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栄村復興への歩み
2011年3月に震度6強の地震で被災した長野県栄村で暮らす松尾真のレポートを更新しています。

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鳥甲牧場と五宝木の遅い春の訪れ

 

 鳥甲牧場でようやく本格的に土が見えてきた。
 5月8日午前8時9分の撮影。
 午前7時すぎに上郷のスタンドで給油をして日出山線へ。
 鳥甲牧場に入った時はまだほとんど雪景色だったが(次頁写真)、牧場の中心部まで進むと、上の写真のような様子が見られた。

 

 

 

 1頁の写真を撮った時に高倉山も撮ってみた。

 

 

 

 

 その後、五宝木集落に向かい、8時19分の撮影。
姿が見えるのは阿部文夫さん。阿部さんは日出山線が開くと同時に五宝木に通われていたが、もう五宝木の家に戻って畑をやっておられた。
 畑に見える緑色は行者にんにく。

 

 

 

 

 五宝木集落の下(しも)の方に進んで驚いたのは、まだ森におられると思っていた山田政治さんが畑におられたこと。「3日に戻ってきた。子どもに畑を耕起してもらって」とのこと。
下の一枚は政治さんの家の手前からの眺め。

 

 

 


秋山郷:わずか3日で蕾から一挙に満開へ

 

 昨5日は、午前11時に「おいこっと」のお出迎えを森宮野原駅でした後、「栄村復興への歩み」の配達で秋山へ。
 日出山線〜鳥甲牧場経由で屋敷集落に出て、屋敷橋に近づいてびっくり。2日に訪れた時には対岸からは蕾さえ確認できなかった山桜が満開。
 4日、5日と連続して20℃台後半の初夏を思わせるポカポカ陽気。桜が一気に目覚めたようです。
 上の写真、二筋の滝と山桜をセットで撮ったものですが、この写真にはもう一つの意味が…。
 写真左下、川岸に座っている人が写っています。姿が重なってちょっと確認しづらいでしょうが、お二人です。
 「こんにちは」と声をかけてお話させていただきました。
 橋のたもとに停車していた車は岐阜ナンバー。「こちらにはよく来られるんですか?」、「二度目です」という感じで会話は始まったのですが、ご夫婦で、じつは奥さまの故郷が栄村のある集落(集落名、屋号等をお聞きしましたが、ここでは伏せておきます)。405号線ではなく、日出山線〜鳥甲牧場を経由して来られたようです。私のことも知っていて下さいました。

 GWの栄村は一挙に人口増。観光客の人たちの来訪もありますが、圧倒的に多いのは帰省の人たち。お孫さんは言うまでもなく、お孫さんのお子さん、すなわちひ孫さんもご一緒というケースも。村がとても賑やかです。

 次の頁の写真、他の人たちよりも一足早く帰路に着いた親族が集落の上の道路を進むのに手を振る人たちです。ピントが家屋に合っていて、顔がはっきり見えないので掲載することにしました。

 

 

 この家には10分ほど前に訪れ、こんな会話をしました。
   「失礼ですが、息子さんですか、それともお孫さん?」
   「はい、孫です。正確に言うと、孫の旦那です。」
   「すると、こちらはひ孫さん?」
   「そうです。」
 ひ孫さんを中心に、シャボン玉遊びをされていて、とても賑やか、楽しそうでした。
 平素は、かなり高齢のご夫婦お二人だけのお家です。

 

 タイトルから言えば、桜を中心として風景写真をどんどん紹介すべきところですが、いろんなところで声をかけて、素敵な出会いがたくさん。もう1枚、紹介させてください。

 


 上の写真は天池付近。写真ではお二人のように見えると思いますが、親娘3人連れのご家族。東京からのお客さまでした。とても感じのいいご家族。言葉を交わしたのは、つぎのような風景が見える地点。「定番スポット」から一歩進んで、ゆっくりと散歩し、素敵な風景を楽しまれている光景を見ると、こちらまで嬉しくなります。

 

 

 

 それでは、風景写真の紹介に進みます。

 


 日出山線の上日出山にて(11:50)。
 真っ白な雪、芽吹き、そして山桜の三点セット。
 もう住む人がいない集落(津南町)ですが、素敵なところです。

 


 上日出山から途中2〜3度写真撮影に立ち止まりながら10分ほど進んだ地点にて。
 一面真っ白な雪の上での満開。めったに見られないですね。手前の芽吹いた広葉樹と重なって、桜の満開を全面的には撮れなかったのは残念ですが。時間が許せば、雪面の方へ下って行ったのですが…。

 このあたりから、周りの雪のせいで涼し気になってきていましたが、鳥甲牧場では風もあって、「寒い!」という感じ。かなり雪消えが進んだとはいうものの、まだこんな感じです。

 

 

 

 矢櫃(やびつ)トンネルをこえたところの「秋山郷ビューポイント」からの1枚。12:36。秋山郷の芽吹きはまだほんの初期という感じですね。

 

 


 屋敷方向へ少し進んだところ。スノーシェッドの手前の紅葉絶景ポイント。雪融けの季節だけ、豪快な滝になります。全景と紅葉期の様子は次の頁で。

 

 

 紅葉期の写真は昨2016年10月26日撮影。

 

 

 屋敷橋近くの二本筋の滝とヤマザクラのポイントから少し上流の方に進むと、こんな景色が見られます。13:09。

 

 上の原集落のあるお家の玄関先から。逆光で鳥甲山の黒木尾根が光って見えますが、プライベート絶景ポイントです。電信柱が入らなければなおいいかと思いますが、暮らしのためのものですからやむを得ないですね。14:00。
 お家の方の許可を得ての撮影です。この日は帰省中のご長男さんをご紹介いただきました。

 

 和山・仁成館(じんせいかん)前から。14:41。
  (仁成館は旅館としてはすでに廃業されています)


 撮影が多くなり、配達ははかどらず。
 帰路、見倉集落のカタクリ群生地に立ち寄ってきました。清水川原から上がって、見倉トンネル手前までは除雪され、群生地まで行けます。カタクリは開花が始まっていますが、5月10日頃からが見ごろなのではないかと思います。


自然界の物凄さを驚きいっぱいで感じました

 

 写真右手真ん中あたりに雪の壁から突き出た枝が見えますが、この位置が私の頭の高さのやや上。雪の壁の高さは5〜6mくらいと思われます。真冬の撮影ではありません。今日5月2日の午後2時29分の撮影です。雪の壁の上と下の様子は次の写真をご覧ください。

 

 

 雪の壁の上の様子。秋山林道のミズノサワ(オオミズ)です。

 

 

 雪の壁の下の様子。オオミズを下ってきた雪が雑魚川にむかって沢をさらに下っています。

 

 

 

 こちらはコミズ(小水)。オオミズよりも少し切明寄り。
 全体の姿はこちらの方がより美しく見えるように思いました。鳥甲山連峰の頭(かしら)の1つが見えます。

 

 栄村が管轄する秋山林道はすでに道が開けられています。ただし、オオミズの手前で1本の木が根っこから抜けて倒れ、林道を完全に塞いでいます(下写真)。1枚目〜3枚目のオオミズでの写真は歩いて進んで撮りました。

 

 

 

 3日からの5連休。秋山郷・切明温泉を訪れる人も多いことと思います。
 切明温泉から切明橋を渡って、秋山林道へ向かう道路、開いていますが、進むことは危険です。斜面が抜けて、道路が半分塞がっている箇所、道路一面を落石が覆っている箇所があります。また、秋山林道の屋敷〜切明間ですが、白沢〜切明間は危険な状態です。通行中に大量の石が落ちてくる可能性、すでに道路上にある落石を避けきれず、タイヤが弾んで、ひとつ間違えれば車ごと谷に落ちる危険があります。
 ここまでに紹介した写真、いまの時期しか見られないものですが、この連休期間は、あまりにもリスクが高いので、近づかないようにしてください。役場に連絡し、通行できないようにバリケードの設置等をお願いしました。
 危険な箇所、何枚か紹介します。

 

切明から秋山林道に向かう道路。斜面が抜けている。

 

 

 

白沢付近。

 

同じく白沢付近。

 

 

秋山郷はまだ芽吹き前ですが・・・

 

 清水川原を越えたあたりでは芽吹きが見られますが、小赤沢から奥はまだ芽吹き前。
 でも、上の原〜和山間でなぜか桜が2本開花。桜と鳥甲山のツーショットが撮れました。2枚、ご覧ください。

 

 

 

 

 桜の写真をさらに2枚。

 

 

 大赤沢から前倉橋に下り始めたところの左手。新潟県柏崎市から来たという人がカメラを構えていて気付きました。午後3時半頃で逆光です。

 

 

 

 苗場山と桜。前倉付近で午後0時半頃撮影。

 

 

 最後に、雉の写真。コミズ、オオミズに向かう途中で出会いました。

 

 

 

 

 


まだまだ雪がいっぱいの鳥甲牧場

 

 今日4月13日、朝7時50分すぎ、鳥甲牧場に行ってきました。

 夏から秋にかけて、ソバ、五宝木大根、人参が育つ畑はまだ一面の雪です。

 いちばん高い山が鳥甲山。

 

 昨夜の天気予報では「朝は雨」となっていましたが、朝、起きてみると快晴。予定を変更して、鳥甲牧場ー五宝木に向かいました。期待通りの絶景。

 さらに3枚、ご覧ください。

 

 牛が実際に飼われていた時代のサイロが見えます。その後ろの山は布岩山。

 

 1枚目の写真の右方向を撮影したもの。

 

 苗場山方向。

 

 この撮影の後、五宝木集落に下りましたが、道路は凍っていてツルツル。カーブを曲がり切れず、雪の壁に一度ぶつかってしまいました。

 

 さらに屋敷集落に向かい、屋敷での配達を終えて、小赤沢集落に向かうと、天候が悪くなって降雪。寒かったですね。

 

 小赤沢の後は、和山、切明、上の原を廻り、最後に林道を通って白沢へ。

 405号線で津南町に下りたのは午後3時半頃でした。

 

 


“かんじき”を履いて・・・

 

 上の写真は秋山郷・上の原集落のいわゆる「天池」付近での撮影ですが、写真右側下から直線状に、雪の色がより白く輝く感じで見える足跡状のものがあること、ご確認いただけるでしょうか。
 これは16日昼、私が“かんじき”を履いて歩いた跡です。
 写真に見える白樺などの樹々の向こう側が、「天池」として紹介されるところです。

 

 この足跡のあるところ、昨冬は雪が少なかったので長靴で歩きましたが、今冬はかなりの積雪になっているため、“かんじき”を用意して行きました。
 16日は朝から気温が上がり、昼頃には雪がかなり柔らかくなっていて、“かんじき”を履いていても、足が雪の中にかなり沈み、歩きづらかったのですが、苦労して歩いた甲斐があって、いい景色を見ることができました。

 

 撮影時間順に写真を紹介します。

 

 

 上の原集落のいちばん奥の家を過ぎて、道路除雪の最終地点から集落側を撮影。12:09。

 

 

 “かんじき”を履いて歩き始めた地点で進む方向を撮影したもの。12:11。

 

 

 「天池」として定番的に紹介されるスポットでの撮影(12:15)。
 手前真ん中、雪の中にちょこっと頭を出しているものが見えますが、「天池」の一つの“名物”、枯木の根に近い部分だけが残ったものの先端部。一昨年10月18日撮影の紅葉期の写真と対照してください。

 

 

 

 撮影した場所は同じですが、少しアングルを変えました。こちらの方が素敵かもしれないですね。

 

 

 いわゆる「天池」を通り過ぎた地点で、来たりし道を振り返って撮った1枚。12時18分。「来たりし道」の足跡よりも、雪を抱く木の姿が気に入っています。

 

 

 これから進む先を撮影。
 「天池」の撮影地点までは人の足跡がありましたが、その先には無し。杉の木から落ちた雪がつくった模様のみ。
 でも、この先は山の動物たちの天下。間もなく、いろんな足跡が見えるようになります。
 こんな感じです。

 

12:20撮影。

 


 本来の天池の近くまで下りて、鳥甲山連峰のほぼ全景を一枚に撮る。
 12時23分の撮影。雪がない時期であれば、道路から草の生えた法面を下らなければならないのですが、今日は深い雪の上をかんじき履いてスイスイと下りました。
 この時、鳥甲山のすぐ上に飛行機が!

 

 

 “法面”を下ってきた跡を振り返って撮影。

 

 

 白樺林の先に見えているのは苗場山ですね。
 空に見える飛行機は、鳥甲山に上に見えてものとは別物です。このあたりの上空は北海道行きの航路。

 


 天池から赤(あかくら)の頭(かしら)をズームアップしました。
 左上に見える頂が「赤瑤瞭」。
 この写真を撮ったのは、雪が落ちた幾筋もの跡が目に入ったからです。「雪の皺(しわ)」と呼ぶのがいいかなと思うのですが。
地元の人に聞くと、「今年はまだ聞こえない」とのことですが、間もなく、山全体、集落中に響き渡る「ドーン」という音をたてて、雪崩がくりかえし起こります。私などは、「えっ? 何処?」とキョロキョロ山を見渡しながらも、雪崩がどこで起こったのか、見えないのですが、地元の人は「あっ、あそこだよ」と指さします。
3月上旬になれば鳴り響くでしょう。今年は何処で雪崩れているか、わかるようになりたいと思っています。


 出発地点まで戻ったのは12時35分。
 わずか26分間の「旅」ということになりますが、戻ったときは汗びしょり。「のよさの里」にお邪魔し、昼食を兼ねて一休みしました。

 

 (了)

 


中津川下流の2つの景色

 

 冬期間、秋山郷へは津南町経由で国道405号線を進む。
 津南町の大割野(おおわりの)〜反里口(そりくち)間を進むとき、「きれいだなあ」と思う景色がある。右手に河岸段丘があり、奥の方に雪化粧した山が見えるものだ。2月16日は、その山々が真っ白になっていて、とりわけきれいだった。上の写真がそれである。
 私は、いま、「きれいだなあ」と言えるのみで、それぞれの山の名前を言うことはできない。苗場山ではなく、それよりも東側に位置するものである。山の名前がわかる方がおられれば、是非、ご教示をお願いしたい。
 405号線から見える景色の全体像は次に示す。

 

 

 手前に見える照明設備は津南町の中津川河川敷の運動公園。16日午前10時22分撮影。

 

 

 

 「中津川下流の2つの景色」のもう一つ。反里口の集落に入る手前、405号線が少しカーブするところで、道路除雪で押し出された雪の山の先端から撮影したもの。いわゆる「石落とし」の断崖が見える。

 


 「石落とし」のズームアップ。16日午前10時31分撮影。

 

 同じ地点から津南町中心部方向を眺めた景色も素敵だ。

 


雪庇落とし

 

 今日16日は午前10時17分に国道405に入り、秋山郷へ。
 気温が上がっていて、国道405は随所で法面から雪が落ちていた。「どこかで雪庇落としに出会うだろう」と思いながら進むと、結東集落も過ぎ、「もうすぐ前倉橋」というところで交通誘導員が赤旗を振り、ストップ。11時5分過ぎのこと。雪庇落としでストップをかけられた時は結構の時間がかかる。「写真を撮らせてください」と頼み、了解を得て降車。
 1枚目の写真に見られるように、国道405脇の法面(と言うよりも「山」と言う方が適切か)に3人の作業員が上り、スコップで雪庇を落としていた。

 

 

 この人がいちばん上に上っている人。目視では命綱に気づかなかったが、写真を見ると、がっちり命綱。
 青地の作業服とのコントラストで、スコップで落とされる雪が見える。

 

 

 雪庇落としの全体像。人の手にくわえ、薄緑色のバックホーが法面の雪を落とす。路上に落とされた雪を、手前に見えるタイヤドーザーが写真左手の中津川の谷に押し出す。

 

 

 写真中央奥に道路があるように見えるが、冬期閉鎖中の東秋山林道。写真に見えているあたりが前倉橋を東秋山林道から撮るポイントの近く。

 


 雪庇落としがすでに終えられた箇所。

 

 道路脇での雪庇落としは、国道117では稀に見られることもあるが、そんなに多くない。しかし、国道405は頻繁な雪庇落としなしには通行の安全は確保できない。
 大変な作業である。感謝!

 


秋山郷を巡った一日〜2月4日の配達日誌〜

 

 今日4日は午前8時すぎに森集落を出て、秋山郷へ。
 朝から快晴。さほど冷え込みがなかったので、早い時間帯でも道路の凍結の心配はさほどないと考えた。実際、アイスバーンもなく、途中少し寄り道をしたが、10時すぎに小赤沢に着いた。
 写真は小赤沢集落の山田忠雄さん宅脇から撮影したもの。午後0時26分。
 10時すぎに小赤沢に入っていながら、この写真の撮影が午後0時半近い時刻なのは、ある人と1時間近く立ち話をしたため。
 この地点には次のような坂を下っていく。

 

 

 

 

 和山〜切明間の村道切明線。午後1時32分。
 この1枚を選んだのは2年前に行われた法面工事の成果を示したいため。2015年2月にこの地点を通った時は法面から落ちる雪がもっとおっかなかったが、工事のおかげで状況が改善された。

 

和山集落のあるお宅へ。水が流され、道が確保されている。午後2時44分撮影。

 

 

中津川と鳥甲山。
和山集落の「仁成館」の近くで午後2時22分撮影。

 

 

 

 この間の雪で、鳥甲山連峰の白さが前回の秋山行(1月18日)までとは違い、ものすごい迫力だった。
 午前10時4分、北信生コンの構内にて撮影。
 撮影地点の全体像も示しておく。

 

 

 

 

 鳥甲山を初めてのアングルで撮った。
 「和山入口」で405号線から離れ、和山岐(し)線に入って間もなく、道路除雪の雪が押し出された場所からの撮影。つまり、雪がない時は立てない場所。午後1時24分。
 下は同じ場所から撮った赤瑤瞭の下の岩が見える箇所。

 

 

 

 

 秋山郷に向かう途中に「少し寄り道をした」と書いたが、立ち寄ったのは穴藤(けっとう)集落。
 吊り橋を渡っていくが、その吊り橋は2tまでの車が通れる。
 そういうわけで吊り橋を渡る途中、車内から1枚撮った。午前9時7分。
 渡り切った先の穴藤集落側から吊り橋の全体像を撮ったものも1枚。

 

 

 

 紹介したい写真はまだまだあるが、ひとまずここまで。

 


インバウンド、除雪、落雪・・・〜18日の秋山行〜

 

 今日18日の昼すぎ、「のよさの里」の前で雪の上にどっかりと腰を下ろし、鳥甲山を見つめる男性。

 


 “excuse me”と声をかけ、ご本人の許可を得て撮影しました。
 Walk Japanという会社(本社・大分県)が長野県北信地域で冬期に実施しているスノーシューのツアーに参加しているイギリスの人です。
 「のよさの里」に宿泊し、今日の午前中、天池から上をスノーシューで楽しんでこられたそうです。
 このツアーが「のよさの里」に来るようになって、今年で3年目。今年は今回を含めて3回、実施されるそうです。
 ツアーガイドは長野市在住の外国人ですが、非常に流暢な日本語を話される人でした。

 

 

 秋山の雪が凄まじい。
 平年は「下(しも)」の方が秋山よりも積雪量が多いが、今冬は秋山の方が多い。「下」では雨の日でも秋山は雪ということがしばしば。そして、14〜17日のドカ雪。高齢者一人暮らしで、家から出られなくなったケースもあったようだ。

 


 上の写真は屋敷集落にて。雪害救助員が除雪。このお家で一人暮らしの高齢のおとうさんも一緒に作業されていた。

 

 

 

 

 

 同じく屋敷集落にて。
 知り合いの雪害救助員がおられて、「今日、何軒目?」と尋ねると、「3軒目」というご返事。
 救助員、大変です!

 

 

 

 

 上の原集落の集落内道路を下ってきた時、青倉集落在の知人がスノーダンプで除雪しているのに出会った。
 「(プロパンガスの)検針? 顧客サービス?」、「そう。だって可哀相じゃん」。

 じつは、この場所で、2時間弱前に下のような写真を撮っていた。この屋根の雪が落下し、家の出入り口を塞いでいたのだ。

 


 こういう時は援けなければ。である。

 

 

 

 役場秋山支所がある「とねんぼ」の屋根から大量の雪が落下する瞬間。午前10時49分。
 「屋根から大量の雪が落ちるところを撮ってみたい」とずっと思っていたが、こんな写真が撮れるとは思ってもいなかった。
 地域おこし協力隊の坪内さんがブルドーザーでの除雪作業を実地にやる研修をされている様子を撮影している時に、屋根の雪が軋む音がした。
 以下、連続写真でご覧いただきたい。計18枚撮ったが、その中から選抜してみた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 落雪には充分に警戒しなければならない。

 

 

 最後に、昨年、秋山・小赤沢に移住された人の雪下ろしの様子を1枚。

 


 平素の玄関が雪に埋まっていて、「どうしようか」と思っていた時、屋根で雪下ろしをされているのが目に入った。「どこが入口になっていますか?」と声をかけた。
 「疲れるでしょう?」、「はい、疲れます。それに怖いです」。

 頑張ってください!

 

 今日は久々の快晴。
 もう一日、晴れてくれると有り難いのだが、そうもいかないようだ。

 

(了)


厳寒、アイスバーン、でも、最高の景色

 

 「年内の発行物は年内に届けなければ…」という思いで、今日は秋山郷に向かった。残っている配達は29軒だが、うち2軒は切明。秋山郷のいちばん奥である。
 そういうわけで、午前9時ちょうどに津南町で国道405に入った。「いよいよ秋山郷に入っていく」という位置の反里(そり)口(くち)での道路脇気温表示は−5℃。今朝はとても寒かったので、路面凍結を避けるには午前10時すぎが妥当だと思ったが、帰り時刻のことも考え、早めに出かけた。
 見玉から清水河原、さらに大赤沢にかけては、意外と路面はきれいでスムーズに行けたが、小赤沢から先はほとんどアイスバーン状態。緊張の連続の運転だったが、こういう寒い日ならばこそ見られる最高の景色でもあった。
 上の写真は午後1時すぎに屋敷集落内で撮影したもの。午後になって緩み始めた状況のものだが。10時頃から3時間くらいほとんどアイスバーン状態の中を走っていたが、その様子を撮影する余裕はなかった。
 帰路は路面の凍結も緩み、小赤沢から津南まで50分で下りることができた。

 

 

 では、今日の写真をご覧ください。

 

 

 清水河原第二スノーシェッドを越えた地点にて。
 右手の山は高野山(こうのやま)。その頂上から導水管が中津川発電所に下る。

 この撮影地点の足もとはつぎのような感じ。

 

 

 

 

 9時46分に清水河原〜結東(けっとう)間で撮ったものだと思う。おそらく運転台からの撮影。
 この直前、下りの路線バスと遭遇。お互いに気づかずに出あい、私がバックすることに。無事に離合した
が、この狭い道、下手にバックすれば、中津川に転落してしまう。

 

 

 

 結東を越え、「蜂蜜屋」から少し下ったところ。多くの人が苗場山を撮るポイント。十日町からの人も撮影していた。

 

 

 

 10時15分、小赤沢集落手前の地点。
 電線も入るので、平素はこういう写真はあまり撮れないが、私が走っているコースの素晴らしさが伝わるかと思って撮ったもの。アイスバーンが始まりつつある。

 

 

 

 国道405と屋敷集落への村道との分岐点近くで。
 鳥甲山連峰の全容が入る。この地点は長い間国道拡幅工事が行われていたので、これまで撮影ができなかった。

 

 


 今日、配達と関係なく撮影のためにだけ立ち寄った唯一の地点。
 あえて窓枠が入った写真を選んだ。これが「のよさの里」本家の広間からの眺めである。

 

 

 

 切明の「川原から湧き出る温泉」。こんな資源があるのに雄川閣が冬期休業なのは残念だ。

 

 

 吊り橋がきれいになっていた。11月だったか、修理工事が行われていた。傷みが激しかった橋の踏み板も新しくなっているようだ。

 

 

 

 12月19日に「まさにカミソリの刃」と紹介したところ。切明〜和山間で撮影すると、「刃」の厚みがよく見えた。
 ここを歩くことはやはり私には無理。

 

 

 

 「不動滝」。冬期は近づけないので、中津川対岸(国道405の和山〜上の原間)から撮影。全体像はつぎのもの。

 

 

 

 

 最後は、国道405の前倉〜結東間にて。
 眼前がパーッと開いた感じ。この先にまだ清水河原〜見玉間の峡谷部分が残るが、「山の中から抜け出た」という感がする。午後2時33分の撮影。