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栄村復興への歩み
2011年3月に震度6強の地震で被災した長野県栄村で暮らす松尾真のレポートを更新しています。

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豊かな自然を楽しむ

 

 山の中の道に3台の車が停まっています。
 これだけ見れば、「何だろう?」と思いますが、写真右手の草むらを下ると釜川が流れています。渓流釣りの絶好ポイントです。
 知り合いの人(箕作在住)の姿が見えました。飯山方面のお友だちを案内して来られたとのことでした。
21日(日)のことですが、3頁で紹介した鳥甲線の災害復旧現場が日曜日で休工、片側通行可能だったので、このポイントに案内されたようです。《栄村の豊かな自然を活かす交流・観光》の1つのモデルだと思いました。

 

 

 一人で草刈りしている人がいます。そして写真手前に木製ベンチの端が見えます。
 このベンチ、秋山・上野原の“とっちゃ”に置かれているもの。そのベンチに座りながら、カメラを前方斜め上にむけて撮影したのが次の写真です。

 

 

 鳥甲山の白沢にはまだ残雪が見えます。今年は小雪でしたので、この残雪、秋まではもたないかと思いますが、2000m級の鳥甲山ならではの眺めです。
 この“とっちゃ”の日常の整備、相澤博文さんお一人のボランティアで成り立っていると言っても過言ではありません。上の渓流釣りも栄村の自然をこよなく愛するお一人の存在が大きいです。

 

 栄村の豊かな自然を活かす都市部の人たちとの交流・観光は、こういう人たちを村の観光の中心的担い手として認知することによってこそ前進・発展するのだと、私は思います。イベント主義でおカネばかり使ってもいい観光の発展はないことにそろそろ気づかなければならないと思います。

 

 

 上の写真は“とっちゃ”の草刈り中の草叢の中で見つけた野ばらの一種です。刈られる運命にありますが、草叢の中を見つめると、思わぬ発見があるものです。


 下はニッコウキスゲです。本来は苗場山に登ったりしないと見られないものですが、栃川高原ヒュッテひだまりの駐車場入口できれいに咲いていました。ひだまりの奥さんが知人からもらい受け、移植されたものがしっかり根づいたようです。

 

 

 

 

 野々海の東窓(キャンプ場の横)です。三脚を構えて写真を撮る夫婦連れと思しきお二人の姿が見えました。
 湿地の乾燥化が進んでいる東窓ですが、今年は水の流れに沿って咲くミズバショウがやや増えたように思います。どんな構図でこれを1枚の写真に収めるか、なかなか難しいと思いますが、根強いファンがおられるように感じています。

 


 これは野々海三叉路の地塘と思われる小さな池の脇の木の枝にぶら下がるモリアオガエルの卵嚢。池からはモリアオガエルの鳴き声が聞こえます。私のfacebookに動画をアップしていますので、スマホかPCで「松尾真」で検索してご覧ください。


 下写真はアカモノの群生。野々海池の水番小屋の裏、堤にむかう道路脇の土手で見ることができます。図鑑では「深い山の日当たりのよい乾いた場所に生える小低木」とあります。「低木」という分類に少し驚きました。

 

 

 花をクローズアップしてみました。小雨が降った後で、滴を2つ、付けていて、なんとも愛らしい姿です。

 

 

 

 

 コシジシモツケソウ(越路下野草)のクローズアップです。白い突起が輝き、独特の美しさです。しっかりと見られるのはスキー場内の道路の脇。青倉集落が貝立水路の水を取り入れる口のすぐそばです。富山県から山形県にかけて日本海側で見られるものです。今年はトマトの国にむかう村道のS字カーブをこえた先の右手でも見られますが、大きく伸びたカヤに隠れ、よく注意しないと気づけません。

 

 

 ヨツバヒヨドリ。23日昼すぎにスキー場内で、今年の初見です。花がフジバカマやヒヨドリバナと似ていますが、葉が輪生していることからヨツバヒヨドリとわかります。好きな花の一つです。

 

 6月村議会でスキー場のグリーンシーズン活用について若干議論する機会がありました。スキー場開設以来の課題ですが、いっこうに進みません。どうやら、なんらかの施設の設置やかなりの資金の投入が必要なことのように思われているようです。しかし、それは違うと思います。スキー場の中、そして野々海への道、じっくり見て廻れば、そんなにおカネをかけずに観光につなげられる資源がいっぱいあることに気づけると思います。