プロフィール

profile
栄村復興への歩み
2011年3月に震度6強の地震で被災した長野県栄村で暮らす松尾真のレポートを更新しています。

カテゴリー

categories

サイト内検索

Search

カレンダー

calender
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< November 2018 >>

最近の記事

selected entries

最近のトラックバック

recent trackback

月別アーカイブ

archives

栄村関連リンク

links

携帯用QRコード

mobile
qrcode

ブックマーク & RSS

Bookmark&RSS

冬はもうすぐそこにやって来ている〜22日朝、野々海で見た景色〜

 

 真ん中の奥に見えるのは日本百名山の一つ、火打山(標高2,462m)。
 野々海から平滝に下る途中、真正面に見え、「あっ! 冠雪している」と驚き、感動しました。午前9時57分の撮影です。
 PCに写真データを取り込んで画像をしっかり見ると、頂上には積雪は確認できず、沢のようなところが白い。「?」と思い、Webで「火打山 初冠雪」で検索してみると、地元紙が10月17日朝の初冠雪を報じていて、21日の写真も掲載されていました。そして、21日の画像と私が撮影したものがほぼ一致。「初冠雪の写真」であることが確定しました。
 撮影地点は、平滝〜野々海間で、地元では「ケンノキ」と呼ぶところ。標高800mくらいで、この時期、晴れていると妙高山とワンセットではっきりと見えます。
 野々海からの帰路に見たのですが、野々海で見た景色も、18日に見たものからかなり変わり、落葉が進んで晩秋、冬の近づきを感じるものでした。

 

 

 

   野々海の三叉路から堤入口にむかって砂利道を進んで間もなく、進行方向右手に見える野々海池の東端の幅が狭くなるあたりを覗いたもの。8時51分。落葉が進んでいることが確認できます。

 

 

 野々海池入口。道が落ち葉で埋められています。

 

 

 水番小屋のストーブの煙突が見えますが、作業の合間に小屋で休憩するには、もうストーブを焚かないと寒いですね。今秋はこれから斜樋の修復作業があり、11月上旬には冬を迎えるための普請があります。

 

 

 三叉路。8時49分。

 

 

 東窓。9時24分。

 


 深坂峠付近。深坂峠から松之山に下る道路は今年も通行止め。徒歩で少し中に入って撮ったもの。山の上は紅葉のピークを過ぎていますが、谷の紅葉はこれからが見ごろ。

 

 なお、野々海峠への道も通行止めになりました。「通行止め」表示を無視して進むと、崩落危険箇所があり、普通車以上の車は切り返しが出来なくなります。「通行止め」を無視した進入をしないよう、ご注意ください。

 


数年に1回の贈りもの

 

 昨日(10月20日)の雨天からうって変わって朝から最高の秋晴れ。
 予定より30分ほど遅れたが、7時過ぎに出発で秋山郷へ。10時すぎには「下」で予定が入っていたので、駆け足でビューポイントを廻ってきた。
 上の写真は天池(第2天池)から。整備された周回コースを散策する人たちが写真中央に写っている。撮影は8時55分だが、天池にはもうかなりの台数の車が駐車していた。9時台には秋山の道路は混雑していた。
 紹介したい写真は多々あるが、10枚に限って、撮影順に紹介する。

 

 

 

7時54分。津南町中子から大谷地集落を経由して日出山線に向かう途中。右手に妙法育成牧場がある。

 

 

 

7時59分。高倉山。

 

 

 

8時13分。鳥甲牧場(五宝木)から。鳥甲山の一部、三ツ山、太次郎山、毛無山が見えている。

 

 

 

8時33分。秋山林道、屋敷上の2つのスノーシェッドの間にて。布岩山の東側。

 

 

 

8時39分。JR東の今年のポスターのアングルで撮ってみた。

 

 

 

8時50分。上野原の民家前から。

 

 

 

9時3分。上野原林道旧「展望台」付近のビューポイントから。

 

 

 

9時35分。苗場山三合目。

 

 

 

10時5分。楽養館テラスからの眺め。

 

 

 

10時32分。秋山林道矢櫃トンネル横のビューポイントから。まだ逆光時間帯だったが。

 


初めて見る野々海池の姿

 

 朝は濃い霧だったが、午前9時頃から秋晴れに。午前9時頃の出発で野々海池にむかった。
 この景色、「野々海池です」と言われて、すぐには呑み込めないかもしれませんね。
 夏の水需要といま進行中の工事のために水位が下がり、池の面積の半分くらいが底面を見せている今秋の野々海池。池のいちばん東端から沢を下って池に入り、底面を歩いて、西端が見える地点まで到達した時に撮ったものです。

 

 

 

 

 いつも野々海池を撮るポイントからのものを2枚。

 

 

 写真右手に水番小屋の赤い屋根が見えます。こんなアングルで撮れるのは池の底面が出ているからこそ。

 

 

 キャンプ場横の野々海峠にぬける林道から。
 池にはこのあたりから下りました。

 

 

 

 

 


続:紅葉の秋山郷・鳥甲山10月16日

天池周辺をグルっと廻る散策路。是非、歩いてみてください。8時55分。(写真22)

 

天池の横を通り、苗場山3合目に通じる上野原林道。天池から車で5分ほどの地点。9時5分。(写真23)

 

上野原林道にある旧「展望台」(現在は老朽化等により使用不可)のすぐ手前で眺められる広葉樹林帯の紅葉。これからもっと綺麗になる。9時12分。(写真24) ズームアップすると、下の写真。

 

(写真25)

 

写真24の景色を見た後、天池方向に戻る途中に通り抜ける林の様子。9時24分。(写真26)

 

天池でカメラを構える人たち。9時30分。「神戸」「岐阜」「品川」「大宮」のナンバーがありました。(写真27)

 

絶景ポイントの1つだが、ある民家の玄関先からの眺め。一般立ち入りは不可。9時39分。(写真28)

 

黒木尾根と鳥甲山頂上。これも民家の玄関先から。9時46分。(写真29)

 

写真29と同じポイントから。(写真30)

 

同じポイントから再び赤瑤瞭をズームアップ。(写真31)

 

和山集落と鳥甲山。10時40分。(写真32)

 

和山集落の中から。10時50分。(写真33)

 

切明温泉に下る手前のカーブから、鳥甲山登山路(ムジナ平から鳥甲山へ)を眺める。11時00分。
(写真34)

 

秋山林道をムジナ平から屋敷の方向へ向かう時、右手に月夜立岩が視界に入るポイントが3ヶ所ある。11時32分。(写真35)

 

写真35のポイントを過ぎ、写真1の白沢にむかう途中。正面に見えているのは赤瑤瞭。11時35分。(写真36)

 

写真1撮影地点からもう少し白沢に近づいた地点で白沢付近の断崖をズームアップしてみた。紅葉も素敵だが、皺のような岩の様子が面白い。11時47分。(写真37)

 

次の写真39の撮影地点から苗場山方向を眺めた様子。写真左手に見える集落は上野原。11時51分。(写真38)

 

不動滝。後方に聳えるのは赤瑤瞭。11時50分。(写真39)

 

不動滝から秋山林道をムジナ平へ戻り、さらに志賀高原方向へ。正面に見えるのがコミズ。12時8分。(写真40)

 

さらに進んでミズノサワ。12時15分。(写真41)

 

ミズノサワの上方をクローズアップしてみた。紅葉のピークになっている。12時19分。(写真42)


 16日の紅葉記録アルバムはここまで。
 気温が低い日が続いているので、20日(土)、21日(日)は奥志賀高原栄線から秋山林道を切明方面に向かうコースが紅葉のピークになるのではないかと思う。いずれかの日に行きたいが、早朝時間帯に野々海にも行きたいので、スケジュールの調整が大変。


紅葉の秋山郷・鳥甲山10月16日

 

 

 いよいよ紅葉シーズンを迎えた。ところが、天気のいい日があまりない。16日の予報で「9〜12時?」となっていることに運を託して、朝、秋山に向かった。本当は午前5時に出発したかったが、前夜が遅かったため起床は5時半に。用件を1件済ませてからスタート。秋山林道・矢櫃トンネル横の「ビューポイント」から苗場山・小赤沢を逆光承知で撮ったのが7時25分という記録が残っている。
 この日のコースは、日出山線→布岩→屋敷に下り、小赤沢のスタンドでガソリン補給→上野原とっちゃ、天池、上野原林道を旧「展望台」まで→再び上野原集落に下る→和山→切明(雄川閣)→白沢→志賀高原方面に向かう秋山林道でコミズ、ミズノサワというもの。
 記録アルバムということで、格別の編集はせず、時間順に掲載する。鳥甲山の姿を捉えたものが圧倒的に多いが、地点、地点によって見える姿は変わる。そこを見ていただけると、嬉しい。写真データにPCで若干の調整をしているが、PC上で本来の見え方(色・明るさ)がするように調整したが、印刷すると、遠景がちょっと思い通りに出ない。撮影技術の未熟ゆえだと思う。
 1枚目の写真(写真1)は、秋山林道を切明方面から屋敷方面に向かい、カーブを曲がって白沢が見えた瞬間に撮ったもの。白沢の迫力をグッと感じるにはやはりこの地点に行きたいものである。11時41分。

 

 

矢櫃トンネル横のビューポイントから、苗場山と小赤沢集落。7時25分。(写真2)

 

私が大好きなポイント。矢櫃トンネルを過ぎて秋山林道の2つのスノーシェッドの間の地点で布岩山の東側を見上げる。7時33分。(写真3)

 

道路上から見える全体像。下の部分は紅葉初期。20日・21日には下部の紅葉もかなり進んでいるかも。(写真4)

 

写真3の地点でカメラを南方向に振った。この日、最初の鳥甲山撮影。青空がなくて残念だが、陽射しはあった。(写真5)

 

布岩。7時39分。布岩の紅葉はまだまだ先。(写真6)

 

布岩にむかって左へ目を向けると、布岩山と連なる屋敷山がすでに紅葉真っ盛り。(写真7)

 

屋敷集落に下り、屋敷橋そばから眺めると、こんな景色。7時50分。(写真8)

 

春の「幻の滝2本と山桜」のポイントとして紹介するところ。屋敷橋の脇から中津川上流方向に少し歩く。7時52分。(写真9)

 

写真9の撮影地点と中津川。(写真10)

 

上野原“とっちゃ“からの鳥甲山(白瑤瞭〜鳥甲山)。8時19分。(写真11)

 

上野原“とっちゃ“からの鳥甲山(鳥甲山〜赤瑤瞭〜屋敷山)。(写真12)

 

赤瑤瞭のクローズアップ。(写真13)

 

 

とっちゃのソバ畑はすでに刈り取りが終わっている(上)。下はヨモギの葉の上の朝露の水滴。(写真14、15)

 

とっちゃの撮影地点に向かう旧道。(写真16)

 

国道405から旧道への入口。「遊歩道」の看板。普通車で入るのは無理。(写真17)

 

上野原集落唯一の耕作田の稔りと鳥甲山。8時37分。遭難者捜索で刈り取り作業が遅れていた。(写真18)

 

天池。風がなく、水面が鏡に。ただ、伸びた杉の木に対処しないと景観が台無しになる。8時49分。(写真19)

 

逆さ紅葉。(写真20)

 

「第2天池」と鳥甲山。8時53分。鳥甲山のダイナミックな姿はやはりここからでないと見られない。でも、天池を訪れる写真愛好者のほとんどはまだこのポイントをご存じないようだ。(写真21)

 

 

 

 

 

 


15日夕の野々海

 

 「野々海池の紅葉の見ごろは20日頃」と見立て、6日以降、訪れていなかった。
 午後3時半頃、室内での作業を終えて、空を見ると、天気予報とは異なり、かなり青空が広がっていて、「そうだ、西日に映える野々海を見よう!」と思い立った。上の写真は、野々海池の水番小屋の裏手で撮影。午後4時21分。
 西日に照らされる右側と、もう日陰になった左側のコントラストが鮮やか。
 野々海池の紅葉は思っていたよりも進んでいた。
 あと3日後くらいがいちばんのピークになるのではないだろうか。天気予報を見ると、21日(日)がベストの撮影日になるかと思われる。

 

 

16:12。野々海三叉路。

 

16:14。野々海三叉路〜野々海池の道から野々海池の東端を見る。

 

16:18。野々海池入口。

 

16:20。水番小屋付近にて。

 

16:23。野々海池の西方向。

 

16:29。北方向の山から霧がのぼってきた。


栄村復興への歩みNo.347(10月11日付)

 

秋を楽しもう!

 

 10月8日午前、快晴の下で、あまりにきれいだったので、紅葉の葉をクローズアップして撮ってみました。奥志賀高原栄線でのことです。
 私はこれまで、栄村の紅葉スポットの風景写真を紹介する写真をたくさん撮ってきましたが、こんなふうに紅葉の葉をクローズアップする写真はあまり撮ったことがありませんでした。紅葉が一面に広がる風景を眺めるのは素敵ですが、秋の陽ざしをうけて、透き通るような輝きを見せる紅葉の葉っぱというのもまたいいですね。
 今号は、〈紅葉スポットの今〉を紹介していきたいと思います。

 上の写真ですが、「何の木の紅葉か?」。答えるのが難しいですね。私が調べたかぎりでは、“モミジバフウ”という木ではないかと思うのですが、木に詳しい方、いかがでしょうか?

 


野々海の三叉路、10月6日午前です。湿地の水草の紅黄葉、落葉低木類の紅葉はまさにピークです。野々海池の紅葉は20日頃が見ごろになるのではないでしょうか。

 


奥志賀公園栄線、箕作から25kmくらいの地点。10月8日午前、霧に包まれる紅葉が幻想的。

 


鳥甲山連峰、白(しろくら)の頭(かしら)と白沢です。

 秋山郷の紅葉のピークは10月下旬になると思われますが、山の高い部分はいまが紅葉の盛りです。
 10日午前9時39分撮影。ここの撮影は難しいですね。この時間帯に鳥甲山〜黒木尾根も入れようとすると、どうしても鳥甲山〜黒木尾根に陽が当たって輝き、逆に白沢は少し日陰になって紅葉の鮮やかさが出ません。まあ、私の撮影術のレベルが低いということでしょうが。
 それにしても、岩にへばりつく樹々の紅葉と荒々しく下る白っぽい沢のコントラストが鮮やかで、ここでしか見られないものです。この1枚は、上野原集落の「郷の家」さんの前庭から撮らせていただきました。

 

 村のみなさんは、10月下旬〜11月上旬、我が家の近辺で素敵な紅葉が見られますから、わざわざ紅葉狩りにお出かけになることはあまりないかと思います。でも、我が家周辺だけでは見られない素敵な紅葉風景が栄村内のさまざまなところにあります。是非、一度か二度、紅葉狩りにお出かけください。


「来年の秋、北野天満温泉で同級会をやりたいんだが、大丈夫かい?」

北野天満温泉、トマトの国、雄川閣、のよさの里を村民パワーで守り、より良くしましょう!

 

 10月3連休の時、ある村民の方から、上記のような質問(「来年の秋、…」)を受けました。
私は、「『新会社を立ち上げよう』という話を聞いているから、大丈夫でしょう。ひとまず、北野に連絡して、仮予約をしておけばいいんじゃないですか」とお答えしました。
 ところが、3連休の終わりに、「振興公社は来年3月末で指定管理者をやめる。4月1日以降の予約はお断りすることになっている」という話が飛び込んできました。10月5日に振興公社職員全員を対象とする会議が開催され、そこで理事会から「振興公社が指定管理を受けるのは今年度3月末まで。職員は3月末で失職することになる」と告げられたというのです。
 いろんな公社職員の方々の声をお聞きすると、「新しい会社が早くスタートしてほしい。厳しいと思うけれど、私は頑張りますよ」と言う人、「長い間、振興公社一筋でやって来たが、どうやら区切りをつける時が来たようだ」と言う人、さまざまです。でも、「4つの施設を守りたい。気持ちを新たにして頑張りたい。」という人が多いと感じます。

 

● 観光と住民の福利に欠かせない4つの施設
 4つの施設とは北野天満温泉、トマトの国、雄川閣、のよさの里のことです(のよさの里にはオートキャンプ場も付属します)。
 栄村の観光産業にとって欠かせないものです。村内には民間の旅館・民宿もあるとはいえ、とても民間旅館・民宿だけで栄村を訪れる観光客すべてを収容することは無理です。
 いま、村は「秋山郷宿泊者数を現状の1万人から2万人に倍増したい」という方針を掲げています。「現状1万人」の中には苗場山頂の自然体験交流センターの宿泊客約4千人を含むそうですが、「2万人に倍増する」という場合、苗場山山頂の「センター」はハイシーズン満杯の状況ですから、基本的に旅館宿泊者を1万人ほど増加させるということになります。秋山郷の2施設、そして秋山郷観光の出発拠点ともなりうる「下」の2施設を宿泊施設として維持していくことが不可欠です。

 

● 黒字経営の可能性はあるか
 村の考えは、「公社は平成29年度が5千万円超の赤字、今年度も5千万円超の赤字見通し。毎年、公社に5千万円を超える資金を投入する財政的余裕はない」ということのようです。
 それはもっともな考えだと、私も思います。
 しかし、4つの施設を管理運営すると、本当に5千万円を超える赤字が避けられないのでしょうか? 私はそうは思いません。振興公社の経営は平成28年度以降、急坂を転げ落ちるように悪化しています。「平成27年度で3億円事業が終わったからだ」と言う人がいますが、それは正しくありません。3億円事業が入っていた期間でもある平成25〜27年度の3年間の決算データを検討してみると、4つの施設の管理運営そのものは営業収入約1億5千万円、経費約1億6千万円です(3億円関係の事業は省いて計算)。平成25〜27年度は「経営が成り立たない」という状況ではなかった、いや、それをベースに的確な営業活動を展開すれば、黒字化を展望することもできる状況だったと言えます。

 

● 「お客さまが来るのを待つ」のではなく、お客さまがいる所へ営業に出て行く
 つい最近、栄村の近くのある自治体の首長さんにお話を聞く機会がありました。観光を文字通りメイン産業としている自治体です。
「昨日、今日、大阪に行っていました。JR西日本、大手の旅行会社、メディア関係を廻ってきました」、「この後、東京には2回行きます」。
 いわゆるTOP(トップ)セールスですね。でも、単に「首長が行く」というだけのことではないことが、お話の内容から分かりました。何年も、何年もの積み重ねがあって、JRや旅行社、メディアから観光客の最新動向などをしっかりと聞き出せる関係が築かれていて、その動向をふまえた自治体側の対策がさっととれる。そうなっているのです。
 私は、ここで「栄村でも首長によるTOPセールスを」と言いたいのではありません。観光に携わる事業体(これまでの栄村では振興公社が中心バッター)が、首都圏などのいろんな企業や団体と太いパイプを築き、営業を不断にかけていく。そういうふうにならなければ、観光業はないということです。
 いま、有志の人たちが立ち上げようとしている新会社は、そういう観光業をめざすものだと私は思います。厳しい地点からのスタートになるでしょうが、やはり当初から黒字経営を目指して懸命に営業活動を展開していくことによってこそ、黒字化が実現していくのだと考えます。

 

● 村民パワーの結集が大事
 冒頭で紹介した「来年秋、北野で同級会をやりたい」と話した人は、こんなことも言っておられました。
   「集まるのは25人ほどだけど、村で暮らしているのは5人くらい。村の美味い

    モノをいっぱい食べさせたい。おれらが材料をたくさん持っていって、きの

    こ汁なんかもナメコなどがどっさり入っているものを出してもらえるように

    しようと思っているんさ。」
 素敵なアイディアですね。「外からのお客さんに満足してもらえるように、北野天満温泉の運営に自分たち自身が力を出す」ということですよね。北野天満温泉では、これまでも春にカタクリが咲く土手の草刈りを年2回、地元の人たちがボランティアでやって下さっています。
 トマトの国でもそういう思い、動きが見られます。地元・森の農業改善組合がトマトの国に組合への加入を勧め、自分たちが作った美味しいお米をトマトの国に収める、また、ソバの収穫祭をトマトの国で開催してトマトの国を盛り上げようというような動きです。
 新しい会社というのはこういう村民パワーを総結集するものであってほしい。
 振興公社も出発時にはそういう思いだったのではないかと思いますが、残念ながら、いつの間にか、そうではなくなってしまった。いま、村民自らがそういう状況を突破していかなければならない時です。私たち村民一人一人の「栄村を少しでも良くしたい」という思いと力が結集していけば、素晴らしい新会社を立ち上げていくことができると思います。

 


花の写真のコラム

 花の写真4点を紹介します。4つの花とも、平素あまり気にもかけないようなものです。でも、ちょっと立ち止まって観察すると、なかなか面白いものです。花の名前は図鑑で調べてもなかなか判断が難しいです。「違うよ」という方、おられましたら、是非、ご一報ください。

 


ハクサンフウロだと思われます。ゲンノショウコと同じフウロソウ科の高山植物。栃川高原で10月10日撮影。

 

スカシタゴボウというアブラナ科の花だと思われます。田の畦に小さな花を咲かせています。10月9日、森の開田で撮影。

 

カントウヨメナという野菊の一種だと思われます。10月10日、天池の近くにて。

 

花はカントウヨメナと似ていますが、こちらはノコンギクだと思います。区別のポイントは葉。縁に粗い鋸歯があります。栃川高原にて撮影。

 


きのこが美味しい季節ですね

 

 写真は10日に秋山郷・屋敷で撮影させていただいたものです。
 村では、みなさんが「モトハシ」と呼んでいるものです。「アマンダレ」という呼び名もあるようで、中越地方での呼び名だそうです。Webで調べると、正式名称は「ナラタケ」で、「ハラタケ目キシメジ科ナラタケ属」だそうです。
 9日夕、トマトの国の温泉に入っている時、「モトハシ」が話題になっていました。「モトハシ、貰って、久しぶりに食ったぞ」と。すると、翌日、屋敷で越冬用にモトハシを天日干ししているかあちゃんに出会ったのです。「持っていくかい?」と言って下さり、たくさんいただきました。早速、夕食で味噌汁(大きな椀入り)と大根おろしでいただきました。美味しかったです!
 干したものは冬に油炒めで食べると美味しいとのことでした。
 山に入ってたくさん採ってくれたおとうさん、有難うございました。

 


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
栄村復興への歩みNo.347
2018年10月11日発行 編集・発行人 松尾真
連絡先:電話080−2029−0236、
mail;aokura@sakaemura.net
ゆうちょ銀行 11100−01361481 栄村復興への歩み協賛寄金 ながの農協栄出張所 普通0009390 栄村復興への歩み発行協賛金松尾眞