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栄村復興への歩み
2011年3月に震度6強の地震で被災した長野県栄村で暮らす松尾真のレポートを更新しています。

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“かんじき”を履いて・・・

 

 上の写真は秋山郷・上の原集落のいわゆる「天池」付近での撮影ですが、写真右側下から直線状に、雪の色がより白く輝く感じで見える足跡状のものがあること、ご確認いただけるでしょうか。
 これは16日昼、私が“かんじき”を履いて歩いた跡です。
 写真に見える白樺などの樹々の向こう側が、「天池」として紹介されるところです。

 

 この足跡のあるところ、昨冬は雪が少なかったので長靴で歩きましたが、今冬はかなりの積雪になっているため、“かんじき”を用意して行きました。
 16日は朝から気温が上がり、昼頃には雪がかなり柔らかくなっていて、“かんじき”を履いていても、足が雪の中にかなり沈み、歩きづらかったのですが、苦労して歩いた甲斐があって、いい景色を見ることができました。

 

 撮影時間順に写真を紹介します。

 

 

 上の原集落のいちばん奥の家を過ぎて、道路除雪の最終地点から集落側を撮影。12:09。

 

 

 “かんじき”を履いて歩き始めた地点で進む方向を撮影したもの。12:11。

 

 

 「天池」として定番的に紹介されるスポットでの撮影(12:15)。
 手前真ん中、雪の中にちょこっと頭を出しているものが見えますが、「天池」の一つの“名物”、枯木の根に近い部分だけが残ったものの先端部。一昨年10月18日撮影の紅葉期の写真と対照してください。

 

 

 

 撮影した場所は同じですが、少しアングルを変えました。こちらの方が素敵かもしれないですね。

 

 

 いわゆる「天池」を通り過ぎた地点で、来たりし道を振り返って撮った1枚。12時18分。「来たりし道」の足跡よりも、雪を抱く木の姿が気に入っています。

 

 

 これから進む先を撮影。
 「天池」の撮影地点までは人の足跡がありましたが、その先には無し。杉の木から落ちた雪がつくった模様のみ。
 でも、この先は山の動物たちの天下。間もなく、いろんな足跡が見えるようになります。
 こんな感じです。

 

12:20撮影。

 


 本来の天池の近くまで下りて、鳥甲山連峰のほぼ全景を一枚に撮る。
 12時23分の撮影。雪がない時期であれば、道路から草の生えた法面を下らなければならないのですが、今日は深い雪の上をかんじき履いてスイスイと下りました。
 この時、鳥甲山のすぐ上に飛行機が!

 

 

 “法面”を下ってきた跡を振り返って撮影。

 

 

 白樺林の先に見えているのは苗場山ですね。
 空に見える飛行機は、鳥甲山に上に見えてものとは別物です。このあたりの上空は北海道行きの航路。

 


 天池から赤(あかくら)の頭(かしら)をズームアップしました。
 左上に見える頂が「赤瑤瞭」。
 この写真を撮ったのは、雪が落ちた幾筋もの跡が目に入ったからです。「雪の皺(しわ)」と呼ぶのがいいかなと思うのですが。
地元の人に聞くと、「今年はまだ聞こえない」とのことですが、間もなく、山全体、集落中に響き渡る「ドーン」という音をたてて、雪崩がくりかえし起こります。私などは、「えっ? 何処?」とキョロキョロ山を見渡しながらも、雪崩がどこで起こったのか、見えないのですが、地元の人は「あっ、あそこだよ」と指さします。
3月上旬になれば鳴り響くでしょう。今年は何処で雪崩れているか、わかるようになりたいと思っています。


 出発地点まで戻ったのは12時35分。
 わずか26分間の「旅」ということになりますが、戻ったときは汗びしょり。「のよさの里」にお邪魔し、昼食を兼ねて一休みしました。

 

 (了)

 


中津川下流の2つの景色

 

 冬期間、秋山郷へは津南町経由で国道405号線を進む。
 津南町の大割野(おおわりの)〜反里口(そりくち)間を進むとき、「きれいだなあ」と思う景色がある。右手に河岸段丘があり、奥の方に雪化粧した山が見えるものだ。2月16日は、その山々が真っ白になっていて、とりわけきれいだった。上の写真がそれである。
 私は、いま、「きれいだなあ」と言えるのみで、それぞれの山の名前を言うことはできない。苗場山ではなく、それよりも東側に位置するものである。山の名前がわかる方がおられれば、是非、ご教示をお願いしたい。
 405号線から見える景色の全体像は次に示す。

 

 

 手前に見える照明設備は津南町の中津川河川敷の運動公園。16日午前10時22分撮影。

 

 

 

 「中津川下流の2つの景色」のもう一つ。反里口の集落に入る手前、405号線が少しカーブするところで、道路除雪で押し出された雪の山の先端から撮影したもの。いわゆる「石落とし」の断崖が見える。

 


 「石落とし」のズームアップ。16日午前10時31分撮影。

 

 同じ地点から津南町中心部方向を眺めた景色も素敵だ。

 


雪庇落とし

 

 今日16日は午前10時17分に国道405に入り、秋山郷へ。
 気温が上がっていて、国道405は随所で法面から雪が落ちていた。「どこかで雪庇落としに出会うだろう」と思いながら進むと、結東集落も過ぎ、「もうすぐ前倉橋」というところで交通誘導員が赤旗を振り、ストップ。11時5分過ぎのこと。雪庇落としでストップをかけられた時は結構の時間がかかる。「写真を撮らせてください」と頼み、了解を得て降車。
 1枚目の写真に見られるように、国道405脇の法面(と言うよりも「山」と言う方が適切か)に3人の作業員が上り、スコップで雪庇を落としていた。

 

 

 この人がいちばん上に上っている人。目視では命綱に気づかなかったが、写真を見ると、がっちり命綱。
 青地の作業服とのコントラストで、スコップで落とされる雪が見える。

 

 

 雪庇落としの全体像。人の手にくわえ、薄緑色のバックホーが法面の雪を落とす。路上に落とされた雪を、手前に見えるタイヤドーザーが写真左手の中津川の谷に押し出す。

 

 

 写真中央奥に道路があるように見えるが、冬期閉鎖中の東秋山林道。写真に見えているあたりが前倉橋を東秋山林道から撮るポイントの近く。

 


 雪庇落としがすでに終えられた箇所。

 

 道路脇での雪庇落としは、国道117では稀に見られることもあるが、そんなに多くない。しかし、国道405は頻繁な雪庇落としなしには通行の安全は確保できない。
 大変な作業である。感謝!

 


秋山郷を巡った一日〜2月4日の配達日誌〜

 

 今日4日は午前8時すぎに森集落を出て、秋山郷へ。
 朝から快晴。さほど冷え込みがなかったので、早い時間帯でも道路の凍結の心配はさほどないと考えた。実際、アイスバーンもなく、途中少し寄り道をしたが、10時すぎに小赤沢に着いた。
 写真は小赤沢集落の山田忠雄さん宅脇から撮影したもの。午後0時26分。
 10時すぎに小赤沢に入っていながら、この写真の撮影が午後0時半近い時刻なのは、ある人と1時間近く立ち話をしたため。
 この地点には次のような坂を下っていく。

 

 

 

 

 和山〜切明間の村道切明線。午後1時32分。
 この1枚を選んだのは2年前に行われた法面工事の成果を示したいため。2015年2月にこの地点を通った時は法面から落ちる雪がもっとおっかなかったが、工事のおかげで状況が改善された。

 

和山集落のあるお宅へ。水が流され、道が確保されている。午後2時44分撮影。

 

 

中津川と鳥甲山。
和山集落の「仁成館」の近くで午後2時22分撮影。

 

 

 

 この間の雪で、鳥甲山連峰の白さが前回の秋山行(1月18日)までとは違い、ものすごい迫力だった。
 午前10時4分、北信生コンの構内にて撮影。
 撮影地点の全体像も示しておく。

 

 

 

 

 鳥甲山を初めてのアングルで撮った。
 「和山入口」で405号線から離れ、和山岐(し)線に入って間もなく、道路除雪の雪が押し出された場所からの撮影。つまり、雪がない時は立てない場所。午後1時24分。
 下は同じ場所から撮った赤瑤瞭の下の岩が見える箇所。

 

 

 

 

 秋山郷に向かう途中に「少し寄り道をした」と書いたが、立ち寄ったのは穴藤(けっとう)集落。
 吊り橋を渡っていくが、その吊り橋は2tまでの車が通れる。
 そういうわけで吊り橋を渡る途中、車内から1枚撮った。午前9時7分。
 渡り切った先の穴藤集落側から吊り橋の全体像を撮ったものも1枚。

 

 

 

 紹介したい写真はまだまだあるが、ひとまずここまで。

 


インバウンド、除雪、落雪・・・〜18日の秋山行〜

 

 今日18日の昼すぎ、「のよさの里」の前で雪の上にどっかりと腰を下ろし、鳥甲山を見つめる男性。

 


 “excuse me”と声をかけ、ご本人の許可を得て撮影しました。
 Walk Japanという会社(本社・大分県)が長野県北信地域で冬期に実施しているスノーシューのツアーに参加しているイギリスの人です。
 「のよさの里」に宿泊し、今日の午前中、天池から上をスノーシューで楽しんでこられたそうです。
 このツアーが「のよさの里」に来るようになって、今年で3年目。今年は今回を含めて3回、実施されるそうです。
 ツアーガイドは長野市在住の外国人ですが、非常に流暢な日本語を話される人でした。

 

 

 秋山の雪が凄まじい。
 平年は「下(しも)」の方が秋山よりも積雪量が多いが、今冬は秋山の方が多い。「下」では雨の日でも秋山は雪ということがしばしば。そして、14〜17日のドカ雪。高齢者一人暮らしで、家から出られなくなったケースもあったようだ。

 


 上の写真は屋敷集落にて。雪害救助員が除雪。このお家で一人暮らしの高齢のおとうさんも一緒に作業されていた。

 

 

 

 

 

 同じく屋敷集落にて。
 知り合いの雪害救助員がおられて、「今日、何軒目?」と尋ねると、「3軒目」というご返事。
 救助員、大変です!

 

 

 

 

 上の原集落の集落内道路を下ってきた時、青倉集落在の知人がスノーダンプで除雪しているのに出会った。
 「(プロパンガスの)検針? 顧客サービス?」、「そう。だって可哀相じゃん」。

 じつは、この場所で、2時間弱前に下のような写真を撮っていた。この屋根の雪が落下し、家の出入り口を塞いでいたのだ。

 


 こういう時は援けなければ。である。

 

 

 

 役場秋山支所がある「とねんぼ」の屋根から大量の雪が落下する瞬間。午前10時49分。
 「屋根から大量の雪が落ちるところを撮ってみたい」とずっと思っていたが、こんな写真が撮れるとは思ってもいなかった。
 地域おこし協力隊の坪内さんがブルドーザーでの除雪作業を実地にやる研修をされている様子を撮影している時に、屋根の雪が軋む音がした。
 以下、連続写真でご覧いただきたい。計18枚撮ったが、その中から選抜してみた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 落雪には充分に警戒しなければならない。

 

 

 最後に、昨年、秋山・小赤沢に移住された人の雪下ろしの様子を1枚。

 


 平素の玄関が雪に埋まっていて、「どうしようか」と思っていた時、屋根で雪下ろしをされているのが目に入った。「どこが入口になっていますか?」と声をかけた。
 「疲れるでしょう?」、「はい、疲れます。それに怖いです」。

 頑張ってください!

 

 今日は久々の快晴。
 もう一日、晴れてくれると有り難いのだが、そうもいかないようだ。

 

(了)


厳寒、アイスバーン、でも、最高の景色

 

 「年内の発行物は年内に届けなければ…」という思いで、今日は秋山郷に向かった。残っている配達は29軒だが、うち2軒は切明。秋山郷のいちばん奥である。
 そういうわけで、午前9時ちょうどに津南町で国道405に入った。「いよいよ秋山郷に入っていく」という位置の反里(そり)口(くち)での道路脇気温表示は−5℃。今朝はとても寒かったので、路面凍結を避けるには午前10時すぎが妥当だと思ったが、帰り時刻のことも考え、早めに出かけた。
 見玉から清水河原、さらに大赤沢にかけては、意外と路面はきれいでスムーズに行けたが、小赤沢から先はほとんどアイスバーン状態。緊張の連続の運転だったが、こういう寒い日ならばこそ見られる最高の景色でもあった。
 上の写真は午後1時すぎに屋敷集落内で撮影したもの。午後になって緩み始めた状況のものだが。10時頃から3時間くらいほとんどアイスバーン状態の中を走っていたが、その様子を撮影する余裕はなかった。
 帰路は路面の凍結も緩み、小赤沢から津南まで50分で下りることができた。

 

 

 では、今日の写真をご覧ください。

 

 

 清水河原第二スノーシェッドを越えた地点にて。
 右手の山は高野山(こうのやま)。その頂上から導水管が中津川発電所に下る。

 この撮影地点の足もとはつぎのような感じ。

 

 

 

 

 9時46分に清水河原〜結東(けっとう)間で撮ったものだと思う。おそらく運転台からの撮影。
 この直前、下りの路線バスと遭遇。お互いに気づかずに出あい、私がバックすることに。無事に離合した
が、この狭い道、下手にバックすれば、中津川に転落してしまう。

 

 

 

 結東を越え、「蜂蜜屋」から少し下ったところ。多くの人が苗場山を撮るポイント。十日町からの人も撮影していた。

 

 

 

 10時15分、小赤沢集落手前の地点。
 電線も入るので、平素はこういう写真はあまり撮れないが、私が走っているコースの素晴らしさが伝わるかと思って撮ったもの。アイスバーンが始まりつつある。

 

 

 

 国道405と屋敷集落への村道との分岐点近くで。
 鳥甲山連峰の全容が入る。この地点は長い間国道拡幅工事が行われていたので、これまで撮影ができなかった。

 

 


 今日、配達と関係なく撮影のためにだけ立ち寄った唯一の地点。
 あえて窓枠が入った写真を選んだ。これが「のよさの里」本家の広間からの眺めである。

 

 

 

 切明の「川原から湧き出る温泉」。こんな資源があるのに雄川閣が冬期休業なのは残念だ。

 

 

 吊り橋がきれいになっていた。11月だったか、修理工事が行われていた。傷みが激しかった橋の踏み板も新しくなっているようだ。

 

 

 

 12月19日に「まさにカミソリの刃」と紹介したところ。切明〜和山間で撮影すると、「刃」の厚みがよく見えた。
 ここを歩くことはやはり私には無理。

 

 

 

 「不動滝」。冬期は近づけないので、中津川対岸(国道405の和山〜上の原間)から撮影。全体像はつぎのもの。

 

 

 

 

 最後は、国道405の前倉〜結東間にて。
 眼前がパーッと開いた感じ。この先にまだ清水河原〜見玉間の峡谷部分が残るが、「山の中から抜け出た」という感がする。午後2時33分の撮影。

 


鳥甲山連峰のいろんな顔

 

 鳥甲山連峰のいろんな顔を撮っていながら、夕刻に体調を崩し、昨19日夜アップの「まさにカミソリの刃」ではあまり多くを紹介できなかった。今夜は12枚、紹介したい。
 上の1枚は「のよさの里」の前から撮ったもの(12:45)。
 三角形の鳥甲山頂上から下る真っ白な沢がとても綺麗。
 「のよさの里」は鳥甲山を眺めるのに最高のスポット。中に入って、お蕎麦でも食べながら窓越しに見ると、なぜかもっと間近に感じ、迫力がある。昨日は室内からの撮影をしていなくて残念。こんな晴天はけっして多くはないので貴重なチャンスを逃したのかもしれない。

「のよさの里」前からの全景はつぎのような感じ。

 

 

 

 

 電線が入っていて、風景写真としてはよくないかもしれないが、上の原集落のすごさをお伝えしたい。
 「のよさの里」にも通じる村道から狭い道の奥に入った家に配達して村道に戻る時、こんな景色が眼前に広がる。

 

 

 

 冬の秋山郷に入った時、まずはこの眺めを撮る。小赤沢の「北信生コン」の構内から(10:29)。

 

 

 

 国道405を屋敷から上の原に進むと、真正面にこんな景色が見える(11:06)。正面に見えているのは白(しろくら)の頭(かしら)。もう少し進むと、鳥甲山の頂が真正面に見える。

 

 

 

 とても定番的な場所。「天池」(11:42)。この時期はまだ積雪が少なく、この地点までは長靴さえ履いておれば、容易に行ける。

 

 

 

 栃川橋上から(13:03)。電線を消すトリミングをするほうがいいかもしれないが、ひとまずそのままにした。紅葉の季節、多くの人が車を停めて、絶景を楽しむポイントだ。

 

 

 こちらは、和山からの帰路、栃川高原〜栃川橋間の流水路を下る時に撮ったもの(13:57)。

 

 

 

 和山集落と鳥甲山。私が好きな風景の一つ。村道和山岐線から和山集落に入る手前で、この写真が撮れる(13:21)。

 

 

 和山集落の仁成館まで下ると、この景色が見られる(13:41)。手前に見えるのが「和山の崖」。

 

 

 やはり仁成館の前から撮ったもの。真ん中に見えるのが「カミソリ岩」。

 

 

 最後は、和山集落の南の端に位置する島田福一さん宅の前から。

 

 

 赤(あかくら)の頭(かしら)が正面に見えている。積雪期でも黒い岩のゴツゴツ感が感じられる迫力は白瑤瞭とはまた別のよさがあるように思う。


 


まさにカミソリの刃

 

 これは鳥甲連峰を和山集落の南のはずれから撮影したものです。撮影時刻は午後1時50分。
 右上方に見える頂は白瑤瞭。通称「カミソリ岩」と呼ばれるところは白瑤瞭より先にありますが、この写真に写っている尾根もまさにカミソリの刃という感じです。こういう写真を撮ったのは初めて。データをパソコンに取り込んでみて、「凄いなあ」と自身で感心しています。
 ムジナ平登山口から鳥甲山をめざす人はこの尾根を登っていくわけです。

 

 今日19日は、久々の秋山配達。9時頃に森集落を出発し、冬の唯一の経路・405号線で秋山に向かいましたが、少々遊び過ぎたのか、予定の半分くらいしか廻れませんでした。
 今日の撮影のポイントは、今冬初めて見る鳥甲山のさまざまな顔を撮ること。ご覧ください。

 

 

 秋山からの帰り、今日撮ったものをカメラの液晶画面で見ていて、「おっ!」と思った1枚。
 真ん中上に見える三角形の頂が鳥甲山。写真のほぼ全体を占めているのは黒木尾根。昔、マタギはこの尾根を登って鳥甲山を越えたと言われています。
 撮影地点は、405号線から村道の和山岐(し)線(せん)に入った直後。撮影時刻は午後1時35分。

 

 

 

 鳥甲山とは関係なさそうな1枚ですが、じつは大いに関係があります。写真左手に見えるのは動物の足跡。写真真ん中、一定の幅で雪が掘れています。これ、じつは私が尻滑りをした跡です。場所は次の写真に見える法面(のりめん)です。

 

 

 この法面(斜面)の先に、本来の天池があります。その間際まで行って、鳥甲山を撮りたかったのです。
 その結果は次の1枚。

 

 

 この池の間際からの鳥甲山撮影はこの秋に初めて試みました。
 その時は、下っていくのが結構厄介でしたが、雪の上を滑って下りるのはじつにはやかった!「今日は遊び過ぎた」というのはこのことです。

 

 もっともっと紹介したいものがありますが、今日はやや体調不良。ひとまず、ここまでとします。


秋山の“一再合祭”ってご存知ですか

 これ、「いっさいがっさい」と読みます。私も初めて聞いた時、何のことか、さっぱりわかりませんでした。
 11月12日に開催された「秋山地区合同運動文化祭」のことです。
 村の方は多くがご存知だと思いますが、秋山地区の運動会、文化祭、雪上運動会は、秋山小学校と地区の合同行事としておこなわれてきました。しかし、残念ながら、今春から秋山小が栄小秋山分校とされ、秋山小としての運動会等がなくなりました。
 「このままでは地区の行事がなくなってしまう」と危機感を抱いたみなさんの努力で、今年から、運動会、文化祭等を「いっさいがっさい」(その意味では「一切合切」と書きますが)一つにまとめて秋山公民館の主催で行うということで「一再合祭」の開催に至ったのです。
 私は当日、他にも行かなければならないところがあって、わずかな時間しか参加できませんでしたが、私が見せていただいたのはなかなか工夫されたプログラムでした。

 


 上の「記録表」をご覧ください。「6分間歩行」というのは、会場の「とねんぼ」の外廊下を往復何回も歩き、6分間で何メートル歩けるかを測定します。「片足立ち」は下の写真のとおり。

 

 

 「高齢化がいちだんと進む秋山」と言われますが、この1年、子育て中の若いご夫婦の移住、若者の結婚など、新たな力も生まれてきています。いかにして村を守り、元気にしていくか。秋山の「一再合祭」は一つのお手本となるものではないでしょうか。


「白銀の世界と青空」、それとも「真っ白な雪と岩肌」

 

 これは、今日12月2日午前11時51分に鳥甲牧場で撮影したもの。
 さらに、今日撮影したものを4枚、紹介する。タイトルの意味は最後に。

 

同じく、鳥甲牧場にて。

 

午後2時、上の原集落の1軒の玄関先から鳥甲山頂上を望む。

 

同じく、鳥甲山頂上を望んだものだが、午後1時53分撮影。場所は同じ上の原集落内だが、先の1枚とは少し違うところ。

 

午後0時50分撮影。白沢(しろさわ)で白瑤瞭から下る沢を撮ったもの。
撮影場所から見える全景はつぎの写真。

 

 

 

   今日、午前11時頃に給油したうえで、秋山に向かった。
   本当は原稿書きをしなければならなかったのだが、「山の上の雪の具合はどうだろう?」と思い、野々海に行ってみようかなと考えた。直近では11月22日に野々海に行っていて、少し日数が経過しているが、そんなに様子が変わっているとは思えなかった。他方で、昨日を含め、この間、2回、秋山郷での雪道を走る車の運転席からの動画を知人のFBでの投稿で見た。「そうだ、秋山の様子を見に行かなきゃ」。
   そんな思考をめぐらしたきっかけは、スキー場の様子。家から見えるスキー場には雪がない。しかし、見る場所が違うと、スキー場に雪が見える。つまり、スキー場の上の方には少し雪があるのだ。「山の上の方はそろそろ根雪になり始めているのかな?」と思った。昨日、東部パイロットから撮った1枚を示しておく。
   
   
   
   
   さて、最後にタイトルの説明。
   4時少し前に秋山郷から405号線を下ってきて、一休みしたいと思い、立ち寄ったところで、ある人にここに掲載したような写真を見せたところ、その人は1枚目〜3枚目の写真をとても気に行ってくださった。その一方で、5枚目の写真にはある種の圧迫感のようなものを感じると話された。
   よく考えると、その方は海の近くで育った人。やはり空間的な広がりがお好きなようだ。
   私も、1〜3枚目の写真のような景色が好きなので撮っているのだが、他方で5枚目の写真のようなものが好き。京都盆地で育ったので、自分の周りに山が見えないと落ち着かないという性質(たち)。その延長線上でのことなのか、鳥甲山の岩肌が迫って来る感じが非常に気に入っている。
   そんなわけで、「『白銀の世界と青空』、それとも『真っ白な雪と岩肌』」となった次第。べつに二者択一というわけではないが…。