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栄村復興への歩み
2011年3月に震度6強の地震で被災した長野県栄村で暮らす松尾真のレポートを更新しています。

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写真アルバム:11月14日のピックアップ



 朝6時15分、役場前の気温表示は−1℃。霜が降りている。
 6時56分に志久見・林秀庵から志久見集落、さらに津南町上郷小学校(写真奥の建物)を眺めた一枚。田んぼや草が霜で白くなっている。

 雪坪のお宮はすでに雪囲いされている。

 9日の朝、雪坪のみなさんが集まって雪囲いの作業をされていた。


 同じく雪坪では興味深いものを見た。一種の炭焼きなのだろうか? つぎに雪坪に行くときに尋ねてみようと思う。


 また、県道から集落に入ったところの田んぼの法面で工事が行われている。


 7時23分、柳在家で屋根の霜が融けて、水がしたたり落ちる様子を撮ったが、写真ではうまくとらえることができていなかった。
 7時50分、長瀬で小中学生がスクールバスに乗り込むところに出会う。5〜6名だ。
 その後、笹原に配達して8時16分に下へおり、志久見川護岸復旧工事が完了した現場の撮影にむかう。
 護岸工事の内容は「復興への歩み」で紹介するが、ここでは川の流れの様子を一枚。
 寒いだけに水がきれいだ(8:31)。



 この後、テレビ中継所を見ておきたくて、横倉から山に上がる。



 真ん中に高く見えるのはドコモのアンテナ。その左手上方にテレビ中継所が見える。

 開田の最上部で思わぬ絶景に出会う。妙高の冠雪だ。


 何枚か撮ったが、やはり最初の1枚が印象的。

 ドコモのアンテナ、テレビの中継所にむかって山道を上って行って、車と人に出会ってビックリ。


 工事記録用の黒板に「中継函浸水対策」とある。現場責任者と思しき人に尋ねると、「水が入るところがある。雪におされて手すりが歪んでいる」という。積雪期に間に合うようにという点検工事だ。

 ドコモのアンテナの先へ進むが、道の左手には土水路。野々海の水を引くものだ。この水路の普請は11月2日の野々海普請の日に行われたようだが、山の中の長い水路。大変な作業だと思いながら撮った。



 この撮影地点の少し先で前方に水溜まりが見えたが、よく見ると、



 今季初めて見た氷だ。路面には白い霜も見える。時間はもう9時を廻っているのだが(9:18撮影)。



 氷を見た地点の少し先で本道を外れて左へ急な坂道を上ると、テレビ中継所に出た。








 一昨年の冬だったか、全村でテレビが映らなくなる事故があった。この中継所まで“かんじき”を履いて修理にむかったと聞いているが、想像を絶することだ。

 この中継所からいろんな風景を撮影した。妙高も再び撮ったが、ここでは、「青倉の西山田はこんなふうに見えるのか!」と感嘆したものなど、2枚をピックアップしておきたい。


写真右手の田んぼが西山田。左は城ヶ館の田んぼ。


写真左手前は横倉の開田。中央奥に見えるのは野田沢の田。右手の池のように見えるのは千曲川の百合居〜大巻間。右に見える集落は月岡。

 テレビ中継所がある小山から下りた後、野々海と平滝を結ぶ道路に出ることをめざすが、途中、放棄された田や見晴らしがよさそうな崖の上に登ったりする。


 10月末に上倉重平さんがカヤ刈りをしていた場所のすぐ近くだ。いちめんカヤが枯れ、倒れているが、柳の木などが生えるには至っていない。田んぼに農業機械が入れる道もある。なんらかの有効活用を追求してみたい思いに駆られる。生産だけでなく、販売もあらかじめ展望できるプランを創造し、若い力を1〜2名獲得できれば蘇らせることができるだろうなと夢想する。自分がもう少し若ければ、とも思う。


 木の枝などにつかまりながら上った小高い場所(上写真の右上にのびる道を上がる)は眺めがよかった。妙高もいちばんよく撮れたのではないだろうか。



 振り返ってみた貝立山方向ハ白樺が多く、いい眺め。



 堤の横手をぬけて野々海〜平滝間の道路に出るところで、日頃、なにげなく見ていた3つの構築物が気になり、近づいてみる。










「CATV」の文字が見える。

 平滝に下る途中、今夏〜秋に法面工事が行われ、芝が貼られたところは落ち葉に覆われている。


 10時20分すぎ、平滝で配達を再開。
 水道管が新たに敷設された道路で舗装が間もなく完了するようだ。


 「“ほしば”のおかあさんが大根を下さるって」と、“上東林”の奥さん。畑を見ると、真っ赤でとてもきれいな赤かぶがある。美味しそう!





 このあたりは震災後、離村で家が1軒だけになったが、ポストが残る家もある。作業小屋に長野ナンバーの車で来ている人の姿を見たことがある。



 平滝で国道117の横手上にあるお家。私は国道から上がったのではなく、集落の上の方から坂を下ってきたのだが、このお家を撮ったのには訳がある。4日〜14日に開催された「水彩画展」で展示された田中誠喜さんの作品の1枚に「「シルバー屋根の家」というのがある。そこに描かれているのがこのお家なのである。紙漉き名人上倉磯雄さん(故人)のお家を写生していたとき、雨が降り出し、このシルバーの屋根の家の主に「お茶でも飲んでいけ」と声をかけられたのがきっかけで描かれたそうだ。
その声かけの主は、雪除けの幕を張るのに余念なかった。上倉森男さん。



 このとき、10時59分。「もう少し配ろう」と思い、横倉へ。


 横倉の教員住宅での貼り紙。クマ肉は「鉄砲撃ち」の親からの差し入れかと思われる。

 そして、11時30分少し前、こんな1枚が撮れた。

 北信保育園のお散歩。手前の子はなにかを見つけて座り込んだようだ。

 お昼を食べて、午後は平滝の国道沿いと国道より下の地区、横倉の残りを廻る。
 千曲川に2本の新しい橋を架けバイパスをつくる、そのために平滝の田んぼの一部が潰されるという話は「復興への歩み」本体で取り上げるが、そのための新しい畦を手仕事で黙々とついているおやじさんの姿が印象的だった。





 新しい橋が架けられる場所。明石の家が目の前に見える。明石地区と栄村のかつての深い繋がりが復活するかもしれない。

 最後に、植木の丁寧な雪囲いの姿を1枚。午後3時前、横倉での撮影。



 この日の撮影はここまでだった。
 

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