プロフィール

profile
栄村復興への歩み
2011年3月に震度6強の地震で被災した長野県栄村で暮らす松尾真のレポートを更新しています。

カテゴリー

categories

サイト内検索

Search

カレンダー

calender
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< November 2019 >>

最近の記事

selected entries

最近のトラックバック

recent trackback

月別アーカイブ

archives

栄村関連リンク

links

携帯用QRコード

mobile
qrcode

ブックマーク & RSS

Bookmark&RSS

栄村復興への歩み10月14日付号外

 台風19号はまったく想像外の大雨をもたらしました。
 今回の台風災害でお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りいたします。また、被災された方々にお見舞い申し上げます。

栄村では幸いなことに人的な被害は回避することができましたが、村内各所でさまざまな被害が発生しています。その状況について、13日夕段階で把握できた状況を報告します。

 

千曲川が氾濫、箕作地区で浸水

 

 

 上の写真は13日午後2時すぎに箕作(みつくり)の高台から撮影したものです。13日朝、百合(ゆり)居(い)地区で千曲川が氾濫し、箕作集落の住宅や農協施設などが浸水しました。
 消防団が出動し、さらに村の要請で国交省のポンプ車1台が投入され、懸命の排水活動の結果、午後5時半ころまでに浸水地域からの排水が完了しました。住宅数軒、農協施設、百合居温泉等が床上浸水しました。
 この氾濫に先立って、月岡集落大巻地区の千曲川沿いの田んぼの大半が冠水し、川本体と区別がつかない状況で濁流が渦巻いています(写真◆法5賤線電話(現・光ファイバー線)を通す電柱が濁流の中で揺れていました(写真)。

 


写真◆9時16分撮影)

 

写真(9時29分撮影)

 

 箕作では、箕作平滝大橋近くの複数の田んぼに千曲川の水が激しく流れ込み、冠水しました(写真ぁ法

 


写真ぁ6時11分撮影)

 

 千曲川関係では、栄村のすぐ隣りでの出来事ですが、千曲川と志久見川の合流点すぐそばの旧宝山荘の下に位置する空家1軒が信濃川に流されました。13日午前7時台のことです(写真イ藁される直前の様子)。また、津南町では信濃川沿いの田んぼ多数が冠水したようです。

 

写真ァ6時50分撮影)


県道笹原〜長瀬間で土砂崩れ、天代で川沿いの村道半分崩落

 

写真Α10時6分撮影)

 

写真А9時59分撮影)


 道路関係では、県道笹原〜長瀬間で法面が崩落し、通行不能になっています。一昨年の台風被害で大きな被害が発生した地点から笹原方向に少し進んだ地点です。
 また、村道天代〜坪野線で、原向方向の道路とのT字路交差点の少し下流の天代川が道路をえぐり、1車線分が崩落しました。反対車線で車1台分の通行は可能です。坪野線ではさらに上流部分で天代川とは反対側の山の法面が崩落し、通行不能となりましたが、これは13日午前中に土砂が撤去され、通行可能となりました。

 

停電
 村内では13日明け方頃から多くの地域で停電となりました。
 極野と長瀬の発電所に北野川の水が入ったと言われていて、発電がストップしました。このため、中部電力の電源車が出動し、北野集落等へは電源車からの電力供給が行われています。
 水内地区、豊栄地区、西部地区等の停電は送電線関連の停電と思われますが、復旧が容易には進みませんでした。役場を含む森集落の多くでは早期に復旧しましたが、森・中条地区から以西は午後4時頃にようやく復旧。月岡などは14日朝段階で停電が続いています。(その後、復旧)
 復旧が遅れている原因ですが、現場の中電関係者に聞いたところでは、何処かで明瞭に断線していることによる停電ではなく、複数個所での非常に微細な損傷が停電を引き起こしている模様。そのため、修理をすべき場所を特定するのに大変時間がかかっているようです。


秋山地区の被害
 秋山には行けていませんので写真等を示すことができませんが、相澤博文さんがFBで写真を公開されていて、電話でお話も聞けました。中津川は一時、相当に水位が上がりました。国道405号線は時間降雨量が規制値を超えたため通行止めになりました。落石等もありましたが、順次撤去作業が行われている模様。
 日出山線は各所で通行不能箇所が発生、13日夕の段階では妙法牧場経由で屋敷方面に向かえるとのことでした。

 

野々海
 紅葉シーズンを迎えている野々海ですが、天候がある程度落ち着いた13日午後、状況を見てきました。
 キャンプ場手前でブナのかなり大きな木が倒れ、道を塞いでいて、深坂峠、野々海峠方面には進めません。撤去には1〜2日かかるようです。
 野々海池は大きく増水し、余水吐からは轟音を発しながら大量の水が出ています。数日間は付近に近づくことは危険だと判断しました。

 


写真

 

写真

 

 

 村からの避難情報等は的確に出され、大きな被害を防ぐことができたと思います。
 ただし、被害発生後の情報は役場には集約されているにも関わらず、村民全体への広報がなされていず、村民は村内の様子がよくわからない状況だと思われます。
ひとまず、以上です。


この記事のトラックバックURL
トラックバック