栄村の四季を楽しむ
- 300号記念号写真アルバム
- 2017.01.04 Wednesday
雪が降る日も、夏の太陽がギラギラと照りつける日も、村の中をくまなく歩き廻ると、いろんなものが目に飛び込んできます。「あそこでは、こんなものが見られるはずだ」と思い、山の中を分け入っていくこともあります。
この1年でもっとも感動したものの1つはイワカガミの花の群生。上の写真がそれです。
野々海池近辺のいたるところにイワカガミの小群生地が見られます。雪消えの頃、訪れる人は少なく、誰にも気づかれることなく、花を咲かせ、そして散っていくのでしょう。でも、この花の葉っぱは積雪期でも開き続けています。岩地のようなところに咲くので“イワカガミ”なのですが、きっと強い花なのでしょうね。
春はやはりミズバショウをたっぷりと見たいですね。
透明度が高い雪融け水がミズバショウの命。よーく見ると、水中に縦横無尽に広がる根も見えます。
ミズバショウは、月岡の山と野々海が見どころですね。ただ、野々海では容易に見られるところでは群生が減っています。ここは深坂峠の少し手前の左手を下ったところ。ここ2年は頻繁に通っています。これは2015年6月18日。雪が少なかった2016年は5月上旬が見ごろでした。
春と秋、野々海池です。ブナの芽吹きと雪のコントラストがこれだけ鮮やかに見られるのはやはり野々海池ならではのことでしょう。2015年5月28日撮影です。
“鏡に映る紅葉”は4日間通い詰めてようやく撮れたもの。2016年10月22日早朝です。
“夏”を何にしようか、ずいぶん悩みました。
やはり“さかえトマトジュース”ですね! 2016年はあまり収穫現場を訪れることができなかったのですが、「収穫ももう終わり」という8月28日のお昼過ぎに菅沢で撮らせていただきました。
いまではすっかり栄村の夏の恒例となった「ぐるっと栄村サイクリング」の一場面。秋山林道沿いの不動滝にて。奥に聳えるのは鳥甲山連峰。
秋の景色として、こういうものも面白いのではないでしょうか。野々海池の水中に積もる黄葉と水の青色のコントラストが素晴らしいと思うのですが。11月2日の撮影です。
鳥甲山連峰の白沢です。上は10月21日、下は12月19日。随分と印象が異なりますね。私はやはり冬の姿が大迫力で、好きですね。
この1年間、四季折々の姿を撮り続けてきた切欠集落の姿です。
雑魚川の三段の滝。この撮影は命懸けでした。10月21日です。