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栄村復興への歩み
2011年3月に震度6強の地震で被災した長野県栄村で暮らす松尾真のレポートを更新しています。

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栄村復興への歩みNo.342

 

涼を求めて秋山郷へ
 「そうだ! 秋山郷に行って、涼しやかなところを廻ってみよう!」。
 20日朝、家で少し仕事をした後、そんな思いで秋山に向かいました。この一枚は午後3時すぎに撮ったもの。足を滑らせれば滝に落ちてしまうという場所だったので、ちょっと冷や汗をかきましたが、滝への往復はブナ林の中(下写真)をゆっくりと。時には「おっ!冷たいな」と感じる風も受けながら。
 上写真は雑魚川の三段の滝です。

 


 三段の滝での涼しげな写真撮りには続きがあります。
 色んな角度で撮りたいと思っていろんな地点を動いていると、滝の中にチラッと人の姿が見えたのです。次の写真です。

 


 渓流釣りの人ですね。
 「どこから下りたんだろう?」と思い、「この沢から入っていったんだろう」という地点を見つけましたが、それにしても滝の中の急な流れの中を通り抜けないと写真の地点には辿り着けないように思います。
 夏のアウトドア―スポーツあるいはレジャーにはいろんなものがあるんですね。
 「大滝(おおだる)」入口に駐車されていた車のナンバーから想像するに県内の人のようですが。

 

● 「秋山、いいわね!」
 酷暑が続く中の15日夜、村内のお店の前で知り合いの人にお会いしました。
   「松尾さん、今日、秋山に行ってきたわよ!」
   「へえ、どなたと?」
   「〇〇さん!」(ご主人のお名前)
   「秋山は『暑い』と言っても、暑さが下(しも)とは違う

    わね。空気が爽やかで、気持ちよかった!」
 14〜16日の三連休の中日、15日は切明の川原の温泉につながる吊り橋の上を行き交うたくさんの人の姿が見られました。

 


 この日は、村内の知り合いの方もお子さん二人を連れて、切明で川遊びをされたようです。フェイスブックに「初めて自分の子どもと川遊びをしました。滞在してみなければわからない良さがあることに改めて気づかされました。栄村の持つ資源の素晴らしさを改めて実感しました」、「本当に楽しかったぁ〜また秋山に行こうと思います」と書いておられます。
 川原の温泉で汗を流してさっぱりもできるし、子どもは川遊びができるし…。最高です!
 また、20人くらいのグループ、早朝4時半発で佐武流山に登山されたそうです。

 さらに、こんなところで鳥の鳴き声を楽しみながら、しばらく佇むというのもいいですよ。

 


 上野原(天池)と苗場山三合目を結ぶ林道の途中です。下草刈りがしっかりやられているので、林の中の見通しもよく、「バッタリ、クマと遭遇」という心配もあまりありません。暑さとは無縁な世界。ウグイスの谷渡りの鳴き声など最高です。
この林からちょっと上野原方面に下ったところでは写真のような涼しやかな水の流れとも出会えます。

 


 楽しいスポット、コース、いくらでも見つけられます!


栄村復興への歩みNo.341(7月11日付)

 

 秋山林道、ミズノサワの残雪の雪洞の内部を撮ったものです。日時は7月9日正午前。
 雪洞の前に立つと、まるで天然クーラー。午後2時頃、秋山から下におりてくると、まるで蒸し風呂のような暑さでしたが、ミズノサワや秋山郷の林の中は涼しくて別世界でした。
 ミズノサワの残雪は平年よりも圧倒的に少なく、今年は7月中旬にも消えるかもしれません。下写真がミズノサワの全景で、奥に見えているのは鳥甲山のムジナ平登山口から白瑤瞭に向かう途中の尾根です。

 


 「ミズノサワに行ってきたよ」と私が言うと、「それ、何処?」と言われる村民も多いですね。この季節に雪が見られて、ひんやりした空気を満喫できるなんて、栄村が自慢できる最高のスポットの1つだと思います。秋は紅葉の絶景ポイントです。
 村民のみなさんも是非、お出かけください。


新しいビューポイントの誕生か

 

 これまで何度も紹介してきた秋山林道(屋敷〜切明間)の不動滝。
 6月26日に訪れると、滝から流れ出す川の流れに下っていける道が開かれていて、新しい景観を見ることができました。
 〈滝だけ〉、あるいは〈滝+赤(あかくら)の頭(かしら)〉という眺めとはまた異なるもので、素敵です。
 どうやら秋山林道の道路脇の草刈りや側溝の泥上げの作業の中で、秋山林道からこの滝に近づくゾーンの草刈りと土砂を押し出す作業が行われた模様(下写真参照)。

 

 

 

 地域を熟知しきっている作業班だからこそ出来た作業だと思います。
 観光客の安全の確保にはさらなる作業が必要だと思いますが、素晴らしい作業だと思いますね。
 


405号線期成同盟会総会と雄川閣

 405線期成同盟会(正式名称「秋山郷国道整備促進期成同盟会」)の第42回通常総会が6月7日午後、秋山郷切明温泉の雄川閣を会場に開催されました。秋山郷各集落の区長さん(津南町の場合は「総代」さん)をはじめ、新潟県十日町地域振興局地域整備部長、長野県北信建設事務所長など38名が出席。例年通り、熱気に満ち、充実した内容の総会でした。
 通常総会は栄村と津南町が毎年交互に当番開催しますが、今年は栄村の番。雄川閣が会場となるのは初めてのことです。
 切明・雄川閣での開催は2つの意味で大きな出来事でした。1つは、新潟・長野両県の道路関係担当の幹部職員が国道405を秋山郷の一番奥まで初めてしっかり見る機会となったことです。総会での議論でも、両県幹部から「国道405号線の状況がしっかり分かった」との発言がありました。

 

● 好評だった雄川閣のおもてなし
 もう1つは、切明温泉・雄川閣が大好評をいただいたことです。
 総会開会前の懇談の時点で、出席者から「素晴らしいところですね」という声が次々とあがりました。また、総会後の懇親会では、地の山菜などを多彩に盛り込んだ料理、雄川閣スタッフの接遇に出席者一同、たいへん満足されました。「ここは泊まりもできるんですね」という声も多数あがっていました。
 「やれば出来る!」のですね。施設はたしかに古いですが、環境は最高。スタッフのおもてなし次第で雄川閣は最高のリゾートとして大きく飛躍していけるなあと強く実感しました。
 なお、フロントで富山県高岡市から来られた8人連れの人たちと出会い、少しお話しました。車での日帰りですが、「秋山郷って、どんな所だろう?」と思って
来られたそうです。温泉に入って気分よくお帰りになりました。「冬も来られるの?」という質問もありました。送迎態勢さえ整えれば、冬期に遠方からのお客さまを迎え入れることも充分に可能だと思います。

 

秋山の人の案内で切明の吊り橋付近を散策する人(5月20日)

 

 


 これは雄川閣の昼食新メニュー:山菜そば。一杯千円でビックリのお値段。
 でも、これが観光客に大人気で、雄川閣の売上を着実に増加させているそうです。
 大人気なのは当然ですね。入っている山菜が並みの「山菜そば」とはまったく違います。写真で蕎麦のいちばん上に見える細目で長いものは「アケビの芽」です。さらに、葉ワサビ、ウド、ネマガリダケ、行者にんにく、コゴミが入っています。都会では絶対に食べられない超一級グルメだと言ってよいでしょう。
 私もいただきましたが、出汁もよく、存分に堪能できる一品でした。

 


新緑の天池と鳥甲山
 5月20日午前の撮影。前夜は雨で、朝から好天気になったものの、鳥甲山に少し雲がかかっているのは残念でした。6月7日に見た際は鳥甲山の残雪はすっかり減っていました。


栄村復興への歩みNo.334(5月3日付)

 

 4月26日、森集落の老人クラブが秋山郷へお花見に出かけました。
 この1枚は屋敷橋のすぐ近くにて午前11時近くに撮った記念写真です。後ろに二本筋の滝が見え、断崖に咲くオオヤマザクラが鮮やかです。素敵なところでしょう。この後に立ち寄った天池からの鳥甲山の眺望も素晴らしいものでした。
 昼のお花見の宴は切明の雄川閣にて。宴には秋山の地域おこし協力隊の三人にもご参加いただき、とても楽しい時を過ごせました。
 


鳥甲山眺望の絶好地点での耕作放棄地再開墾の取り組み

 

 

 鳥甲山(連峰)の素晴らしい眺めです。
 国道405号線の上野原〜栃川橋間からも眺望できますが、「じっくり眺めたいなあ」という場合、車のスピードを落としたり、停めたりでは、あまりゆっくり眺めていられません。
 道路からちょっと下って、じっくり眺められるといいですね。でも、道路の下はこれから草が繁茂すると、とても下りていけません。もともとは田んぼだったところなのですが。
 そこで相澤博文さんが地主さんの了承を得て、4月17〜19日の3日間、田んぼに生えて大きくなったヤナギやハンノキの木を伐採されました。(写真手前に見える木はその伐採木です。)
相澤さんは今回の伐採地のすぐそばで田んぼ2枚分を再開墾し、すでに2年間、ソバを栽培されています。
 「観光のあり方研究会」では、「この地を再水田化しては」という意見も出ているそうですが、問題は担い手です。上野原集落の高齢化を考えると、水田耕作の復活・持続には困難があります。当面、ソバ畑を拡大していくという相澤さんの実践が最も現実的だと、私も思います。この場で撮影した写真のアルバムをご覧ください。

 

 

 ブルーシートがかけられた農機が見えますが、そこがすでに2年間、ソバが栽培されたところ。

 


          山人参

 

       シシウドの若芽

 

 相澤さんが経営されているヒュッテひだまりで食させていただきました。

 

 3枚上写真の中央から左下にむかって道が見えます。和山までのバスがまだ無かった頃、相澤さんはこの道を歩いて、和山の仁成館まで行かれたそうです。その道沿いにあるのが庚申塔。

 

 

 

 

 今回、ヤナギなどの木を伐採されたところ。405号線から下りやすいところです。伐採したハンノキはきのこの原木栽培に使われます。

 

 


栄村復興への歩みNo.332(4月13日付)

 

秋山郷の春景色が素晴らしい!

 10日、「復興への歩み」の配達で秋山郷へ。数日ぶりにポカポカ陽気。しかも、真っ青な空が広がる快晴。いろんなところで道草し、いろんな風景を写真に収めました。
 上の1枚は、10時19分に秋山林道の屋敷〜白沢間(まだ通行止めです*)で撮ったもの。
 真正面に見えるのは残雪がまだまだ多い白(しろくら)の頭(かしら)。手前の樹々は芽吹き始めています。今号ではこの日の秋山の写真を多数紹介したいと思いますが、とにかく「素晴らしい!」の一語に尽きる景色に数々出会いました。4月20日過ぎからは最高の春の行楽シーズンになると思います。村のみなさんも是非、訪れてみてください。
  *まだ落石等が多く、一般車両の通行は危険です。


秋山配達道中記2018年2月3日

 

 

 この2枚は、今日3日午前10時28分、秋山・上野原集落で配達のために車を停めた場所での撮影。
 車の周りはすべて凍結。車から降りて足をつけるところがありません。この道路、流水道路なのですが、道路の真ん中は水が流れていますが、両端は凍結。
 1月13日の配達時も同様の状態で、配達先の人に「凍っているので注意して下さいね」と言っていただきましたが、その時はまだ氷の上に雪があって、なんとか長靴に付けたスパイクで噛む余地があったのですが、今日は雪がなく、本当に困惑しました。
 なんとか着地して無事、この箇所での配達を終えましたが。

 

 今日は朝8時頃に秋山に向かいました(津南町上郷のスタンドでガソリンを入れたのが午前7時56分)。役場横の国道117気温表示では−4℃でした。
 まっすぐ和山集落に向かい、和山で9軒配達した後に上野原集落に向かったのですが、和山、上野原ではとにかく寒かった。足は靴下2枚の上に毛糸の靴下を履き、冬用の長靴を履いていますが、車を降りて歩くと、まるで氷水に足を浸けているような冷たさ。参りました。
 しかし、寒かった分、空気が澄んでいたように思います。天池で撮った鳥甲山。ご覧ください。

 


 構図はこれまでのものと同じですが、帰宅して写真データをチェックしてみると、1月20日などに撮ったものとは異なるものを感じます。なにか凛としている感じと言えばよいのかなと思います。

 

 天池の横の苗場山三合目に通じる林道、水道の関係なのか、随分と上の方まで道が開いていました。
 その道で撮った2枚をご覧ください。

 

 

 白樺と雪の壁。

 

 

 白樺の間に見える鳥甲山。

 この2枚は10時50分台の撮影です。
 次は、それより前、9時54分頃に和山の仁成館近くで撮ったもの3点です。

 

 

 

 

 中津川です。

 

 

 最後は午後に飛んで、2時41分、大赤沢から前倉橋に下る国道405の流水道路部分。雪庇落とし作業で片側交互通行。タイヤドーザーが排雪板を上にあげて、対向車の軽トラが通れるようにしています。

 

 

 この後、私もこのタイヤドーザーの横を抜けて下りましたが、その先にはバックホーとロータリー車の間、わずかなスペースを通り抜ける箇所もありました。

 


夢灯に行ってきました

 9月23日、秋山郷・上の原の天池で「夢灯(ゆめほ)」が催されました。
 今年で5回目。2年ぶりに行ってきました。

 


 上の写真は、私が鳥甲山連峰をよく撮影する場所です。「夢灯」の案内図では「第2天池」と紹介されています。
「夢灯」は、津南町結東集落の石垣田で催されている「けっとのほかげ」にヒントを得て開始されたものです(信毎10月2日記事参照)。
 その意味では、天池にたくさんの灯が浮かぶ様子を写した写真をたくさん紹介するのがいいのだと思いますが、私は三脚を持たずに歩くので、手振れが生じて、正直なところ、あまりいい写真は撮れていません。以下は、私が強い印象をもった場面の写真を、少し説明をつけながら、掲載します。

 

 


 今年の夢灯には、栄村の姉妹都市・横浜市栄区の「ぽかぽか劇団」の方々が来て下さり、「ぽかぽか劇団」と共に活動されている「和太鼓『昇龍』」のみなさんが素晴らしい太鼓演奏と舞いをご披露下さいました。上の2枚はその様子です。とても躍動感に満ち、切れ味鋭いもので、深い感銘を受けました。

 

 

 2017年度夢灯実行委員会委員長の杉森奈那子さん制作の会場案内図です。これも素敵です。

 


 

 女性が手に持つ筒を上下に動かすと、波の音のようなものが聞こえてきました。

 

 

 ぽかぽか劇団、昇龍のみなさんが天池まで胡弓などを奏でながら歩かれました。

 

杉森奈那子さん。

 

 

 村のあらゆるところから多くの人たちが来られました。

 

 

ふるまいで、おでん・うどんを用意してくれた「GO会」の若者たち。

 

 

 ボートに乗って点火するスタッフ。

 

 今年の夢灯では天池の奥の森の小径にウッドチップが敷き詰められました。歩いて、とてもいい心地がしました。

 

 

 

 夢灯、とても感動的でした。
 と同時に、「これから先が勝負だな」とも強く感じました。今回の夢灯を契機に天池周辺がとてもよく整備されたのですが、この状態を維持し、さらにブラッシュアップしていくのには大変な労力、持続力が求められます。微力ながら、そこに関わっていければ、と思っています。


 本号の最後に1枚の写真をご紹介します。
9月22日夕、国道117号線の大倉トンネルを出たところで偶然に撮影できたものです。

 


初秋の秋山郷

 

 秋の空だ。
 26日午後4時29分、秋山郷、国道405号線上の原付近で撮影。
 ピントを空に合わせているので、山は暗く写っているが、鳥甲連峰。

 「今日は絶対に秋山に行く」と心に決めていた。午前中、いくつかの用事が入ったので午前11時すぎの出発にったが、日出山線、鳥甲牧場経由で秋山郷に向かった。
 じつは前日の午後3時頃、スキー場の頂上で鳥甲山がくっきりと見えた。夏の期間、昼頃から入道雲のような雲がかかり、鳥甲山は見えない。それが見えて思ったことが、「ああ、夏が終わったんだ。秋が来た。明日、秋山に行ってみよう」ということだった。
上の一枚を撮った午後4時半頃、秋山郷は窓を開けて走ると、半袖の腕が寒さを感じる気温だった。おそらく気温は20℃をすでにきっていたと思われる。
 「復興への歩み」の配達があくまでも主軸なので、あまり多くの写真は撮っていないが、26日秋山郷の写真を紹介してみたい。

 

 

鳥甲牧場の五宝木大根畑と高倉山。午前11時48分。五宝木大根はすでに20日から出荷されている。

 

同じく鳥甲牧場。
真ん中奥に見える山は野沢温泉村の毛無山に連なる山々。

 

 

布岩の近く、秋山林道に入る手前付近からの鳥甲連峰。白(しろくら)の頭(かしら)などが見える。12:16撮影。

 

天池からの鳥甲連峰。ススキがすっかり秋の様子。12:31。

 

池には色鮮やかな蓮がまだ元気に咲いている。

 

 

蓮とキイイトトンボ。いずれも天池にて。

 

天池でカメラを東方向に振ってみた。秋らしい雲だ。

 

 

白沢を捉えてみた。結構、雪が残っている。このまま秋が深まれば、紅葉と残雪のツーショットが見られるかもしれない。

 

 


午後4時50分。屋敷の中津川縁から苗場山上の雲を撮ってみた。完全に秋の空。


 この後、午後6時半すぎに津南町で滅多に見られないような夕陽を撮影。
 夜9時半頃からは地元の森集落、健森田神社の祭礼。
 そして、夜遅くなると、気温はどんどん下がり、窓を閉めた部屋の中でも、夏蒲団では寒さを感じるほどになった。いま、秋雨前線の北側に位置している栄村はもう秋になったのだろう。秋雨前線の位置次第では再び暑い日もあるかもしれないが。