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栄村復興への歩み
2011年3月に震度6強の地震で被災した長野県栄村で暮らす松尾真のレポートを更新しています。

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小滝集落、「家に戻れる人も交替で避難所に泊まる」と決定

 今日、小滝集落の全員集合の寄り合いが避難所で行われました。そして、家に戻れるようになった者も交替で避難所に泊まり、帰れない人が寂しくならないようにすることを決めました。

 この決定の背景にはつぎのような事情があります。
 小滝はわずか17世帯の小さな集落。修理は必要だが、ともかく住めるという家を含めて、家に帰れる世帯が9世帯。それに対して、これまでの家には戻れない世帯が5世帯(残りのうち、1世帯は村外の仮住居へ。2世帯は入院または村外避難)。家に帰れる世帯がいずれも50〜60歳代が世帯主であるのに対して、戻れない5世帯はいずれも世帯主が70〜80歳代(うち1世帯のみ40歳代の長男が同居)。

 このままいけば、避難所には高齢者夫婦世帯のみが取り残されることになってしまいます。そこで、60歳代の提唱で、家に戻れる人も当番で避難所に泊まるようにしたのです。

 これで問題がすべて解決するわけではありませんが、非常に大切な決定だと思います。家を失ってしまった高齢者を孤立させないこと、これがいま、いちばん大切なことになってきています。

―栄村ネットワーク関係者 現地からのメール記事