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栄村復興への歩み
2011年3月に震度6強の地震で被災した長野県栄村で暮らす松尾真のレポートを更新しています。

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村でいちばん最後の田植え

 多くの集落・農家では6月頭までに、田植えを終えられたのではないでしょうか。

 そんな中、下の写真は6月13日昼前に撮影したものです。横倉集落の山の田んぼ(開田(かいでん))の田植えは6月13日スタートなのです。

 


 これは今年に限ったことではなく、例年、この時期に行われます。
 理由は“水”です。横倉の開田は水を野々海池からの引水に全面依存しているため、6月初めの野々海普請・通水開始を待ってしか、開田での代掻きができないのです。代掻きは5日〜7日の3日間に行われました。(他方、横倉の集落内の田んぼは5月19、20日に田植えが済んでいます)

 

● 新人オペレーターなどの活躍
 上の写真、田植え機のオペレーターは誰か? みなさん、お分かりになりますか。写真右側の人ですが、元栄小学校長の渡辺要範さんです。定年退職後に自家の米作りに挑戦し始められ、共同作業の田植え機オペレーターへの挑戦はこの日が初めてです。相当に緊張されている様子が私にも伝わってきましたが、上手に操作されていました。
 また、別の田んぼでは役場に勤める横倉農業改善組合員がしっかり有給休暇を取得して、この日のオペレーターを務めておられました。栄村は〈百姓仕事・米作りなしには成り立たない村〉です。役場の全職員、こうあってほしいものですし、役場はそれが可能となる役場運営をしっかりとやってもらいたいと思います。
 さらに、田植え機での田植えの工夫も見られました。下の写真をご覧ください。田植え前の田んぼに線が引かれています。5条植え・6条植えの田植え機用が田んぼの外周を廻る時の目安となるラインです。これによって、田植え機は田んぼ中央部の田植えにスムーズに入り、2往復で終え、外回りを2周すれば、田植えがきれいに完了します。作業効率がグーンと上がるようです。線引きは手植え時代の線引き用具と基本的に同じものを使用して行われます。

 


 横倉開田の作業からは学ぶべき点が多々あると思います。今後の栄村の米作りには、各集落、各種農業法人等で工夫しながら行われている米作りの経験を互いに交流させるような機会・場を創り出していくことが大事になってくると思います。


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