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栄村復興への歩み
2011年3月に震度6強の地震で被災した長野県栄村で暮らす松尾真のレポートを更新しています。

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カマキリが斧を振り上げている?!

 

 「カマキリが……」というのは、一緒に車に乗っていた知人の表現。
 11日(金)、雪はほとんど降っていませんでしたが、秋山郷の国道405号線では、風で吹き飛ばされて路面に溜まった雪や、法面の積雪が崩れて道路上に落ちた雪を取り除くために、至るところでタイヤドーザーやスノーロータリーが活躍しています。
 この1枚を撮る少し前の写真をお見せし、状況を説明しましょう。

 

 

 栃川橋を渡り、流水路になっている坂道を上がり、カーブを曲がって進むと、前方にタイヤドーザーの姿が。
   「ああ、下がってくれるよ。この先にドーザーだったら突っ込んで、待避できるところがあるから。」
   「じゃあ、進みましょう。」

 

 

 排雪板を上方に上げながら、ドーザーがバックしていきます。
 1枚目の写真、下方を見ると、積雪が1mくらいあるところにドーザーが突っ込んで、道をあけてくれていることがわかります。
 405号線などでは、ごくありふれた場面ですが、豪雪地体験のない人が出くわしたら、ビックリするものですね。そもそも、目前にどでかいタイヤドーザーに姿を現した段階で、どう対処したらよいか分からず、困ってしまうでしょうね。


同じく、タイヤドーザーとの出会いではあるのですが、もうちょっと違う状況のものも紹介しましょう。

 

 

 秋山郷からの帰り道、逆巻温泉入口を過ぎたあたりだったと思いますが、「雪庇除去作業中」の看板があり、写真手前に見える作業員が赤色の指示棒を振って、停車が求められました。
 上の一枚は、停車して5分以上の時間が経過してからのものです。前方からショベルカーが姿を現しました。道路横の崖面の雪庇を落とす作業をしている重機です。この後ろには、路面に落とされた大量の雪を排雪するタイヤドーザーが進んでくるはずです。

 

 

 タイヤドーザーが雪を押してきました。
 何度か、前進・後退を繰り返し、道路上の雪を中津川に押し出します。

 

 

 道路上の排雪を終えたタイヤドーザーが排雪板をあげながら、バックしていきます。
 このしばらく後、私たちの車に進むようにとの指示が出ました。

 

 

 離合ができない、こんな狭い道を進みます。写真左側は中津川の深い谷です。

 

 

 道路右側の法面に注目すると、手前よりも奥の方は法面の雪が削り取られていることがわかります。写真手前の雪面が道路にせり出してきている部分と見比べてください。
 道路通行の確保には降積雪時の道路除雪だけでなく、雪庇の除去が不可欠なのです。

 

 

 スノーシェッド手前の少し道路幅が広いところで、タイヤドーザーが待機していて、私たちはその横を通り抜けて、進みました。


 今回は、平素あまり撮ることがない写真を撮ることができました。というのは、私自身は運転せず、人が運転する車の助手席に乗っていたからです。
 雪道の405号線の運転は厳しく、安全第一です。撮影は、今回のような条件がある場合に限られます。

 

(了)


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