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栄村復興への歩み
2011年3月に震度6強の地震で被災した長野県栄村で暮らす松尾真のレポートを更新しています。

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年末の「大雪」をふり返る〜今日2日はまた雪です〜

 

 青空が久しぶりに広がった元旦も好天気は1日夜で終わり。また雪が降ってきました。上の写真は、午前9時少し前の車庫・倉庫の屋根の様子。
 大家さんが年末の30日に雪下ろしをやって下さり、さらに昨日の好天・気温上昇で屋根の雪はなくなっていたので、これが昨夜から今朝にかけての積雪量を示しています。さほどの量ではありませんが、水分の多い雪です。

 

 年末は慌ただしくしていて、何も発信できていませんでしたので、ここらで12月27日〜31日の「大雪」の様子をふり返っておこうと思います。
 大雪に鍵括弧を付けました。「豪雪地・栄村」からすればさほどの大雪ということもないのですが、27日から30日まで足かけ4日間、ほぼ断続的に降り続いたので、率直に言って、嫌になってしまいました。27日は写真を撮っていませんし、その後も31日までは積雪の様子の記録写真をわずかだけ撮った程度です。
 では、ご覧ください。

 

 

 12月29日午前9時44分撮影です。
 雪の写真は全体が白いので、コントラスト等を調整しても見づらいですが、ご容赦ください。
 写真左側が国道117号線です。写真の真ん中あたりに交通標識とポールが立っているのが見えますが、これが国道117号線の下り車線(写真奥の飯山方面から写真手前・栄村森や津南町・十日町方向に進む)の左端です。
 写真真ん中やや右、電信柱が立っている道は右奥に見える家に通じる坂道です。
 国道117号線は、夜間は除トラ(除雪トラック)が走っていますし、朝はまだ暗い時間からタイヤドーザー、ロータリー車等が頻繁に除雪していますが、29日は除雪されてもすぐに写真のような状況になる、かなりの降雪でした。

 

 27日からの積雪量の増加の様子を示すものとして、私が住むところの北側の様子を紹介します。
 ここは自然に積もる雪に加え、屋根から自然落下したものが加わります。

 

 

1枚目は、29日午後2時すぎの状況です。

 


 2枚目は、31日午前9時すぎのものです。
 撮影地点・角度が1枚目とは微妙に異なりますが、積雪量の変化は明らかです。1階がほぼ埋まっています。

 

 

 3枚目は31日午後3時すぎのもの。2枚目と大きな変化はありません。この日は日中、曇り空でしたが、雪はほとんど降らなかったからです。
 31日、雪があまり降らないと見通して、秋山郷に行ってきました。秋山郷の冬の様子の写真集としては機会を改めて紹介したいと思いますが、「秋山の方が多いなあ」と実感した様子を示す一枚だけ紹介しておきます。

 


 和山集落の、高齢のご夫婦がお住まいの家です。
 栄村らしい、秋山郷らしい様子です。屋根から雪が垂れて大変な様子ですが、玄関に通じる通路はきっちりと確保されています。

 

 

 大晦日夜7時少し前、トマトの国の玄関です。
 日が暮れる頃からまた降ってきました。27〜29日の雪はサラサラした雪だったと思うのですが、31日夕からの雪は湿った雪でした。気温がやや高かったせいかもしれません。「湿った雪」の方が栄村らしい雪なのかもしれませんが、雪が重く、片付けが厄介です。
 温泉に浸かってトマトの国から出てくる、写真に写る人たちは若者です。「日帰り入浴で若者」というのは珍しいケースですが、大学を出て村に戻った(村内就職)友だちを訪ねてきた若者たちでした。1年前にも出会った人もいました。若者一人の定住だけで村が随分と賑やかになるものです。

 


 最後に、村の道路除雪の凄さをご紹介しておきたいと思います。
 私が住んでいるところは、森集落の中条地区、世帯数わずか6世帯。国道117のすぐそばですが、地区内道路は車1台が通れる程度の道幅で、しかも、私が住んでいるところの前は急坂で、しかもカーブしています。除雪がかなり厄介なところです。

 

 

 写真は2日朝、車庫の前の雪を片付けた後に撮影したもの。
 本来の道幅は赤の線で示した(あまり上手にラインを描けていませんが)ものです。
 しかし、除雪車(タイヤドーザー)は写真左手を深く抉って除雪してくれます。また、右手も赤のラインより右側もかなり抉ってくれます。
 ドーザーが通った後、どうしても端に雪の塊が残りますが、それと車庫前の積雪を私は基本的にスノーダンプで道路の反対側まで押し出します。上に説明した「写真左手を深く抉って除雪してくれる」からこそ、車庫前の積雪を排雪するスペースが確保できるのです。
 このように深く抉るには、タイヤドーザーはカーブの急坂を何度も前進・後退・前進・後退を繰り返さなければなりません。「重機のオペレーターだったら誰でも出来る」というものではありません。まさに〈プロフェッショナル〉と呼ぶべき技です。NHKの「プロフェッショナル」でこういう人を紹介してほしいなあと思いますね。

 

 「大雪をふり返る」は、ひとまず、ここらで終わりとします。


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