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栄村復興への歩み
2011年3月に震度6強の地震で被災した長野県栄村で暮らす松尾真のレポートを更新しています。

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栄村の観光資源に磨きをかけよう!

 村の観光4施設(トマトの国、北野天満温泉、雄川閣、のよさの里)の管理・経営をどうするのかが大きな課題になっていますが、それは「栄村の観光事業をどうするのか」という問題でもあります。
 栄村には、素晴らしい観光資源がたくさんあります。しかし、それらが生かされていません。村の観光パンフレットに紹介されているのは「天池」、「布岩」など限られたものだけで、紹介されているものも、アクセス方法の紹介が不十分ですし、道路等での案内表示も不足しています。
 こういう現状に切り込み、村民みんなの力で栄村の観光資源を掘り起こし、磨きをかけることを呼びかけたいと思います。

 

● 写真を提示して議会一般質問をしました
 私は6月18日の村議会一般質問で、4枚のカラー写真を示しながら、「これを観光資源だと思いますか?」と質問しました。写真提示の質問というのはまったく新たな手法です。

 

 

 

 

一般質問で提示した4枚の写真

 写真を具体的に示した効果ではないかと思いますが、村長からは「観光資源だと思う」という答弁がありました。そのうえで、大事なのはこれらの資源をいかに保全・管理し、活用していくかです。

 

● 「村土の92.8%が山林原野」――それゆえの観光資源の活かし方を考える
 これまで私は主にきれいな景色や花などを観光資源として紹介してきましたが、最近、もう一つ、関心を抱くものが出てきました。
 下の写真に赤色の〇マークを入れました。近くの木から鳥が飛び立っていった直後を撮ったものです。何という鳥なのか、私には分かりませんが…。

 


 場所はスキー場内の村道で、標高770mくらいのところです。道路(砂利道)を挟んでこの写真と反対側の様子は次の写真。

 


 これまでやったことがなかったことですが、軽トラを停め、エンジンも止めて、しばらくの間、辺りで鳥がさえずる音に耳を傾けました。少なくとも5〜6種類の鳴き声を聴くことができました。
 上の写真の一帯からはウグイスのさえずり(ホーホケキョ)、地鳴き(警戒の鳴き声)、谷渡り(谷から谷へ、枝から枝へ移動する時の鳴き声)、いずれも聴こえました(この3種類の区別は、家に戻ってからサントリー提供の「日本の鳥百科」というホームページで調べました)。
 ブッポウソウを見ることができるゾーンで何時間もカメラを構えて、シャッターチャンスを待つ人の姿を見ると、「自分には真似できないなあ」と思いますが、鳴き声に耳を傾けるだけなら、私でも出来ます。そして、たしかに楽しいです。
 「こんなに多くの鳥の声を聴けるところは、そう多くはない」――これは、バードウォッチングで「トマトの国」に宿泊されたお客さんの感想です。
 お客さまの案内役と鳥の環境保護役とを兼ねるガイドを数名でも確保できれば、バードウォッチング関係で観光(宿泊)客を相当に増やすことができるのではないでしょうか。
 なお、山での撮影ではありませんが、4月初めにはこんな写真を撮ることができました。梅とメジロのツーショットです。

 

 

 この原稿を書いている最中、窓の外からしきりにアカショウビンの鳴き声が聞こえてきます。栄村、本当にすごい環境です!


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