プロフィール

profile
栄村復興への歩み
2011年3月に震度6強の地震で被災した長野県栄村で暮らす松尾真のレポートを更新しています。

カテゴリー

categories

サイト内検索

Search

カレンダー

calender
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< December 2019 >>

最近の記事

selected entries

最近のトラックバック

recent trackback

月別アーカイブ

archives

栄村関連リンク

links

携帯用QRコード

mobile
qrcode

ブックマーク & RSS

Bookmark&RSS

栄村復興への歩みNo.364(8月1日付)

 

関田峠を越えて
 眼前に広い平野部が広がり、建物などはまるでマッチ箱のように見える。そして、その先には日本海。
 栄村で暮らしていると目にすることがまず景色。「ウワー、凄いな!」。ただただその思いにひとときを過ごしました。
 7月27日(土)の午前11時少し前に、上越飯山地方道(県道)の関田峠を越えて上越市に入って間もなくに撮ったものです。
 この日は朝から天気がよく、西北の空を見上げても真っ青な青空だったので、これはシャッターチャンスと思い、配達活動を約60軒で切り上げて、関田峠に向かいました。中山間地域直接支払制度に絡んで7月2日に上越市清里区を訪ねた際は峠は濃い霧に覆われていて、絶景と思われる景色がまったく見られなかったので、好天の日を狙っていました。
 27日は写真撮影が主目的で、中山間直接支払制度に関する取材はしていませんが、27日の関田峠越えで見聞し感じたこと、そして中山間直接支払制度に関する問題の両方について書きたいと思います。


● 上越、妻有、飯水の大きなゾーンの中で栄村を捉え直してみよう
 下写真は関田峠で撮ったもの。写真には2台しか写っていませんが、3台の車が停まっていました。人の姿は見えません。最初は「何で?」と思いましたが、すぐに分かりました。ここに車を停めて、信越トレイルを歩いている人たちの車なのです。

 


 上境(かみさかい)で県道116号線に入り、温井(ぬくい)で県道95線(上越飯山地方道)に合流、関田峠にむかって緩やかな山道ドライブコースを上がって行くにつれて、首都圏ナンバーの車にかなり出会うようになりました。次の写真は関田峠の手前、大神楽展望台から栄村方向を眺めてものです。

 


 写真右手に野沢温泉のスキー場が見え、さらにその向こうに鳥甲山の山頂が見えています。
 展望台周辺の低木などがもう少し刈り込まれていれば、もっと素敵な眺めになるでしょうね。
 関田峠を越えると間もなく、「日本海が見える光が原高原」。広い駐車場、観光施設がありますが、ここでも多くの車、バイクに出会いました。
 上越は栄村からじつは非常に近く、日本海沿い〜頚城平野〜関田峠越え〜千曲川沿いという広大なエリアが1つの観光ゾーンになっているのです。これが中見出しの「上越、妻有、飯水の大きなゾーンの中で栄村を捉え直してみよう」ということの意味です。

 

 昨年、妻有地域では第7回大地の芸術祭(3年に1回の開催)が開催されましたが、その関係でトマトの国や北野天満温泉の宿泊客が増えました。
 栄村は信越自然郷や雪国観光圏という広域観光連携組織に加入していますが、それを本当に活かす実のある活動はあまり見られません。もっともっと研究と工夫が必要です。

 

● 山村間交流も大事

 

 

 上写真は、本紙No.361で紹介した上越市清里区櫛池地区にある坊ヶ池から妙高山と火打山を望んだものです(写真右の雪を残す山が火打山)。
 山がまだ雪に覆われている早春の季節や紅葉の季節の眺めは最高でしょうね。
 栄村の野々海池に大蛇伝説があるように、この坊ヶ池にも龍神が絡む坊太郎伝説というものがあるそうです。
 坊ヶ池と野々海池は国道405号〜旧菖蒲村経由でじつは小1時間くらいの距離にあります。
上越市清里区櫛池(くしいけ)地区(*「くしいけ」の「くし」の字は正しくは木へんに節と書きますがPCの漢字変換システムの関係で「櫛」と表示されています)は山間地農業振興のために「都市との交流」にも積極的に取り組んでいます。また、坊ヶ池などを活かす観光にも積極的に取り組んでいます。
 そんな櫛池地区と栄村の一定の地区が「山村間交流」に取り組むと面白いと思います。同じ関田山脈の麓という共通点を持ちながら、その北と南ということから色んな違いがあり、両者が交流すると、山間地の活性化の面白い知恵・成果が生まれるのではないでしょうか。そして、その副産物として、上越・櫛池を訪れる観光客が栄村も訪れるようになる、その逆も生まれるという構造もできてくる可能性があります。
 視野を広げることで色んな新しい可能性が拓けてきそうです。

 

 


この記事のトラックバックURL
トラックバック