新型コロナウィルス感染症の拡大防止のために、
村民一丸となってたたかいましょう!
新型コロナウィルス感染症を栄村に入れない、広げさせない。
いま、特に大事なことは、GW(大型連休)を控えて、村外にお住まいの家族やご親戚の帰省・村訪問を避けていただくことです。「一年に一度のこと」と楽しみにしている方も多いことと思いますが、いまは緊急非常事態です。先方からの連絡を待つまでもなく、こちらから「今は来ないで!」とお願いしましょう。
今号は気持が少しでも和むように、春の栄村の様子をお楽しみいただける写真アルバムの特集としました。(上写真は森・中条の斎藤吉信さん宅の桜。12日撮影)
カタクリがこんなにぎっしりと密生し、しかも枯れ草などにその姿が邪魔されない様子を撮れたのは初めてです。
撮影場所は北野集落の家並みが切れるところで(極野方向にむかって)左手の畑に入ったところ。
この斜面の右手奥の畑で春先の耕作準備作業をされているご夫婦の姿を見かけました。夏8月頃にはオヤマボクチを使う蕎麦のつなぎを作られるご夫婦です。栄村のご出身ですが、いまは津南町から通って来られています。
私が写真を撮っているのに気づいて、声をかけてくださいました。「あの栄村の新聞、今でも出しているんですか?」。もう4〜5年前になるでしょうか、オヤマボクチのつなぎを作るプロセスを見せていただき、本紙で紹介したことがあります。
「去年の秋、きれいに草刈りしたんだ」と話してくださいました。かなりきつい斜面です。草刈り自体が大変だったと思うのですが、さらに感心するのは刈った草をきれいに取り除かれていることです。それで、上のようなカタクリが密生する姿を撮ることができました。〈栄村の素晴らしいものをどのようにお見せしていくか〉のモデルだと思います。
村でも平年より早く桜が開花しています。
森の開田の桜です。満開の一歩手前でしょうか。
開田のくねくね曲がる坂道を上がっていくと、上の写真のように、その姿が視界に入ってきます。
林秀庵の鐘撞き堂と桜。
撮影時刻が午後5時半すぎと遅かったので、鐘の姿がいまひとつ鮮明でないですが、「いい構図だなあ」と思う一枚です。(撮影17日)
長瀬。毎年、道祖神祭が行われるところのそばです。
道路の向かい側の高所から撮影しました。(17日午後2時25分)
15日午前、スキー場のてっぺんまで行ってきました。途中までは車で上がれますが、最後は上写真の雪道を徒歩で…。
「てっぺん」はまだ20〜30cmくらい雪があり、カタクリは4〜5本が葉を出しているのみ。さらに林に入ると、西入沢川沿いの断崖絶壁の縁で、イワウチワの蕾を見ることができました。ここでイワウチワの花を見られるのはまだ残雪がある時期です。
イワウチワがすでに開花している姿は、これより前、13日に志久見古道の小峠で、やはり断崖絶壁の縁で見ることができました。
滝見線を小滝集落から進み、小峠への入口からは上写真の枯葉の道を千曲川を見下ろす地点まで進み、イワウチワと出会いました。
滝見線沿いの斜面に沿って枝を伸ばすクロモジの木。
滝見線では車とすれ違うこともほとんどありませんが、このクロモジを撮影して地点で1台の対向車と出会いました。知り合いの人で少し立ち話。所用で東部地区に出向いた後、西部地区に戻るのに、このコースを択ばれたそう。「ちょっと、そこでやろうかと思って」と言いながら、釣りの仕草をされました。岩魚でしょうね。山遊びの名人です。
クロモジは葉を出すと同時に黄色の花を咲かせます。
クロモジの爪楊枝などを作られる秋山の古老が、「最近はクロモジがなくなって」と言っておられました。秋山では薬原料としてクロモジを大量に採った時代があったそうです。
スキー場や滝見線ではそこらじゅうにクロモジの木を見ることができます。
15日午後、西大滝ダムの様子です。
ご家族がお花見散歩されていました。
それは良いのですが、私が驚いたのは左岸の公園で4人ほどの人たちが花見宴をされていたこと。親しい仲のように見えましたが、やはり、新型コロナウィルス感染症の感染拡大防止のために好ましいことではありませんね。
今回のアルバムをお楽しみいただいた村外のみなさま。コロナ収束後に、是非、栄村をお訪ねください。
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栄村復興への歩みNo.381
2020年4月18日発行 編集・発行人 松尾真
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