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栄村復興への歩み
2011年3月に震度6強の地震で被災した長野県栄村で暮らす松尾真のレポートを更新しています。

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復旧活動進む

 今日24日、震災ごみの集積場が開設され、各戸からのごみの搬出が始まりました。
 避難から片付け‐暮らしができる環境の整備へ、復旧活動が大きく前進したといえます。もちろん、1日ですべてが片付くわけではありませんが、村の様子が一歩、一歩、復興にむかって変わっていく第一歩だと思います。


「結いのしょ」の援けを借りて、部屋を片付ける桜沢名代子さん(青倉)

 
 名代子さん宅を訪れた「結いのしょ」の一人は、なんと中高生時代を青倉で過ごした石田さん(上写真)でした。名代子さんとは、「5月になったら、一緒にゼンマイ採りに都会の人を呼ぼうよ」と話し合ってきました。





青倉で倒壊した倉庫の解体・撤去作業(上は午前10時20分、下は午後2時42分。知人の業者が手を貸してくれたとのこと)


高橋友太郎さんの車庫の撤去作業


友太郎さん

 後方に軽トラが見えますが、当初は倒壊した車庫の中にありました。まず、車庫の後方をチェーンソーを使って切り、車を後ろへ出したうえで、前方部分を解体し、その後、車を前方の道路に出す作戦だという。

 友太郎さんは78歳。この作業を一人でやってのけます。凄いパワーです。友太郎さんはご存じの方も多いと思いますが、「お茶のみ」でよくお世話になる高橋春江さんのご主人、そして高橋真太郎さんのお父さまです。(因みに、真太郎さんはこの日、役場勤務でした)

 この写真撮影の後、春江さんが「家の中はきれいになったよ。見て行ってくれ」と仰り、今日、村を訪ねて下さった元森林文化協会常務理事の藤原勇彦さんと一緒に、家に上げていただいて、お茶をご馳走になりました。




 午後になると、ごみを搬出する軽トラが増えました。それに従い、国道も軽トラや復旧工事用トラックなどがいっぱい並ぶ状態でした。

―栄村ネットワーク関係者 現地からのメール記事