プロフィール

profile
栄村復興への歩み
2011年3月に震度6強の地震で被災した長野県栄村で暮らす松尾真のレポートを更新しています。

カテゴリー

categories

サイト内検索

Search

カレンダー

calender
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< January 2018 >>

最近の記事

selected entries

最近のトラックバック

recent trackback

月別アーカイブ

archives

栄村関連リンク

links

携帯用QRコード

mobile
qrcode

ブックマーク & RSS

Bookmark&RSS

「嵐が来る」との予報だったが・・・

 

 昨9日あたりから「今季最強の寒波、嵐がやって来る」と予報されていたが、昨9日はほんのちょっと雪がチラチラする瞬間があっただけで、基本的にいい天気。気温も高かった。
 さらに今日10日も嵐はまだ来ず、青空も結構見える。午前11時少し前には国道筋で「8℃」の気温表示も。

 そんな中、出会ったのが1頭のカモシカ。私がカメラで撮り始めた時から撮影を終えるまで少なくとも3分間、ほとんどまったく動かず、じっと私の方を見ていました。
 カモシカがいた場所の全体像は次の写真をご覧ください。

 

 

長瀬〜笹原間のスノーシェッドを笹原側にぬけたところの崖面の上の方(赤丸でマーク)。

 

 

 

 今日10日の栄村の動きの特徴は、除排雪がさまざまな所で行われていること、「雪が降らないうちに出来る限り進める」という冬期間の土木建設工事現場での懸命の作業。

 

国道117号線の森にある除雪基地。溜まった雪を排雪。ダンプで千曲川の河川敷へ。

 

117号線の除雪された雪の山も、排雪作業で大きく削り取られた。

 

 

 

中条温泉「トマトの国」の屋根の雪下ろし。
作業しているのは北信舗道の人。

 

こちらは森集落水道の配水池。この撮影の直前、役場の職員が構内の除雪作業をして下さっていた。

 

 

 

 中条川の床固工の工事現場。
 「栄村復興への歩み」No.323で紹介した現場ですが、追加の堰堤建設の一番下の部分のコンクリート打設が完了していました。昨9日、「生コン車が4〜5台上がったよ」と村の人が言っていました。
 7日日曜日の夕刻、暗くなった中で現場事務所に灯りがついていて、驚いたのですが、今日、現場代理人にそのことを話すと、「雪が降らないうちに進めておきたかったので。これ以上、降られると雪の捨て場もなくなるので」と言っておられました。

 

 

 さて、気になる県道の笹原〜長瀬間の状況はどうでしょうか。
 昨9日朝に見た時は崩壊箇所の上の崖にぶ厚くくっついている雪が非常に気になったのですが、今朝行ってみると、昨日の気温と雨でかなりうまく融けてくれたようで、かなりいい状態に戻っていると感じました。

 


10日

 

9日

 

防護柵裏の様子・10日

 

9日

 

4日朝の様子

 

 5日以降、大雪は降っていなくて、助かっています。

 

 

 一昨日(8日)は秋山に行ってきました。
 今冬は秋山の方が雪が多いですね。気温が上がった9日は道路に雪が落ちているところが多かったです。スコップは必需品。加えて、倒木に備えて、ノコギリも持っておかないといけないですね。

 

和山から栃川橋に下る途中。

 

栃川橋から上野原に向かう405号線上。

 

結東から清水川原に下る、405号線の狭く下りカーブが続く区間。この日は滑る心配はなかったですが。

 

 

 

鳥甲山(中央)と赤瑤瞭(右)。

 

 

中条川工事現場の上手(かみて)からの眺め。


除雪 正月3日、大雪警報が出ているけれど・・・

 

 昨夜2日午後8時半すぎだったでしょうか、大音声で「長野地方気象台が栄村に大雪警報を発表しました」と流れました。「大雪警報」はあまり当てになりませんが、いちおう覚悟を決めて眠りについたものの、朝5時に起きて外を見ると、さほどの積雪ではなく、ホッ。
 写真は午前8時59分に森宮野原駅ホームからの撮影。9時15分頃に上り列車(長野方面行き)が出る予定。除雪車の上に見える場所は国道117号線が通る跨線橋。

 

 今日は、除雪作業の一端を紹介します。舞台は道の駅駐車場と、私の住家の車庫の前です。

 

 

 道の駅の物産館の建物と直売所かたくりの建物の間。千曲川が見えます。午前8時47分。
 この山のような雪の正体は?

 

 

 

 

 

 

 

 道の駅の直売所かたくりの前の駐車場の積雪を、タイヤドーザーが押してきて、途中で向きを右に変えて、物産館とかたくりの間へ押し出していく。
 これを何回も繰り返し、お客さまが気持ちよくスムーズに入ってきて駐車できる状況になります。

 

 ドーザーに乗っているのは村の若(わけ)しょ。駐車場の除雪は道路除雪がひと通り終わってから。道路除雪は朝3時頃から始まっただろうと思われます。家を出るのは午前2時頃でしょう。

 

 

 私の今朝の起床は5時。車庫のシャッターを開けて、積雪状況を見ましたが、集落内道路の除雪はすでに完了していました。

 

 

 住家の前の道路の様子。午前8時6分撮影。
 道路除雪の後に少し雪が積もっていますが、きれいな状態です。
 この集落内道路の構造は次の写真。

 

 

 国道117号線から入り、すぐにカーブの坂になっています。
 左手に見えているのが私の住家で、外から帰った時は、このカーブを曲がったところで車を停め、そこからバックで車庫に入れます。坂を斜めに下りながらのバックでの入庫です。

 

 さて、この集落内道路の除雪はベテランのオペレーターがタイヤドーザーでやって下さっていますが、このカーブの坂を幅広く除雪して下さいます。それによって私などは大いに助けられています。

 

 

 車庫の前の雪を片づけたあと。8時29分。今日は20分強で済んでいます。

 

 

 集落内道路の車庫の向かい側の道路端。車庫前の雪を道路を横断してスノーダンプ(上の写真に写っています)で寄せたものの様子です。

 

 

住家の国道側と裏側の現在の様子。

 

 

 手前に見えるのは屋根から落ちた雪。
 そろそろ、この雪の上に上がって、雪を落とさなければならないですね。雪が落ち着いて、屋根からの落雪の心配がない時にやることになります。

 

 

 裏側は1階部分が完全に埋まり、どんどん高くなっていて、写真左下のあたり、雪が車庫前に滑り落ちてくる状態になってきています。
 この裏側の雪はロータリーで田んぼへ飛ばします。ただし、私自身にはその能力がありませんので、大家さんがやって下さいます。

 

 いま、11時少し前ですが、風は今のところ収まっていて、静かに雪が降っています。


いつまで降り続くのか

 

 写真は、午前10時54分、野口〜天地間の道路。野口から少し天地方向に進んでところです。
あまり鮮明な画像でないですが、肉眼でも「どこが道路で、どこから雪の壁、法面なのか」、わからない状況でした。唯一の便りは除雪作業の目印のポール。
 今朝は、出かけるために8時前から車庫前の除雪を始め、8時40分すぎに一応終えて、用件がある議会事務局へ。
その後、10時半すぎに県道笹原〜長瀬間の災害現場の様子を見に行き、「迂回路」に予定されている長瀬〜原向間の道路へ。この道路を下るのは回避して、原向−野口−天地−大久保−貝廻坂というコースで帰宅。原向から帰宅するまで35分かかった。通常の2倍以上の時間。
 これを書いているのは午後3時少し前だが、時々弱まることはあっても、止む気配はない。予報では明日も続きそう。
3年前の総選挙当日の大雪と比べると、まだまだ大したことないとも言えるが、あの時は「深々と降る」という感じだったのに対して、今日は吹き荒れているという感がある。

 

朝、車庫のシャッターを開けた時の様子。「目安」として軽トラのバンパー部分を一緒に撮った。これだけの量は今冬初。

 

集落内道路は除雪されているが、早朝除雪の後にさらに降り積もっている。

 

お向かいの駐車場に一晩置かれていた車。

 

ひとまず片付いた。今日は、この後、10時20分すぎの帰宅時、午後1時半頃の今日2回目の道路除雪の後の2回、車庫前の雪片づけをした。

 

 

県道笹原〜長瀬間の災害現場の午前10時半過ぎの様子。
先週後半〜今週頭の好天で積雪がすっかり減り、一昨日も地元の人と「この調子でいけば、正月までは通行止めにならずに済むかも」と話していたのだが、ちょっと厳しい状況になってきた。

 

「迂回路」予定道路。側溝が埋められた、やや道幅が広がったとはいえ、大雪になると、やはり厳しい道だ。


除トラが走る夜

 

 「撮ってみたいな」と思いながら、そのチャンスがなかなか無かった「除トラ」の姿。今夜(12月26日)午後8時35分に偶然、撮れました。
 「除トラ」とは「除雪トラック」の略。道路除雪で活躍するタイヤドーザーやロータリー車と比べて高速で走る。高速道路などで活躍しているそうだが、栄村では国道117を走る。ただ、昼間はタイヤドーザー、ロータリー、グレーダーが活躍し、除トラが主に走るのは夜間。新雪が積もり、夜間の通行の確保のために除雪が必要な場合に除トラが出動する(先日は朝にも見たが)。
 昨夜の雪は予想通り大したものではなかった。今日は午前中、ほぼずっと降雪があったが積もるものではなかった。午後に止んだ後、午後5時頃から再び降り始め、今度はまたたく間に積もり始めた。
 午後8時半頃、車庫前の積雪状況を見るためにシャッターを開けた時に、R117を森方面から白鳥方面に除トラが走り抜けるのが目に入り、「今度は森方向に走るのではないか」とカメラを用意したら、目の前に現れた。あっという間のことだった。あまりうまい写真ではないが…。

 

 

あっという間に森方向に姿を消した。

 

除トラが走った後の道路状況。除トラによる除雪がなかったら、かなり走りづらい状況だったが、これで走行可能。

 

 

 7時半頃に「長野地方気象台が栄村に大雪警報を発令しました」という放送。
 「長野地方気象台が大雪警報を出すのは、雪が止む頃」というジンクスがあるが、今日はこれからガンガン降るでしょう。
 次の写真は、午後7時9分に車を車庫に入れた時の車庫前の様子と、8時34分の様子。

 

午後7時9分

 

8時34分


 1時間半弱で、車庫入れの時のタイヤ痕が消えるくらい。
 明朝は車庫前の雪処理に少なくとも30分はみておかないと、車を出せないだろうと思う。


強風、滑りやすい雪、12月25日の栄村

 

 昨夜から「25日は大荒れの天気」と予報されていましたが、栄村も朝から強風。
 落ちてくるものは、午前中は雨。昼頃から雪に変わり始めました。細かな雪ですが、積もることはないもの。
 上の写真は午後1時50分すぎに月岡集落で撮影のもの。横殴りの雪でした。

 

 こちらは午後2時24分の月岡集落。

 

 11月に開通した箕作平滝大橋上から。風に向かう形での撮影。午後2時30分。

 

 配達を終えて、午後4時25分頃に帰宅。気温が下がり、そろそろ雪が積もり始めそう。

 

 

 

 今日はいつもより早めに温泉へ。
 写真は午後6時25分、「トマトの国」の温泉から出て、車に乗る前に撮影。温泉で体の芯まで温まり、まったく寒くない。

 

 

 今夜の雪は非常に滑りやすい。温泉で出会った人みんなが口を揃えて「滑りやすい」と言っておられた。
 写真は「トマトの国」から下ってきて、大きなS字カーブに入る手前。写真右上のほの明るく見えるのはスキー場の照明。

 今夜は積もって、明朝は除雪から始まるでしょうが、本格的な降積雪は明日26日の昼すぎ頃かなと思います。


今季初の大雪と笹原〜長瀬間片側通行区間の様子

 

 各地から大雪のニュースが届く中、豪雪地・栄村では昨13日朝までは大した降雪はありませんでした。しかし、昨13日の昼頃から状況が一変。半日にして、すっかり景色が変わり、本格的な積雪・冬景色となりました。下の写真は「トマトの国」駐車場の車。13日午後4時半すぎの撮影。5時間程度でこれだけ積もったということです。

 


 暮らしにとってはあまり有難くない大雪ですが、スキー場はセンターハウス付近で70〜80cmの積雪で、16日のオープン日、滑降可能になるようです。


 いちばん気になるのは、台風21号被災の県道笹原〜長瀬間の片側交互通行区間が通行可能かどうか。
 今日14日朝8時過ぎに現場に行ってきました。冒頭の写真はその時に撮影したもの。通行可でした。私はその後、笹原から極野にかけて65軒への「復興への歩み」配達を行い、1時半頃に下ってきましたが、通行可でした。以下、同所で撮影した写真を数枚紹介します。

 

片側通行箇所の長瀬寄り手前の雪崩防止柵が多数設置されている崖面の様子。
雪崩防止柵に雪が見えますが、これは上から雪崩れてきたものではなく、柵に降り積もったものでしょう。

 

防護柵の裏側の様子。雪がない箇所は、崩落地点付近の湧水が流れ落ちてきていて、雪が融けているところ。

 

土砂崩れ面は防護柵で見えませんが、笹原側から少し様子が見えます。写真真ん中右寄りにブルーシートが見えます。残っている崩落土が落ちないようにブルーシートがかけられているものではないかと思われます。

 

 次に、片側通行箇所が通行止めになった場合の迂回路に予定されている原向〜長瀬間の県道の様子を紹介します。

 

 

 

 

 

 


 側溝が埋められたおかげで、道幅が少し広がりました。でも、下りのS字カーブで大変であることに変わりはありません。

 以上、ひとまずの状況レポートです。


11月19日朝の配達日誌

 

 写真は森集落のお宮・健森田神社が雪化粧した姿で、午前9時37分撮影。

 今朝、目覚めたのは7時頃。昨日はなにかとても疲れていたので、ゆっくろ眠った。
 窓から外を見て、びっくり。予想を超える積雪。7時45分撮影の窓外の景色が次の写真。

 

 

 昨夜、ネットの天気予報を見ると、「午後9時〜 湿雪」となっていたので、午後10時すぎに外を見たが、まだ雨だった。就寝したのは午後11時半〜0時頃だっただろうか。

 午前9時20分頃に配達等のために出かけたが、7時45分すぎよりも積雪量が増えていた。

 


7時46分

 

9時21分

 

 次は9時37分。森の国道117にて。太陽も見えて、一部には青空も。
 今日一日、変わりやすい天気になるのだろうが、まあ、そんなに大雪になることはないのだろうと思う。

 

 

 

 あと数枚、紹介する。

 


 森宮野原駅の裏手。残る紅黄葉と白い雪のコントラストがきれい。10時12分。

 

 志久見川が千曲川(信濃川)に合流する地点。10時39分。

 


 国道117号線宮野原橋付近の気温表示。1℃。

 

 配達で出会った人の言葉。「初雪がこんなところ(注:集落・里という意味)まで来るなんて。『山に3回、それから里』という順番なのに」。たしかに、水内側の山が白くなったのは先日16日の1回だけ。「里に11月19日初雪」というのは、初雪の時期としてはけっして早いというわけではないが、予想以上の雪にちょっと驚いた。
 配達で国道や集落内道路を走ったが、もちろん除雪を必要とするような状態ではない。タイヤはすでに交換してあるので不安はないが、道路脇に積雪があって、道の端、側溝などが見えないので、慎重な運転をしないと、バックや切り返しの時などにタイヤを落としかねない。その点を注意して、午後も配達に廻る。


今日は変な天気だったが、今夜〜明日は大雪か

 

写真は午後9時51分撮影。

 長電話をいている最中に、窓がに風が当たる音がするほどの強風が吹いた。午後9時前だったかと思う。電話を終えてしばらくしてから、様子を見に外に出て撮ったのがこの写真。
 風が強く、雪が渦をまくような感じ。
 天気予報で見た時間帯別の降雪予想からも、今夜〜明日はかなりの大雪になる可能性が高い。

 鳥取などの大雪のニュースが流れる中、今日11日の栄村は変な天気だった。吹雪いたかと思いきや、一転して青空が広がる。そんなことが何度も繰り返された。今日の写真を何枚か、紹介する。

 

午前7時19分。
家の窓からスキー場を見るも、降雪で見えない。

 

午前8時18分。雪は止み、スキー場が見える。

 

 この後、私は配達に出かけた。撮った写真を見ると、降雪はあったが、大した降りではなかった。ただし、手許メモ帳に「11時半すぎ、降りが激しくなってきた」、「11時55分、明るくなってきた」という記録を残している。

 森の「松海」で昼食のラーメンを食べて、外に出た時、あまりにきれいに青空が広がっていて、写真を1枚撮った。午後1時14分である。

 

 

 その後、室内作業をしていたが、風の音がするので、外を見て撮ったのが次のもの。午後2時17分。である。

 

 

 激しい降り方だが、この後、午後3時55分撮影の同じアングルの写真は抜けるような青空。

 

 

 ズームアップすると、スノボを楽しむ人たちの姿が見えた。

 

 

 夕刻5時頃、「トマトの国」に行くと、スキー客で一杯だった。そのお客さんに尋ねると、
    「吹雪には遭わず、新雪で最高の状況でした」
という答えが返ってきた。

 さて、明日のスキー場はどんな感じになるのだろうか。


猛烈な吹雪の一日

 

今日7日は、いろんな人がFB等に投稿されているが、猛烈な吹雪。
車で走っていると、一瞬、何も見えなくなる。降っている雪で見えなくなるというのではなく、道の両側の高く積もった雪原の表面の雪が強風で吹き飛ばされてくるのだ。
上の写真は、原向集落の県道長瀬横倉(停)線から登(と)渡(ど)・堀切地区に入る手前のあたりで午後0時2分撮影。
この写真を見ても、どこが道路なのか、わからないと思う。
写真中央に見える赤・白のポールが道路除雪車に道路進行方向右側の道路際を示すもの。写真左端に見える建物は道路進行方向右手にある。だから、道路は左方向にカーブしているわけだ。

今日は当部、坪野、原向、天地と、いわば「奥地」の配達に廻っていたので、車の通行はほとんどない。前方が見えなくなり、スピードを落としても、国道のように追突される心配は少ない。
むしろ、大変なのは車から降りて、配達先の家にむかって歩いている時に、正面から突風が吹いてきて、吹雪がもろに顔面を襲ってくる時。逃れようもない。

今日は、“きれいな雪景色”ではなく、豪雪の地の大変さを少し紹介したい。

 

 

午前11時11分、坪野集落手前の村道に面する斜面の雪崩防止ネットの様子。
初めてご覧になる方は驚かれるだろうが、この地点の状況としては、まだまだ序の口。過去に見ている状況は
雪庇がネットからもっと巨大に張り出しているもの。

 

坪野集落入口手前の様子。
6年前の地震では雪崩が発生。道路を塞ぎ、坪野集落の人たちは雪崩れてきた雪の山の上を歩いて避難された。

 

坪野集落での撮影だが、ご覧になった方は、何を撮ろうとしたものなのか、よく分からないだろうと思う。
写真の奥に見えるポストは、人が住む家に設置されているものではなく、土蔵に設置されたもの。
写真右下に見える緑色のものは、私の軽トラの荷台に張ったシート。
雪の壁に足跡が見えるように、私は道路除雪でできた雪の壁をよじ登り、土蔵に向かい、ポスト前の高く積もった雪を自分の腕で叩き落して、ポストに「復興への歩み」などを入れた。
じつは、道路をはさんで土蔵の反対側に2階建ての作業所(宿泊も可能)がある。震災後、松本に移られた方が震災で壊れた家の跡に建てられたもの。春〜秋は松本から通って来られ、今でも田んぼをやっておられる。冬の間も何回か来られる。だから、ポストに近づくのが大変でも、必ず配達するようにしている。1月上旬に配達した新年号は持って帰られたようである。

 

同じく坪野集落での撮影。写真に見える建物は物置。その物置の持ち主が住む母屋は写真の左手にある。写真中央の積雪は、その母屋に通じる通路に積もったもの。
住人の方は、じつは、今冬、息子さんが住む都市部に行かれた。高齢で、足を痛めておられて、雪をかまうことができなくなったためである。
母屋の屋根は落下式のため、母屋の屋根には雪がなかったが、家と敷地の全体が雪に埋もれている。
これが、震災から満6年の栄村の一つの現実である。

 


冒頭に、今日は「当部、坪野、原向、天地を廻った」と記したが、率直に言って、冬の配達がいちばん大変な地域である。
他の地域(集落)では、積雪期であっても、車から降りて、10歩、20歩で玄関になるが、たとえば原向集落の野口地区では全6戸のうち、車から降りてすぐに玄関に着けるのは1戸のみ。あとの5戸はかなり歩かなければならない。次の写真に見えるお宅が道路から最も遠いもの。
今日は幸いにも、前日あたりに雪害救助員が入られたようで、とても広い幅で道が開けられていた。
歩くコツは、ロータリーのキャタピラが雪を硬く固めた部分を歩くこと。道の真ん中は雪が柔らかくて、ズボッと足がはまってしまう。

 

この写真は家に向かう時に撮ったもの。11時52分。ほんのひと時、「おっ! 止んだか」と思った瞬間。
だが、配達して車に戻る時は、猛烈な風が真正面から吹き、顔面に雪が襲いかかってきた。

 

これは午後0時4分、原向集落堀切地区のたった1軒のお宅に向かう途中に撮ったもの。
道路は左へカーブしていく。前方に見えるのは道路除雪で押し出された雪の山。

 

午後0時35分。天地集落にて。この先に2軒の家がある。
初めての人は案内する人がいなければ、この先に進むのは躊躇されるだろう。

 

天地集落のいちばん奥の家。高床式で、玄関に通じる階段の入口にはブルーシートがきっちりと張られている。
このままでは玄関に行けないが、左右どちらかにシートの紐を外せる箇所が1ケ所ある。それを見つけて、紐を外し、中に入る。このお宅で入口がブルーシートできっちりガードされているのは初めてだったので、一瞬、戸惑ったが、すぐに紐を外せる箇所がわかった。

 

 

今日は雪の大変さを示す写真ばかりを並べてきたが、最後に、雪景色の写真を1枚。

 


北野橋上からの撮影。午前11時5分。

 


この写真の真ん中に見える絶壁をズームアップしたものが次の1枚。岩にツララがたくさん下がっている。よく晴れた日に撮れば、“絶景”であろう。

 

 

(了)


2月は快晴で幕を開けたが、この後は節分嵐か

 

 写真は今日2月1日午前11時すぎの国道117号線森大橋。
 左手に見える千曲川の絶壁は紅葉の季節も美しいが、雪がのった時の姿もいい。絶壁をクローズアップした写真は次頁。

写真に見られるように今朝はぬけるような青空が広がる天気。
 しかし、午後になると曇り空になり、夕刻からは予報通りに雪。午後8時頃までは重たい湿雪だったが、予報ではこの後、乾雪に変わるという。明朝はかなりの積雪になっているだろう。栄村では、「節分の頃は嵐になる」と言われている。先週あたりの予報では「2月上旬は気温高め」と出ていたが、やはり3日の節分は「嵐」の中で迎えることになりそう。ただ3日の後半は雪も収まってくるのではないかと思う。

 

 森大橋横の千曲川の絶壁。
 上の方に雪崩防止柵が見えるが、その少し下に村道滝見線が通っている。もちろん冬期は閉鎖。

 

 

 あまり紹介することがない風景。
 津南町寺石集落での1枚。「津南町」と言っても、森集落から車で5分程度のところ。
 写真左手に見える山は森集落の開田があるところだ。11時19分撮影。

 

 

今日は排雪デー

 

 午前11時8分、ヤマザキショップ付近で撮影。
 この写真に2台のダンプカーが写っているが、いずれも雪を運ぶもの。
 国道の雪をロータリーで飛ばして出来る雪の山がそろそろ限界。今日は各所で排雪作業が行われていた。その多くは許可された地点で千曲川に捨てられる。

 

 ヤマザキショップ脇の田んぼに積み上げられた雪の山がだいぶ片づけられた。国道の除雪は県
管理なので、このロータリーは県のもの。

 

 こちらは役場敷地内での排雪作業。ドーザーもロータリーも栄村のもの。

 この時間帯(午前11時)、まだ気温は0℃。朝方の冷え込みがきつかったことがわかる。

 

 

朝と午後の景色の違い

 

 同じ場所を、朝7時50分頃と、気温が4℃くらいまで上がった午後2時頃の2回、撮ってみた。

 

 

 

 

 

 

 写真に見える谷は、中条川の2つの上流のうち、西側の西入沢川。谷の右側の山は地元で「中尾のつんね」と呼ばれるもの(「つんね」は「尾根」の意)、左手はスキー場だ。
 最高気温は4℃くらいだったが、陽射しは強く、軽トラの運転台は暑かった。朝方の最低気温は−5℃よりも低かったのではないか。気温差は10℃近く。陽射しの強さでかなり雪が消えたように思う。