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栄村復興への歩み
2011年3月に震度6強の地震で被災した長野県栄村で暮らす松尾真のレポートを更新しています。

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コロナに屈せず、タケノコ狩りを開催

 

 例年であれば、6月にどこの集落でも見られる光景ですが、コロナ感染症が問題となっている今年はほとんど見られません。
そんな中、6月7日(日)、月岡集落がタケノコ狩り会を開催しました。
 月岡でも当初は「中止」と決められたのですが、「ただただシュンとしてもダメだ」ということで急遽、開催が決断されました。

 

● コロナ対策を十分に心がけて
 もちろん、コロナ感染症対策を十分に意識しての開催です。まず、開催場所はお宮の前の広場。野天ですから、「三密」の「密閉」は生じません。第2に、参加者は集落世帯のみとしました。外からのウイルス侵入の阻止です。第3に、家族(世帯)を単位とする着席で、一見「密接」のように見えても「社会的距離」を維持する努力がされています。

 

● コロナ感染防止と社会活動の両立を
 緊急事態宣言が全国で解除された後、「コロナ対策と経済をまわすことの両立」ということがよく言われます。もちろん、経済活動は重要です。しかし、この言い方は大事なことを忘れています。“社会活動をどうするか”です。人間社会は、経済活動と共に、社会活動、コミュニティの活動によって成り立っています。栄村では、集落の日常の暮らしの中では、コロナ感染症拡大の中でも、普通の近所つきあいが維持されてきたといえますが、地域社会(コミュニティ)にとって不可欠な地域行事は相次いで中止されてきました。
 そんな中での月岡集落でのタケノコ狩り会の開催。大きな一石を投じたと言えます。

 

多くの子ども用自転車が見られます (タケノコ狩り会場前にて)
 

 あっという間にお盆がやってきます。お墓参りのための帰省、夏祭りの季節です。これはそう簡単に中止にはできないものです。
国は緊急事態宣言の解除にあたって地域行事開催のガイドラインを示していますが、コロナ対策を心がけながら、夏の地域行事に取り組めるよう、村もガイドラインを示すことが必要だと思います。

 

● 希望する帰省者等の全員PCR検査を可能にしてもらいたい
 最も望ましい対策は帰省者や神楽奉納者などが事前にPCR検査を受けられるようにすることです。
 「希望する帰省者等全員のPCR検査」と言っても空論のように思われるでしょう。しかし、プロ野球開幕にむけて読売巨人軍では全員のPCR検査が行われました。サッカーのJリーグでは全選手、2週間に1回のPCR検査を実施するとしています。私は、村にとってお盆帰省や村まつりは、プロ野球やJリーグの開催に優るとも劣らぬ重要事だと思います。
 栄村が属する北信医療圏の検査能力がどれだけあるのか。住民には詳しいことは知らされていません。私たちは変に自粛(いや、萎縮)するのではなく、必要な検査を受けられ、必要な社会的行事を開催できるように、声を大にして訴えていくべきだと思います。