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栄村復興への歩み
2011年3月に震度6強の地震で被災した長野県栄村で暮らす松尾真のレポートを更新しています。

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東大駒場地区保育所のバザーに行ってきました

 11月26日、栄村と10年来のお付き合いがある東大駒場地区保育所のバザーに栄村の農産物などを持って、行ってきました。
 当日は東京大学駒場キャンパスの学園祭が開催中で、学内はすごい人出でした。

 


 バザーは保育所の内部で行われたものですが、園児の親御さん、園児、そして卒園した子供やその親など、たくさんの人が参加されていて、栄村の物品はあっという間に完売しました。売上げは約10万円。天候不順による野菜価格高騰の折、白菜や大根など新鮮で、お手頃価格の栄村の野菜がとても喜ばれました。「おひさまケチャップ」も大人気でした。ささやかな売上げですが、直売所「かたくり」の売上げに少しは協力できたかなと思います。
 駒場地区保育所の子どもたちは毎年、田植えや稲刈り、そして冬の雪遊びに「お泊り保育」で来てくれています。今回、久しぶりに保育所をお訪ねし、初めてお会いした親御さんからは「今冬は栄村にスキーに行きたい」というお言葉もいただきました。
 これからも地道な交流を息長く続け、栄村の農産物産直や観光の発展に微力ながら努めていきたいと思っています。

 


お父さんたちがお母さんたちとともにバザーの運営に活躍され

ているのが印象的でした
 


そうちゃんとの出会い・思い出アルバム





初対面。
午前9時17分。道の駅にて。


柳在家の田んぼにて(9時53分)



このお顔はお父さんそっくりだね。





いづみちゃんがすっかりお母さんになっているのが不思議。



広ーい田んぼ。長瀬集落・中尾の田んぼにて。10時22分。



大久保集落・阿部家住宅にてマスミばあちゃんのお出迎えを受ける(11時)





ご対面。次第に慣れてきたかな。



マスミばあちゃんお手製のカボチャの煮物。お口を大きく開けて…。


お顔が「美味(うま)っ!」と言っている。
この後、自らカボチャをつかんで、お口へ。
カボチャが相当気に入った様子。


広々とした阿部家の広間。
障子を通して光が差し込むことで生まれた不思議な光景。


阿部家住宅。そうちゃん、憶えておいてね。



記念写真を撮って、マスミばあちゃんとお別れ。12時23分。




お昼寝は車の中で済ました。「さあ、これから歩くぞ!」 野々海テントサイトにて。午後2時20分。







木道を自分の足でしっかり歩く。
多彩な表情が楽しい。
こんなところを歩いています。





 お待たせ。やっとお父さんのお顔が出てきました。

 そうちゃんのお父さんとお母さんは京都精華大学の卒業生。学生時代に栄村を何度も訪ねてくれました。
 とくにお母さんのいづみさんはマスミさん宅を何度も訪れ、その後は手紙のやりとり。
 マスミさんは、私が会うたびに、「いづみちゃん、結婚したんだね」、「いづみちゃん、赤ちゃんが生まれたそうだね」と、いづみさんを話題に。
 9月20日、ついに、再会とそうちゃんとの初対面が実現しました。
 
 そうちゃん、また、マスミばあちゃんに会いに来てね。


神田すずらんまつり出店の報告

 30日(土)、東京・神田のすずらん通りで開催された「神田すずらんまつり」にアスパラなどの栄村農産物を販売する出店をし、期待以上の成功を収めました。
 以下、そのご報告です。

販売した農産物
 栄村から運んだ農産物は以下のとおりです。
 アスパラ …… 20kg(+はねだし5kg程度、茎株の切り落とし2堋度)
 ネマガリダケ …… 10kg(1kgの束10個)
 ワラビ …… 20束
 大庭君家のえのき …… 10袋
 乾燥えのき …… 10袋
 青倉米 …… 精米10kg(1kg詰め10袋)、玄米5kg2袋
 
 以上をすべて完売しました。
 
 
アスパラをお買い求めのお客さん
 
 
会場の紹介





 上1枚目の写真が駿河台交差点。写真中央奥に「すずらんまつり」の横断幕(10:49撮影)。カメラを振ると、明治大学の高層校舎が目に入る。上2枚目写真の通りをまっすぐ進むと徒歩5分くらいでお茶の水駅です。

 会場には地元放送局の「FMちよだ」の臨時スタジオも設けられました。
 
 
 
 まつりの実行委員会はすずらん通りの商店街の店主のみなさんが中心となって形成されていますが、「神保町(じんぼうちょう)応援隊」という組織があるようで、若い人たちが背中に「参上」と記したオレンジ色のウィンドブレーカーを着て忙しく走り回っておられました。(このあたりは町名が「神保町」です)


  
 すずらん通りの靖国通〜白山通間が会場で、200くらいのテントが張られ、いろんなお店が出ました。(下写真は開会直前の10:50撮影)


 
 テントの1つは「みんなのえほんひろば」というタイトルの子どもにおはなしを聞かせたりするイベント。
 下はおにいさんの「高い声を出してみましょう」という呼びかけに応えて、大きく口を開けて、おもいっきり声を出す子。
 

 
 私たちのテントのお隣は、「Tea(ティー) House(ハウス) TAKANO(タカノ)」さんの紅茶の茶葉の販売コーナー。



 このテントの前のビルの地下に本来のお店がありますが、店主の高野さんがすずらん通り商店街の理事さん。
 写真にエプロン姿の外国人男性が見えますが、スリランカの人。高野さんと紅茶の茶葉の取引関係の方で、年に数回来日されるらしい。日本語が流暢です(高野さんによれば、スリランカの言語、シンハラ語は文法(語順)が日本語と同じで、日本語、シンハラ語、互いにマスターしやすいそうです)。

 
紅茶の茶葉
 
野々海の雪に驚き、つぎつぎとアスパラを購入
 さて、私たちの出店ですが、多くのお客さんは「どこのアスパラ?」と尋ねられます。
 「長野県栄村の採れたてです!」、こうお答えするとき威力を発揮したものが3つ。
 1つは店頭に掲げた5月28日撮影の雪の野々海池の写真。



 2つは栄村の位置を示す地図を大きく入れたリーフレット。そして3つ目に、アスパラの茎の切り口の、水滴が滴(したた)り落ちそうな瑞々(みずみず)しさ。
 アスパラは下部をタオルで覆い、瑞々しさを保つように工夫しました。
 近くに八百屋があり、偵察したところ、北海道産で6本入り250円。いかにも草臥(くたび)れたという感じのもので、当方は太目のものが5本250円、Mサイズが6本250円で、「新鮮だわ」、「お安い」と大好評でした。
 売っていて強く感じたのはレシピを用意してあると、会話が弾み、よく売れるということ。
 
村出身者、栄村ファンの方々の応援、来店
 村でお付き合いのあるかあちゃんの息子さん(息子さんとは初対面)がカンパを持って来店下さり、アスパラやタケノコをたくさん買ってくださいました。
 「ここに来れば、栄村の山菜が手に入る」と来て下さる方も。
 店は、近藤和子さん(下写真)、下田美知子さんら、栄村を訪れたことがある方々が販売にご協力くださいました。



 このまつりへの出店は昔、神保町で働いておられた加藤彰紀さんのご縁で始まったもの。
 
 今年の出店で、東京まで車で出かけて経費も充分に賄いながら、キャンペーンを展開する方策が掴めた実感があります。今後、いろんなことを企画していきたいと思います。
 滝沢総一郎さんをはじめ、山菜等をご出荷くださったみなさまに感謝申し上げます。


東京のど真ん中・銀座で栄村の山菜食を提供

 東京は銀座4丁目(下写真)、日本で地価がいちばん高いところです。その4丁目交差点のすぐ近くに長野県のシェアスペース(アンテナショップの進化系)「銀座NAGANO」があります。



 ここに、5月16日、青倉のかあちゃんらが栄村の山菜、山菜料理、あんぼなどをどっさり持って行き、「かあちゃんの伝統健康食を食べる会」というイベントをやってきました。
 その模様を写真で紹介します。まず、「山菜会席膳」(有料予約制、定員20名)にお集まりになったお客さま。



 つぎは無料試食会に集まられたみなさんの様子。山菜天ぷら、タケノコ汁、あんぼなどが提供されました。その下はあんぼ作りを体験される参加者の方々。





 試食会の来場者数は、イベント直後に銀座NAGNOのスタッフさんに尋ねられた時は「60名」とお答えしましたが、用意した紙皿100枚で不足したことから考えると、100名を超えているかもしれません。
 「銀座NAGANO」でも16日のうちにFB(フェイスブック)にイベントの模様を掲載して下さり、大きな反響を呼んでいるようです。
 銀座まで行ってイベントを行うには費用も労力もかかり、大変ですが、村のさらに多くの人たちの叡智(えいち)と力を結集して、第二弾、第三弾を実現できればいいなと思います。
 

駒澤大学から報告書が届きました

 23日、1通のクロネコメール便が届きました。入っていたのは、「2014年度地域調査報告書 長野県栄村の暮らしと作業」というタイトルの報告書です。



 差出人は駒澤大学文学部地理学科。昨年6月23〜27日の5日間、地域調査実習で栄村を訪れた駒澤大学地理学科の学生さん16名が執筆されています。
 駒澤大学地理学科のみなさんの来村・調査実習は私の記憶では2008年以来断続的に1年1回行われていますが、震災後は4年連続の実施です。
 しかも、上の写真のような報告書を毎年送ってきて下さることが駒澤大学の調査実習の特長です。今回も調査での聞き取りに協力した村民全員に送られてきています。村(民)にとって非常に有難いことです。外の、しかも若い目が村を見つめてくれることは村にとって非常に意義深いことだと思います。
 今年の予定はまだお聞きしていませんが、また来て下さるように、みんなでお願いしてみてはどうでしょうか。


1軒1軒聞き取りに廻る駒澤大生(昨年6月24日)
 
 なお、報告書に収められた5つのレポートの題名は以下のとおりです。
  ・ 栄村から学ぶIターンの現状
  ・長野県栄村における復興住宅の整備
  ・長野県栄村青倉集落における棚田の維持と整備
  ・屋号の成立と特性―青倉集落を事例に―
  ・長野県栄村と飯山市の二つの道の駅の特徴と利用状況
 

いろんな人が栄村を訪れています

 下の写真は6月23〜27日の間(4泊5日)、フィールドワーク(現地調査)の実習で栄村を訪れた駒澤大学文学部地理学科のみなさんの記念集合写真です(森の駅の積雪8.75m記念標柱の前にて)。



 駒澤大学地理学科高橋健太郎ゼミは震災前から毎年、この時期に来てくださっています。今年は5つの班に分かれ、”興村営住宅の住み心地、∪珍匳戸遒粒堂箸硫姐罎陵獲茵Π嫐、「道の駅」のお客さんへのアンケート、Iターン・Uターン者へのインタビュー、ダ珍劼療弔鵑棔△箸いΕ董璽泙把敢困気譴泙靴拭N稠、半年後くらいに調査報告書をお世話になった人たちに送ってこられます。
 調査にご協力下さった村民のみなさま、ご協力ありがとうございました。

東山道(とうざんどう)の面影を追いながら、栄村の古道・旧道を歩く
 6月28日、須坂市の市川美津夫さんら「街道を訪ねる会」の人たちが飯山線桑名川駅から森宮野原駅の間を約4時間半かけて歩かれました(右写真は白鳥の善光寺街道を歩いておられるところ)。



 「東山道」というのは、「大化の改新」(西暦645年)よりも昔の時代、朝廷が蝦夷(えみし)の征討のために派遣した人たちが通った道だそうで、現在の長野市三才あたりから千曲川左岸を進んで白鳥に至り、白鳥から野々海に上り、越後の国にぬけたといわれています。
 白鳥にはその名前の由来として、野々海で道に迷った「ヤマトタケルノミコト」を導いた白鳥伝説がありますが、古来、交通路の重要なポイントだったのですね。
 また、白鳥から森までは善光寺街道の名残りを辿ることができます。
 このような歴史街道を楽しむ人も多く、栄村の歴史・自然資源を生かす一つの方法を示していると思います。

田んぼの草取りをするために東京からやって来る人

 

 上は6月29日、青倉・西山田の田んぼで除草機を押す小学6年生・山口瑛之(てるゆき)君。東京の小学生で、お父さんの良宏さんと一緒にやって来ました。6月1日は田植えもやっています。
 東京・駒場保育所の卒園生で、栄村への田んぼ通いはもう7年も続いています。
 前号でお伝えした加藤さんたちの小滝での田植えの記事をご覧になった柳在家の方から、「家(うち)の前の田んぼ、埼玉のボーイスカウトの人3名が来られて田植え・稲刈りをされているんですよ」というお話を聞かせていただきました。
 こういう都会から栄村の田んぼに通って来られる方々、「遊び心だろう」と言う方もおられるかもしれませんが、たとえ「遊び心」であれ、こういう人たちが来られて田んぼ・村が賑(にぎ)やかになることはいいことだと思います。
 

栄村復興への歩みNo.223


 6月7日(土)の午後、わずか2畝ほどの田んぼに7人もの人が入って田植えしている様子です。
 田植えをしているのは埼玉県さいたま市などから来られた人たち。中には「もう5年目よ」という方もおられます。場所は、小滝集落の千曲川のすぐ近くの田んぼ。ご家庭の事情でこの4月に千葉県に移られた加藤彰紀さんが小滝在住期間中ずっと世話をしてこられた田んぼです。千葉移住後も「田んぼはやり続ける」ということで、6月4日に村に戻られ、上の写真の田んぼの他、4枚の田は2条植えの田植え機で田植えされました(平素の水見は小滝の中澤謙吾さんがお世話下さるそうです)。

「土の感触がとても気持ちいい」

 
 2枚目の写真は、初めて田植えに参加された30歳の女性。田植えの感想をお聞きしてみました。
  「田んぼに手を突っ込んだときの感触がとてもいいです」
  「ニュルッとして気持ち悪くなかったですか?」
  「いえ、陶芸の粘土のような感じ。田んぼの水はとても温かった
   ですし」
  「水路で手を洗っておられましたけれど、水路の水は冷たいで
   しょ」
  「はい、とても冷たくて」
  「田んぼには夜の間に水を入れ、日中、太陽の光で田んぼの水を
   温めるんですよ」
  「へえー、工夫されているんですね」

みなさん、お話会のエキスパート
 参加者の中の最も年長者は、「今年で5年目」と仰る近藤幸子(さちこ)さん。

近藤幸子さん

 民話の語りや子どもへの読み聞かせがお上手で、栄村の特養ホーム「フランセーズ悠さかえ」にもボランティアで来てくださっています。震災復興支援のイベントにも。冒頭の写真の田んぼでの田植えが終わった後、2条植え機械で田植えされた田んぼの補植にも入られましたが、転んでずぶ濡れになりながらも夕方5時近くまで頑張られました。
 
「顔が見えているから美味しい」
 田植えに来られた人たちをはじめとして首都圏の人たちがこれらの田んぼのお米を購入されます。         
 そのお値段は“1kg600円”。1俵(60kg)換算すると3万6千円です。栽培は化学肥料を使わず、有機肥料しか使わないというもの。除草は手作業、乾燥は天日干しです。収量は反収4俵程度にとどまりますが、36,000×4=144,000円で、反収8俵でJAに出荷した場合の最大1万4千円×8=11万2千円よりも収益ははるかに高いんですね。
 田んぼ(田植えや稲刈り)を通じて都会の人とむらの人が触れ合う機会が生まれ、「作り手の顔が見えるから美味しい」となります。

他にも田植え交流がいくつか
 この加藤さんたちの田植え交流とほぼ同じくらいの期間にわたって続いている田んぼの交流としては、東京・駒場保育所の園児たちと笹原の関沢義平さんご一家の交流、青倉・西山田での田んぼでの駒場保育所父母OBとの交流などがあります。

田植えの前にタケノコとりも体験(青倉)
(田植え後の昼食は自分が採ったタケノコでタケノコ汁)

 駒場保育所の給食のご飯は青倉米です。通常市販のものよりも割高ですが、子どもたちの健康を考えて購入されています。お味噌も斉藤勝美さん手製のものです。     
 
田植え交流をもっと広げ、栄村の価値を高めていく

 信毎などを読んでいると、棚田を活用した田植え交流が県内いろんなところで活発に行われています。都会の人との交流だけでなく、地元の小学生の棚田での田植え体験というのも目立ちます。
 地域が活性化しているところは必ずといっていいほど、田植え交流を盛んにやっています。個人やグループがやっているだけでなく、行政なども力を入れています。
 “手植えでの田植え”――効率だけを考えれば、「やってられない」ものですが、経済効率以上の大きなものを生みだします。
 前号などで紹介したように、村のご家族で手植えをされている方もおられます。そういうケースも含めて、村のみなさんの力で田んぼをめぐる交流をもっともっと盛んにしていくといいなと思います。
 

来年2月に面白いイベントをやる準備を今から始めよう

 栄村の新しい観光を実現するために、この秋、いろんな“むらたび”をやります(企画内容は別途発表)。
 それに加えて、今から準備を開始して来年2月に面白いイベントをやってみたいと思っています。題して「雪コンコン」(仮称)です。
 いま、全国各地で「まちコン」が盛んに行われています。「合コン」の一種といっていいでしょうが、あまり「相手探し」ばかりを前面化するのではなく、美味しいものを食べたり、楽しいことをしたりというイベントの中身が大事だと思います。
 東京などから15人くらい、村からも15人くらい、計30人ほどを定員にすればいいのでは、と思っていますが、その実現には何人ものスタッフ、協力者が必要で、かなり大がかりなイベントと考えることが必要だと思います。

   スキー場でみんなで尻滑り(2010年雪宴)   

 「まちコン」という流行り言葉からすれば、栄村の場合は「むらコン」ということになりそうですが、イベント名も工夫した方が面白いと思うので、豪雪にかけて「雪コンコン」という名前を考えてみました。ただ、それで決まりというわけではなく、イベント名もこれから色んな人が集まって、ワイワイガヤガヤ話し合って決めればよいと思います。
 若い人、観光関係者など色んな人たちが集まって、企画内容を話し合い、10月頃には対外的に発表、募集開始ができれば、十分に間に合うと思います。
 
 
 大事なことは、新しい産業づくりへ、いろんなことを発想し、アイディアをみんなで交換し合い、どんどん大胆に実行に移していくことだと思います。
 みんな、“ずく”を出して、大胆に歩み出しましょう。

栄村の観光をどう発展させていくか

 本日の記事で紹介したラフティングは、栄村の観光のこれからの発展の大きなカギを握るものです。
 このラフティングをはじめとして、観光を大きく発展させていくのに活用できる栄村の地域資源はとても豊かです。課題はその活かし方にあると言ってよいと思います。

* 絶好のチャンスを活かしきれなかった残念さ
 私は後から知ったのですが、28、29の両日、JR飯山線で特別列車が運行され、森宮野原駅に長時間停車したそうです。
 28日は栄太鼓のみなさんが駅前で歓迎の演奏会を行われたそうですが、それ以外は目立った取り組みがなかったようです。
 駅周辺の方にお聞きしたところによると、「お昼を食べられるところはないか」と尋ねる人や、「昔、このあたりに長野電鉄の路線バスの乗務員が待機する場所があったはずだが、その家がどこかわかりませんか?」と尋ねる人がおられたそうです。
 震災を契機として、かつて栄村に縁があった人がJRの特別列車運行の機会を利用するなどして村を訪れるというようなことが増えているようです。
 それに対して、村の側の受入れ態勢が立ち遅れているように思われます。非常に残念なことです。

飯山線車中から常慶院を見る   
これは冬の写真ですが、飯山線からの景色は日本全国のローカル線の中でも第一級のものです。

視察の受入れをどう考えるか

 8日午後、中条橋の復旧工事の様子を撮影しようと、震災前には「かあちゃん家」があった所に行くと、背広姿の人が大勢いて、栄大橋の隙間を覗き込んだりしています。そしてトマトの国の方へ向かう道路上に多摩ナンバーの大型観光バスが1台。
 思い切って声をかけてみました。東京・八王子の消防関係者の視察とのこと。「説明役はおられますか?」とお尋ねすると、「明日、役場でお話を聞くことになっている。今日はこれから上山田に泊まる」とのこと。「お節介かな」とは思いつつも、「少し上のトマトの国まで行けば、土石流跡が見られますよ」とお話したところ、「是非、ご案内を」とのご返答。
 中条川の現場をご覧になって、みなさん、大変驚いておられました。また、消防関係者が大半だとお聞きしていたので、震災の際の消防団の大活躍についてお話したところ、非常に関心を持って聞いて下さいました。
 こういう栄村の被災状況等についての視察・研修の希望は非常に多いにもかかわらず、村では「忙しい」という理由で大半を断っていると聞きます。役場が忙しいのは事実ですから、民間に振ってもらえれば、私たちがどんどん対応するつもりはあるのですが。
 視察・研修の受入れは栄村と都市部等との交流の輪を広げ、復興の力に結びつけていく格好のチャンスだと思うのですが、みなさんはどのようにお考えになりますか。