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栄村復興への歩み
2011年3月に震度6強の地震で被災した長野県栄村で暮らす松尾真のレポートを更新しています。

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道は開けられた。が、残雪はまだまだ多い

野々海池の水番小屋

 

野々海池堤の様子

 

 

 17日(水)午後、平滝に配達に行った折りに、少し様子を見ておこうと思い、野々海への道を上がったところ、道が開けられていました。
 野々海池の堤入口まで開けられており、また、キャンプ場のところまで開いています。
 私が行った際には除雪担当者の姿は見えませんでしたが、帰路、第2分水点の様子を見ている時に軽トラが1台上がり、その後、タンクローリーと出会いましたので、キャンプ場〜深坂峠の間の道割りが行われていると思います。
 道が開けられていたこと、野々海池周辺も一斉に芽吹いていることが9日との大きな違いですが、残雪はまだまだ多いです。普請まであと半月ありますので、普請までにはほとんど消えると思いますが。

 


 普請関係者が気になる地点の様子を紹介します。

 まず、森・青倉への水路と横倉・平滝への水路が分かれる第2分水点です。

 

道路脇の雪の壁の上から撮影。

 

雪の壁から斜面を下り、分水点付近を撮影したもの。

 

付近のブナの木の根元の様子

 

 

円筒分水器の上の道路の様子

 

円筒分水器付近の様子

 

写真中央やや下あたりが円筒分水器のあるところでしょう。

 

 

青倉からの道と交わる三叉路の様子。
青倉からの道はブルが入った形跡がありました。

 

堤入り口の様子

 

上の写真の地点から歩いて少し進んだところで視界に入った景色。

 

 

 ひとまず、以上です。

 

 

 

 


今日は野々海の雪山道トレッキング

 

 昨日、スキー場の残雪のゲレンデを登ってカタクリを見た後、「次は野々海に行こう!」と思った。
 スキー場頂上のカタクリのレポートを制作した後、天気予報を見ると、9日の午前中は晴れ。ということで、今日行くことにし、泉平などでの配達の後、道がまだ割られていない地点を午前10時54分にスタート。雪道をひたすらに歩き、11時52分に上の写真を撮影。野々海池の堤が見えた瞬間の画像。
 ここまでほとんど休憩なしで一気に来た。
 震災前に一度、雪の中を歩いて野々海池まで来たことがあったが、その時は4〜5人連れ。今日はまったくの単独行。
 地上の積雪は予想していたよりも多かった。2m超の地点もかなりあるように思う。
 野々海池の池の上の雪はそんなに多くない。やはり水の上にある分、融けるのがはやいのだろう。
 余水吐周辺の様子は次頁で。

 

 

 

 

 余水吐から落ちる水の勢いはまだそれほど激しくない。

 

 余水吐の様子はもっと全面的に撮りたかったが、これ以上、雪の斜面を下ることは危険。一歩誤ると、余水吐下に落ちる。すると、いっきに急坂になっている流れにのみこまれ、まず助からない。余水吐の撮影には、下の写真の斜面を下った。

 

 

 

 

 11:59。池を見下ろす地点に腰を下ろして休憩。リュックからバナナを取り出して食べる。
 このあたりでは、まだ鳥のさえずり声も聞こえない。まったくの静寂。
 その中で、なにか拡声器から流れるような音がかすかに聞こえてきた。耳を澄ますと、白鳥集落
の正午を知らせるメロディー。
 木の葉も繁っていず、遮るものがないので、ここまで聞こえるのだ。

 

 


野々海池の幅が狭まる東窓方向の様子。帰路に撮影。
これまでの経験から知るところによれば、池の雪はこちらが先に消える。

 

野々海三叉路の湿地の様子。

 

 

 ここからは往路の様子を少し紹介。

 

出発点

 

10:55

 

10:58

 

11:03

 

11:13

 

見覚えのある景色・地形。円筒分水器のある地点だ。11:23。

 

どれくらいの雪があるかがよくわかる1枚。11:28。

 

11:32。

 

これも見覚えのある景色・道の流れ。
このカーブを曲がると三叉路だ!
11:36。

 

三叉路到着!11:40。
いつもとはなにか違う感じがする。低木が見えないからだ。

 

三叉路から野々海池堤への道。
池の近くを通るのが近道とは思ったが、池に転落する危険があるので、通常の道があるあたりを進んだ。11:45。

 

通常の道はここから左へカーブして廻り込んで前方に見える「尾根」に出て、堤に向かうが、ここだけショートカットでまっすぐに進んだ。11:48。

 

ブナの木の根開き。11:49。

 

水番小屋の赤い屋根が見えた!
11:50

 

 

 帰路は下りが基本なので速かった。

 

軽トラを停めた地点に帰着。12:43。

 

 

 「道に迷わないか」が唯一の気がかりだったが、電柱が目印になった。来年はGWに〈野々海池雪山トレッキング〉を企画すると面白いかなと思う。

 


この寂寥とした初冬の景色がたまらなくいい

 


 22日、栄小の4年生が野々海池に行くというので、10時40分すぎ着で野々海池に行った。
 昨年は結果としては極端なまでの少雪だったが、野々海の本格的な積雪は早く、たしか11月18日が野々海池まで行けた最後だった。23日未明からはおそらくまた雪で、ひょっとすると今回が今年の野々海池の見納めとなるのかもしれない。
 すべての葉っぱが落ちた景色の寂寥感。これがたまらなく素敵だ。
 22日は気温は高く、風はあったものの、まったく寒さは感じなかった。が、景色はすっかり冬。私の想像を超える小学生たちの元気、行動力を示す写真はまたの機会に紹介するとして、寂寥感あふれる風景写真を存分に紹介してみたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


薄っすら雪化粧、18日朝の野々海池

 やや遅めの起床だったが、7時ちょっと過ぎにスキー場方向を見ると、一面の霧。そして、その後は真っ青な空。天気予報で「晴れ」マークだったが、まさかこんないい天気になるとは思っていなかった。

 

8時21分撮影

 

 そんなわけで、「今日こそは“初冬、快晴の野々海池”を撮るぞ」と、昨朝につづいて、今朝も野々海へ。
 出発が8時半過ぎと、昨日よりも遅く、配達の仕事もたくさん控えているので、「できるだけ短時間で上って、そしてすぐに下りよう」と思いながら進んだが、標高900mを超えてからだっただろうか、道端の様子が変なことに気づいた。9日の残雪ではなく、草の上に薄っすらとだが新しい雪があるように見えたのだ。
 次第に新雪の姿は明確になり、野々海用水の円筒分水器の地点で車から降りて、しっかりと写真を撮った(9:09)。

 

 

 いよいよ野々海池ゾーン。
 まず、三叉路の湿地の様子から。

 

9:12。

 

 三叉路まではタイヤ痕があったが、三叉路から野々海池入口までの砂利道は車も人も通った形跡なし。

 

 

 入口で降車し、池に下りる時、舗装面は滑るので、舗装面横の草の上を歩いて進んだ。
 体に感じる風はなかったが、湖面はさざ波で、湖面に映る絵はあまりいいものが撮れなかった。

 

9:19。

 

 昨日、月岡英男さんから「余水吐は水が落ちていたか?」と尋ねられた。
 まず、余水吐の様子から。

 

9:27。

 

 22日に野々海池に行く栄小の4年生に、「9日の積雪の時は、まだ余水吐から水は落ちていなかったが、その融雪の後、余水吐から水が落ちるようになった」と説明する比較写真を得たいと思い、いろいろ工夫した。その成果がつぎの写真。これと10日撮影のものとを見比べると、余水吐の位置と、水位の上昇→余水吐からの落水がよくわかると思う(小さな写真に入れた赤マークに注意)。

 

 

 

 

 余水吐から落ちた水の行方を見せたいと思い、堤を下って、余水吐から続く水路の撮影へ。

 

 

 上写真の真ん中下方に白く見えるのが野々海水路の始まりの部分に木の蓋をしたところ。
 その場所まで堤の急坂を下った。

 

堤を下り、下から堤を見上げたもの。

 

 水路の上の木蓋の上を少し歩くと、余水吐から落ちた水の流路に出会う。

 

 

 

 堤の下り・上りでたっぷりと汗をかいた。
 配達の仕事もあるので、「早く下りなければ」と思いつつ、東窓へ。「遠くからの撮影だけでいい」と思いながら向かったが、東窓が視界に入ると、いままでに見たことがない景色。キャンプサイトに車をおいて、東窓へ。

 

9:59。

 

 先日、天気がよくない時、野々海峠までは行ったが、深坂峠には行かなかったので、深坂峠には行くことにした。
 見えた景色は「想定内」のものだと思ったが、ある瞬間、視界左手に見えているものが日本海であることに気づいた。

 

山並みの向こう側に広がるのが日本海(10:12)。

 

 そんな撮影をしている時、空に飛行機雲があることに気づき、カメラを向けていると、カメラを向けた先の左手に旅客機の姿が…。秋山郷で見るのとは進行方向が逆で関西方面に向かう飛行機。

 

 

 

 「さあ、帰ろう」と思い、深坂峠から野々海三叉路方向に向かい始めたが、「そう、そう。ミズバショウ群生地のこの季節の様子を撮っておこう」と思いつき、下の写真のところを湿地に向かった。
 マフラーをしていなかったので、笹をかき分けて進むとき、雪が首筋から背中に入り、冷たかった!

 

 

 この湿地で、見る目を疑うようなものが目に入ってきた。

 

 

 ミズバショウの芽がたくさん出ているのだ!
 帰宅後、ネットでいろいろと調べたが、普通、ミズバショウの芽が出るのは春であり、「積雪前に芽を出して、芽の状態で冬を過ごす」という話は出てこない。ひょっとすると、寒くなった後に暖かい日があったために、「春が来た」と勘違いして芽を出したのだろうか。分かる人がいたら、是非、ご教示いただきたい。
 白く見えるのは、雪が朝の冷え込みで結晶状になったもの。また、よく見ると、水面が薄くだが凍っているのがわかる。

 

 

 

 野々海から下る途中、10:39に撮った1枚。
 正面に見えているのは火打山。
 先日もこの姿を見たが、今日はより大きく、より鮮明に見えた。妙高山につながる尾根もよく見える。
 妙高山の姿が入ったものも示しておく。

 

 

 

 以上で、時系列の沿った写真の提示は終わりだが、印象的なものをさらに2枚、掲載しておきたい。

 

野々海池の堤に進むときに渡る橋の上。
動物の足跡が。影は私のもの。

 

堤に戻るため、堤の真下から撮った1枚。

 


初積雪の野々海池にて

 

 今日11月10日は午前中は130軒余の配達、午後は議会の仕事と忙しかったが、その合間をぬって、昨日かなり積雪したであろう野々海池の様子を見に行った。
 水番小屋の赤い屋根と積もった真っ白な雪が水面に映る姿は、今日、最も感動した場面。
 堤のいちばん奥まで進み、そこから撮ってみた。ちなみに、撮影地点でゴボっと長靴がはまったところはかなりの雪の深さだった。

 

 

 

 

積雪の中で踏ん張る花。
堤の上にて撮影。

 

池に下る道の脇にて。

 

帰路、妙高山と火打山がはっきり見えた。

 

火打山のクローズアップ。

 

帰路、標高600〜700m地点にて。


大島中学校の全校生徒が野々海に遠足

 

 上写真は、旧大島村(現・上越市)の大島中学校の生徒が信越トレイルから深坂峠に姿を現した瞬間を撮影したものです。
 9月30日午前、気持ちいい秋晴れで、私は野々海の様子を見に出かけ、キャンプ場と深坂峠の間で中学生の集団と出会いました。全校生徒25名の遠足だということで、3つくらいのグループに分かれて、順次、姿を見せました。その後、キャンプ場で昼食弁当。先生が車で先に来られ、トン汁を用意して待っておられました。

 


 大島中学校の校歌には「野々海」が出てくるそうです。そういう縁で、3年に1回、全校で野々海に遠足に来られるとのこと。学校は「ほくほく線」大島駅の近くにありますから、かなり長距離の歩きです。往路は野々海峠から深坂峠の間2km、信越トレイルを歩いて来られました。
 大島村には、野々海池の築堤にあたって、栄村(当時は水内村)が大変お世話になりました。野々海で作業に従事する人たちが食べるお米は大島村から運ばれたものが多く、人足の面でも大島村の人たちにずいぶんお世話になりました。そして、大島村の人たちの協力を得るために奔走されたのが殉職された高橋統祥さん(青倉)でした。
 そういうご縁がある大島村の中学生たちと野々海で出会えたことはとても嬉しいことでした。


コウメバチソウ、そしてオニヤンマ

 

 9月1日に野々海池に行ったとき、こんな花に出会いました。
 咲いている場所は限られ、野々海池に下る坂道の水番小屋横の曲がり角から堤手前の橋までの間の土手で見られます。
 じつは、8月に入ってからだったと思いますが、野々海池を訪れるたびに気になる「花」がありました。下の写真のものです。何回か見たものは下写真の左側に見えるように茎の先端に白い球がついているもの。ひょっとすると7月後半から見ていたのかもしれません。8月23日に至って初めて、写真右側のように5枚の萼片が開いている様子を見ました。その時は、「この花は、これで開花状態なのかなあ」と思いました。そう思ってしまうほど、白い球の状態を長期にわたって見ていたのです。

 

 

 さて、9月1日に初めて見た花をクローズアップでご覧ください。

 


 とても気に入り、是非、ブログで紹介したいと思ったのですが、名前がわかりません。図鑑をしらべても、ヒットするものがありません。「困った時は知恵ある人を頼るのが一番」を考え、京都時代の友人お二人にメールで尋ねてみました。1〜2時間でお二人それぞれから回答のメールをいただきました。
 そのご教示をもとにさらにWebでの調べも行い、現時点では「コウメバチソウ」ではないかと考えています。

 「コウメバチソウ」と「ウメバチソウ」の二種があります。一見したところではまったく同じに見えるのですが、Webで拝見したものによると、仮雄しべがどれだけ裂しているかで見分けられるそうです。コウメバチソウは9〜11裂、ウメバチソウは11裂以上〜22裂とのこと。上に示した写真で見ると、9裂のように見えることから「コウメバチソウ」と判断した次第です。
 詳しい方、この判断に間違いがあれば、ご指摘・ご教示ください。

 

 この花、面白いところがあります。
 葉っぱは地面に近いところにあって、その葉の中を貫通するような形で茎が伸びているのです。下の写真をご覧ください。

 

 

 「コウメバチソウ」の学名はParnassia palustris var. tenuisで、Parnassiaはパルナス(聖なる山)、palustrisは沼地に生えると言う意味だそうです。なんか、野々海に咲く花にぴったりの名前だと思います。

 


 さて、野々海池で「コウメバチソウ」を見る前、野々海の三叉路でとても興味深いものを見ました。オニヤンマの交尾です。三叉路の舗装道路上でのものです。

 


 Webで調べると、オニヤンマを追跡し、交尾の様子を動画で記録している人もおられますが、よほど時間をかけないと、そういう撮影はできないと思われます。私は偶々、2匹のオニヤンマが連なっているのを目撃し、連写しながら徐々に近づき、上のような交尾状態がはっきり確認できる写真を撮れたという次第です。
 オニヤンマの雄は、雌を探すいわばパトロールをして、発見次第、雄は尻の先端にある尾部付属器を用いて雌の首を掴み(「連接」と言うそうです)、しかる後に交尾に至るとのこと。
 交尾をひたすら追いかけるという趣味は私にはありませんが、とても珍しい1枚だと思い、ご紹介する次第です。

 


猛暑の日、野々海に秋を見つけた

 

 今日16日は、昨日の雨模様の天候から一転、朝から猛烈に暑い。
 午前11時すぎ、配達を中断し、涼しさを求めて、スキー場から野々海にむかった。
 山に入って、車の窓を全開にすると、暑さは感じず、爽やかになった。

 山を抜けて、野々海の三叉路に着くと、期待通りの景色が目に飛び込んできた。
 三叉路の小さな池の際の湿地の低草はもう色づいている。今年もやはり、ここが真っ先に紅葉にむかう。
 池の手前に見える花期を過ぎたサワヒヨドリも素敵だ。

 

 

 


 続いて、野々海池にむかった。

 


 1週間前に訪れたときよりも、かなり水が減っている。
 そして、対岸の樹々には色づきが感じられる。

 

 

 

 

 東窓。
 むこうに見える林はまだ夏の色合いだが、湿地は秋の色をつけ始めている。

 

 

 

 午後1時すぎ、平滝に下るとき、鳥甲山の上空に秋の雲、うろこ雲が広がった。


ネジバナを見つける

 

 28日午後、野々海池に行った。16日以来、12日ぶりのことだ。
 青倉から山に上がる直前、空模様があやしくなった。野々海もあいにく小雨模様で、「爽やか」という感じではなかったが、後に平滝に下るにつれて、すごい蒸し暑さ。それと較べると、野々海はやはり涼しかった。
 そんな中、野々海池の堤でネジバナに出会った。たしか昨年も2〜3本見た。
 ところが、今日は堤の奥から出口に進むにつれて、何本も目に入る。「いったい、何本くらい咲いているのだろう?」。もう一度、野々海大明神のところまで戻って、1本、1本、確認し、かなりの枚数の写真を撮りながら進んだ。
 驚いたことに、堤の上だけで少なくとも72本を確認できた。水番小屋上の土手も含めると、80本を越えた。
 上の写真には少なくとも9本は写っているのだが、わかるだろうか。

 

 

 

 撮ったなかで花序が最もきれいにねじれているもの。

 

 

 

 こちらは見たなかで最も長かったもの。これはねじれていない。

 

 「ねじれた花序」がネジバナという和名の由来だが、ねじれないものもあり、また、ねじれには右巻きと左巻きの両方があるという。
 私がネジバナを初めてみたのは10年ほど前、青倉・城ヶ館の田んぼの畦道だった。そこでは、最近は見られない。野々海池の堤で増えているのだとしたら、嬉しいことだ。

 

 

 

 野々海池の水はかなり減っていた。でも、田んぼが水を必要とする9月上旬まで充分にもつ水位だ。

 

 

 

 こちらは野々海にむかってスキー場の中を上る途中の1枚。毎年、オミナエシ(女郎花)が見られるところ。2週間ほど前はまだ開花していなかったが、今日はもうしっかり黄色い花を見せている。そして、手前にはもう穂をつけたススキ。

 


野々海高原はまるで初秋のような感じ

 

 野々海池の裏側、野々海峠に通じる林道(下写真)を走ると、随所で山ブドウの蔓の葉が色づいているのが目に入る。
大気はじつに涼しく、爽やか。

 


 野々海高原に上る前、下界は午前8時半頃から空気がムッと暑くなり、9時には27℃に達した。しかし、平滝から野々海にむかい、標高700mを過ぎる頃から空気が変わった。

 

 

 何の木なのだろうか。クローズアップしてみよう。

 


 この木は、目に入るものすべて、このように葉の半分近くが色づいている。昨年までは気づかなかったものだ。

 

 

 ナナカマドの葉は真っ赤に色づいているものがある。

 


 ナナカマドの葉は例年、けっこう早く赤くなるものが見られるが、それにしてもやや早いように感じるが…。

 

 

 

 予報は一日を通して「曇り」だったが、青空も見られた。上写真は午前9時45分、野々海の三叉路での撮影。
 野々海峠、深坂峠に行ったが、新潟県側は霧で真っ白。なにも見えない。

 


 深坂峠では霧の中で中年のご夫婦がお弁当をひろげていた。素敵な雰囲気だった。
約2ヶ月前に可憐な花を咲かせていたイワカガミの葉は赤くなっている。

 

 

 いたるところでアキアカネに出会う。
 飛んでいる姿を撮るのは難しいので、とまっているところを1枚。

 

 

 

 

 野々海池大明神の横で、久々にチョウの群れに出会った。
 チョウがとまる花はネコノメソウ(ユキノシタ科)。
 大明神の左手のエゾアジサイも素敵だった。

 

 

 野々海池は少し水が減ったものの、「満々と水を湛える」と言ってもいいほどに、まだまだ水はたっぷり。

 

 

 

 

 野々海三叉路の小さな池の周りも少し色が変わってきている感じ。

 

 

 帰りはスキー場〜青倉に下る山道を選んだ。

 

 

 山を下るにつれて、気温が少しずつ上がるように感じられたが、ブナ林の中は気持ちがいい。

 そんななかで出会うヒヨドリバナの類。今年見たものの中で淡紅紫色が最も鮮やかだった。

 

 

 

 

 ヤブデマリと思われるが、ガマズミ属の樹の実は、かなり山を下っても、もう赤くなっている。
 この赤い実が高原の景色を7月初めとは異なるものしている。

 

 

 

 スキー場の最頂部近くで津南町の河岸段丘を撮影してみた。いままでになく鮮明。
 写真手前は栄村森集落で、村役場の建物が見える。

 

 さらに望遠を効かせたものの一部を切り取り、拡大すると、中子の池、「農家民宿ひがし」さんが見える。

 

 

 

 今日の最後は、スキー場内の道路脇で今年初見のヤマユリ。