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栄村復興への歩み
2011年3月に震度6強の地震で被災した長野県栄村で暮らす松尾真のレポートを更新しています。

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栄村復興への歩みNo.377(2月12日付)

 

 

1つの問題提起です。
スノーモービル愛好者と話し合ってみませんか

 

 8日夜にトマトの国の温泉で出会った人たちが、9日に野々海でスノーモービルを楽しんだ後に私に送ってくださった写真です。
送って下さったのは千葉県で住宅関係の会社を営んでいる人です。4〜5人のグループで来ておられました。

 

● 「オレたちの土地だ。勝手に入るな!」――「怒鳴られて、どうしようかと思った」
 これは温泉で話した時、グループの一人が言っておられた言葉です。8日午前、平滝集落の中をモービル積載車で通った時に言われたそうです。
 言った平滝の人の気持ちは痛いほどにわかります。
 静かな集落に、何台もの車がエンジン音をたてて入り込んで来たら、うるさく感じますね。また、簡易水道配水施設の近くに大量の車が駐車しているのにも苛立つ気持ちが生まれるでしょう(下写真は9日朝9時ころ)。

 


 モービルが道路のアスファルトを傷つけることなどがあった4〜5年前、私は平滝の人に依頼されて、その傷跡などを証拠撮影したこともあります。

 

● 「地元の人たちのご理解を得られるようにしたい」――モービルの人たちの思い
 冒頭に掲載の写真を送って下さった際、「モービルはどこのゲレンデでも駐車場、ゴミ、枝切り環境の問題で邪険にされますが少しでもご理解頂けるように努力したいと思います」というメッセージが書かれていました。
 私は昨年春、そして今年といくつかのモービル愛好者のグループの人たちと出会い、話し合いの機会をもちました。
 みなさんが一様に言われるのは、「地元と話し合いをして、野々海周辺でのモービル走行についてルールの取り決めをしたい。ルールが決まれば、モービル仲間のネットワークで周知徹底させます」ということです。群馬県でそういう実践例があるそうです。
私が声かけをさせていただいたところ、平滝には、そういう取り組みを検討する価値があるとの考えをお持ちの方もおられます。

 

●モービル遊びって、どんなものなのでしょうか?
 写真を送ってくださった人のfacebookに動画が紹介されていました。山の上の起伏がある広大な雪原を走る姿はなるほど楽しそうです。
 私は、9年前の震災直後、青倉の水路の被災状況をチェックするために、スノーモービルに乗せてもらって、貝立山の方へ上がったことがあります。かなりおっかなかったですが、低木はすべて雪の下になっている中、平素は走れないような場所をグングン進んでいくのに興奮したことを覚えています。
 スノーモービルはウィンタースポーツの1つなのだと思います。しかも、スキーやボードのように基本的に整備されたコースで滑走するのではなく、普通には入っていけないような山の上が最高の場なのだと思います。

 


 上写真は、千葉の人のfacebookから転載させていただくものですが、モービルがスタックしています。新雪の中ではよく起こることのようです。そして、ここからの脱出がまた面白いとも聞きます。
 そういうことも含めて、栄村、とくに野々海の一帯は最高のフィールドなのだと思います。

 

● とにかく話し合いの場をもってみませんか
 モービルをやる人たちの話を私が紹介するだけでは、地元の人は簡単に納得できないと思います。まずは、落ち着いた場で、互いに顔を見つめ合って、お話するのが一番よいのでは、と思います。8〜9日にお会いした人たちの中には「栄村にボランティア活動に来て交流したい」と言う人もおられました。
 話し合いはトマトの国に温泉に入りに来る時に合わせて時間・場を設定することも可能だと思います。関係者のみなさま、とくに平滝のみなさま、是非、ご意見・ご意向を松尾にお聞かせください。

 


野々海池周辺は約5mの積雪だそうです。モービルの人が穴を掘り、計測してくれました。