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栄村復興への歩み
2011年3月に震度6強の地震で被災した長野県栄村で暮らす松尾真のレポートを更新しています。

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夢灯に行ってきました

 9月23日、秋山郷・上の原の天池で「夢灯(ゆめほ)」が催されました。
 今年で5回目。2年ぶりに行ってきました。

 


 上の写真は、私が鳥甲山連峰をよく撮影する場所です。「夢灯」の案内図では「第2天池」と紹介されています。
「夢灯」は、津南町結東集落の石垣田で催されている「けっとのほかげ」にヒントを得て開始されたものです(信毎10月2日記事参照)。
 その意味では、天池にたくさんの灯が浮かぶ様子を写した写真をたくさん紹介するのがいいのだと思いますが、私は三脚を持たずに歩くので、手振れが生じて、正直なところ、あまりいい写真は撮れていません。以下は、私が強い印象をもった場面の写真を、少し説明をつけながら、掲載します。

 

 


 今年の夢灯には、栄村の姉妹都市・横浜市栄区の「ぽかぽか劇団」の方々が来て下さり、「ぽかぽか劇団」と共に活動されている「和太鼓『昇龍』」のみなさんが素晴らしい太鼓演奏と舞いをご披露下さいました。上の2枚はその様子です。とても躍動感に満ち、切れ味鋭いもので、深い感銘を受けました。

 

 

 2017年度夢灯実行委員会委員長の杉森奈那子さん制作の会場案内図です。これも素敵です。

 


 

 女性が手に持つ筒を上下に動かすと、波の音のようなものが聞こえてきました。

 

 

 ぽかぽか劇団、昇龍のみなさんが天池まで胡弓などを奏でながら歩かれました。

 

杉森奈那子さん。

 

 

 村のあらゆるところから多くの人たちが来られました。

 

 

ふるまいで、おでん・うどんを用意してくれた「GO会」の若者たち。

 

 

 ボートに乗って点火するスタッフ。

 

 今年の夢灯では天池の奥の森の小径にウッドチップが敷き詰められました。歩いて、とてもいい心地がしました。

 

 

 

 夢灯、とても感動的でした。
 と同時に、「これから先が勝負だな」とも強く感じました。今回の夢灯を契機に天池周辺がとてもよく整備されたのですが、この状態を維持し、さらにブラッシュアップしていくのには大変な労力、持続力が求められます。微力ながら、そこに関わっていければ、と思っています。


 本号の最後に1枚の写真をご紹介します。
9月22日夕、国道117号線の大倉トンネルを出たところで偶然に撮影できたものです。

 


初秋の秋山郷

 

 秋の空だ。
 26日午後4時29分、秋山郷、国道405号線上の原付近で撮影。
 ピントを空に合わせているので、山は暗く写っているが、鳥甲連峰。

 「今日は絶対に秋山に行く」と心に決めていた。午前中、いくつかの用事が入ったので午前11時すぎの出発にったが、日出山線、鳥甲牧場経由で秋山郷に向かった。
 じつは前日の午後3時頃、スキー場の頂上で鳥甲山がくっきりと見えた。夏の期間、昼頃から入道雲のような雲がかかり、鳥甲山は見えない。それが見えて思ったことが、「ああ、夏が終わったんだ。秋が来た。明日、秋山に行ってみよう」ということだった。
上の一枚を撮った午後4時半頃、秋山郷は窓を開けて走ると、半袖の腕が寒さを感じる気温だった。おそらく気温は20℃をすでにきっていたと思われる。
 「復興への歩み」の配達があくまでも主軸なので、あまり多くの写真は撮っていないが、26日秋山郷の写真を紹介してみたい。

 

 

鳥甲牧場の五宝木大根畑と高倉山。午前11時48分。五宝木大根はすでに20日から出荷されている。

 

同じく鳥甲牧場。
真ん中奥に見える山は野沢温泉村の毛無山に連なる山々。

 

 

布岩の近く、秋山林道に入る手前付近からの鳥甲連峰。白(しろくら)の頭(かしら)などが見える。12:16撮影。

 

天池からの鳥甲連峰。ススキがすっかり秋の様子。12:31。

 

池には色鮮やかな蓮がまだ元気に咲いている。

 

 

蓮とキイイトトンボ。いずれも天池にて。

 

天池でカメラを東方向に振ってみた。秋らしい雲だ。

 

 

白沢を捉えてみた。結構、雪が残っている。このまま秋が深まれば、紅葉と残雪のツーショットが見られるかもしれない。

 

 


午後4時50分。屋敷の中津川縁から苗場山上の雲を撮ってみた。完全に秋の空。


 この後、午後6時半すぎに津南町で滅多に見られないような夕陽を撮影。
 夜9時半頃からは地元の森集落、健森田神社の祭礼。
 そして、夜遅くなると、気温はどんどん下がり、窓を閉めた部屋の中でも、夏蒲団では寒さを感じるほどになった。いま、秋雨前線の北側に位置している栄村はもう秋になったのだろう。秋雨前線の位置次第では再び暑い日もあるかもしれないが。

 


栄村復興への歩みNo.314

 

秋山郷は里帰りの子どもたちで賑やか
 お盆の14日午前、秋山郷・小赤沢で「釣り大会」が催されました。写真は「魚のつかみ取り」で魚にむかって突進する子どもたち。これは2回目のつかみ取りで、小学校高学年くらいの子どもたちが中心。1回目はもっと小さな子どもたちもたくさん挑戦していました。
 この催し、13日に配達で秋山を廻っている時に、「明日、釣り大会をやります。撮りに来られませんか」と声をかけていただき、出かけたもの。9時45分から11時58分まで2時間強の撮影でした。
 とにかく子どもの姿が多いのにビックリ。お盆の秋山郷に帰省する人たちが他の地区にも増して多いことは昨年、一昨年と目にしてきましたが、子どもたちの多さは初体験。本当に驚きました。子どもたちの年齢から推測するに、30歳代から40歳前後の人たちのお子さんと思われます。催しの主催者は青年団とGO会だそうですが、その世代の同級生の人たちが帰省し、秋山で頑張る若者たちと合流しているのですね。
 夜は盆踊り大会が催されましたが、そちらは残念ながら取材に行けず、「来年こそ」と思っています。 (2〜3頁に写真特集を掲載)

 

 

 

 

 

 

 

会場は元民宿「蛍(ほたる)の宿」です。元々、釣り堀がつくられていました。
 釣り、魚つかみ取り以外にも、焼きそば、焼肉、岩魚焼き、炭火でバームクーヘン焼き、マシュマロ焼きなど、さまざまなイベントが行われました。

 

 

 

 

 

  

 

 

 


雪渓に上ってみた

 

 秋山林道のミズノサワ。
 この雪渓の上に、一度、上がってみたいと思っていた。
 5〜6月頃は抜ける心配はないが、積雪が高すぎて、上がるのが大変。7月に入ってからは行く機会がなく、今日の午後行ってみたら、雪がかなり減っている。下手な上り方をすれば抜けて、沢に落ちてしまいかねない。
 コース取りを考え抜いて、無事に上り、下りて来られた。
 周辺に誰もいない状況だと、何かあった時が不安。偶然出会った長野市のライダーの人がずっと見守っていて下さった。感謝!!
 雪渓の上にいる時、志賀高原方面からツーリングの3台がやって来た。さらに、豊橋ナンバーの観光客4〜5名。下りてから、みなさんと話したが、「涼しい!」、「あそこ、芽吹きが始まったばかりですよ。」、「えー、ここは今が春なのね。」といった会話。

 

 

 

ミズノサワ全体像。
上空に雲がかかっているのが惜しいが…。

 

雪渓の上方に見える雪の断面をクローズアップ。

 

雪渓に上る途中に林道を見下ろす1枚を撮影。

 

雪渓の上にて。

 

雪渓の途中の滝。

 

 

林道脇の雪渓下を流れる沢。霞んでいるように見えるのは雪から出る水蒸気のため。この前に立つと、冷蔵庫の中にいるような涼しさ。

 


秋山国道405号線の改良整備の進展

秋山郷国道整備促進期成同盟会第41回総会に参加して

 

 6月7日、「秋山郷国道整備促進期成同盟会」の第41回通常総会(於:「萌木(もえぎ)の里」、津南町結東(けっとう))に公務として出席しました。いろいろと学ぶところがありましたので、ここにレポートすることにしました。まず、進展著しい国道405号線の改良の現況について紹介します。

 

●道路の幅を広げる工事などが進展

 

写真イ

 

 写真イは屋敷・上野原間で道幅を広げる本年度工事(380m)のうち、フクザワコーポレーションが担当する区間。写真から現在の倍の道幅になることがわかると思います。
 この写真は屋敷側から上野原方向を撮影したものですが、この工事箇所の先は昨年度に拡幅されています。

 

写真ロ

 

 写真ロはやはり屋敷・上野原間ですが、屋敷に入る村道との三叉路のすぐ近くです。こちらはマツナガ建設という会社が担当しています。
 この写真イ・ロの区間はとても狭く、とくに冬期間はアイスバーン状態になっていることが多く、私などは「ちょっと滑ると谷底へ」という恐怖を感じることがあります。
 国道405号線は国道ですが、国管理ではなく、県管理になっています。そのため、栄村の区間は長野県北信建設事務所が、津南町の区間は新潟県十日町地域振興局地域整備部が管理し、それぞれが管理区間の拡幅工事等を担当しています。したがって、写真イ・ロの工事は北信建設事務所の担当です。
 それに対して写真ハ、ニ、ホは新潟県の担当箇所。

 


写真ハ

 

写真ニ

 

写真ホ

 

 写真ハは清水川原付近。スノーカーテンというものを設置する工事です。すでに昨年度に施工された箇所もあり、写真ニがそれです。
 写真ホは、見玉の2車線区間が終わり、清水川原まで狭い1車線区間が始まるところ。ここで道幅を広げる工事が進められています。これは一昨年度からの継続工事です。


 ここまで写真を付けて紹介したもの以外にも種々の改良工事が進められています。
 直接的な背景としては、新潟県管理区間では平成18豪雪での見玉・結東間の通行止め、長野県管理区間では2011年の震災があります。これらによって国の各種交付金が交付されたのです


●期成同盟会の41年間にわたる努力の成果
 私は総会に出席し、総会資料に「第41回通常総会」と記されているのを見て、「?」と思いました。すると、総会が始まって間もなく、「41年前に期成同盟会を結成して以来…」という話がされて驚きました。なんと期成同盟会の歴史は1977年(昭和52年)にまで坂遡るのです。現在、期成同盟会の役員を務める福原和人氏などのお父さんの世代からの活動が今日まで引き継がれているのです。
 しかも、期成同盟会の運営のしかたが、道路の新設・改良をめぐって各地でつくられている「○○期成同盟会」というもの一般とは少し違うというのです。総会に提出された決算・予算を見ると、年額50〜60万円になっていますが、収入源の第1は栄村と津南町の秋山郷に暮らす各世帯が拠出する年間500円の会費なのです。第2は、秋山郷での道路工事や道路除雪に関わる地元建設業者等からの寄付金です。
 総会で議決権を有する人の多くは秋山郷の各集落の区長さん。寄付金を拠出している業者は来賓として総会に出席し、同盟会から質問等が出されれば答えますが、議決権は有していません。
 また、北信建設事務所や十日町地域振興局はトップが総会に出席し、前年度の事業実施状況、今年度の事業予定を説明し、また、地域からの質問・要望に丁寧に答えます。
 秋山郷における住民自治の実践という意味合いが非常に濃い期成同盟会なのだというのが私の感想です。と同時に、私は村議会の議員として、「平素、議会では秋山郷の道路改良等について、ここまで詳しく報告を受けたり、議論したりすることはない。議会の役割を十分に果たせていないのではないだろうか」という思いも強くしました。
 なお、この期成同盟会の結成の出発点には「未開通区間(切明〜群馬県)の開通」という願いがありますが、今日の時点で切明〜群馬県間の開通が必要かどうかという点に関しては、私自身は「貴重な自然を保全する方が望ましい」という観点を重視して検討すべきだろうと考えています。
 秋山郷国道整備促進期成同盟会については学び始めたばかりですので、今後、さらにいろんな方々からお話を聞いて勉強し、みなさんに改良工事の進展状況とともに報告していきたいと思います。


鳥甲牧場と五宝木の遅い春の訪れ

 

 鳥甲牧場でようやく本格的に土が見えてきた。
 5月8日午前8時9分の撮影。
 午前7時すぎに上郷のスタンドで給油をして日出山線へ。
 鳥甲牧場に入った時はまだほとんど雪景色だったが(次頁写真)、牧場の中心部まで進むと、上の写真のような様子が見られた。

 

 

 

 1頁の写真を撮った時に高倉山も撮ってみた。

 

 

 

 

 その後、五宝木集落に向かい、8時19分の撮影。
姿が見えるのは阿部文夫さん。阿部さんは日出山線が開くと同時に五宝木に通われていたが、もう五宝木の家に戻って畑をやっておられた。
 畑に見える緑色は行者にんにく。

 

 

 

 

 五宝木集落の下(しも)の方に進んで驚いたのは、まだ森におられると思っていた山田政治さんが畑におられたこと。「3日に戻ってきた。子どもに畑を耕起してもらって」とのこと。
下の一枚は政治さんの家の手前からの眺め。

 

 

 


秋山郷:わずか3日で蕾から一挙に満開へ

 

 昨5日は、午前11時に「おいこっと」のお出迎えを森宮野原駅でした後、「栄村復興への歩み」の配達で秋山へ。
 日出山線〜鳥甲牧場経由で屋敷集落に出て、屋敷橋に近づいてびっくり。2日に訪れた時には対岸からは蕾さえ確認できなかった山桜が満開。
 4日、5日と連続して20℃台後半の初夏を思わせるポカポカ陽気。桜が一気に目覚めたようです。
 上の写真、二筋の滝と山桜をセットで撮ったものですが、この写真にはもう一つの意味が…。
 写真左下、川岸に座っている人が写っています。姿が重なってちょっと確認しづらいでしょうが、お二人です。
 「こんにちは」と声をかけてお話させていただきました。
 橋のたもとに停車していた車は岐阜ナンバー。「こちらにはよく来られるんですか?」、「二度目です」という感じで会話は始まったのですが、ご夫婦で、じつは奥さまの故郷が栄村のある集落(集落名、屋号等をお聞きしましたが、ここでは伏せておきます)。405号線ではなく、日出山線〜鳥甲牧場を経由して来られたようです。私のことも知っていて下さいました。

 GWの栄村は一挙に人口増。観光客の人たちの来訪もありますが、圧倒的に多いのは帰省の人たち。お孫さんは言うまでもなく、お孫さんのお子さん、すなわちひ孫さんもご一緒というケースも。村がとても賑やかです。

 次の頁の写真、他の人たちよりも一足早く帰路に着いた親族が集落の上の道路を進むのに手を振る人たちです。ピントが家屋に合っていて、顔がはっきり見えないので掲載することにしました。

 

 

 この家には10分ほど前に訪れ、こんな会話をしました。
   「失礼ですが、息子さんですか、それともお孫さん?」
   「はい、孫です。正確に言うと、孫の旦那です。」
   「すると、こちらはひ孫さん?」
   「そうです。」
 ひ孫さんを中心に、シャボン玉遊びをされていて、とても賑やか、楽しそうでした。
 平素は、かなり高齢のご夫婦お二人だけのお家です。

 

 タイトルから言えば、桜を中心として風景写真をどんどん紹介すべきところですが、いろんなところで声をかけて、素敵な出会いがたくさん。もう1枚、紹介させてください。

 


 上の写真は天池付近。写真ではお二人のように見えると思いますが、親娘3人連れのご家族。東京からのお客さまでした。とても感じのいいご家族。言葉を交わしたのは、つぎのような風景が見える地点。「定番スポット」から一歩進んで、ゆっくりと散歩し、素敵な風景を楽しまれている光景を見ると、こちらまで嬉しくなります。

 

 

 

 それでは、風景写真の紹介に進みます。

 


 日出山線の上日出山にて(11:50)。
 真っ白な雪、芽吹き、そして山桜の三点セット。
 もう住む人がいない集落(津南町)ですが、素敵なところです。

 


 上日出山から途中2〜3度写真撮影に立ち止まりながら10分ほど進んだ地点にて。
 一面真っ白な雪の上での満開。めったに見られないですね。手前の芽吹いた広葉樹と重なって、桜の満開を全面的には撮れなかったのは残念ですが。時間が許せば、雪面の方へ下って行ったのですが…。

 このあたりから、周りの雪のせいで涼し気になってきていましたが、鳥甲牧場では風もあって、「寒い!」という感じ。かなり雪消えが進んだとはいうものの、まだこんな感じです。

 

 

 

 矢櫃(やびつ)トンネルをこえたところの「秋山郷ビューポイント」からの1枚。12:36。秋山郷の芽吹きはまだほんの初期という感じですね。

 

 


 屋敷方向へ少し進んだところ。スノーシェッドの手前の紅葉絶景ポイント。雪融けの季節だけ、豪快な滝になります。全景と紅葉期の様子は次の頁で。

 

 

 紅葉期の写真は昨2016年10月26日撮影。

 

 

 屋敷橋近くの二本筋の滝とヤマザクラのポイントから少し上流の方に進むと、こんな景色が見られます。13:09。

 

 上の原集落のあるお家の玄関先から。逆光で鳥甲山の黒木尾根が光って見えますが、プライベート絶景ポイントです。電信柱が入らなければなおいいかと思いますが、暮らしのためのものですからやむを得ないですね。14:00。
 お家の方の許可を得ての撮影です。この日は帰省中のご長男さんをご紹介いただきました。

 

 和山・仁成館(じんせいかん)前から。14:41。
  (仁成館は旅館としてはすでに廃業されています)


 撮影が多くなり、配達ははかどらず。
 帰路、見倉集落のカタクリ群生地に立ち寄ってきました。清水川原から上がって、見倉トンネル手前までは除雪され、群生地まで行けます。カタクリは開花が始まっていますが、5月10日頃からが見ごろなのではないかと思います。


自然界の物凄さを驚きいっぱいで感じました

 

 写真右手真ん中あたりに雪の壁から突き出た枝が見えますが、この位置が私の頭の高さのやや上。雪の壁の高さは5〜6mくらいと思われます。真冬の撮影ではありません。今日5月2日の午後2時29分の撮影です。雪の壁の上と下の様子は次の写真をご覧ください。

 

 

 雪の壁の上の様子。秋山林道のミズノサワ(オオミズ)です。

 

 

 雪の壁の下の様子。オオミズを下ってきた雪が雑魚川にむかって沢をさらに下っています。

 

 

 

 こちらはコミズ(小水)。オオミズよりも少し切明寄り。
 全体の姿はこちらの方がより美しく見えるように思いました。鳥甲山連峰の頭(かしら)の1つが見えます。

 

 栄村が管轄する秋山林道はすでに道が開けられています。ただし、オオミズの手前で1本の木が根っこから抜けて倒れ、林道を完全に塞いでいます(下写真)。1枚目〜3枚目のオオミズでの写真は歩いて進んで撮りました。

 

 

 

 3日からの5連休。秋山郷・切明温泉を訪れる人も多いことと思います。
 切明温泉から切明橋を渡って、秋山林道へ向かう道路、開いていますが、進むことは危険です。斜面が抜けて、道路が半分塞がっている箇所、道路一面を落石が覆っている箇所があります。また、秋山林道の屋敷〜切明間ですが、白沢〜切明間は危険な状態です。通行中に大量の石が落ちてくる可能性、すでに道路上にある落石を避けきれず、タイヤが弾んで、ひとつ間違えれば車ごと谷に落ちる危険があります。
 ここまでに紹介した写真、いまの時期しか見られないものですが、この連休期間は、あまりにもリスクが高いので、近づかないようにしてください。役場に連絡し、通行できないようにバリケードの設置等をお願いしました。
 危険な箇所、何枚か紹介します。

 

切明から秋山林道に向かう道路。斜面が抜けている。

 

 

 

白沢付近。

 

同じく白沢付近。

 

 

秋山郷はまだ芽吹き前ですが・・・

 

 清水川原を越えたあたりでは芽吹きが見られますが、小赤沢から奥はまだ芽吹き前。
 でも、上の原〜和山間でなぜか桜が2本開花。桜と鳥甲山のツーショットが撮れました。2枚、ご覧ください。

 

 

 

 

 桜の写真をさらに2枚。

 

 

 大赤沢から前倉橋に下り始めたところの左手。新潟県柏崎市から来たという人がカメラを構えていて気付きました。午後3時半頃で逆光です。

 

 

 

 苗場山と桜。前倉付近で午後0時半頃撮影。

 

 

 最後に、雉の写真。コミズ、オオミズに向かう途中で出会いました。

 

 

 

 

 


まだまだ雪がいっぱいの鳥甲牧場

 

 今日4月13日、朝7時50分すぎ、鳥甲牧場に行ってきました。

 夏から秋にかけて、ソバ、五宝木大根、人参が育つ畑はまだ一面の雪です。

 いちばん高い山が鳥甲山。

 

 昨夜の天気予報では「朝は雨」となっていましたが、朝、起きてみると快晴。予定を変更して、鳥甲牧場ー五宝木に向かいました。期待通りの絶景。

 さらに3枚、ご覧ください。

 

 牛が実際に飼われていた時代のサイロが見えます。その後ろの山は布岩山。

 

 1枚目の写真の右方向を撮影したもの。

 

 苗場山方向。

 

 この撮影の後、五宝木集落に下りましたが、道路は凍っていてツルツル。カーブを曲がり切れず、雪の壁に一度ぶつかってしまいました。

 

 さらに屋敷集落に向かい、屋敷での配達を終えて、小赤沢集落に向かうと、天候が悪くなって降雪。寒かったですね。

 

 小赤沢の後は、和山、切明、上の原を廻り、最後に林道を通って白沢へ。

 405号線で津南町に下りたのは午後3時半頃でした。

 

 


“かんじき”を履いて・・・

 

 上の写真は秋山郷・上の原集落のいわゆる「天池」付近での撮影ですが、写真右側下から直線状に、雪の色がより白く輝く感じで見える足跡状のものがあること、ご確認いただけるでしょうか。
 これは16日昼、私が“かんじき”を履いて歩いた跡です。
 写真に見える白樺などの樹々の向こう側が、「天池」として紹介されるところです。

 

 この足跡のあるところ、昨冬は雪が少なかったので長靴で歩きましたが、今冬はかなりの積雪になっているため、“かんじき”を用意して行きました。
 16日は朝から気温が上がり、昼頃には雪がかなり柔らかくなっていて、“かんじき”を履いていても、足が雪の中にかなり沈み、歩きづらかったのですが、苦労して歩いた甲斐があって、いい景色を見ることができました。

 

 撮影時間順に写真を紹介します。

 

 

 上の原集落のいちばん奥の家を過ぎて、道路除雪の最終地点から集落側を撮影。12:09。

 

 

 “かんじき”を履いて歩き始めた地点で進む方向を撮影したもの。12:11。

 

 

 「天池」として定番的に紹介されるスポットでの撮影(12:15)。
 手前真ん中、雪の中にちょこっと頭を出しているものが見えますが、「天池」の一つの“名物”、枯木の根に近い部分だけが残ったものの先端部。一昨年10月18日撮影の紅葉期の写真と対照してください。

 

 

 

 撮影した場所は同じですが、少しアングルを変えました。こちらの方が素敵かもしれないですね。

 

 

 いわゆる「天池」を通り過ぎた地点で、来たりし道を振り返って撮った1枚。12時18分。「来たりし道」の足跡よりも、雪を抱く木の姿が気に入っています。

 

 

 これから進む先を撮影。
 「天池」の撮影地点までは人の足跡がありましたが、その先には無し。杉の木から落ちた雪がつくった模様のみ。
 でも、この先は山の動物たちの天下。間もなく、いろんな足跡が見えるようになります。
 こんな感じです。

 

12:20撮影。

 


 本来の天池の近くまで下りて、鳥甲山連峰のほぼ全景を一枚に撮る。
 12時23分の撮影。雪がない時期であれば、道路から草の生えた法面を下らなければならないのですが、今日は深い雪の上をかんじき履いてスイスイと下りました。
 この時、鳥甲山のすぐ上に飛行機が!

 

 

 “法面”を下ってきた跡を振り返って撮影。

 

 

 白樺林の先に見えているのは苗場山ですね。
 空に見える飛行機は、鳥甲山に上に見えてものとは別物です。このあたりの上空は北海道行きの航路。

 


 天池から赤(あかくら)の頭(かしら)をズームアップしました。
 左上に見える頂が「赤瑤瞭」。
 この写真を撮ったのは、雪が落ちた幾筋もの跡が目に入ったからです。「雪の皺(しわ)」と呼ぶのがいいかなと思うのですが。
地元の人に聞くと、「今年はまだ聞こえない」とのことですが、間もなく、山全体、集落中に響き渡る「ドーン」という音をたてて、雪崩がくりかえし起こります。私などは、「えっ? 何処?」とキョロキョロ山を見渡しながらも、雪崩がどこで起こったのか、見えないのですが、地元の人は「あっ、あそこだよ」と指さします。
3月上旬になれば鳴り響くでしょう。今年は何処で雪崩れているか、わかるようになりたいと思っています。


 出発地点まで戻ったのは12時35分。
 わずか26分間の「旅」ということになりますが、戻ったときは汗びしょり。「のよさの里」にお邪魔し、昼食を兼ねて一休みしました。

 

 (了)