の志久見街道に入って行けるところがありますが、そこまでの間は被災後、ほとんど路肩が落ちている状況でした。いま、その路肩を全面的に復旧する工事が進められています。



 また、志久見街道に入る場所のすぐそばの道路は縦上に亀裂が何本も入り、無残な姿でしたが、現在は裂けてしまったアスファルトが除去され、砂利が入れられて工事車両が通れるようになっています。





 滝見線で最もひどい被害は、上の写真の地点のすぐ先、奈免沢川を渡る橋の手前で、山崩れが発生し、道路が跡形もなくなったというものです。
 まず2枚の写真をご覧ください。

 上の写真は昨年10月27日に撮影したもの。小滝側からではなく、奈免沢(−志久見)の方から進んできて撮影したものです。
 写真の真ん中あたりに上の写真のところにつながる道路がわずかに見えますが、左手の山が崩れ、土砂が滝見線の道路を越えて奈免沢川まで達しています。

 山崩れの様子はこちらの写真です。


 

この地点、今年5月4日、古道歩きで行った時には、上のような様子でした。


 この山崩れの土砂が7月5日時点ですでにすべて取り除かれ、工事用車両が通過できる状態になっていました。上の写真です。

 このように道路の復旧工事が進むことは力強く、嬉しいことですが、このように震災の爪痕が姿を消していくことに、「一抹の寂しさ」と言うのも変でしょうが、複雑な思いが去来するのも事実です。
 「古道に入るところ」という表現を何度か使いましたが、古道への入り口を見ると、大きなクラック、段差がはっきり残っています。古道は、中世期以来の栄村の暮らしを伝えるとともに、3・12栄村地震を後世に伝える場にもなるのかな、などと思ったりしています。


滝見線から古道・志久見街道に入って行くところに残る大きなクラック(亀裂)と段差


森の水道施設建設工事


 「トマトの国」の温泉に通っておられる村民の方は、中条の白山神社の横手で、上写真の工事現場を毎日、ご覧になっていることと思いますが、何の工事なのか、ご存知ですか?
 森集落の水道の新しい給水場の建設現場なのです。


 上の写真の左右2ヶ所にハコ型のものが見えますが、これが水汲み上げのポンプ機です。そして、上の写真で灰色っぽいシートに囲われたところが見えますが、これはポンプで汲み上げた水を貯水する施設で、ここから森集落の全域へ水道水が供給されるわけです。
 ポンプ機は何ヶ所もボーリング調査した結果、水量がいちばん多かったところを掘って設置されていますし、「貯水施設」もつくられるのですから、夏に川の水が少なくなると断水することもあるという、長年の森集落の問題が解決される可能性大です。
 ここから森集落の全域につながる水道管を敷設する工事はすでに完了しているようです。
 森集落の方、是非、一度現場をご覧になってください。現場責任者の人に声をかければ親切に説明して下さいます。

(今日は出かける予定が入っているため、4頁版です。悪しからずご了解ください)  

国道117号線の通行にご注意を

 村の人は毎日の暮らしの中ですでに見知っておられる人も多いと思いますが、いま、国道117号線の市川橋〜県境間は至るところで震災復旧工事が行われています。
 このため、「片側交互通行」になっている箇所が非常に多く、国道117号線の通行には細心の注意が必要です。

 上の写真は30日朝、長野方向から栄村に向かって走っていて、「あさぎりトンネル」の手前で撮影したものです。
 トンネル手前から東大滝付近までの間が片側交互通行になっていて、栄村方向に向かう車がトンネル手前で信号待ちしている模様です。写真左手に西大滝ダムが見えることから、かなりの台数の車が信号待ちしていることがわかると思います。


● 青倉トンネル付近はとくに要注意
 こういう状況の中で、とくに青倉トンネル付近の通行が要注意です。
 1つは、横倉から森方面にむかって国道117号線に出る際の注意です。前頁で見たとおり、10台前後の車が随所で信号待ちしながら進んでくる結果、横倉トンネルから10台前後の車が続いて出てきます。横倉から国道117号線に出る際は、ちょっと停止時間が長くなりますが、10台前後の車が通過するのを待つようにすることが安全だと思います。
 もう1つは、青倉トンネルの青倉川出入り口付近です。

 写真に見られるように、トンネル出入口のすぐ近くで工事が始められています。
 このため、出入口のごく近くで、微妙な車線をしなければなりません。森方面から横倉−飯山方面に走行する場合、右写真に見える白線が切れるところで、まっすぐ進むのではなく、少し左にハンドルをきらないと、トンネルから出てくる車と正面衝突することになってしまいます。
 かなり危険な箇所だと思います。
 現場の誘導措置ももっと強化することが望まれます。
 工事は夏から秋にかけてまで続きます。朝の通勤時などは相当に混みますが、日々変わる通行規制に注意して、安全な走行を心がけていきたいものです。


いたるところで道路復旧工事。通行には十分な注意を

 国道117号線、東部地区の県道、車で走ると、いたるところで復旧工事が盛んに行われています。そのため、片側通行の箇所がいっぱいあります。仮設信号機が設置されているところも多いですが、道幅が少しだけ狭くなっていて、対面通行が危ない箇所も。
 私自身の自戒の念も込めて、運転にはくれぐれも最新の注意をはらいたいものです。

北野天満橋は工事通行止め(う回路あり、8日撮影)

●菅沢の道路復旧を早く!

 8日、菅沢農場でズッキーニの苗植え作業中の野田沢の人たちに出会いました。「道路を早く治してくれないと、野田沢からまっすぐに来れないんだ」とのこと。一日も早い復旧工事をお願いします。


境川橋の復旧工事の様子

 白鳥の国道117号線から西大滝へ旧国道を進むとすぐに橋があります。境川橋ですが、地震で取り付け部分が崩落し、昨秋から県の手で復旧工事が行われています(冬期間休工で春になって再開)。
 この現場を見に行ったのは今回が初めてですが、栄村側の取付部でかなり大規模な工事が行われています。


 なお、このすぐ近くに「さかいがわばし」があります。白鳥集落の中から西大滝にむかう旧道(昔の善光寺街道だと思われます)に架かる橋ですが、なかなか風情のあるところです。下の写真をご覧ください。



境川橋の復旧工事の様子

 白鳥の国道117号線から西大滝へ旧国道を進むとすぐに橋があります。境川橋ですが、地震で取り付け部分が崩落し、昨秋から県の手で復旧工事が行われています(冬期間休工で春になって再開)。
 この現場を見に行ったのは今回が初めてですが、栄村側の取付部でかなり大規模な工事が行われています。


 なお、このすぐ近くに「さかいがわばし」があります。白鳥集落の中から西大滝にむかう旧道(昔の善光寺街道だと思われます)に架かる橋ですが、なかなか風情のあるところです。下の写真をご覧ください。



志久見水路の復旧工事の現場を見てきました

   昨22日は午前7時過ぎから昼頃まで、村内のさまざまなところを廻ってきました。村道滝見線がどこまで開いているのか、よくわからなかったのですが、雪坪から通行止めのガードを越えて車で入ってみました(危険があるための通行止めですので、私の行為はあくまでも自己責任での行為です。真似ないでください)。
 途中、下の写真のような危ない箇所がありましたが、奈免沢川まで行けて、その後、暮坪への道を進みました。

 
この地点は役場から正面に見えるあたり 

       
奈免沢川と滝見線の交差する地点

写真左奥に関口さん(森集落)の作業小屋が見え、写真左下の道が暮坪への道


 暮坪への道を進むとやがて、上写真のように再び通行止めがあり、ここで下車、後は徒歩で進みました。


 下写真が3・12大地震で山が崩れ、志久見水路が破壊された地点です。


山崩れ地点           


上の写真の道路の下の様子。半ば堰き止め湖化している

 ここの復旧作業は昨秋から行われていて、冬の間休止されていました。秋に訪れた折に崖の上にのぼっていく作業道があるのを見ていたので、そこを泥だらけになりながら上って、水路復旧工事箇所を見てきました。それが次頁の写真です。
 4月半ば頃、志久見の人と話したとき、「今年の作付には間に合わないだろう。仮設パイプを通すしかないだろう」という話でしたが、やはり今年の作付に間に合う復旧は難しいと思いました。


作業道          
       

水路敷設場所と思われるところ
この写真の地点から崖沿いに奈免沢川上流方向に少し進むと、水路の管と思われるものが見えました。


 この復旧工事地点の道路上からさらに奥を見ると、旧暮坪集落で長野市内の友人等を招いて、毎年、コメ作りなどをやっておられる関口さんの息子さんの小屋の健在な姿が見えました。
 志久見水路の一日も早い復旧を祈願する次第です。

志久見水路の復旧工事の現場を見てきました

   昨22日は午前7時過ぎから昼頃まで、村内のさまざまなところを廻ってきました。村道滝見線がどこまで開いているのか、よくわからなかったのですが、雪坪から通行止めのガードを越えて車で入ってみました(危険があるための通行止めですので、私の行為はあくまでも自己責任での行為です。真似ないでください)。
 途中、下の写真のような危ない箇所がありましたが、奈免沢川まで行けて、その後、暮坪への道を進みました。

 
この地点は役場から正面に見えるあたり 

       
奈免沢川と滝見線の交差する地点

写真左奥に関口さん(森集落)の作業小屋が見え、写真左下の道が暮坪への道


 暮坪への道を進むとやがて、上写真のように再び通行止めがあり、ここで下車、後は徒歩で進みました。


 下写真が3・12大地震で山が崩れ、志久見水路が破壊された地点です。


山崩れ地点           


上の写真の道路の下の様子。半ば堰き止め湖化している

 ここの復旧作業は昨秋から行われていて、冬の間休止されていました。秋に訪れた折に崖の上にのぼっていく作業道があるのを見ていたので、そこを泥だらけになりながら上って、水路復旧工事箇所を見てきました。それが次頁の写真です。
 4月半ば頃、志久見の人と話したとき、「今年の作付には間に合わないだろう。仮設パイプを通すしかないだろう」という話でしたが、やはり今年の作付に間に合う復旧は難しいと思いました。


作業道          
       

水路敷設場所と思われるところ
この写真の地点から崖沿いに奈免沢川上流方向に少し進むと、水路の管と思われるものが見えました。


 この復旧工事地点の道路上からさらに奥を見ると、旧暮坪集落で長野市内の友人等を招いて、毎年、コメ作りなどをやっておられる関口さんの息子さんの小屋の健在な姿が見えました。
 志久見水路の一日も早い復旧を祈願する次第です。