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栄村復興への歩み
2011年3月に震度6強の地震で被災した長野県栄村で暮らす松尾真のレポートを更新しています。

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配達日誌4月26〜28日

26日(土) 腰の具合もよく、9時半頃からいくつかの場所を訪ね、さらに程久保、野田沢と廻ったが、背中の張りがひどくなってきて、配達を中止。治療に行く。
 午前中、動いた過程で芽吹きが始まっていることに気づく。治療から帰った後、芽吹きの写真などをFacebook、ブログにアップして、今日はもう体力がもたなくなった。

長者林(野田沢のブナ林)の芽吹きのはじまり

27日(日) 昨日に続いて今日も朝から好天で、気温も上がる。村の景色が一変した。山の芽吹きが進み、山の半分くらいが芽吹き期特有の、なんとも言えずきれいな薄緑色に。雪もどんどん消えていく。青倉の田んぼからほとんど雪が消えた。ほんの1日か1日半のうちに。この変化は、村8年目の私が初めて経験するドラスティックなものだ。
 体調はまずまずで、今日1日で124軒廻れた。
 昼から2時間強、東京から来られた知人と昼食、城ヶ館〜西山田案内。22日には残雪がまだいっぱいあったのに、今日はスキー場内の村道から城ヶ館〜西山田に車で行くことができた。スキー場中腹にある「眺望点」から見ると、青倉に雪がないのに、標高差ではわずかな今泉の田んぼはまだ真っ白。そのコントラストに感嘆する。

雪で白いのが今泉。青倉(国道117の赤い橋が見える)には雪がない

 ある集落で、この数回の配達時、必ず顔を合わせる人がいる。一人暮らしのばあちゃんの息子さんだ。今日、思い切って尋ねてみた、「最近はほとんどこちらですか?」。「ええ、1週間に1回、長野に帰ります」。以前におばあちゃんから聞いていたところからすると、今春、定年を迎えられたのではないかと思う。
 箕作で出会った顔見知りのとうちゃんは、「急に忙しくなった」と。みんな田に、畑に出ている。

田起こしする中沢日出男さん(27日、小滝)

28日(月) とにかく配達の遅れを取り戻さなければならないという思いで、ひたすら配達に廻る。カメラの調子がよくないので、写真撮影に時間がかかることが多い。できるだけ写真撮影を減らそうと思うも、やはり撮りたい、撮らねばと思う場面がしばしば。カメラは少なくとも修理が必要なようなのだが、修理には2週間くらい要す     
るという。その間のためにも新しいものを1台、手に入れなければならないようだ。

東部谷では随所でぜんまい揉みが始まった
(写真は坪野・斉藤茂さん宅)

 あるところで、草取り中のおかあさんと少し話す。「雨が降らないので土が硬くて草が取りにくい。おしめりが欲しい」と。村で感心することの1つは、とにかく春が来ると同時にかあちゃんたちが草取りを始めること。昨日聞いたところでは、「いまとっておかないとやっかいになる」とのこと。                  
 配達には雨ではない方が有難いのだが、“恵みの雨”が必要なようだ。
 今日は計177軒。

今日のお気に入りの1枚。満開の桜をバックに栃の木の花が見事に開花
(雪坪集落にて)

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